立体的な顔立ちを作るには欠かせないアイテム、ハイライト。
以前に比べてかなり一般的になってきましたので、使用している方も多いのではないでしょうか。
私は顔が平面的なのがずっとコンプレックスでしたので、勤め始める前からハイライトを愛用してきました。
そんな私が色々なハイライトを試してきた結果、オフィスに適しているな、と思ったものと、これはプライベートに適しているな、と感じたものをその違いも含めてご紹介いたします。
目次
ハイライトのここが良い!
オフィス向けのハイライトをご紹介する前に、まずは私のハイライト使用法について簡単にご説明させていただきます。
ハイライトは、ツヤを出して立体感を演出したり、光を集めることでハイライトを入れた箇所を明るくみせるためのアイテムです。
私がハイライトを入れる箇所は、「鼻筋」「Cゾーン」「美肌ゾーン」「あご先」にハイライトを入れています。それぞれの入れ方を簡単にご紹介すると、以下の通りになります。
鼻筋
鼻の付け根から、鼻先の手前まで縦に細く入れます。こうすることで、鼻を高く見せることができ、鼻筋が通った印象を作れます。このとき、鼻のてっぺんまで入れてしまうとテカリに見えてしまうので、少し手前で止めることがポイントです。
Cゾーン
こめかみから目尻の下まで「C」の形に少し広めに入れます。だんだんこめかみ周辺は凹んでいき、年齢が出やすい箇所になるので、Cゾーンにハイライトを入れて膨らませることで若々しい印象出すことができます。また、ここが膨らんでいることで、元気に見える印象もあるので、お疲れ顔の解消にも使えます。
美肌ゾーン
ハイライトがもっとも力を発揮する箇所です。目の下から小鼻の脇あたりが綺麗に見えると美肌にみえることから、ここを「美肌ゾーン」と呼ぶことが多いのですが、ハイライトを入れることで、光を集め肌を綺麗に見せてくれます。光を集めることで、小ジワや薄いシミを飛ばす期待もあるので、私はコンシーラーと併用することが多いです。
あご先
あごの先端に横に細く入れます。この時、あまり幅を広く入れてしまうとごつい印象になってしまうので、狭く細くがオススメです。あご先にハイライトを入れることで、シャープなラインに見せることができます。シェーディングと併用するとより小顔に見せるのでおすすめです。
私の場合、今ご紹介した箇所に日々きちんとハイライトを入れるようになったことで、メイクは変えていないのに
「顔が小さくなった!」「痩せたね!」
と声をかけていただける回数が格段に増えました!
それくらい、ハイライトはメイクの中でも力を持った魔法のアイテムだと思ってます。
ハイライトの種類って?
ハイライトには、質感ごとに大きく分けて「パウダータイプ」「クリームタイプ」「リキッドタイプ」の3つの種類があり、それぞれに特徴があります。
パウダータイプ
粉状のハイライトで、一番手軽に扱えるタイプです。指またはブラシで入れます。メイクの上から入れることができ、量を調整したり入れる範囲を変えたりしやすいのが特徴です。
クリームタイプ
ツヤ感を出すのにもっとも適したタイプです。また、発色がよいものも多いです。肌への密着力がパウダータイプに比べると高くなり、潤いを与えてくれるものも多いです。指でとってのせるか、直接肌に塗るものもあります。フェイスパウダーなど粉物の上から過剰にのせるとヨレにつながることがあるので、量の調整が必要かと思います。
リキッドタイプ
液体状のハイライトで、こちらはベースメイクの一環として使用するのがオススメです。立体感を作るのがもっとも得意なタイプで、みずみずしさを演出できるものが多いです。入れる範囲や量の調節が一番難しいタイプなので、少しづつ加減しながらいれるのをおすすめします。パウダータイプ、クリームタイプの前に仕込みとして入れておくのもおすすめです。
私は、リキッドタイプで仕込みをしたあとに、上からパウダータイプかクリームタイプのハイライトを重ねることが多いですが、もちろんどれか一つでも問題ないと思います。
オフィス用ハイライトとオフの日のハイライトは何が違うの?
そんなハイライトラバーな私ですが、通勤用のハイライトとオフの日のハイライトを使い分けています。
色々なハイライトで試した結果、オフィスに向いているハイライトかオフに向いているハイライトかの違いは、「ラメの大きさ」の違いではないかと感じています。
ハイライトは、ツヤをだしたり光を集めるという性質上、ラメが入っているものが多いです。
そのラメの大きさの違いが、仕上がりに大きく差をつけます。
大粒のラメは、肌にのせたときラメがしっかり認識できてとても可愛いのですが、その分、ハイライトを入れています!感が出やすく、また華やかさが勝ります。なので、このタイプはオフの日や就業後に使用するのがおすすめです。
オフィスには、ラメが小ぶりでパール感のあるものが向いていると思います。
小粒のラメは、肌にのせてもあまり目立ちませんが、その分上品さを出すことができます。また、シワなどに入り込んで悪目立ちするようなこともありませんし、さりげなく肌を綺麗に見せるのにぴったりです。ラメが小粒な分、パール感のあるものを選ぶと物足りなさを感じることもないと思います。
オフィスで浮かないカラーってどんな色?
代表的なハイライトのカラーは、
・ホワイト
・アイボリー
・ピンク
・ラベンダー
・水色
・ブロンズ
などがあります。
また、ハイライトに含まれるラメにも
・シルバー
・ゴールド
・ブルー
・ピンク
などの種類があり、それらの組み合わせでみえる色味が変わってきます。
オフィスに適しているハイライトの色は、「自分の肌に馴染む色かどうか」だと思います。
それぞれのお肌の色味によって肌なじみの良いカラーがあります。
なぜ肌なじみがよいカラーを選ぶといいかというと、そうすることでハイライトだけが目立つという事態を避けられ、自然なツヤと立体感の仕上がりになり、オフィスで使いやすくなります。
ブルーベースの方はホワイトやラベンダー、ラメはシルバー・ブルーが、イエローベースの方はアイボリーやブロンズ、ラメがゴールドのものを選ぶと肌なじみがよいことが多いです。
ちなみに、メイク感を出したいときやモード感を出したいときなどは、敢えて肌なじみしない色を入れてあげると、ハイライトが際立って個性的な印象が作れます。
オフィスメイクでは、個性的なメイクは避けたほうがよいので、用途に応じで使い分けてみてはいかがでしょうか。
オフィス用ハイライトを選ぶポイントは自分に合うかどうか!
肌なじみが良いかどうかを確認するのに、私が普段実際に行っている方法をご紹介いたします。
ハイライトにはたくさん種類があるので、選び方の参考にしていただけたらと思います。
まず、ご自分の腕の内側に普段お使いのファンデーションを薄く塗ります。(持ち合わせていない場合は省略しても構いません。)その上から、ハイライトを重ねます。
ハイライトを入れた部分を腕を動かして、光り方の確認をします。蛍光灯と自然光では光り方に差があるので、可能であれば、蛍光灯のしたと、自然光のしたの2箇所で確認できるとより良いと思います。とくに、外回りが多く外出のある方は、自然光の下の光り方を確認しておくと失敗しにくいと思います!
光り方を確認するときにオフィス向けハイライトとしてチェックするポイントは、「肌から浮きすぎていないか」と「ラメが目立ちすぎていないか」の2点です。
肌から浮いていると、白っぽく見えたり黄色くくすんで見えてしまいます。自分の肌よりワントーン明るく、透明感が出ていたら肌なじみが良いと言えます。
また、ラメが目立ちすぎていないかどうかは、腕を動かした際に腕の上でラメがギラギラと反射してらめ1つ1つが目視で確認できる場合は、ご自身の肌に対してラメが大きすぎる可能性が高いです。
面で光っていてラメ単体が数えられないくらいのものがオフィスには向いていると思います。
気になるオフィス向けハイライト3選!
ここからは、オフィス向けに私が気になっている商品をご紹介します。
ヴィセ アヴァン スポットライティングスティック
出典: Amazon.co.jp
スティックタイプのクリームハイライトです。”スポットライトに照らされたような、自然なツヤと立体感をつくりだす”というコンセプト通り、程よいパール感が肌になじんで自然なツヤをしてくれるようです。美容液成分も配合なので、プチプラでクリームハイライトを探していた方いかがでしょうか。
クレ・ド・ポー・ボーテ レオスールデクラ
出典: Amazon.co.jp
“輝きが肌を駆ける。気持ちが高揚する。”というコンセプトの、名品ハイライターです。
ツヤとパール感、微粒子ラメがどれも上品に肌の上でベールのように纏います。
一点投入で肌をキレイに見せたい!という方におすすめです。
エトヴォス ミネラルハイライトクリーム
出典: Amazon.co.jp
ミネラルコスメで人気のエトヴォスのハイライトクリームです。低刺激処方にこだわった天然由来のハイライトなので、肌への負担も軽いのが特徴です。ベージュカラーが自然に肌に馴染むので、白浮きなども気にならなそう。お肌に優しいタイプをお探しの方へおすすめです。
オフィス用ハイライトのおすすめランキング
普段実際に使用しているハイライトの中でおすすめのものをご紹介します。
第4位 バーバリー フレッシュグロウ ハイライター03
ビンクゴールドのパウダーハイライターで、肌なじみがよく自然なツヤがでます。
細かいラメとパール感が特徴で、てかったりぎらついたりせず上品に仕上がります。
(残念ながら国内での取り扱いが少なくなっていますので、見かけた際は是非試していただきたいと思います。)
第3位 ルナソル グロウイングデイスティック
出典: Amazon.co.jp
スティックタイプのクリームハイライトです。パール感が強く、しっとりしているのが特徴です。うるおいのあるツヤ感が得意なタイプなので、乾燥が気になる方におすすめです。直接塗ると量を加減するのが難しいので、指にとってぽんぽんと乗せると綺麗に入れられます。
第2位 メイクアップフォーエバー ウルトラHDコンシーラー Y21
出典: Amazon.co.jp
リキッドタイプのコンシーラーなのですが、肌よりワントーン明るいものをハイライトとして使用しています。ベースメイクをするときに仕込むのですが、これを入れておくと仕上がりの立体感が大きく変わります。ヨレにくいので、夏場にもおすすめです。
第1位 トーン ルミナイザー03
オーガニックコスメ to/oneのクリームハイライターです。ラベンダーカラーが肌にのせるとワントーン明るく見せてくれます。細かいラメ入りで、さりげなく光って上品です。クリームタイプですが、肌にのせてしばらくするとさらっとするので、ベタつきが気になることもありません。
カラーバリエーションもホワイトとピンクがあるので、クリームハイライターをお探しの方に是非試していただきたいです!
まとめ
いかがでしたか?
一見難しく感じてしまうハイライトですが、慣れてくれば簡単に使いこなせるアイテムです。
ぜひお気に入りのハイライトを探してみてはいかがでしょうか!