最初はメモ帳、ノートとして売っている商品をスケジュール帳替わりにしていた私。ですがあるとき、カバーの素敵なシステム手帳を見つけて、利用することにしたんです。
当時は手帳の類は使い捨てばかりだと思っていたんですが、カバーは中身を使い切っても捨てるには惜しく、その時始めて、中身だけ替えれば良いことを知りました。
改めて中身=リフィルについて調べてみると、スケジュールやメモ用でも様々なパターンがあり、自由に選べるんですね。オリジナルの手帳を作れることも、私がリフィルを気に入った理由です。
今回はそんなシステム手帳のリフィルについてご紹介します。
目次
システム手帳のリフィルって?
上でも少し触れましたが、システム手帳は中身を自由に入れ替えることが可能。カバー、つまり本体はバインダーになっており、様々なタイプの紙を挟んで手帳を作ります。この紙の部分がリフィルですね。
スケジュールはマンスリーからデイリーまで様々。またメモ帳も縦書き横書き、マス目タイプや線なしの無地などバリエーションが豊富で、ほかにもいろいろな用途向けのリフィルが揃っています。
システム手帳によっては最初の購入費用が高いこともありますが、使い捨ての手帳を買い換えるよりも、リフィル部分だけを取り替える仕組みはエコや節約にもおすすめです。
システム手帳リフィルの選び方ポイント
リフィルは好きに選んでも良いですが、効率よくシステム手帳を使うためにポイントを押さえておくのも有効。不要な機能は取り除き、必要な機能だけをより分けるのもスマートに使うコツです。
手帳カバーに収まるサイズは?
個人的に1番重視しているのがリフィルの大きさ。単純にカバーより小さければ良いとは限りません。特に注意しておきたいのが、バインダーの穴の数や位置。
リフィルは6つ穴サイズが多いですが、カバーによってはリングが2つ、4つのこともあります。リフィルの穴の数の方が多い分には問題ありませんが、バインダーのリング数方が多いと、自分でリフィルに穴を開けなくてはいけません。
物理的には可能とはいえ、失敗するとリフィルがもったいないですし、穴の開け方によっては見苦しい手帳になってしまうので、きちんと揃えておきましょう。
加えて数があっていても、均等なパターンと上下の端に寄ったパターンとがあります。カバー専用のリフィルでない時は特に気をつけてください。
リフィル1袋に入っている量
続いてはリフィル1セットあたりの容量です。枚数が多ければ単価あたりで割安になり、頻繁に買わなくても良いメリットも生まれます。
ですがカバーを替え、新しいカバーの大きさやバインダーのリング数が異なっていると、たくさん買っておいても全て無駄に。
ずっと同じカバーでいると断言できないようなら、あまり量には固執せず、1年分程度を目安に用意しておくぐらいで十分です。
スケジュールのタイプはどれが書きやすいか
最後はリフィルの中でも、スケジュール用紙に関するポイントです。スケジュールにはデイリー、ウィークリー、マンスリーと様々なタイプがあります。
ゆえに気をつけていないと、自分が望んでいないタイプのスケジュール用リフィルを選んでしまうことも。1日にたくさんの予定を書き込む人はデイリー、特定の期間全体の予定を確認したいならウィークリーやマンスリーがおすすめです。
メモ用リフィルに自分で作ることもできますが、どのページに書いたかを忘れると、付箋を使わない限り探すのが手間。できるだけ使いやすいタイプのスケジュール用リフィルを選びましょう。
タイプ別のシステム手帳リフィル
予定が少ない人向けのマンスリータイプ
まずはマンスリータイプ。見開き2ページで1ヶ月分となっており、1日や週あたりの記入スペースが小さいという特徴を持っています。
ゆえに予定数が多くない、狭いスペースでも十分という人におすすめ。ウィークリーやデイリーに比べ1年分のリフィル枚数は少なく、手帳も薄くすることができます。
ぱっと見で予定を把握したい方が、ウィークリーやデイリー、メモ欄と組み合わせて使うのも便利です。
週間レフトタイプ
ウィークリーの中でも特徴的なのが、レフトタイプとバーチカルタイプ。レフトタイプは見開きにした際、左側はウィークリーであるものの、右側にフリーのメモ欄が来るタイプです。左側のスペースでは予定を書ききれない時に便利ですね。
左右ともにウィークリーのタイプに比べ、メモ欄に記載した内容を、いちいちページをめくって確認する手間が省けます。ただ反対にメモ欄を使う必要がない場合、無駄にしてしまうことも。予定の多い方に適したタイプです。
週間バーチカルタイプ
一方バーチカルタイプは見開きの左右ともにウィークリーですが、2ページで1週間分なのはレフトと同じ。違いは横に日付、縦に時間が刻まれており、24時間単位での予定を記入できる点です(縦横の項目は逆になる場合も)。時間ごとの細かい予定が多い方におすすめです。
ただこちらもレフトと同じく、2ページで1週間分を使っていますから、あまり予定が多くない方にとっては無駄にしがち。また量が多くても、時間単位で細かく記入する必要がなければ、レフトタイプでも十分でしょう。
一緒に買いたい、システム手帳カバーのおすすめ
もしカバー、システム手帳の本体をまだ持っていないのならば、以下の2つからスタートしてみることをおすすめします。
モノボックスジャパン システム手帳
出典: Amazon.co.jp
1つ目はモノボックスジャパンのシステム手帳。このパステルカラーシリーズのみならず、ステッチシリーズなど様々なカラーが選べるのが魅力です。
加えて付箋やインデックス、定規など、手帳に備わっていると嬉しい付録が予め備わっています。何を用意すればよいか困ってしまう方にもおすすめ。
Zhi Jin 透明なA5システム手帳
出典: Amazon.co.jp
一方シンプルさにこだわる方におすすめなのが、Zhi Jinの透明なA5システム手帳です。付録はもとよりポケットなども備わっておらず、シンプルにカバーとバインダーのみで構成されています。
カバーは透明のため、表紙及び裏表紙にあたるリフィルの内容が、閉じたままでも見えるのがポイント。急な用事は最初または最後のリフィルに書いておくと忘れにくいですよ。
賢くスケジュール管理!手帳の有効活用
ちなみに私の例ですが、私はマンスリーとウィークリーのスケジュールリフィル、そしてメモ用リフィルの3種類をセットしています。
マンスリーは月間全体の予定チェックや、一言でもわかりやすい簡単な予定を書き込んで使い、ウィークリーに細かい内容を入れる形。ウィークリーの欄を超えてたくさん書くほどの予定は今のところないので、デイリー用は使っていません。
もしたくさん書くときは、メモ欄にまとめています。そのため付箋も欠かせないのですが、毎日のようにメモ欄を使うわけではないので、あまり負担ではありません。
ちなみに付箋は持っているものでも十分ですが、コクヨのジブン手帳Goods Todoふせんを使うのもおすすめ。
コクヨ ジブン手帳 Goods Todoふせん
出典: Amazon.co.jp
サイズに応じてスタンダートかミニサイズかを選ぶことができ、自由に切り取ることも可能です。よって小さめのシステム手帳など、大きさを問わず使えます。付箋自体も方眼用紙になっていて、メモの上書きとして使うのもありですよ。
【マンスリータイプ】システム手帳リフィルおすすめ
段取り達人 システム手帳リフィル
出典: Amazon.co.jp
バーチカル要素を備えたデイリーもセット
マンスリー用のリフィルなら、段取り達人のリフィルがおすすめ。月曜日スタートで、土日など曜日の判別がしやすいのも魅力です。余白がメモ欄に使えるので、ちょっと添えたいことがある時にも活躍します。
またマンスリーのみではなく、デイリーやメモ、カレンダーや習慣シートなど予定をしっかり把握できる機能が充実。デイリーはバーチカルタイプのように時間刻みで管理ができ、うっかり忘れることが多い方におすすめです。
【週間レフトタイプ】システム手帳リフィルおすすめ
レイメイ藤井 システムノート
出典: Amazon.co.jp
メモ欄は方眼罫で絵図の挿入にも便利!
週刊レフトタイプからは、レイメイ藤井のリフィルをご紹介します。右側のメモ欄は線ではなく方眼罫になっているのが特徴。なので横書きはもちろん縦書きや絵図を記入することも可能です。
方眼罫は日毎に区切られているわけでもなく、たくさん書き込みが必要なときは、上下問わず使うことができます。書き込みのない日のスペースを無駄にしにくいのも魅力です。
システム手帳リフィルおすすめランキング8選
では最後に、リフィルのおすすめ商品をランキング形式で初回していきます。ポイントのところで述べたように、リフィルにもサイズや穴の数と言った違いがあるので、既にカバーをお持ちの方は、購入前に当てはまるかチェックしてくださいね。
8位 レイメイ藤井 ダ・ヴィンチシステム手帳 ファスナーポケット
出典: Amazon.co.jp
まずは8位から。ミニ6穴サイズのポケットリフィルです。ファスナー付きで閉じることができるため、リングに挟めないメモや、小さな筆記用具を入れておくのにおすすめ。
ダ・ヴィンチシステム手帳以外でも、ポケットのないシステム手帳のサポート役になってくれます。
7位 レイメイ藤井 ダヴィンチ手帳用カラーインデックス
出典: Amazon.co.jp
続いて7位もレイメイ藤井から。こちらはインデックスで、青系2種、黄色、ピンクの4枚が入っています。スケジュール部分とメモ欄との区切りや、次に記入する場所の目印、付箋替わりに大事な予定のところへ入れるなどの使い方が可能。
ただしA5サイズなので、A6などより小さなシステム手帳でははみ出てしまう点に注意しましょう。
6位 リヒトラブ ツイストリングノート専用リーフ
出典: Amazon.co.jp
6位はA6サイズ、B罫のメモ用リフィルです。リヒトラブは独自の17穴カバーが特徴で、穴も小さく細かいため、バインダーのリングが大きなシステム手帳には難しいかもしれません。
1セットで30枚入り。方眼タイプもあります。
5位 ラブリーフ システム手帳リフィル
出典: Amazon.co.jp
5位はA5サイズで、方眼罫ならぬLOVE罫。一見点で区切っているメモ用紙に見えますが、よく見ると点がLOVEのいずれかになっています。
丸穴なのでリングに通しやすいですが、6つ穴タイプかつ上に3つ、下に3つ、均等ではなく端に寄った並びも注意。また紙もクリームの上質紙を採用しており、やや割高です。
4位 レイメイ藤井 システム手帳リフィル横罫徳用
出典: Amazon.co.jp
4位は再びレイメイ藤井からメモ用リフィル。タイプは横罫のA5サイズです。再生紙を用いていることもあってか、5位に比べるとまさにお徳用。
紙の色はホワイトのほかブルーとクリーム、また3色混合タイプも選ぶことができます。記入内容別に、用紙のカラーを使い分けてみるのも楽しそうですね。A6サイズです。
3位 レイメイ藤井 システム手帳リフィル 方眼罫徳用
出典: Amazon.co.jp
3位は方眼罫タイプかつA5サイズをピックアップ。こちらはホワイトと、ブルー、ピンク、イエローの3色混合タイプが存在します。
4位と同じくコスパが良いので、A5サイズのシステム手帳を利用しているならおすすめです。
2位 日本能率協会 バインデックス手帳
出典: Amazon.co.jp
2位は機能重視、能率のマンスリーカレンダー タイプです。カレンダーのように見開きで1ヶ月の予定が書き込めるほか、右端にも早見表のような、小さなマンスリー欄が存在。
月ごとにインデックスが設けられているため探しやすく、右端部分にも簡単な内容を記しておけば、完全に手帳を開かずとも把握することができます。
インデックスなしタイプや、左端に小さなマンスリー欄があるタイプもあるので、手帳を左右どちらに開くか、そもそもインデックスは必要かで使い分けやすいです。
1位 レイメイ藤井 システムノートフリーマンスリースケジュール ブロック式
出典: Amazon.co.jp
私が1番おすすめするのは、レイメイ藤井のマンスリータイプです。サイズはB5なので、A版を利用している方は縦だけでなく横のサイズにも注意。
スタイルは2位の左側に月早見表がついているパターンと同じで、年間スケジュール用ページ、To-Doリスト用ページがセットになっています。1年全体での予定も比較したい方、To-Doリストもしくはメモ欄をまとめて購入したい時に便利ですよ。
システム手帳用リフィルの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、システム手帳用リフィルの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング
まとめ
自分だけのオリジナル手帳が作れるリフィル。自由度は広がりますが、カバーとの相性や自分の使い方をよく考えないと失敗しやすいのも特徴です。
購入時はあれもこれもと取り入れるのではなく、いかに効率よく、使いやすくできるかを考えて選びましょう。