洗濯の際、洗剤とは別に衣類をふんわりさせるための柔軟剤を追加する人は多いはず。私もその1人です。しかしある日、洗剤は入れたものの柔軟剤を入れ忘れるという失敗をしてしまいました。おかげで汚れは落ちたものの、服やタオルが固めの肌触りに。
そんなことがあったので、次に洗剤を買う時に、柔軟剤が予め含まれているタイプを買ってみたんです。洗濯機に何も入れないということはないですから、洗剤自体を入れ忘れる可能性は柔軟剤より少なく、両方入っているタイプなら柔軟剤も忘れずに済むと考えました。
案の定、柔軟剤入りの洗剤を使いきるまで入れ忘れることは無く、毎回柔軟剤のおかげで洗濯物もふんわり。以降、洗剤は柔軟剤入りのものを選ぶようにしています。
今回は、そんな便利な柔軟剤入り洗剤の中でも、特にお気に入りの商品をランキング形式でご紹介します。昨今洗剤も様々なタイプがあるので、ランキングでもタイプ別に。また改めて柔軟剤入りの魅力についてもお話しします。
目次
柔軟剤入り洗剤の魅力
まずは改めて、柔軟剤入り洗剤の魅力についてお伝えします。
1回の投入でお洗濯もラクラク!
やはり1番の魅力は、最初にもお話ししたように洗濯機に投入する回数が1回で済むこと。全自動洗濯機なら洗濯を始めるタイミングで柔軟剤を入れておくことも可能ですが、それでも洗剤だけ入れて柔軟剤は忘れてしまうかも。洗剤に含まれていれば、その心配はありません。
柔軟剤入り洗剤の仕組み
とはいえ、洗剤と柔軟剤を最初に両方とも入れておくなら忘れにくいと思う方もいるでしょう。しかし全自動で見られる柔軟剤用の投入口がある洗濯機はともかく、洗剤と同じタイミングで柔軟剤も衣類にかけてしまうのはNGなんです。
洗剤と柔軟剤それぞれに含まれる界面活性剤がプラスとマイナス、逆の属性を持っているため、一緒に使ってしまうと互いにくっつき、肝心の衣類への効果が無くなってしまうため。わざわざ柔軟剤用の投入口があるのも、時間差で入れるだけでなく、洗剤と混ざらないようにする目的があります。
ところが柔軟剤入り洗剤の場合は、プラスとマイナス、両方の属性を備えた両性界面活性剤と呼ばれる種類を採用。そのため効果を失うことなく、洗浄力と衣類の感触の向上、それぞれの役割が果たせるんです。
柔軟剤入り洗剤の使い方・ポイント
初めて柔軟剤入り洗剤を使う方は、使用方法についても知っておきましょう。各商品の説明が優先ですが、分からない時は以下も参考に。
入れる場所・タイミングは洗剤と同じでOK
柔軟剤入りであっても洗剤なので、洗濯機に投入する際は洗剤用の場所に入れましょう。洗剤を衣類に直接振りかけるタイプの場合は、柔軟剤入り洗剤も同じように入れてください。もし漂白剤用の投入口がある場合は、そこに入れることもできます。
使用量を守ろう
通常の洗剤・柔軟剤もそうですが、1回の使用量は守ること。洗濯機では水量の表示が確認できるものも多いですし、水量に合わせた柔軟剤入り洗剤の使用量を確認してから投入しましょう。少なすぎはもちろんのこと、多すぎても溶け残ったり、必要以上に洗いすぎて衣類へ負担をかける、香りがきつすぎるなどのデメリットが発生します。
「追い柔軟剤」はやりすぎ注意
使用量を守るのは大前提ですが、もし衣類の香りがイマイチだと感じたら、別途柔軟剤を追加しても構いません。ただし使用量のところでも触れたように、多すぎればデメリットもあります。また別の柔軟剤を追加する以上、柔軟剤入り洗剤との相性も気になるところ。追加は少量にしてください。
柔軟剤入り洗剤の選び方
柔軟剤入り洗剤にはいくつかのタイプ、特徴があります。自分に見合ったタイプの洗剤を選べば、初めてでも失敗なく洗濯ができますよ。
粉タイプor液体タイプorジェルボールタイプ
柔軟剤入り洗剤にも、洗剤のみのタイプと同じように様々な形状があります。洗浄力を重視するなら粉末タイプ、溶けやすさを期待するなら液体タイプ。計量不要な便利さが欲しいならジェルボールタイプがおすすめです。
ただ粉末は溶け残る可能性、液体は洗浄力が比較的低め、ジェルボールは微調整が不可能などデメリットもあります。それぞれが自分にとってどの程度影響するのかを考えると、柔軟剤入り洗剤選びも失敗しにくいです。
成分をチェック
どんな成分が含まれているかも重要です。例えばおしゃれ着のような大事な服や、デリケートな生地の衣類に使うなら中性洗剤がおすすめ。赤ちゃんや肌質が弱い方の服なら天然成分中心で添加物のないタイプを優先しましょう。低刺激と銘打っている洗剤を使うのもありです。
柔軟剤といえば「香り」
柔軟剤を入れるのは、服の感触だけでなく香りをよくするのが目的という方も多いでしょう。しかしせっかく買った柔軟剤入り洗剤が嫌いな香りだったら、続けたく無くなってしまうはず。タイプや成分上問題なくても、香りに好みがあるならしっかりチェックしてください。
また香りの種類と共に、持続性や部屋干し対策などの機能にも注目。乾いても、着用しても香りが続くのが好みという方や、室内での乾燥が多く、生乾き臭を緩和するために香りが欲しいという方は特に注目です。
筆者の一押しの柔軟剤入り洗剤はこれ!
ランキングの前に、私が特におすすめする柔軟剤入り洗剤をご紹介します。
ライオン 香りつづくトップ アロマプラス
出典: Amazon.co.jp
消臭しつつ着用時までアロマを堪能
トップシリーズの柔軟剤入り洗剤です。正確には柔軟成分の入っている洗剤ですが、仕上がりの柔らかさは十分。また消臭成分が入っているので、アロマの香りが衣類についた臭いで邪魔されることもありません。香りはプレシャスピンクとエレガントイエローがありますが、個人的にはローズなどが主体であるプレシャスピンクの方が好みです。
【粉タイプ】柔軟剤入り洗剤おすすめランキングTOP3
では改めましてランキングです。まずは粉末タイプの柔軟剤入り洗剤から見てみましょう。
3位 ホタパ 衣類用洗剤
出典: Amazon.co.jp
肌質が弱い方にも安心!
貝殻焼成カルシウムを使ったホタパ。洗剤ですが柔軟成分が入っているため、柔軟剤入りと同じ効果が期待できます。貝殻焼成カルシウムは抗菌が得意で、消臭や防カビなど衣類の様々な悩みにも対処。それでいて天然成分でもあり、余計な添加物なども入っていないことから敏感肌の方にも使いやすいです。
ただ無香料であり、貝殻焼成カルシウムにも特別な香りがあるわけではないので、香りづけをしたい方は注意。無香料の方が良いという方にはおすすめです。
2位 ファーファ 洗濯洗剤 コンパクト
出典: Amazon.co.jp
溶けやすさを高めた粉末洗剤
粉末洗剤でネックとなるのが溶けにくさ。予め洗い桶などで溶かしてから洗濯機に投入する方もいるのではないでしょうか?その手間をなくしてくれるのが、ファーファの洗濯洗剤です。細かいマイクロパウダーを採用しており、冷水であってもしっかりと溶け、それでいて洗浄力は従来の120%アップに成功。
植物洗浄成分で肌に優しく、紙製スプーンでエコと気づかいのある洗剤でもあります。香りは果物や花などを合わせたベビーフローラルで、人を選びにくいのも魅力です。
1位 P&G ボールド ピュアクリーンボタニア
出典: Amazon.co.jp
部屋干しにも対処して清潔感ある香りに
粉末タイプ1位は新しくなったボールドです。従来のパッケージとは異なり、エコに特化しているため計量スプーンを同梱していない点のみ注意してください。買い替えの際は以前の計量スプーンをとっておくか、別途用意しましょう。
経口剤などを除いた無添加洗剤でありながら、シミなど衣類の汚れはしっかり除去。香りも着用するまで長続きし、部屋干しなどの臭いに負けません。ボタニアとある通り香りも植物系でしつこくないのがよいですね。
【液体タイプ】柔軟剤入り洗剤おすすめランキングTOP3
続いては液体タイプです。溶けにくさが気になる方は液体タイプから始めてみてください。
3位 香りつづくトップ フレッシュカモミール
出典: Amazon.co.jp
ほのかな香りで癒しを
私のお気に入りでも触れた、トップの柔軟剤入り洗剤シリーズです。アロマプラスとついていないシリーズですが、マイナス…というほど香りは少なくありません。香りは欲しいけれどさほど重要ではないという人にはちょうど良い印象。もしアロマプラスだとやや強いと感じる方なら、こちらのトップは使いやすいと思います。
1ボトルあたりの容量も多く、その分コスパが良いのも魅力。イオンによる消臭もそのままで、香りが少ないから臭さを感じやすいなんてこともありません。リフレッシュ系が好きな方はフレッシュカモミールを、甘めが好みの方はスウィートハーモニーが向いています。
2位 P&G ボールド アロマティックフローラル&サボン
出典: Amazon.co.jp
柔軟剤はレノア由来!
粉末でも触れた、ボールドの液体タイプが2位です。柔軟剤にはレノアHAPPINESSが入っているのが特徴。普段レノアシリーズを使っている方ならなじみやすいでしょう。衣類の柔らかさはもちろん、レノアの消臭効果もそのまま活かされています。
洗剤としては、ディープクレンジング処方と呼ばれる独自技術で、服の繊維の奥までしっかり洗い、汚れや臭いを残しません。そこにアロマティックフローラル&サボンや、フレッシュピュアグリーンの香りを加えて着用時に心地よさを与えてくれます。
1位 ラボン 柔軟剤入り 洗濯洗剤
出典: Amazon.co.jp
香りのバリエーション豊富
液体タイプ1位は、ラボンの柔軟剤入り洗剤です。トップやボールドに比べるとややコスパは高めなものの、抗菌による清潔さ、臭いケアはちゃんとあり、加えて香りのバリエーションが豊富なので1位としました。
フローラル・シックのほかスウィートフローラル、ラグジュアリーフラワー、ラグジュアリーリラックス、シャンパンムーンなどから選べます。いずれも香水のように、トップからミドル、ラストと香りが変化するのも魅力。気分で使う洗剤を使い分けても楽しいです。
【ジェルボールタイプ】柔軟剤入り洗剤おすすめランキングTOP2
最後はジェルボールタイプ。1回の投入であっても、計量が面倒な方に適しています。
2位 KOMONO SHOP 洗濯ボール
カラーで香りも変化
洗剤にせよ柔軟剤にせよ、1つの商品で香りは1種類ですが、様々な香りを楽しみたいならこのジェルボールがおすすめ。ユリ、バラ、ラベンダーのほか、果物と海の5種類が含まれているので、毎日好みの香りを選べます。
洗浄面では繊維の隙間にある汚れを、繊維を緩めやすくすることで除外。環境に配慮した作りであり、すすぎしやすさ、衣類の柔らかさも天然成分中心で行います。敏感肌用ではないですが、化学物質が気になる方におすすめです。
1位 P&G ボールド ジェルボール3D 爽やかプレミアムクリーン
出典: Amazon.co.jp
アイロンがけにも便利なシワケア洗剤
ボールドのジェルボールタイプは、柔軟効果が高いのか衣類のシワ対策に向いています。アイロンがけにかかる手間を省けるので、ワイシャツなどアイロンが必要な衣類が多い時に便利です。液体同様レノアシリーズの柔軟剤を含んでおり、ふんわりハリアップ成分で衣類の感触も高めてくれます。
香りはスッキリ系のプレミアムクリーンと、甘めのプレミアムブロッサムから選択。部屋干しなど湿っている間は香りが続き、乾燥するとやや弱めになるので、香りで洗濯物の状態を確認するのもよいかもしれません。
柔軟剤入り洗剤の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、柔軟剤入り洗剤の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
柔軟剤入り洗剤で手早く心地よい仕上がりを
柔軟剤入り洗剤を使えば、わざわざ2回洗濯機に投入する手間がなくなるので、私と同じように入れ忘れが気になっている方にはありがたいです。柔軟剤入りであっても、粉末から液体、最近話題のジェルボールと様々なタイプがありますから、普段使っているものと同じタイプを続ければ使い方を誤る心配もありません。
自分にぴったりの柔軟剤入り洗剤を見つけて、洗濯の手間を省きつつも、乾いた衣類の感触を快適なものにしてあげましょう。