文房具の花形アイテムと言えば、「万年筆」ですね。
最近では、手を使って文章を書く機会はめっきりと減りましたが、仕事上でちょっとサインをする時や、契約時には、やはり万年筆が活躍してくれます。
また、他の文房具と違って、いったん愛着を持った万年筆であれば、何十年と使っていくことも珍しくありません。
まさに一生モノという言葉が当てはまるのではないでしょうか。
万年筆は、文字を美しく書きたいという方には、おすすめの筆記アイテムです。
一昔前には、試験で使う筆記用具として万年筆を指定している大学もあった程、メジャーな存在だったのですよ。
筆者も、デイリー使いの筆記用具の1つとして、長年万年筆を愛用しており、名前を交換したりする場面では必ず使っています。
ここでは、ボールペンよりも万年筆がおすすめの理由、万年筆のペン先の種類、万年筆の使い方と書き方、万年筆選びのポイント、万年筆の有名ブランドについて書いていきます。
そして最後に、ランキング形式による「おすすめの万年筆」を御紹介いたします。
目次
ボールペンより万年筆がおすすめな理由
万年筆は他のどの筆記具よりも魅力的に思えます。
ボールペンも便利で良いけれど、万年筆をおすすめしたい理由を見ていきましょう。
万年筆は大人ならではのアイテム
子供の頃から万年筆を使っているという方もおられると思いますが、それはごく少数派で、大人になってから万年筆を愛用するようになったという方がほとんどだと思います。
万年筆は、大人ならではのアイテムなんですよ。
日常使いに万年筆を使ってサラサラと美しい文字を書いていても素敵に見えます。
また、契約時やホテルのチェックインの時に、マイ万年筆をサッと取り出して使っている姿は、まさに大人という感じがしますね。
長時間での使用でも疲れない
ボールペンや鉛筆を使って文字を書く場合には、圧力をかけて書かないといけないという点が疲れる要因となります。
しかし、万年筆で文字を書く場合には、力を入れずに書くことが出来るので、長時間使用しても全く疲れる事はありません。
昔、年賀状の宛名を万年筆を使って、一気に手書きしたことがあるのですが、その時にも疲れがなかったので、「おお、すごい」と思ったものでした。
デイリー使いするのなら、ボールペンよりも万年筆の方が疲れにくいので向いている筆記具と言えましょう。
万年筆は一生モノ
「万年筆」と言われているように、使い方を間違えなければ、ずっと使っていけるという特徴も魅力的です。
使っていくにつれて、だんだんと愛着が沸いてくるものです。
しかも、万年筆は長年使っても劣化しにくいという点が嬉しいですね。
ボールペンは長く使う事で、消耗してしまう文房具ですが、万年筆は使うほどに好みの書き味になっていくようになります。
万年筆には、使い手の書き味が出るようになってくるので、ケチと言われようと、愛着のある万年筆は、他人には貸さないようにした方が良いでしょう。
万年筆のペン先の種類と太さ
万年筆は、ペン先の種類と太さによって、好みのタイプを選べるようになっています。
ペン先の種類は大きく分けて3タイプ、ペン先の太さは大きく分けて7タイプに分類出来ます。
それぞれの特徴について、見ていきましょう。
ペン先の種類
まずは、ペン先の素材による分類で、大きく3タイプに分けられます。
金ペン
輝く金色のカラーをしていて、万年筆と言えば、この金ペンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
金ペンの中にも種類があり、「14金」「18金」 「21金」の3つがあります。
数字が大きくなるにつれて、金の含有量が多いという意味合いを持ちます。
特徴としては、ペン先の滑りがよく、文字を書いた時のペン先の弾力を様々に変えられるということが挙げられます。
日本の漢字をキレイに書くには、細部にまで書き分けが出来る金ペンが向いています。
金ペンは価格帯も高くなりますが、キレイな文字を書くという目的を叶えるにはうってつけのペン先素材です。
特殊合金
ホワイトのカラーで、ステンレス素材です。
ハード調の弾力を持った感触が特徴的で、弾力にはこだわらずに、一定の硬さで文字を書いていきたいという方におすすめです。
金ペンよりもずっと安価なので、入手しやすいため、万年筆の最初の1本のペン先に選ぶのであれば良いのではないかと思います。
メッキペン
白ペンにメッキが施されており、見た目は金ペンと変わらない黄金色です。
文字を書いた時もスムーズにやわらかでスムーズな書き心地が魅力的なので、使っている方も多いペン先です。
価格帯も金ペンよりも安価なので、買いやすい点も嬉しいですね。
ペン先の太さ
ペン先の太さは10種類以上ありますが、ここでは主な国内メーカーが扱っている7種類について見ていきましょう。
極細【EF】
細いラインがキレイに書くことが出来るので、簿記の記帳に最適です。
また、システム手帳への細かい書き込みに使う万年筆としてはこれが良いとされています。
細字【F】
一般的な細字用のペン先の太さです。
メモを取る時や、手紙を書く時に向いています。
1枚の用紙に多くの文字数を書く時にちょうどいいペン先の太さです。
中細【MF】
こちらも手紙や文章を書くのに適したペン先です。
やや太めの文字を書きたい方に向いています。
年齢が上がってくると、これぐらいのペン先の太さが向いてくるようになってきます。
中字【M】
一般的なペン先の太さで、定番の商品にはこのペン先が付属しているタイプが多いです。
万年筆初心者の方には使いやすい太さだと思います。
名前を書いたり、メモ書きにも向いているペン先の太さです。
太字【B】
太字のペン先で、仕事の契約時やサインをする場合にはこちらが向いているでしょう。
大人がちょっとした機会に使う万年筆のペン先の太さとしてはこちらが良いと思います。
ズーム【Z】
使う時の角度によって、細字から太字まで自由自在に書けるペン先です。
一般的では無いですが、個性的な文字を好む方にファンが多いタイプです。
ミュージック【MS】
一般的ではありませんが、楽譜用として使われています。
クリエイターの間でも人気があり、独特の文字が楽しめるペン先です。
万年筆の使い方と書き方
万年筆は、ボールペンとは違って自分でインクを入れるようになっています。
万年筆を好んで使う方は、この一手間が好きな方だと思います。
万年筆にインクを入れて、どのようにして使っていけば良いのかを説明させていただきます。
1.万年筆にインクを入れます
万年筆にインクを入れるには、カートリッジを使う方式と、インク瓶からインクを吸収するコンバーター方式の2つがあります。
カートリッジ方式
カートリッジ方式は、万年筆の軸部分にカートリッジを差し込むだけなので、簡単にインクを装着することが出来ます。
差し込む時には、ペン先を上にするようにしましょう。
カートリッジ方式は、国内メーカーのプラチナ万年筆が初めて採用した方式です。
失敗無く、インクの補充も出来るので時間が無い学生の方や忙しい方にはおすすめの方式です。
コンバーター方式
万年筆の軸を取って、コンバーターを差し込んでペン先をインクに浸して吸引させる方法です。
コンバーター方式にも「回転式」と「プッシュ式」の2タイプがあります。
回転式はコンバーター内部のピストンを下まで下げて、ペン先をインクに浸して吸引する方法で、プッシュ式は、ノブを数回押して吸引する方法です。
2.万年筆を使ってみましょう
インクを入れたら、万年筆を使って文字を書いてみましょう。
ボールペンのように力を入れる必要が無いので、肩の力を抜いてス~ッと用紙の上をすべらせるようにして文字を書いていくと良いでしょう。
万年筆の持ち方は、鉛筆やボールペン等の筆記具と同じで良いですが、力の入れ具合には注意しておきましょう。
使わない時には、こまめにキャップをしておくようにして、インクの蒸発を防ぐようにして使いましょう。
万年筆の選び方のポイント4つ
万年筆を使ってみたい、と思っても様々なメーカーから色々なデザインの万年筆が販売されているので、どれを選んだら良いのか、悩んでしまっていませんか。
ここでは、万年筆を選ぶ上で、チェックしておきたいポイントを見ていきましょう。
まずは書きやすい太さ
万年筆は、使う人によって書きやすさが大きく分かれる筆記具です。
自分が書きやすいと思うペン先の太さを把握しておきましょう。
万年筆初心者の方には、「中字」タイプがおすすめとされていますが、繊細な文字を書きたいというのであれば、細字、中細タイプを選んでいくのも良いと思います。
仕事で契約のサインなどで使うという場合には、「太字」タイプが向いているとされています。
メーカーで選ぶ
プレゼントで万年筆を選ぶ、という場合も多いと思います。
その場合には、安心出来る有名メーカーの万年筆を選ぶと喜ばれるのではないでしょうか。
もちろん、自分用の万年筆でも有名メーカーであればアフターサービスも心配無いですし、何らかのきっかで万年筆の事が話題に上っても堂々と使っている万年筆のことを語ることが出来ます。
万年筆と言えば、海外製品の他に国産品も数多く作られています。
海外製品よりも国産品の方が、日本人が使いやすく作られており、一回りペン先のサイズが細くなっている点が特徴的だと思います。
デザインで選ぶ
万年筆上級者の方は、デザインで選ぶことも多そうです。
数多くの万年筆を使っていると、だんだんとデザインに飽きが来てしまうことがあるので、スタイリッシュなデザインの万年筆もあると嬉しいですね。
万年筆と言えば、濃いカラーのボディが一般的ですが、イエローカラーや淡いパステルカラーの万年筆も新鮮な気分で良いと思います。
価格で選ぶ
やはり物を買う時に気になるのはその価格ですね。
万年筆と言うと、「高額商品なんでしょ?」と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。
何と1,000円で購入出来る万年筆も存在するのです。
もちろん、ペン先の品質や書き心地はそれなりかもしれませんが、学生さんでも気軽に使える万年筆としてはおすすめです。
逆に、高価格帯のタイプでも納得のいく万年筆を選びたい、という方は選ぶ幅が広がりますので、素材が金ペンであったり、ブランドの万年筆を選ぶことも出来ますね。
万年筆の有名ブランド
万年筆の有名ブランドには、どのようなものがあるのでしょうか?
国内ブランド、海外ブランドから人気のあるブランドについて、簡単に説明させていただきます。
セーラー
セーラーは、創業1911年(明治44年) に、技術主導型の企業としてセーラーにしか出来ない優れた職人による優れた書き味の万年筆を作り出してきている老舗企業です。
日本の伝統文化、伝統工芸と融合し、国内だけでなく世界中で評価されているブランドとなっています。
セーラー万年筆の中でも知名度が高いのが「プロフィットシリーズ」で、国内ブランドの万年筆と言えば、こちらを思い浮かべる方も多いのではないかと思います。
また、洞爺湖サミットでは各国首脳にセーラーの有田焼万年筆が贈答されたことでも知られています。
王道のブランドの万年筆を選びたい、という方におすすめのブランドです。
ラミー
ラミーは、ドイツ発の筆記具メーカーで、ユニークで独特のデザインで知られています。
様々なジャンルのデザイナーとのコラボ商品は数々のデザイン賞を受賞しているので、持っていると話題性には事欠かないブランドだと思います。
ラミーと言えば、ボールペンも万年筆もよく知られていて、日本でも人気がありますが、特に万年筆で人気があるのは、「ラミー サファリ」シリーズです。
値ごろ感があり、手軽に入手出来、なおかつデザイン性も高いので、最初の万年筆として「ラミー サファリ」を選ぶ方も多くなっています。
ウォーターマン
ウォーターマンは、1883年に創業されたパリ発のメーカーで、全てのペンがフランス製となっているところが大きな特徴です。
ウォーターマンは、世界初の毛細管現象を採り入れた万年筆のインク供給システムを開発したメーカーとして知られています。
また、スタイリッシュなデザインと機能性も定評があり、男性用だけでなく女性用も人気が高くなっています。
ロングセラー商品の「メトロポリタン」は、日本でも大人気なので、プレゼントに選んでも喜んでもらえそうです。
カラーのラインナップも豊富に揃っているので、選べる楽しさがあるところも良いと思います。
仕事使いにも、プライベートでも、自分らしい1本が見つかるブランドだと思うので、万年筆で個性を発揮してみたいという方におすすめのブランドです。
モンブラン
万年筆と言えば、「モンブラン」と答える方も多い、世界的な高級万年筆ブランドです。
ドイツ発のブランドで、1906年創業の老舗企業。
万年筆のトップ部分にモンブランのロゴが入っているので、一目でブランドがわかるようになっているのも存在感があって良いと思います。
圧倒的な人気を誇るモデルが「マイスターシュティック」で、ブラックのボディに金ペンが光るコントラストは使う人を魅了するものがあります。
若い方よりも、ある程度社会人経験を積んだ方向けの万年筆だと思います。
パーカー
パーカーは1891年にイギリスで創業された高級筆記具ブランドです。
現在は、アメリカ大手企業の傘下に入っており、製品もフランス工場で作られていますが、歴史あるブランドという事で世界中で好まれています。
特に、アメリカではパーカーの愛用者に著名人も多く、歴史的な文書での署名にパーカーが使われたという場面が多く見られました。
ラミー創業者のヨセフ・ラミーが、パーカー社出身であることも有名な話です。
パーカーブランドの中には、多くの価格帯のラインナップが揃っており、「フロンティア」などは入門的な商品なので、初めての万年筆を買う時にもおすすめです。
万年筆おすすめランキングTOP8
8位 オート 万年筆 万年筆マジェスティック ブルー FF-20MJ-BL
出典: Amazon.co.jp
コスパ抜群☆買いやすい万年筆
オートの万年筆で、価格帯がとても買いやすいので、万年筆を使ってみたいと興味をお持ちの方向けです。
サイズは、14.3cm×1.7cm×1.3cmとなっており、小ぶりな大きさです。
ペン先素材はスチールで、線種は細字タイプ、線幅も0.50mm となっています。
インクカラーはブラックで、インクカートリッジ2個入りなのも嬉しいですね。
本体ボディは最大φ13mm 、リング部最大φ15mm 、クリップ部φ17mm、重量は36gと軽量です。
本体下地の上にゴールドの格子を印刷したダブルアルマイト加工で光沢感と高級感があります。
カラー展開は、3色で、ブルーの他、レッド、ブラックからも選べるようになっています。
3本揃えて使っても楽しそうですね。
ペン先にはドイツのSchhmidt 製で施されており、引っ掛かりなく滑らかに書けるというから、これは書き心地も期待出来そうです。
高級な万年筆を所有した時のような満足感は得られないかもしれませんが、使いやすさ、お得感という点では他にはない良さが味わえると思います。
amazon での口コミも、概ね高評価なのも信頼出来ると思います。
コスパ抜群の万年筆ですが、万年筆の良さの1つには「高級感」があると思うので、その点を考えて、ランキング8位とさせていただきました。
7位 ウォーターマン 万年筆 EF 極細字 エキスパート エッセンシャル ブラックGT S2243111
出典: Amazon.co.jp
細字の決定版☆ビジネスシーンで
ウォーターマンの万年筆で、時代を超えて愛されているデザインの「エキスパート」シリーズです。
こちらは、サイズが15.3cm×1.3cmと一般的な大きさで、使いやすくなっています。
ペン先素材は、ステンレススチールで、23金プレートツートン仕上げとなっています。
ペン先の太さは極細タイプとなっていますが、国内メーカー品の細字に相当するので、一番見やすい太さではないかと思います。
毎日メモ書きやライフログなどを記載する方にぴったりだと思います。
丸みのあるボディで、長時間使用しても疲れにくい書き心地が実現出来る仕様になっているということなので、これは長時間文字を書く方には嬉しいですね。
カートリッジ、コンバーター両用というのも、好みに応じて使い分けられるのが良いと思います。
Waterman のロゴは、トリム部分、クリップ部分、ニブの3か所についているというのも、Waterman 好きにはたまらないですね。
ボディには重厚感もあり、使うほどに満足感が得られること間違い無し、の逸品です。
価格帯も高品質なことを考えると、妥当ではないかと思います。
ブランド、機能性、材質、価格等をトータルで考えて、若干お高い感じがするので、ランキング7位とさせていただきました。
6位 プラチナ万年筆 万年筆 プレジール 細字 ブルー PGB-1000
出典: Amazon.co.jp
カラーバリエーション豊富で集めたくなる♬
プラチナ万年筆の万年筆なので、とても信頼出来ます。
プラチナ万年筆は、1919年創業の老舗筆記具メーカーで、世界的にもその高品質な商品で知られています。
こちらの「プレジール」シリーズは、誰でも気軽に使える万年筆で、学生さんのデイリー使いにもぴったりの商品です。
サイズは、全長142.5mm× 最大径15.0mm と小さめの大きさで、本体はアクリル樹脂で出来ています。
ペン先素材はステンレス素材で、カートリッジ交換タイプです。
線種は細字で、線幅は0.3mm 、インク色はブラックです。
リーズナブルな価格でありながら、インクカートリッジを交換することで、繰り返し使う事が出来る本格仕様が嬉しいですね。
また、高性能キャップが採用されており、1年間使用しなくても直ぐに書き出せるところも魅力的です。
メンテナンス要らずなので、忙しい方にも向いている万年筆です。
カラーバリエーションが豊富で、全11色から選べるようになっています。
「ブルー」の他、「アイスホワイト」「ガンメタル」「フロスティブルー」「ブラック」「レッド」「イエロー」「グリーン」「バイオレット」「ピンク」から選べるようになっています。
男性だけでなく、女性向けのカラーもあるので、幅広い方に使ってもらえる商品だと思います。
ブランド、機能性、価格等をトータルで考えて、機能性としては優れていますが、万年筆ならではの「高級感」という点は欠けるように思うので、ランキング6位とさせていただきました。
5位 LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF サファリ ブラック L17-EF
出典: Amazon.co.jp
LAMYと言えばサファリ!カジュアル感が魅力
LAMY(ラミー)の万年筆で、日本でも大人気の「サファリ」シリーズです。
「サファリ」は1980年に誕生したシリーズで、丈夫なボディとカジュアル感とで抜群の知名度を誇ります。
ペン先素材は、スチールとなっており、線種は極細、線幅はEF(極細字)タイプです。
軽量で丈夫なABS樹脂製のボディと、ポップでカラフルな色使いが魅力的です。
若い方で、カジュアル感のある万年筆を使いたい、というのであれば、このサファリがおすすめです。
カラーも選べるようになっており、無難なブラックの他、人気の「イエロー」、「スケルトン」から好みのカラーをチョイス出来ます。
ペン先の太さも「EF 極細字」以外にも、「細字」「中字」からも選べます。
カートリッジインクが1本付属しています(ブルー)。
カートリッジ・コンバーター両用式なのも便利で良いと思います。
デイリー使いに適した書き心地で、耐久性にも優れているとされているので、万年筆でもどんどんと惜し気無く使えそうなところも嬉しいですね。
価格帯も非常に安く、何本かまとめて買えるところも良いと思います。
ブランド、機能性、価格、使い勝手等を考え、非常に人気があるモデルなのに、リーズナブル価格という点が良いと思うので、ランキング5位とさせていただきました。
4位 パイロット 万年筆 キャップレスデシモ FCT15SRPWF
出典: Amazon.co.jp
ノック式万年筆でスリムタイプ♬
パイロットの万年筆で、ノック式万年筆「キャップレス」のスリムタイプです。
従来品に比べて30%軽量化されており、15% スリムかされて、携帯しやすくなっています。
ペン先は、18Kと買いやすい素材なのが嬉しいですね。
本体サイズは、全長140mm、軸径12.0mmと小さめの大きさなので、女性でも使いやすいところが良いと思います。
本体重量も21.0gと非常に軽く、持ちやすいところが良いですね。
デザインがとてもスタイリッシュで、レトロ感漂う万年筆が多い中にあって、一際存在感がある商品だと思います。
カラー展開は全4種で、「パールホワイト」の他、「シャンパンピンク」「ダークグレー」「青」の3カラーから選べるようになっています。
素敵なカラーが多いので、若い女性へのプレゼントにしても喜ばれるのではないでしょうか。
線種は細字で、線幅は0.32 となっています。
一日に沢山の書き物をする方にも、疲れにくい仕様になっているので向いているように思います。
価格帯も一般的なのも良いと思います。
デザイン、ブランド、機能性、価格をトータルで考え、女性向けとしても最適な商品であることから、ランキング4位とさせていただきました。
3位 LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) 2000 L01-EF 吸入式
出典: Amazon.co.jp
ロングセラー商品のLAMY 2000
LAMY(ラミー)の昔からの大人気万年筆、「LAMY 2000」です。
デザイナーの「ゲルト・ミュラー」によって誕生したLAMYのデザインプロダクトの最初のシリーズとされています。
ボディは、丈夫な樹脂が使われており、つや消し効果のある加工が施されているので、落ち着いた大人の万年筆という雰囲気を醸し出しています。
デザイン性の高さと知名度とで、世界中で人気で、日本でもファンが多い製品として有名です。
LAMYファンの方で、ビジネスシーンで使える万年筆を探しておられる方におすすめです。
こちらは、ペン先は14金ペン先プラチナ仕上げで書き心地もなめらか。
本体サイズは、13.8cm×1.3cmとなっており、携帯もしやすいサイズ感が良いと思います。
ペン先の太さはEF の極細字ですが、国産メーカーの中細ぐらいの太さに相当します。
インク補充システムは、回転吸入式を採用しているので、インク補充等に時間をかけられる方におすすめの逸品です。
ペン先の太さは選べるようになっており、「ペン先EF 極細字」の他「ペン先B太字」「ペン先F 細字」「ペン先M 中字」からも選択出来ます。
amazonでの口コミも、概ね高評価なので、信頼も出来るところが良いですね。
デザイン、人気、ブランド、機能性、価格をトータルで考え、高級感も感じられることから、ランキング3位とさせていただきました。
2位 プラチナ万年筆 #3776 ブルゴーニュ 細字 PNB-10000 #71-2
出典: Amazon.co.jp
ワインカラー「ブルゴーニュ」が美しい万年筆
プラチナ万年筆の「センチュリー」シリーズの赤ワインカラー「ブルゴーニュ」は女性にも大人気の商品です。
赤ワインのカラーが表現されている深みのある赤色で、ワインの熟成をイメージして丹念に成形されたということですよ。
万年筆のボディはブラックカラーが多いですが、この様な個性が感じられるカラーを選んでいくと楽しく使えそうです。
高級感があるボディは、AS樹脂素材で、ペン先は大型14K です。
本体サイズは、最大軸径15.4×139.5mm で、重量は20.5g と軽量化されています。
インクの乾燥を防ぐ完全気密のスリップシール構造を搭載し、1年間使用しなくてもサラリと文字を書くことが出来る仕様です。
コンバーターは別売りとなっているので、使う前に注意しておきましょう。
こちらは、文字の太さは「細字」タイプですが、その他にも「ミュージック」「中字」「太字」「極太」「極細」「細軟」「超極細」「超極細(コンバーター付き)」からも好みの太さが選べるようになっています。
高級感があるデザインとカラーなのに、価格帯は非常に一般的なのも嬉しいですね。
ブランド、機能性、デザイン、カラー、価格等を考え、万年筆の大きな特徴である高級感がある商品なので、ランキング2位とさせていただきました。
1位 セーラー万年筆 プロフィット21 11-2021-420
出典: Amazon.co.jp
正統派セーラーのプロフィット21シリーズ
セーラー万年筆のプロフィット21 シリーズの万年筆です。
これは知らない人はまずいない、という程の定番商品で、格調高い万年筆の代名詞のような商品です。
正統派の万年筆を使いたい、という方におすすめです。
サイズは、18(W) ×18(L) ×141(H)mmで、程よいサイズ感も携帯しやすくて良いですね。
重量も0.0216kg と非常に軽量です。
ペン先の種類は、21金、24金メッキ仕上げなので、文字の書きやすさややめらかな書き心地が得られそうだと期待出来ます。
本体はアクリル樹脂素材で、しっかりとした作りが良いですね。
線種は中字で、線幅は中字Mとなっています。
ブラックのボディカラーに、金色色のペン先が光り輝き、高級感が非常に感じられる逸品です。
インク交換方式は、簡単なカートリッジ方式とインク吸引器式コンバーターの両用式なので、時間が無いという方でも簡単に使える仕様になっています。
重厚感があるので、1本あれば長い間使っていけるのではないかと思います。
デザイン、人気、ブランド、価格、高級感全てを合わせて、ランキング1位とさせていただきました。
to buyオフィシャルインフルエンサーおすすめの万年筆もご紹介!
Pelikan スーベレーン
万年筆の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、万年筆の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
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まずは万年筆を1本使ってみましょう
万年筆には様々なメーカーから多種類のモデルが販売されています。
長い間人気を誇るロングセラー商品もあれば、年々改善を重ねてモデルチェンジをしている商品もあります。
また、価格帯も非常に安価な商品から、高価な商品までその幅が広いのが万年筆の特徴となります。
ランキングで紹介させていただいた商品は、ロングセラー商品、人気商品、定番ブランド商品、低価格商品を集めてみました。
万年筆に折角興味をお持ちになったのであれば、まずは1本使ってみませんか。
万年筆選びをする上で、少しでもお役に立てれば幸いです。