我が家は最近、ご飯鍋を購入しました。
きっかけは、新婚当時から使っている炊飯器で炊いたご飯が美味しくなくなってきたから。ある日、主人の何気ない一言がきっかけでした。
「ご飯にツヤがないよね。何か、ご飯が美味しくなくなった気がする…」
私も実は、薄々気付いてはいたんです。
炊飯器を購入した頃は美味しかったのに、炊飯器の劣化からか、ご飯にツヤがなく、パサついていて 美味しくない。それ以来、炊飯器を買い換えようかと話していましたが、ネットでご飯鍋の存在を知ってから、ご飯鍋について色々と調べたのです。
調べた結果、ご飯がとても美味しく、早く炊けるというのです。また、炊飯器に比べて価格も安い!
試してみる価値はありそうだな、と思いましたが、色々と不安要素も。
本当に早く炊ける?本当に美味しいの?失敗はないの?炊き方は簡単?保温機能なしでも大丈夫?タイマー使えないけど大丈夫かな?、、など。
きっと、ご飯鍋の購入を考えていらっしゃる方なら、同じ疑問を抱くのではないでしょうか。
今回は、ご飯鍋を購入する前に 私が不安に思っていたことや、実際使ってみた感想など、ご飯鍋の全てを詳しくご紹介致します!
目次
そもそもご飯鍋とは?
ご飯鍋とは、ズバリ「ご飯を炊くためのお鍋」のこと。
直火からIH、電子レンジまで様々な熱源で使える物があります。ご飯鍋の種類もたくさんあり、土鍋や無水鍋、圧力鍋、琺瑯鍋などがあります。
それぞれ熱源が異なるため、購入する前に必ずチェックしましょう。ご飯は炊飯器でしか炊けないと思っている方、それは間違いです!
ご飯は、お鍋でも炊けるんです!しかも、炊飯器よりも短時間で、美味しいご飯が炊ける商品も。
ご飯鍋にはメリットがたくさんなのです!
炊飯器とご飯鍋の違いは?
まずは価格帯の違いを見てみましょう。
炊飯器の価格は、機能の搭載の違いにもよりますが だいたい平均的に5千円から5万円くらいです。一方、ご飯鍋は平均して2千円から1万円で購入できるようです。炊飯器に比べて、機能もついていないため 比較的安価で購入できるのはご飯鍋のメリットですね!
次に炊飯時間。炊飯器でご飯を炊く場合、約50分から1時間程かかります。
早炊きの機能を使っても、2、30分はかかりますよね。
一方ご飯鍋では、炊飯器のように浸水しておいたり蒸らしたりの時間は確保しなければなりませんが、火にかけておく時間は10分から20分程度と、炊飯器よりも早く仕上がります。我が家のご飯鍋は10分火にかけておくだけでオッケーなので、とても楽ちん。
気になる光熱費は、炊飯器で一回お米を炊くと、6円から8円程。保温機能を使用した場合は1時間で1円程度の電気代です。
ご飯鍋の場合、IHかガスなのかによって変わってきますが、例えば20分程中火を使用した場合、約18円程度です。また、炊飯器はタイマー機能、保温機能がありますが、ご飯鍋はタイマー機能も保温機能も使えません。
我が家の場合、保温機能は以前から使用していなかったので不便ではありませんでした。
また、タイマー機能を使用しなくても 火にかけておく時間は10分程なので、夜にお米を研いでご飯鍋に入れて水に浸しておけば、朝一番にIHのスイッチを入れるだけで 用事を済ましている間にご飯が炊けるため、こちらも不便には思いませんでした。
しかし、保温機能やタイマー機能をフル活用している方にとっては多少不便かもしれませんね。
最後に、どちらがおいしく炊けるかですが、炊飯器もすごく進化しており、お米の銘柄によっておいしく炊き分ける機能なんかも搭載してある炊飯器もあるそうです。
炊飯器でも、機能によっては十分おいしく炊けますが、ご飯鍋の方がおいしく炊けるという口コミは非常に多いです。ちなみに 我が家が炊飯器からご飯鍋に変えた時、その違いに 息子が一番に反応しました。何と、その日からご飯のおかわりをするようになったんです!
今までは出された分しか食べなかった息子ですが、美味しい美味しいと言って、おかわりをするなんて…子供は正直ですね!
ご飯鍋は炊き方がキー!ご飯鍋の炊き方のタイプ
ご飯鍋の種類として、炊き方に様々な種類があります。順に見ていきましょう。
直火専用
無水鍋や土鍋を使って、ガスコンロの直火でご飯を炊きます。直火なので、おこげが付くのが一番の魅力!
しかし、直火がゆえに火の調節が難しいことがあります。慣れてしまえばいいのですが、炊き方によっては失敗してしまうことがあるかもしれません。
IH専用
IHは、IH専用の鍋を使ってご飯を炊きます。中には、IHでも使える土鍋などもありますが、きちんとご飯鍋の表示を見て使うようにしましょう。
直火のように火力はありませんが、熱の入りが一定なので 失敗しにくく、初心者でも簡単にご飯を炊くことができます。
圧力鍋
圧力でご飯を炊くので、短時間でおいしいご飯が炊けます。お米の中心まで火が通り、お米が立っているのがよく分かります。
電子レンジ
1〜2人分だと、電子レンジでもご飯が炊けます。
専用の鍋にセットしてボタンを押すだけなので簡単、初心者でも失敗せずにご飯が炊けるのが魅力。
一人暮らしや、少量ご飯が欲しい時にはオススメです!
ご飯鍋には、2重で蓋があるタイプがある!?
ご飯鍋には2重構造で蓋がある商品があります。
二重に蓋があるメリットとして、鍋の中がより高温になるため、短時間でお米の中心まで火が通るということ。
二重の蓋のご飯鍋で炊くと、ふっくら柔らかなご飯が炊けます。
また、蓋が二重で重さがあるため、吹きこぼれしにくいということが挙げられます。
吹きこぼれて火が消えてしまったり、吹きこぼれた後のお手入れが大変!なんてこともないので安心ですよね。
ご飯鍋を選ぶポイント!
サイズ
ご飯鍋のサイズは、一合から五合程度まで幅広い商品があります。ご家庭では毎日どれくらいのご飯を炊くのかを考えて選びましょう。
また、一気に炊いてしまうのか、朝昼晩に分けて炊くのかにもよります。ご家庭のライフスタイルを考えてみて下さいね。
当たり前のことですが、合数が大きくなると ご飯鍋のサイズが大きくなるので、置く場所も考えて選んでくださいね。
素材
土鍋、ガラス、ステンレス、アルミ、琺瑯…様々な素材がありますが、お好みの素材を選びましょう。
土鍋やガラスは重くて、割れやすいので取り扱いにも注意が必要です。
その点アルミやステンレスは軽く、丈夫に出来ています。フッ素加工がしてあるステンレスや琺瑯は、お米がこびりつきにくく、お手入れも簡単です。
洗いやすさ
私は洗いやすさにもとてもこだわりました。洗うパーツが少ないか、洗いやすい素材かということは、とても重要です。
ご飯を炊く行為は毎日行われるもの。洗う手間があると、ご飯を炊くのが億劫になりますよね。お手入れのこともよく考えて選んでみて下さい。
熱源
注意してほしいのが、熱源。ご家庭のキッチンと同じ、IH対応なのか、直火だけなのかをよく確認して購入しましょう。
土鍋でも、IH対応の商品もありますよ!
ご飯鍋のおすすめランキングTOP7!
第7位 ノーリツ 温調機能用炊飯鍋
出典: Amazon.co.jp
直火専用のご飯鍋。見た目もシンプルなお鍋で、持ち手がしっかりしているのは良いですね。
軽いので扱いやすく、美味しく炊けるという口コミばかり。
目盛りもみやすく、おかゆも炊けます。
お値段もリーズナブルで、買うしかない!ってくらいです(笑)
第6位 staub ストウブ
出典: Amazon.co.jp
こちらも人気のストウブから発売のララコット。
炊飯時の対流を考慮した丸みの帯びたデザインとストウブ本来の高い蓄熱性が、鍋底から全体にムラ無く熱を回し、お米を踊るように炊きあげるため、その炊きあがりはふっくらツヤツヤ。
しっかりして重さのある鋳物製。また丸みの帯びたフォルムは、鍋全体に熱をムラ無く対流させることができます。
第5位 ウルシヤマ 謹製 釜炊き
出典: Amazon.co.jp
昔ながらのデザインがレトロで、キッチンのアクセントになるご飯鍋。
底面は厚く、側面は薄く仕上げるアルミニウムキャストは、底面で十分に熱を蓄え、薄い側面で素早く熱を伝えます。
アルミニウムキャストの熱伝導率は陶器の約200倍。短時間で温度が上昇します。
職人の手でひとつひとつ造られている鋳造方法なので、高品質で安心して長く使用できます。
第4位 ティファール ご飯鍋
出典: Amazon.co.jp
あのティファールから、始めてのキャスト(鋳物)シリーズが登場 です!
キャストとアルミの良さをあわせ持つ新シリーズ「キャストライン」は、優れた蓄熱性と抜群の熱伝導率で、短時間でおいしくご飯を炊き上げます。
蓋の形がポイントで、蓋の周りが立ち上がった深型なので、噴きこぼれにくいです。
また、ふた裏の突起により、調理中に発生する蒸気が水滴となって材料の上に落ちて、水分をまんべんなく循環させることができます。
中面も外面もふっ素樹脂加工なので、ご飯がこびりつきにくく、毎日のお手入れも簡単!
第3位 和平フレイズ 土鍋 ご飯鍋
出典: Amazon.co.jp
一合から三合用まであります。一合用は、何と上蓋がお茶碗としても使えるんです!
ガスコンロ、電子レンジで使えます。電子レンジでの目安時間は以下の通り。
●白米1合:中火13分加熱後、蒸らし15分。
●白米2合:中火で15分加熱、蒸らし15分。
●白米3合:中火で17分加熱、蒸らし15分。
電子レンジは、数分短い程度です。
本体内面は、マイクロ波で熱を発生させる特殊素材配合になっています。
第2位 ハリオ フタがガラスのご飯釜
出典: Amazon.co.jp
こちらは、第1位のご飯鍋と同じメーカーから出ている 直火専用のご飯鍋です。
鍋底面の厚みを厚くすることで、直火でご飯を炊く場合に難しいとされる火加減調整をなくしても、ふっくら美味しく炊き上げることができます。
火加減調整をしないので、失敗がありません。
ガラスの蓋なので、炊けている様子が見えるのが楽しいですよ!
沸騰後は厚みのある釜が蓄熱され、ご飯がおいしく炊ける温度に保つことができます。
第1位 ハリオ ご飯釜 雪平
出典: Amazon.co.jp
私が愛用している炊飯鍋がこちら。
見た目もスッキリしているし、軽くて扱いやすいです。蓋がガラスなので、炊けている様子が見えるところもお気に入り。
我が家のIHでは、火にかけて10分くらいで蓋についているホイッスルが鳴り始めます。
それから2分そのままにし、火を止めて15分蒸らせば出来上がり。簡単すぎて、失敗したことはありません。
また、パーツが少ないし、ご飯鍋にはフッ素加工がしてあるので、洗いやすいのも嬉しい。
このご飯鍋で炊くと、冷凍したご飯も炊きたてのように美味しいのです。簡単、早い、お手入れしやすいというのが、ご飯鍋を選んだポイントです!
ごはん鍋の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ごはん鍋の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
ご飯鍋で普段と違うご飯を食べよう!
いかがでしたか?
ご飯鍋は、ご飯をおいしく炊くことを第一に考えられたお鍋。ご飯鍋を使って炊いたご飯は、とーっても美味しいんです!
また、考えているよりも簡単にご飯を炊くことができます。炊飯器よりも短時間で、簡単に炊くことができるので、とってもエコなのも嬉しいですよね!
ぜひ、ご飯鍋を使って 毎日の食事を特別なものにしませんか?