これで抽出するコーヒーは格別。サイフォンおすすめランキングベスト8!

私は大のコーヒー好きでして、中学生時代からドリップ式の製品やサイフォン製品まで買い込んで、その時々の気分により、淹れる方法を分けたりしております。

そもそも私が、コーヒーサイフォン製品を購入したキッカケは、アメリカで過ごしていたときに通っていたカフェスタンドが珍しくサイフォン式でして、一杯用のコーヒーサイフォンがカウンターにズラズラズラズラと並べてあり、またこれを淹れていた男性店員さんが、とっても素敵で、本当にかっこよく見えたんです。なんというか職人的な。

今では、自宅で淹れるときは、豆の種類や、その豆の引き具合や香りで、コーヒーの淹れ方を変えているほど超マニアックとなっております。

そこで、本日は、お絵描き方法ではなく、コーヒーの淹れ方、最初にコーヒーにハマるきっかけとなった、コーヒーサイフォンについて熱く語りたいと思っておりますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

そもそもコーヒーサイフォンって?

サイフォン

みなさんもコーヒーサイフォンはさすがに目にされていると思いますが、ここでは、少し細かく説明させていただきますね。

 

コーヒーサイフォンってどういう商品?

コーヒーサイフォンでは、入れる豆の量さえ間違えなければ、ドリップ式に比べて手作業による抽出にあまり変化がないため味の変化というか、飲みたい豆の味が引き出しやすいです。

沸騰したお湯の中で豆を少し混ぜるため、抽出時にコーヒーの香りが強く出ます。器具の形やお湯の移動から小学生のときの理科の実験を思い出させるあの雰囲気も毎度ワクワクします。コーヒー愛好家の方はおそらく一つは、コーヒーサイフォンの商品は持たれてるかと思います。

ただ、器具としては手軽さにおいてガラス製品部分が多いので、普段淹れる方はあえてドリップ式を選ばれてる方の方が多いかもしれません。だだ、見た目のあの独特な形状から独創的な商品も多いため、インテリアとして持たれているされていることがあります。喫茶店で飾られているだけの商品もありますね。

そういった独創的な商品は、おそらく過去に何度か使用されて、ドリップ式に比較して手入れが面倒なので飾りになるという方もいらっしゃるかと思います。

 

どういう仕組み?

コーヒーサイフォンは、フラスコ内の気圧の変化を利用して湯を移動する仕組みを持った、コーヒーを抽出するための器具です。

まず、下側の容器をアルコールランプなどで加熱して、水を沸騰させ蒸気圧による圧により上側の容器へ湯を移動させて、豆の粉からコーヒーの味を抽出します。そして、下側の容器への加熱をやめて冷えてくると、蒸気から水に近い熱さに変化することによる減圧により、上側の容器から下側の容器に抽出されたコーヒーが押し戻されるという仕組みです。

その際、濾過布または濾過紙によりコーヒー豆の粉が液体と分離されてコーヒーだけがフラスコに戻るという仕組みです。雑味が少ないです。

 

サイフォンでよく聞く「ネル」とは?

コーヒーの淹れ方として、ネルという言葉をよく聞かれるかと思います。このネルとはコーヒーを淹れる際に使う濾過布のことを指します。

ネルはドリップ式・サイフォン式どちらでも、使用したらすぐにお湯で洗って、冷水に漬けて保存をしないといけません。小さめのタッパーに入れて冷蔵庫保存をすることをおすすめします。目地が小さくなってしまったり、布がけば立ってきたら、交換時です。

また、新品のネルを購入された際は、必ず使用する前に、沸騰した水で数分洗います。これは、ネルについているかもしれない漂白剤と糊を落とすための作業です。美味しいコーヒーを、安全に飲むために、必要な作業です。

 

コーヒーサイフォンとドリップやコーヒーメーカーとの違いは?

コーヒーサイフォンでは、濾過する布が必須ですので、あまり細かく挽かれた豆ですと、布に付着してしまって濾過されなかったり、隙間から下のフラスコへ豆が落ちてしまったりします。

それに比較して、ドリップ式では、専門店などでは布を使われることがもありますが、洗う面積が大きいところから専門店でも、ペーパードリップの方が普及している傾向があるかと思います。

ネルドリップの専門店に入ったことがあるのですが、ワクワクして待っていたら、失敗した!と淹れた店員さんが一言発して、2杯目を待ったことがあります。ドリップ式にもドリップ式なりの激しいこだわりがあるのだと感じた瞬間でした。

コーヒーメーカーは、タイマー式などでセットできますので朝起きてする飲める用に利用されている方もいらっしゃると思います。自動で淹れられるので便利ですし、使用されている方も多いかもしれませんが、難点としては、ペーパーフィルターの使用をすることになるので、ネルのようにコーヒー豆から出る油も一緒に抽出してしまうこと、そして、目で見て豆の具合を確かめることができないので、雑味が入ります。

あとは、電動が多いですので、コードが必要になりますね。電池式もあるにはありますが、単一電池であったりします。使用頻度によりますが、電池切れていたという悪夢が起こったりもします。

 

ドリップ式について

日本で普及している淹れ方はドリップ式だと思います。コーヒードリッパーにフィルタがネルにあたりますが、自家用ですとほぼ紙製品を使用されていますね。

上部に用紙をセットし、粉を入れ適量の湯を注ぎ、20秒程度蒸らして豆がフツフツとしてきたらその後ゆっくりとお湯を回しそそいで、上から下の容器に抽出をするという一般的なものです。コツとしては上のドリッパに少しお湯が残った状態で淹れ終わり、ということで、最後までお湯がなくなるのを待たないことです。最後まで出してしまうと雑味が出ます。

ドリップ式ですとメリタ式とカリタ式があります。淹れ方に少し違いがありますが、今回はコーヒーサイフォンなので、ドリップ式のご説明はここまでにしておきます。

 

サイフォン式について

コーヒーサイフォンでは、ハリオ式、コーノ式、滅多にお目にかからない松屋式などがありあます。その他にも、エアロプレス式という方法のモノもありますが、相当なマニアでないとご存知ないと思います。

ハリオ式が一般的に普及している製品です。下のフラスコが丸型で、上の豆を投入する部分が円錐となっている商品が多いです。コーヒー専門店でもほぼハリオ式が使用されていると思います。

コーヒーサイフォンの商品の中では、一番手入れがしやすいことも理由の一つでしょう。フラスコを洗うことは考えず、水で流しておいて、保存するときにも水を入れて保存します。

同じ粗さのコーヒー粉を用いた場合、ドリップ式よりも抽出速度が速めですが、アルコールランプで使用することや後片付けを考えると、ドリップ式の方が手っ取り早くはあるかと思います。

コーヒーサイフォンでは、上部の円錐等にセットする濾過をする布がネルになります。ネルの保存は上記に記したように、少し面倒ですが、代わりに専用のペーパーを使用するよりも、コーヒーの油分がより抽出されるので風味の強い味となりますし、豆がフラスコの方に落ちてくることが少ないです。

 

コーヒーサイフォンを選ぶ時に見るべきポイント5つ

コーヒーサイフォンを購入したいけれど、どれを選んでいいかわからないという方がいらっしゃいますかね。あくまでも私の意見となりますが、おすすめのサイフォンの選び方をご紹介しますので、参考にしてください。

 

メーカーで選ぶ

これは、まず、ハリオ式を断然におすすめします。ですので、メーカーではまずハリオ、その次に検討されるなら少し価格が上がりますが、ボンマックですね。この2メーカーでは、ほぼ形状は同じ商品がありますが、耐久性で優れているのはハリオだと思います。

他のメーカーはよほど外観が好みのものがあった場合に、これで飲んでみたい!と思わない限り、ハリオかボンマックの商品をおすすめします。

一般的に普及している商品も、断然ハリオかボンマックなので、淹れ方もわかりやすいですし、保存方法も比較的楽です。

 

熱源で選ぶ

熱源としては、アルコールランプが断トツのおすすめです。学生のときに理科などで、一度は使われたことがあるかと思います。

アルコールランプの悪いところは、風に弱いということがあげられますが、室内で淹れる場合に、わざわざ扇風機やエアコンの近くで淹れることはないと思いますし、火加減もランプから出ているヒモの長さで調節できるので、アルコールランプを推奨します。

金銭的に余裕のある方や、アルコールランプで火を起こすことに抵抗がある方には、ボンマックのビームヒーターという商品があります。こちらの製品はハロゲンヒーターで温めるという商品で、この商品の上に、コーヒーサイフォンを置いて使用するという方法となります。使用途中でも温度調整ができるところは良い点かもしれませんが。

私は、正直なところ、ビームヒーターは必要ないと思っております。場所もとりますし。

 

容量で選ぶ

私はとにかく大量に飲むので、5杯用まで淹れられるの大きいフラスコサイズの商品を使用しています。

ただし、コーヒーは時間が経つと味に変化がでてきます。ホットで飲むときに電子レンジを使ってしまうと、酸味が急増してしまいます。冬以外ですと、冷めても美味しい豆を選ばれるといいと思います。

お一人で、または来客用などで少量ずつの美味しいコーヒーを愉しまれる場合は、1人用から3人用くらいまでを選ばれるといいでしょう。

一度に5人分以上を淹れる場合は、サイフォン式よりも、ドリップ式の方が淹れやすいかもしれません。

 

部品の交換のしやすさで選ぶ

この場合は断然、ハリオかボンマックの商品をおすすめします。ボンマックの商品のほうが、値段が高い傾向があります。

部品が欠けた場合に、いちいちお取り寄せをするのは手間ですし、まとめ買いしておけばいいか、という疑問には、ネルやネルの代わりになる用紙によってはカビの香りがしてくるものがあります。ハリオかボンマックですとネルやその代わりとなる用紙が手に入りやすいので、やはりどうしてもこの2メーカーの商品になってきますね。

また、ネルを巻き付ける部分だけの単品も手に入れやすいのは、ハリオの商品です。ネルを使用せず、用紙でできている濾過をされる場合にもわざわざ専門店まで行かなくても、購入できるので、とても便利です。

また、ネルの代わりに紙製品を売られているので、ネルの保存が面倒だという方には、こちらの紙製品を使用されてもいいかと思いますが、ビミョウに味に変化があります。

アルコールランプの紐も消耗品です。ハリオ式ですと、ほぼ、アルコールランプを使用するので、この紐の入手のしやすさも関わってきます。

 

アイス用かホット用かで選ぶ

これは、私の見解ですが、ホットコーヒーを淹れる際にはあまり気にしないでいいですが、アイスコーヒーを淹れる際、コーヒーサイフォンで淹れる場合は、アイスコーヒー専用の豆を選ばれる方がいいです。

アイスコーヒーは氷をガラスに入れたところに、熱いコーヒーを投入しますが、アイスコーヒーの場合、コーヒーサイフォンだと豆を増やすことで味が濃くなることが望めません。あまり豆を増やしてしまうと、濾過したあとのコーヒーがフラスコに移動するのに時間がかかりますが、味が濃くなることはないので、豆の無駄遣いになりかねません。

ドリップ式で淹れる場合は、豆を増やすことで味を濃くすることができるので、豆はもったいないほど使ってしまいますがジックリと時間をかけて淹れることで味が濃いくできますので、氷を入れたグラスに濃い目に入れたコーヒーで味を楽しむことができます。

ですので、コーヒーサイフォンでアイスコーヒーを愉しむ場合は、アイスコーヒー専用の豆を使用されると、豆の量も適量で済みますし、美味しくいただけます。

 

私の愛用サイフォンはこれ!

愛用し続けている理由は、なんといっても愛着です。

アメリカのカフェで使用されていたのが、ハリオだとは限りませんが、形状が同じで、フラスコの大きさだけが変わっただけなので、ブランド名とできあがる容量で考えると、お得感さえ感じました。しかし、3杯用に比較すると、やはりフラスコが大きくなる分、アルコールランプの点灯時間が長くなります。

ちなみに、2代目です。1代目はさすがに劣化してしまい、お亡くなりになってしましました。ほぼ毎日使用しいていましたし、ガラス製品ですので。私ではなく、母親がガシャンとやってしまいました・・・。しかもアルコールランプを転がすというミラクルも起こし、まるっと買いかえましたが、2代目は、10年以上部品を変えることもなく使用しています。

 

この商品を選んだ理由

ハリオ式ですと、売られている場所が比較的多めなので、ネルなどを手にしやすいのです。

日本に戻ってきてから、お店で見かけることが圧倒的に多かったために、ハリオ式だと間違いがないですし、即決定しました。ハリオ商品の品揃えが多いですし、ボンマックの商品と比較して、安い方を選びました。他の商品を選ぶことができなかった、というのが正直なところですかね。

当時はまだ、インターネットでの買い物も普及しておりませんでしたので、消耗品を手に入れることがきる商品となると、こちらしかなかったです。

 

その商品の特徴

ネルの代わりに、専用用紙を売っているのもこちらの商品でした。この専用用紙はボンマックの商品にも使えます。

用紙の場合は、セットの仕方にもよるかもしれませんが、コーヒー豆が下のフラスコに入ってしまうことがあるので、用紙は使い捨てがきますが、雑味も入りやすいような気がします。

ですので、手入れは若干面倒ですが、ネルを使用するのを推奨します。

 

この商品はどのような人におすすめか

地方の田舎にお住まいの方には、売っている場所が多い、ハリオ式がいいです。インターネットでの購入もしやすいですし、ディスカウントストアでも手に入るところがあるハズです。

ハリオとボンマックは形状はほぼ同じですが、商品としてHARIOと明記してあるので、ボンマックの商品にきちんと対応しているのかは、ネルは対応していますが、欠落してしまった部分によっては、試していないので、使用できますという保証ができません。すみません。

 

この商品のここがいい!

淹れる際に、豆を少し上の筒状の部分で混ぜるのですが、アルコールランプを外して、コーヒーが下のフラスコに移動する際、上手に抽出できているのかの基準として、コーヒー豆の抽出後の形状を愉しむことができます。

きちんと味が抽出できていれば、上に残った豆の形状が半円になります。

混ぜるタイミングと、アルコールランプをよけるタイミングで単純に変わってくることなので、その形状になることが絶対的な味の変化があるとは言えないですが、目で愉しむことができます。

 

コーヒーマニアが選ぶ!サイフォンおすすめランキングベスト8選!

第8位 帝国手動サイフォン式コーヒーメーカー

出典: Amazon.co.jp

帝国手動サイフォン式コーヒーメーカー
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なんと、サイフォン式コーヒーメーカーです。熱源がアルコールランプではないです。コーヒーメーカーですが、淹れている間見ておかないといけない点では、アルコールランプを熱源にしている商品と変わらないですが、使ってみたい一品なので、掲載させていただきました。

 

第7位 Tiamo コーヒーサイフォン

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Tiamo コーヒーサイフォン
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ネルがハリオ式で使えるので、使用してみたい形状のものとしてこの順位でご紹介させていただきます。アルコールランプの形状が違います。火の加減をレバーで行うタイプのものです。

 

第6位 ハリオ  コーヒー サイフォン ミニフォン

出典: Amazon.co.jp

ハリオ コーヒー サイフォン ミニフォン
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味をじっくり楽しむなら、外観も良いこちらがおすすめです。ハリオですので、こちらの商品用のネルとして別売りされています。外観も可愛いので、使わないときにはお部屋のインテリアとして置いておかれてもいいかと思います。

 

第5位 ハリオ コーヒーサイフォン テクニカ

出典: Amazon.co.jp

ハリオ コーヒーサイフォン テクニカ
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スターターキットとしては、これがおすすめです。。コスパにも優れていますし、コーヒーサイフォンデビューするには、これが一番だと思います。

 

第4位 ハリオ  コーヒー サイフォン テクニカ コーヒードリップ

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ハリオ コーヒー サイフォン テクニカ コーヒードリップ
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私が愛用しているのが、こちらの商品です。ネル部分は大きさが変わらないですし、豆の量が多くても目詰まりしません。冷えたコーヒーでも美味しく飲めます。

 

第3位 ハリオ コーヒーサイフォン モカ

これはかなり順位を迷いました。ハリオ製品なので、ネルも専用用紙も使用できます。上側が円柱ではなく、丸っこくなっているのが特徴です。この形状により、風味が逃げるのを防ぎます。キリマンジャロではなく、モカ用となっているのも特徴の一つです。

 

第2位 ボンマック コーヒーサイフォン・テクニカ ゴールド

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ボンマック コーヒーサイフォン・テクニカ ゴールド 
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ボンマックの商品です。ハリオ商品より若干外見がいいかと。コスパ的にはやはりハリオより高めです。しかし、ハリオのネルが使えるので、便利な商品だと言えます。

 

第1位 ハリオ コーヒーサイフォン テクニカ

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ハリオコーヒーサイフォン テクニカ
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スターターキットではないので、単品ですがアルコールランプがついていますので、ネルだけ別に購入すればいいです。竹ベラの代わりに、バターナイフを使用されるといいです。まずはこれから、という商品に最適だと感じたので堂々の第1位です。

 

コーヒーサイフォンの売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、コーヒーサイフォンの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング

 

コーヒーをもっと美味しく

コーヒーサイフォンについて、ズラズラと熱く語ってまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

ドリップ式を選択されている方を含めて、コーヒー好きの方に、サイフォンも使ってみたいな、と思っていただけると嬉しいです。

 

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