トレンド続行中のツヤ肌。ツヤ肌は、それだけでなんだかお肌がキレイに見えて、若々しくも見せてくれるのでここ数年とても人気ですよね。
年齢問わずどなたでも取り入れることができるのも魅力の一つで、各ブランドからたくさんのツヤ肌アイテムが発売されています。もう、どれを選んだらいいのかわからなくなるほどです。
みなさまは普段、どのようにツヤ肌アイテムを選んでいますか?一口に “ツヤ” と言っても、みずみずしいツヤ・内側からにじみ出るようなツヤ・ストロボを当てたようなツヤなど、さまざまなタイプのツヤがありますよね。
私は、その日のファッションや、なりたいイメージ、TPOなどに合わせて、ツヤ肌アイテムを使い分けています。
今回は、ツヤ肌アイテム別の特徴やメリット、私がオススメするツヤ肌アイテムをランキング形式でご紹介します。
ツヤ肌とは?
そもそも、ツヤ肌とはどんな状態のお肌のことなのでしょうか?ツヤ肌のイメージは、肌が発光しているような明るさと、透明感とハリのある状態。この発光の部分がツヤの大部分を締めますが、透明感とハリの部分を無視すると、テカリに見えてしまいます。
若々しく美しいツヤ肌を手に入れるには、『光・透明感・ハリ』を意識してアイテムをチョイスするようにしましょう!
ツヤ肌が与える印象
ツヤ肌は、フレッシュで若々しい印象を与えてくれるとともに、ツヤによってお肌をキレイに見せることができます。また、相手に好印象を与えることができる一つのポイントにもなります。
それはなぜかというと、人間のカラダはほとんどが水でできているため、生命維持に水分を欠かすことはできません。また、新鮮な野菜や魚介類など食材を見分けるときには、水分量が多くみずみずしいものを選びませんか?
これらのことから、人は本能的に水分量の多いものには、そうでないものと比べて好印象を持つのだそうです。
ツヤ肌アイテムにはいろんなタイプがある
ツヤ肌アイテムといえば、ハイライトパウダーをパウダーを一番に思い浮かべる方が多いかと思いますが、実はたくさんのツヤ肌アイテムがあります。ここでは、それぞれのアイテムの特徴やメリット・デメリットなどをご紹介します。
下地
ツヤ肌を作る化粧下地は、微細なパールやラメが配合されていて、顔全体のトーンアップとナチュラルなツヤ感をプラスしてくれる商品が多いです。化粧下地としてだけでなく、メイクの上からツヤをプラスしたい箇所に使える商品もあります。
また商品によっては、顔全体ではなく、ツヤ感がほしい箇所だけにツヤを仕込むように使用する商品もあるので、注意が必要です。肌に一番近い位置に使用するので、元々の肌にツヤがあるように見せることができます。
あとから使用するハイライトパウダーなどと比べると、やってます感が出にくいので、失敗も少ないです。ツヤ肌初心者さんにオススメのアイテムだと思います。
くすみが気になる方は、パープル系の下地。血色感や肌のハリ感が足りない方は、ピンク系の下地。ナチュラルに肌色補正したい方はベージュ系の下地がオススメです。
デメリットとしては、カバー力は平均的にあまり高くないので、カバー力重視の方は満足できないと思います。
ファンデーション・BBクリーム・CCクリーム
ツヤ肌に仕上がるファンデーション・BBクリーム・CCクリームは、テクニックいらずで一番お手軽にツヤ肌を作ることができるアイテムです。デメリットとしては、ツヤ感の調整ができないこと。
ツヤが顔全体に均一につくことになるので、ツヤ感と自身の肌質が合っていないと、時間が経ったときにテカテカのお肌に見えてしまうことがあります。こちらついては後ほどご紹介します。
フェイスパウダー
パールやラメの入ったものが主流です。パールやラメの光拡散で、ツヤ感を与えお肌を美しく見せてくれます。ただし大きなラメが入った商品は、華やかな肌に仕上がるのがメリットですが、オフィスや畏まったシーンでは華美になりすぎてしまうので控えましょう。
また、パール系のパウダーは商品によっては毛穴や肌の凸凹を目立たせてしまうので、注意が必要です。キレイなツヤ肌を完成させるには、粒子が細かく粉っぽくならない商品を選びましょう!
ハイライトパウダー
ツヤ肌アイテムの中で、アイテム数が一番多いハイライトパウダー。ここにツヤがほしいと思った箇所に、サッとブラシてのせるだけで簡単にツヤ肌にできるツヤ肌アイテムの代名詞ともいえるアイテムです。
パールやラメ、カラーも豊富なので迷ってしまいますが、初心者さんは肌なじみのいいピンク系やベージュ系。健康的は肌色の方はゴールドのハイライトパウダーがオススメです。
ホワイト系・ブルー系・グリーン系・シルバー系などのハイライトは、透明感を演出してくれるのがメリットで人気ですが、白っぽく光を反射するのでコントラストがつきやすく、効果的な箇所に使えていないと悪目立ちやテカリに見えてしまうデメリットもあるので、ある程度ハイライトパウダーの使い方に慣れてきてからチャレンジした方が失敗が少ないと思います。
クリームハイライト
クリームハイライトは、粉っぽくならずに、肌に密着してなじむので、内側からにじみ出るようなツヤや、みずみずしいじゅわっとしたツヤ感に仕上がるのが特徴です。
保湿成分配合やオイルベースの商品もあるので、乾燥肌の方にはパウダーよりクリームの方がオススメです。また、使用する量が少量で済むので、コスパがいいのがメリット。
コンパクトサイズの商品が多いので、持ち運び用にも便利です。デメリットとしては、多くつけてしまったり、オイリー肌の方がTゾーンに使用してしまうと、ヨレやテカリの原因になってしまうこと。
ですが、使い方さえマスターすればハイライトパウダーには出せない、肌と一体になるようなツヤ感を演出できるので、ぜひ挑戦していただきたいツヤ肌アイテムです。
スティックハイライト
スティックハイライトは、リップクリームのような形状が特徴で、クリームタイプと同様に持ち運びしやすいパッケージと、コスパの良さがメリットです。
肌につけた際にパウダータイプに変化して、つけ心地がサラサラになる商品、保湿成分配合でしっとりとしたつけ心地の商品など使用感のバリエーションが豊富なので、自分の肌質にあった商品を選ぶことができます。
ナチュラルなツヤ感、濡れたようなツヤ感、ストロボのようなはっきりとしたツヤ感など、ツヤのタイプも豊富です。デメリットとしては、クリームタイプと同じで多くつけてしまったり、オイリー肌の方がTゾーンに使用してしまうと、ヨレやテカリの原因になってしまいます。
フィニッシングミスト
フィニッシングミストはメイクの最後に使用することで、メイクの肌への密着度を高め、化粧崩れを防いでくれるアイテムです。ここ1.2年日本でも知名度が上がってきて、注目を浴びています。
フィニッシングミストすべてではないのですが、微細なパールピグメントが配合されている商品が最近発売されています。
このメリットは、ふんわりナチュラルにツヤ感を纏うことができることと、顔だけでなくデコルテや腕・足にも使えるので、簡単にボディもツヤ肌にすることができる点です。
デメリットは、ふんわりナチュラルなツヤが均一につくので、ツヤ感の調節ができないのと、ピンポイントでツヤ感をプラスすることはできないことです。
ツヤ肌アイテムはどこに使ったらいいの?
ツヤ肌アイテムそれぞれの特徴をお伝えしましたが、このアイテムをただ使うだけでは美しいツヤ肌にはなりません。まちがった使い方をしてしまうと、テカリに見えてしまったり、毛穴や肌の凹凸やシワを目立たせてしまい逆効果です。
ここではそれぞれのアイテムの効果的な使い方や使用する箇所についてご紹介します。
下地
下地は基本的に顔全体に使用しますが、ツヤ感の強い商品やラメが大きい商品の場合は、顔全体ではなくツヤ感がほしい箇所だけにツヤを仕込むように使用するのがよいです。
ファンデーション・BBクリーム・CCクリーム
これらのアイテムは、ナチュラルなツヤ感の商品から、かなりツヤツヤに仕上がる商品まで、ツヤ感の幅は広いので、自分の肌質にあった商品を選ぶ必要があります。
乾燥肌の方はオイルベースや保湿成分たっぷりのタイプを使用しても問題ありませんが、混合肌~オイリー肌の方の場合は化粧崩れやテカリの原因になってしまいます。
特に汗や皮脂による化粧崩れをしやすい方、Tゾーンがテカりやすい方、顔がほてりやすく顔の肌の表面温度が高い方の場合は、セミマット~ナチュラルなツヤ程度のベースメイクに留めて、ハイライトパウダー等でポイント的にツヤ感をプラスしてあげた方が美しく仕上がります。
フェイスパウダー
実は、フェイスパウダーはあえて顔全体に使用しない方が生っぽいツヤ肌を演出できるのでオススメです。フェイスパウダーを使用するなら、テカリや化粧崩れが気になる箇所にポイント使いしましょう。
どうしても顔全体に使用したい場合は、毛の柔らかいブラシでふんわり薄いベールをかけるように優しいタッチでのせます。
このとき、顔全体に均一の厚さでのせるのではなく、Tゾーンや目周りなどのテカリや化粧崩れが気になる箇所にのせたら、他の場所はブラシに残ったフェイスパウダーを広げる程度で十分です。
ハイライトパウダー
ハイライトパウダーは基本的にツヤをプラスしたい箇所のどこに使用しても問題ありません。ハイライトパウダーを入れる箇所は、Tゾーン・Cゾーン・頬骨の上・目頭の横・上唇の山の上・アゴなどが一般的です。
ここでポイントなのがTゾーン。字の通りにTの字でハイライトパウダーをのせてしまうと、額は男性的に見えてしまい、眉間はテカって見えてしまいます。
Tの字ではなく、額には楕円を描くようにのせ、眉間にはのせずに鼻の一番低くなっている箇所にのせると、鼻が高く筋か通って見え、テカって見えることもないのでオススメです。(鼻の形によってもハイライトを入れる箇所は変わりますが、ここでは一般的な方法をご紹介しています。)
クリームハイライト・スティックハイライト
クリームハイライトとスティックハイライトは、ピンポイントでツヤをプラスするイメージなので、額など広範囲にツヤをプラスするのには適していません。また、みずみずしいじゅわっとしたツヤ感の商品は、鼻筋に使うとテカリに見えやすいです。
このタイプの商品は、Cゾーンや頬骨の上などのツヤとハリがほしい箇所に使うのがよいです。
人気ツヤ肌アイテムのオススメランキング TOP8
ここでは、私が使ってきたツヤ肌アイテムの中で、オススメのアイテムTOP8をご紹介したいと思います。アイテムのカテゴリーがバラバラなので、決めるのが難しかったのですが、初心者の方でもキレイなツヤ肌が作れる。という点を考慮して選びました!
8位 コスメデコルテ ディップイングロウ
出典: Amazon.co.jp
ディップイングロウは、スキンケアの後のようなうるおいとハリに満ちたツヤ感が特徴です。触れた瞬間、肌の温度でとろけるメルティタッチなテクスチャーで、しっとり乾燥知らず。
乾燥肌の方にはぴったりですが、混合肌やオイリー肌の方はTゾーンへの使用は避けた方がベターです。私は、頬の高い位置とCゾーンに使用しています。
7位 キャンメイク グロウ フルール ハイライター01 プラネットライト
出典: Amazon.co.jp
プチプラで探すならこの商品。プチプラですがしっとりとした粉質であまり粉っぽくならず、ソフトフォーカスによってお肌をキレイに見せてくれます。ポーチに入れてもかさばらないサイズ感と1000円でおつりがくるお手頃さも魅力の1つです。
01 プラネットライトはラベンダー・ブルー・グリーンなどのカラーなので、ツヤと共に透明感をプラスしてくれるので、夕方のお化粧直しにも最適です。
6位 コスメデコルテ AQ MW ルースパウダー
出典: Amazon.co.jp
このパウダーは、とにかく粒子が細かくてしっとりしています。
つけた瞬間は粉っぽくなるのですが、少しすると驚くほど肌になじんで、しっとりしていて内側からにじみ出るような自然なツヤと透明感を叶えてくれるパウダーです。
ラベンダーカラーが瞬時にくすみを飛ばしてくれるので、お肌のくすみが気になる方にもオススメです。元からお肌がキレイな人みたいになれるので、お気に入りのフェイスパウダーです!
5位 ルナソル ラディアント スティック
出典: Amazon.co.jp
オイルベースに繊細なパール配合で、澄み切った水のようなみずみずしいツヤと明るさをプラスしてくれる商品はです。ピンクベージュのカラーなので、とても肌なじみがよく、どんな肌色の方でもお使いいただけます。
デパコスのハイライターの中ではリーズナブルなお値段でコスパもいいです。(全然減りません。)パール感が絶妙で、ツヤ感の調節もできるので、オフィスメイクにも最適です。
ポーチに入れてもかさばらないサイズ感も◎。
4位 ボビイブラウン エキストラ イルミネイティング モイスチャー バーム03ピンクグロウ
出典: Amazon.co.jp
ピンとハリのあるツヤ肌を作りたいなら、この下地は欠かせません。保湿力の高いバーム状の下地で、ピンクのパールピグメントが配合されています。ピンクは膨張色なのでパールの光拡散作用との相乗効果で、お肌にハリがあるように見せてくれます。
テカリの気になるTゾーンへの使用は避けて、顔全体に広げるのがオススメです。デメリットとしては、カバー力はほとんどないのと、保湿力が高い分、汗や皮脂には弱いので、使う方の肌質を選びます。
3位 ローラーメルシエ マットラディアンス ベイクドパウダー ハイライト01
出典: Amazon.co.jp
品のあるツヤ感が好きな方にはこちらがオススメです。パウダーの粒子が細かく、しっとり肌に密着します。まるで間接照明のような温かみのある、内側から発光しているようなソフトなツヤがとても美しいです。
夕方になってもくすんだりしない点も流石ローラメルシエ。大人気で入手困難になったのも頷ける商品です。
2位 クレ・ド・ポー ボーテ レオスールデクラ 17
出典: Amazon.co.jp
とにかく上品なツヤ肌に仕上がるハイライトパウダーです。このハイライトパウダーを使っている日は、お肌を褒められることが多いくらい効果は絶大です!ツヤと共に透明感もプラスできるので、お直し用としてもいつも持ち歩いています。
華美ではなく、でもしっかりツヤを与えてくれるので、オフィスメイクでも使えます。ただ、お値段がデパコスハイライトパウダーの中でも群を抜いて高いので、その点で2位にしました。
それでも、買う価値ありなハイライトパウダーです!
1位 ボビイブラウン ハイライティングパウダー ピンクグロウ
出典: Amazon.co.jp
こちらも一時は入手困難になったハイライトパウダーです。ピンクベージュとホワイトのパウダーがマーブル状にプレスされています。
ブラシで軽く肌を磨くようにのせると、ストロボのようなはっきりとしたツヤになり、毛の柔らかいブラシでふんわりのせると、ほわんとした優しく発光するようなツヤ肌になります。
ピンクベージュなので肌なじみがよく、ピンクのおかげで、お肌のハリ感も演出してくれます。
ニキビ跡などの凸凹がある方は、つけ過ぎると目立ってしまうので注意が必要ですが、メリット・デメリットを比較して、個人的に一番バランスがいい商品がこちらだと思います。
まとめ
ツヤ肌アイテムを使ってみたくなりましたか?ここで気をつけないといけないのが、やりすぎは禁物!ということです。
メイクのすべての工程でツヤ肌アイテムを使って、プラス・プラス・プラスのメイクをしてしまうと、テカテカ・ギラギラのメイクになってしまい、美しいツヤ肌とは程遠くなってしまいます。
なんでも引き算が大切なので、自分のなりたいツヤ肌はどのようなツヤ肌か?というゴールを決めてからアイテムを選んでメイクをするようにしましょう!