ちょっとしたお料理を可愛く盛り付けたり、オーブンを使ったお料理を作ったりするのに便利なココット皿。
ココット皿は、お料理だけでなくお菓子作りにも活用できる優れモノです。 その他の使い方として、筆者は来客時のポーションミルク入れとしてもよく使用しています。
あると便利で色々使えるココット皿についてご紹介します。
ココット皿とは？
ココット皿とは、陶器やガラス製、又は鉄製の小さい器の事です。耐熱性があり、そのままオーブン調理ができます。
ココット皿を使った代表的な料理は、ほうれん草の上に卵を落としオーブンで焼いた物があります。
ココット皿を使い卵が入って調理されているお料理を「ココット」という名称でメニューにあるレストランが多いです。
ココット皿の種類と選び方
耐熱機能は200℃以上！
ココット皿を購入する時に気を付けたいのが耐熱温度になります。ココット皿はオーブン調理ができる容器なので耐熱性はありますが、限界温度があります。
陶器や鉄製のココット皿でしたら、多くのものが250℃以上の耐熱性がありますが、ガラス製のココット皿は120℃程度の耐熱機能のものもあります。
オーブン調理に活用するのなら、最低でも200℃の耐熱性がないと調理中に割れてしまう可能性があります。
筆者はカラメルを作っている時にガラス製のココット皿が割れた経験があります。
お菓子作りに活用しようと考えている方は、砂糖は加熱すると高温になるので耐熱温度を必ずチェックするようにしましょう。
素材
陶器のものが一般的ですが、ガラス製や鉄製のものもあります。
陶器のものは耐熱性も高く、軽くて丈夫。そして、さまざまなデザイン・カラーがあります。
ガラス製は透明感があるので見た目の涼しさ可愛らしさがあり、オーブン調理だけでなくフルーツを盛り付けたりと活用幅が広いです。
鉄製のものは小さい鍋といった感じですが、熱伝導率がよいのでオーブン料理など長い時間、温かい状態をキープできます。
その反対に、耐冷にも優れているのでアイスクリームを盛り付けて冷たい状態を維持できます。
形・サイズ
丸型・楕円のココット皿を多く見かけますが、四角もあります。その他に贈り物などでよく見かけるハート型。
初めてのココット皿なら丸型か楕円が万能に使えるのでオススメですが、四角やハート型は食卓を華やかに演出してくれます。
サイズは直径7cm程度のものが一般的です。5cm以下のものはディップソースを入れたりするのに活用できますがオーブン調理で活用するには小さいです。
陶器でなければ電子レンジ対応かも確認
ココットと聞くとオーブンで使うイメージがあるので電子レンジでも使用できると思ってしまいますが、ガラス製や鉄製のココットでは耐熱性はありますが、電子レンジでの使用ができない物もあります。
デザイン重視の場合やオーブン調理でしか使わないというのであれば電子レンジ対応にこだわらなくても良いかもしれませんが、電子レンジに対応していることで調理の幅が広がり、そして簡単に温める事ができるので調理の手間も少なくてすみます。
冷凍庫に入れられるかもチェック！
耐熱温度は気にしても耐冷温度まではなかなか気にしないものです。
ココットはオーブン調理をすることに特化しているお皿ですが、プリンを作りそのまま冷やしたり、またはシャーベットを作りココットに盛り付け冷やしたりと使ってみるとお皿の可愛さからデザートに使用することも多いです。
また、サラダやフルーツなど冷たい物を盛り付ける時には、冷凍庫でココットを冷やしておくと料理の冷たさの持続が違います。
それなので、冷凍庫に入れることができるかもチェックしましょう。
カラフルに食卓を彩る！ココット皿を使った料理
ココット皿は真っ白の陶器のものからカラフルなもの、そして透明度のあるガラス製など、それだけで写真映えする器です。
それなので、お料理やお菓子を作ったらぜひ写真を撮ってみてはいがかでしょうか。
ココット皿を使ったお料理は卵を使ったものや、グラタン、スープなどがあり、お菓子ではガトーショコラやプリン、スフレケーキなど作る事ができます。
筆者はオニオングラタンスープをココット皿で作ります。小さいのではと思うかもしれませんが、家族で食卓を囲むので、ココット皿がオーブンに複数個同時に入るのが便利です。そして、食事の1品としてはちょうど良い量です。
ココット皿おすすめ8選
M.style ココット 皿 7.5 cm スフレ Ceramica Bianca da Tavola 800-V48
出典: Amazon.co.jp
直径7.5cm、丸型、オーブン・電子レンジ対応のココット皿。ココット皿と言えば白くて丸いこのタイプです。
1個240円と購入しやすい価格で、複数個セットではないので必要な分だけ購入できます。
定番のサイズ・デザインなので、特に目的があるわけではないけれどココット皿が欲しいと思う方にオススメです。
サイズが小さめですが、ほうれん草やベーコンと卵1個入れてちょうど一人前のココット料理が作れますので、朝ごはんなど家族分の数を用意しておくとおしゃれな食卓を演出できます。
白い食器 耐熱 縦筋レリーフ スタック仕様 ラメキン スープボウル 10cm
出典: Amazon.co.jp
直径10cm、丸型、オーブン・電子レンジ対応のココット皿。
少し大きめのココット皿になりますが、容量が300ccなのでスフレ型として使ったり、スープを入れる器として使ったり活用の幅が広いです。
オーブン調理をメインに使いたい方にオススメです。
一般的なココットのデザインで色も白いので、料理を盛り付ける食器の代わりや、ポーションミルクなどを入れておく小物入れとしても活用できます。
カラーココット 9.0cm
出典: Amazon.co.jp
直径9cm、丸型、オーブン・電子レンジ対応のココット皿。赤・黄色・オレンジと3色あるビタミンカラーのココット皿です。
華やかなカラーなので、料理やお菓子作りにはもちろん、小物を入れてテーブルの上に飾るのもオススメです。
また、サイズが大きすぎず小さすぎず可愛さを演出しながらも料理の盛り付けもしやすいのでホームパーティーなどで、アヒージョや冷菜などタパスを盛り付けるのにも向いています。
iwaki イワキ 耐熱ガラス ラメキン 170ml KBT483
出典: Amazon.co.jp
直径9cm、丸型、オーブン・電子レンジ対応のココット皿。ガラス製のココット皿です。
透明なのでサラダやフルーツを盛り付けるとよく映えます。
ガラス製でありながら耐熱温度差が120℃なので、ケーキやプリンなどを焼くことができますが、その場合には温度管理をしっかりしましょう。私は、ガラス製のココットでプリンを作る時にカラメルソース作成時にココットが割れた事があります。
staub ストウブ セラミック オーバル ミニココット ペア グランブルー 11cm
出典: Amazon.co.jp
直径11cm、楕円型、オーブン・電子レンジ対応のココット皿。鍋で有名なストウブのフタ付きココット皿です。
耐熱300℃、耐冷-20℃なので、オーブン調理から冷たいデザートまであらゆる調理に対応できる優れモノのココット皿です。
陶器のココット皿の中で耐熱温度がこれだけ高いのは珍しく、高温で焼くパンなども作れます。それなので、オーブン調理の幅が広がりご自分でアレンジレシピを作ったりするのにも安心して使うことができます。
staub ストウブ スクエア ココット ペア チェリー 8cm
出典: Amazon.co.jp
直径11cm、スクエア型、オーブン・電子レンジ対応のココット皿。こちらもストウブのフタ付きココット皿です。
スクエア型は、他の形に比べ同じ直径でも容量が大きく、こちらの商品はココット皿ながら100mlの容量があります。それなので、グラタンなどだけでなくスープなどの汁物を盛り付けるのにも向いています。
スクエア型は珍しく探してもあまり見つかりません。スクエア型をお探しの型は機能面でも優れているこの商品がオススメです。
staub ストウブ ミニ ココット ラウンド バジルグリーン 10cm
出典: Amazon.co.jp
直径10cm、丸型、オーブン対応、直火OKのココット皿。鉄製のフタ付きココットで、ストウブの代表的なピコ付き鍋の小さいサイズ。
小さいながら、ストウブ鍋の特徴であるピコと呼ばれる突起がついているので、素材の蒸気を逃がさず鍋の中へ均一に戻す事ができるので、蒸し料理などにも使え、食材の栄養や美味しさを逃がすことなく調理することもできます。
保冷、保温性に優れているので料理の盛り付けだけに使うよりも調理器具として使用するのにオススメです。
ルクルーゼ プチ ラムカン ダムール セット
出典: Amazon.co.jp
直径8cm、ハート型、オーブン・電子レンジ対応のココット皿。贈り物にも最適なル・クルーゼのココット皿でフタとトレイ付きです。
耐熱温度260℃なので焼き菓子を作るのにオススメです。
また、耐冷温度-20℃で冷凍庫で冷やして置くことができるので、ハート型の可愛らしい形をいかし冷菜を盛り付けたり、シャーベットを作ったりすることもでき、トレイに並べテーブルコーディネイトをオシャレに演出することができます。
ココットを使って美味しく・可愛く食卓を華やかにしよう！
ココット皿についてご紹介しました。気になるものはありましたでしょうか？
ココット皿があることにより料理の幅が広がり、テーブルコーディネイトが変わります。
それなので、「あれに使う」という目的がなくても家にあると便利なお皿です。
ココット皿の多くはスタッキングできないので、収納場所をとります。
それなので、プリンやケーキなど一人前の型として使う予定がなければ、家族分ではなく、まずは1個2個購入するのをオススメします。