弟ができた時に、端午の節句をしようということで、こいのぼりが我が家にやってきました。実家は一軒家で庭もあったため、購入したこいのぼりも高いポールを立てて飾るような大きなもの。
風にはためいている姿はもちろん、無風でだれている時も触れる楽しさが有り、幼い私は自分にと、3月にもらった雛人形よりも興味が沸いてしまったほどです。
祝日としては男女問わずこどもの日となっている端午の節句。もしご自身や周囲に年頃のお子さんがいるならば、五月人形だけでなくこいのぼりを検討してみてはいかがでしょう?
最近では庭に設置するような大きなもの以外にも様々なこいのぼりがあるため、マンションやアパートなので難しいという人も要チェックですよ。
こいのぼりの魅力
こいのぼりを飾るなら、やはり屋外ですね。庭があるご家庭はもちろんのこと、集合住宅でも近隣のご迷惑でなければベランダなどがおすすめ。どうしても室内に設置しなくてはいけないとしても、窓際など風を感じられる場所に置きましょう。
1番の魅力は、なんといっても、こいのぼりが風になびいて泳いでいる姿です。背景が青空であれば、水の中を泳いでいるような印象も得られて一石二鳥。お子さんだけでなく、大人になった今も、見るとテンションがあがります。
こいのぼりの種類
こいのぼりの設置場所について少し触れましたが、こいのぼりは屋外に設置する大きな商品だけでなく、室内でも扱いやすい小型の商品もあります。いずれの設置も可能な環境なら、好みやより良い条件で選ぶのもありですよ。
大迫力の屋外用
屋外に設置するこいのぼりは、とにかくビッグサイズ。5月5日のニュースで流れるような、公園や河川に設置する数m規模のこいのぼりが多いです。
ただサイズはもとより、こいのぼりを繋げておくポールなども相まってコスパは高め。お子さんのイベントにケチるなとも思うかもしれませんが、あまり痛い出費ならサイズダウンも考えましょう。
屋外の場合、ポールではなくスタンドにこいのぼりを繋ぐタイプもあり、こちらはやや小ぶり。ポールはポール自体を入れる穴も必要ですから、本体のみで安定するスタンドの方が便利なこともあります。
安価でコンパクトな屋内用
反対に屋内用のこいのぼりであれば、サイズは1m未満、値段も数千円程度の商品が多数。迫力こそ屋外用に劣るものの、小ぶりさがかえって可愛いく感じるというメリットもあります。
自宅サイズで決めたいベランダ用
ベランダ向けのこいのぼりは、サイズもコスパも上記の中間と言ったところ。屋外用規模のこいのぼりは少ないですが、住居によってベランダの大きさにも違いがあります。
周囲に住んでいる方の迷惑になることもあるので、購入時はベランダの幅より小さいものにしましょう。
こいのぼりの選び方
設置タイプを決めたら、ほかの項目にも注目。メーカーによって色々なタイプのこいのぼりがあるので、ライフスタイルに合うものを探しましょう。
素材は軽量かつ耐水性重視
まずは素材。こいのぼりは端午の節句前後と限られた期間しか設置しませんが、5月ともなると梅雨も迫ってきて空模様は気になるところ。特に大型のこいのぼりは、前もって掲げておくこともあるでしょう。
ゆえにおすすめなのが、ナイロンやポリエステルと言った耐水性のある素材。突然の雨で、こいのぼりがダメになってしまう心配がありません。いずれも軽いので、万が一紐が切れてこいのぼりが落ちてきた場合も被害はほとんどないでしょう。
風でよく泳いでくれるのも、軽さあってこそですよ。もし徹底して軽さを求めるなら、ポリエステルの方がおすすめです。
こいの数は子どもや家族の人数で
こいのぼりの歌にもあるように、こいのぼりの鯉は黒い真鯉と赤い緋鯉の2種類が知られています。古くは子どもを示す真鯉のみでしたが、歌でお父さん役のイメージが定着してからは緋鯉が、さらに緋鯉がお母さんのイメージとなってからは、子鯉と呼ばれるより小さなこいのぼりも出てきました。
最終的には好みで決めても良いのですが、せっかくなので両親と子どもで3匹、兄妹なので真鯉と緋鯉のみ、大家族なら人数分子鯉を増やすなど、現在の家族構成で選ぶのもおすすめ。子鯉の色は決まっていないので、お子さんの好みを聞いても良いでしょう。
小ぶりでもポールがあると格好良い
屋外用のこいのぼりでポールの話をしましたが、室内用やベランダ用のこいのぼりであっても、ポールが付いてくることがあります。屋外用のように埋め込んで固定するわけではなく、こいのぼり同様飾りの一環として扱われていることも。
紐などで直接こいのぼりを固定しても良いのですが、やはりポールがあると見栄えが良いです。屋外用でなくても、ポール付きのこいのぼりをおすすめします。
こいのぼりおすすめランキング8選
最後はおすすめのこいのぼりランキングです。今回は屋内外どちらに向いているかで分類しました。値段とサイズで分けているので、ベランダ向けはどちらにも含まれているかもしれません。また順位は値段とサイズに加え、鯉のデザインなども重視しています。
こいのぼりおすすめランキング~屋内編~
第4位 リュウコドウ 五月人形三本立ち鯉のぼり
出典: Amazon.co.jp
始めはとてもコンパクトサイズのこいのぼり。レーヨンちりめんで作られていますが、室内用なので雨の心配はないのが良いですね。風になびくという動きはありませんが、反面常に横向きになっている可愛さが魅力。
室内用でも置き場所に困る、スペースが足りないなら一考の価値アリです。
第3位 HaveGet 金の鯉3点セット
出典: Amazon.co.jp
続いてはベランダ及び室内用で可能なこいのぼり。100cmの真鯉に75cmの緋鯉、そして55cm青色の子鯉の3匹が揃っています。金色を交えて鮮やかな色彩も特徴。
ただサテン地なので、ベランダなど屋外に設置する際は要注意。またあくまでこいのぼりのみで、ポールなど設置用器具はついていません。直接こいのぼりを取り付ける場所あるいは器具の用意はお忘れなく。
第2位 人形の伏見屋 Sky鯉のぼりベランダセット
出典: Amazon.co.jp
2位は最大120cmサイズの、ナイロン製こいのぼりをチョイス。こいのぼりは3匹(120cm真鯉、100cm緋鯉、80cm子鯉)ですが、120cmの吹流しがプラスされており、ポールやてっぺんの矢車も同梱されています。
また別売ですが、自立スタンドセットがあるため、固定しにくいベランダにも設置しやすいです。
第1位 秀光人形工房 室内用ミニこいのぼり箱入セットC1341
出典: Amazon.co.jp
屋内用のベストは秀光人形工房の吹流し付きこいのぼりのセットです。ナイロン製ながら、鯉は友禅染で発色も綺麗。サイズは吹流し100cmに、真鯉90cm、緋鯉50cm、青の子鯉40cmです。
こいのぼりを繋ぐポールは125cmで矢車もセットになっています。1つ1つ手作りという繊細さも素敵ですね。
こいのぼりおすすめランキング~屋外編~
第4位 人形の伏見屋 3m雲竜吹流しナイロンSky鯉のぼり8点セット
出典: Amazon.co.jp
一方屋外用こいのぼりではまず、ランキング内最大サイズから紹介します。ポールは別売なのですが、雲竜の吹流しから真鯉と緋鯉、また子鯉として青、緑、黄の3匹がセット。さらに矢車と取り付けようロープが同梱されています。
たくさんの鯉を泳がせたい人におすすめです。名入れができるので、お子さんの記念日感を出したい時にも便利ですよ。
第3位 雛人形と五月人形の人形屋ホンポ ベランダ用こいのぼりファミリー セットh295-tk-shoyuzen-2
出典: Amazon.co.jp
ホンポのこいのぼりはベランダにも設置可能な最大200cmサイズ。真鯉と吹流しが200cmで緋鯉は150cm、子鯉は120cmです。
こちらはポールや設置用器具もフルで揃っているので、別途購入する手間もありません。素材はポリエステルですが、友禅染による独特なデザインも魅力的。
第2位 秀光人形工房 金昇龍吹流し入り15号友禅染め3色鯉のぼりフルセット
出典: Amazon.co.jp
2位は最大150cmと、屋外用にしてはやや小ぶり。3位同様ベランダにもおすすめです。ポールは自立可能なスタンド式で、矢車や設置器具も同梱。組み立て済みアルミベース基台によって作業も簡単に行えます。
また吹流しは一般的な5色タイプではなく、金昇龍デザイン。職人による手書きという本格さです。
第1位 秀光人形工房 20号キラキラ金捺染友禅染め3色鯉のぼりフルセット
出典: Amazon.co.jp
1位に選んだのは、簡単に言ってしまうと2位より大きいバーション。最大となる吹流しのサイズが200cmです。真鯉と緋鯉、青い子鯉のラインナップや、吹流しを含めた手書きも共通しています。吹流しは2位同様、昇龍門の滝のぼりをモチーフとした図柄。
素材はナイロンで、友禅染かつ金捺染と遠目にも映える色彩です。200cm規模が可能なら、ベランダでも利用できますよ。
まとめ
最近はお祝いの品は早め早めで選ばれています。こいのぼりも予定があるなら、この機会に検討してみてください。次の端午の節句では、優雅に空を泳ぐこいのぼりを、家族で眺めて過ごしませんか?