1967年発行の、ちょっと昔の小説。10代の時に読みました。有吉佐和子さんは、現代小説家として人気だった方です。

戦後すぐに、アメリカ人の兵隊と結婚して、渡米した日本人女性が、旦那さんが黒人だったので差別を受けて、「人種差別ってなに?」ってはじめて考える話です。

黒人の夫と結婚した私は黒人?自分の子供も黒人?日本人だから、差別を自分だけ受けない状況の中、どうやって自分は黒人社会に適応するのか、ショックをもらった本です。

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外資系企業で4年務めた経験をもとにブログ『トイアンナのぐだぐだ』を書き始める。2015年に独立。ベンチャーのマーケティング支援をする傍ら、連載複数執筆。書籍『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか?』など複数。