暑い夏においしくなるものといえば何が思い浮かびますか?
スイカ、かき氷、あとは……
答えはいろいろあると思いますが、私の場合は「ビール」です!暑ければ暑いほど、冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールがおいしくなる! と、思っています。
さて、ご自宅で飲む場合や、野外でバーベキューするときなどは、缶ビールをそのまま飲むこともあるかと思いますが、飲食店のグラスやジョッキに注がれた生ビールのほうがおいしく感じることはありませんか?
驚かれる方も多いと思いますが、実は、お店のビール樽に入れられたものと、缶ビールに入っているビールは、まったく同じものなのです。中身が同じだとしたら、味わいの違いは何なのでしょうか?
それは鮮度だったり、温度だったりと、たくさんの要因がありますが、家でもお店のようなおいしいビールが飲みたいと思ったら、まずはビールグラスにこだわってみるのがおすすめです!
ビール大好きライターがグラスを徹底リサーチしましたので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
ビールグラスで飲むビールの魅力
日本の主要ビールメーカーでは、ビールは「グラスに注いで飲む」ことを前提に作られています。
もちろん、瓶や缶に口をつけて飲んではいけないということではないのですが、工場でビールを注入する際、余分にガスを入れているので、
そのまま口をつけるのは雑味の原因になるといわれていますし、炭酸の強さや味わいなどは、グラスに注いだときに一番おいしくなるように調整されているのです。また、直接缶に口をつけて飲むと、ビールに泡が立ちません。
おいしいビールの要素として、きめ細かな「泡」は欠かせませんよね。キメが細かい泡は、ビールの蓋の役割を果たすので、酸化を防ぎながら最後までおいしく飲むことができるのです。
ビールグラスの素材
ビールグラスの素材によっても、味わいに差が生まれます。 口に当たる温度や素材感、きめ細かな泡が立ちやすい機能が備わったものなど、それぞれに長所があります。
ステンレス・銅
金属製のビアタンブラーは、保冷性の高さが特徴です。まず、タンブラーが口に触れる瞬間から冷たさをダイレクトに感じられるため、ビールがより冷たく感じられますし、温度が上がりにくいのが特性です。
昨今は一枚の金属ではなく二重構造になったものが多く販売されています。金属のタンブラーはとても冷たくなるので、持っている指も冷たくなってしまいがちなのですが、二重構造になるとこれが解消されます。
高級感があるのもポイントです。
ガラス製
ガラス製のビールグラスの良いところは、口当たりのなめらかさと、清涼感のある見た目です。ビールの色がそのまま見えますので、視覚でも「おいしさ」を伝えてくれる点では、やはりガラス製に勝るものはありません。
また、ガラス製品は厚さがさまざまで、キンキンに冷やして豪快に飲みたい場合は厚目を。口当たりをすっきりさせたいときには薄手にするなど、商品によっても味わいが変わります。
陶器製
陶器のグラスはビールの泡がきめ細やかになると聞いたことはありますか?ガラスや金属製のグラスの内部はツルツルしています。素焼きの陶器は細かな凸凹があり、このことがクリーミーな泡を作ることができる秘密なのです。
また、たくさんのバリエーションやカラーが選べることも魅力です。
ビールグラスのデザイン
ビールグラスといっても、居酒屋さんで使われるようなビールジョッキだけではなく、たくさんの形がありますよ。
ビール専門店の中には、ビールの味の特徴を最大限に引き出すために、さまざまな形状のビールグラスを揃えているところもありますね。
たとえば、日本で一番飲まれている「ピルスナー」ならストレートのタンブラーがおすすめですし、スタウト(苦味の強いもの)はグラスの中間部がキュッと細いものを。
フルーツビールはワイングラスに似た形。エール(濃厚な香りと味わい)はチューリップ型など、たくさんの形状があるのです!下に代表的なものを紹介します。
チューリップ型
味や香りがフルーティーで濃厚なエールビールにはコレがおすすめ。
ワイングラスに似ていますが、口部分が外側に開く形状です。開口部が広いため、口を近づけたときに華やかな香りを存分に楽しめるようになっています。
エールビールに馴染みがない方にも、ぜひその芳醇な香りを楽しんでいただきたいものです。
日本のメーカーからもたくさん発売されています。「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」など。コンビニエンスストアでも手に入ります。
タンブラー
宴会場などで瓶ビールを注ぎあうときに、小さめのガラスのコップを使うことがありますよね。あれは「ビアタン」と呼ばれていて、「ビアタンブラー」の略称です。
タンブラーは英語と日本語では示すものが少しだけ違います。もともと、英語Tumbler(タンブラー)からきた言葉ですが、英語では「持ち手が付いていない円筒状のガラスの容器」のこと。
しかし、日本語のタンブラーには磁器や陶器、金属、ガラスなどさまざまな素材が使われます。 双方に共通する部分は、円筒状であり、持ち手がないということです。
タンブラーはビールの種類問わずオールマイティーに使えますが、のどごし重視のピルスナーなどが最適です。
ジョッキ
日本人にとって、一番馴染み深いのはこの形ですよね。居酒屋さんで出されるキンキンに冷えたジョッキに注がれたビールは最高です!この形状がおすすめのビールは、のどごしの良いラガーなど。
冷たさはビールのおいしさのひとつです。厚手に作られたビールジョッキなら保冷性が高まり、ご自宅でもおいしいビールを飲めるようになりますよ。
胴部分にくびれがあるタンブラー
ヴァイツェンやスタウトなど、このビールには泡が重要というときには、背が高く、胴部分にくびれのあるものを選ぶと、きめ細かい泡を保つことができます。
開口部が狭いもの、広いものとありますが、香りを存分に楽しみたいものには広いものを選ぶと良いですね。
ビールグラスを選ぶポイント
ビールグラスを選ぶポイントは、素材、機能的な形状、デザイン、 価格の四点です。私の場合は、とくに素材とデザインを重視します。
その理由は、ビールのおいしさは飲むシチュエーションによっても変わると考えているからです。
我が家はピルスナーを飲む機会が多いので、すっきりとした口当たりで楽しめる「うすはり」という極薄ガラスの小さなビアタンブラーを揃えています。
おいしさの尺度は人それぞれです。冷たいのが好きな人、食べながら飲むのが好きな人。綺麗な泡にこだわる人、大勢で飲みたい人など。
ご自身がビールを飲むときにどのようなこだわりを持っているかで、ビールグラスを変えてみると良いですね。
ビールグラスの素材
ビールグラスの素材によっても、味わいに差が生まれます。 口に当たる温度や素材感、きめ細かな泡が立ちやすい機能が備わったものなど、それぞれに長所があります。
ステンレス・銅
金属製のビアタンブラーは、保冷性の高さが特徴です。まず、タンブラーが口に触れる瞬間から冷たさをダイレクトに感じられるため、ビールがより冷たく感じられますし、温度が上がりにくいのが特性です。
昨今は一枚の金属ではなく二重構造になったものが多く販売されています。金属のタンブラーはとても冷たくなるので、持っている指も冷たくなってしまいがちなのですが、二重構造になるとこれが解消されます。
高級感があるのもポイントです。
「霜龍器物 タンブラー シルバー」
出典: Amazon.co.jp
スタイリッシュかつ機能的!
金属製のビアタンブラー は外側に水滴がついてしまいがち。こちらの商品は二重構造で断熱効果があり、水滴の付着を防ぐことができます。
中に特殊な研摩仕上げを施し、クリーミーな泡がご家庭でも楽しめて、さらに洗いやすいように角が丸くなっているという心遣いが嬉しい商品!
「食楽工房 [極] ビアカップ」
出典: Amazon.co.jp
トラディショナルで機能性も抜群
ビアタンブラー といえばこの色! という方も多いのでは?銅製のタンブラーは飲み口の良さと、保冷効果に優れています。日本の伝統工芸品のような美しさで、いつものビールが格段に美味しくなることうけあいです。
ガラス製
ガラス製のビールグラスの良いところは、口当たりのなめらかさと、清涼感のある見た目です。ビールの色がそのまま見えますので、視覚でも「おいしさ」を伝えてくれる点では、やはりガラス製に勝るものはありません。
また、ガラス製品は厚さがさまざまで、キンキンに冷やして豪快に飲みたい場合は厚目を。口当たりをすっきりさせたいときには薄手にするなど、商品によっても味わいが変わります。
「松徳硝子 うすはり タンブラー」
出典: Amazon.co.jp
飲み心地が最高!高級和食店でも御用達のうすはり製品
極薄のガラスで、飲み心地は最高です。いつものビールも高級なお店で飲むような味わいに!
日本酒やソフトドリンクにもぴったりで、何にでも活用できるのがガラス製品の良いところ。
陶器製
陶器のグラスはビールの泡がきめ細やかになると聞いたことはありますか?
ガラスや金属製のグラスの内部はツルツルしています。素焼きの陶器は細かな凸凹があり、このことがクリーミーな泡を作ることができる秘密なのです。
また、たくさんのバリエーションやカラーが選べることも魅力です。
「magisso Cool-ID タンブラー」
出典: Amazon.co.jp
北欧デザインが可愛い!贈り物にもGOOD
このデザイン、とっても可愛くないですか! ビアタンブラー は男性的な印象をもちますが、このおしゃれなタンブラーなら女子会にもぴったり。
見た目だけではありません! 機能面でも優れています。タンブラーを1分ほど水に浸してからビールを注げば、飲み終わるまでずっと冷たいままでキープされるんですよ。ビール好きの彼女にプレゼントしても喜ばれそう!
これがおすすめ!ビールグラス7選
松徳硝子 うすはり タンブラー
出典: Amazon.co.jp
私のイチオシ商品です!
うすはりの商品はガラスの厚さが1mm以下で、適度な弾性があり意外に割れにくいのが特徴。極薄ガラスのタンブラーで飲むビールは、ジョッキでいただくのと全然違う味わいになります。
木箱に入っているので、贈り物にも大変喜ばれますよ。
リーデル オヴァチュア ビアー
出典: Amazon.co.jp
ワイングラスメーカーとして有名なリーデルから販売されているビール専用グラスです。美しいフォルムが魅力的ですね。
こちらのおすすめポイントは、350mlの缶ビールを注ぐと、ビールと泡の比率が黄金比と言われている7:3になることです!
SPIEGELAU ビールクラシックス ビール・チューリップ
出典: Amazon.co.jp
エール系を飲むときにおすすめしたチューリップ型のグラスは、世界ではポピュラーなビアグラスのデザインです。
こちらの使い方はほかの形状のグラスとちょっと違います。
グラスいっぱいまでビールを満たさずに、半分くらいまで注ぎます。そうすることによって、ビールの芳醇な香りがグラス内に満たされ、香りを楽しみやすくなるのです。
HORIE 新潟県燕産 チタン2重タンブラー
出典: Amazon.co.jp
金属のビアタンブラーが欲しいという方におすすめの商品です。まず、金属のタンブラーは指紋が目立ってしまうという難点がありますが、こちらの商品は表面に高度な加工技術による結晶模様が施されているので安心です。
金属の味が気になるという方でも安心の無味無臭のチタン製。
カップの内側には特殊処理を施し、ビールを注ぐときめ細かな泡ができます。
少しお値段が張りますが、壊れることがないので一生モノとしてお使いいただけますよ。
シュピゲラウ テイスティング・キット
出典: Amazon.co.jp
いろいろなグラスで味の違いを楽しんでみたい!そんな方におすすめのテイスティングキットがありますよ。これさえあれば、どんなビールももれなく対応できます。
ドウシシャ ビールタンブラー ON℃ZONE 飲みごこち
出典: Amazon.co.jp
金属の部分が口に当たらず、なおかつ金属製のタンブラーの保冷性もほしい!そんな贅沢な願いが叶う商品があります。
炎天下のビーチなどで、冷たいまま楽しめるビールが飲めるなんて最高ですよ。
しかも、二重構造で結露もしません。すばらしい!
東洋佐々木ガラス ビール用 ジョッキ
出典: Amazon.co.jp
ビールといえばやっぱりこれ! お家でも居酒屋気分が楽しめますよ。ぜひ、暑い日にキンキンに冷やして使ってください。
ビールグラスを変えただけで、お家のビールが断然おいしくなります!ぜひこの夏に体感してみてください!
ビールグラスの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ビールグラスの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング
お気に入りのビールグラスで今日の自分にご褒美を
様々なビールグラスの商品をご紹介していきましたが、気になる商品は見つかりましたでしょうか。
同じ銘柄のビールであっても、グラスの厚みや質感によって、なぜか味わいは変わるものです。ご自身のお気に入りのグラスで、今日一日頑張った自分にご褒美してみてはいかがでしょうか。
最近では面白系から美しいフォルムのものまで、本当に様々なグラスが販売されています。たくさんのグラスを集めるのも、小さな趣味として面白いかもしれませんね。
是非、ビールグラスでさらに素敵な時間をお過ごしください!