できたてのパンを食べよう!おいしく焼けるパン型おすすめ8選

「大きくなったらパン屋さんになりたい」という夢は叶わなかったけれど、調理の専門学校に通い製パンの授業を1年間受け、普通の人よりはパン作りに詳しくなることができました。

いまでも自宅のオーブンでパンを焼くことがたまにあります。自分が楽しいのはもちろん、手作りパンは子どもたちがとても喜んでくれるのです。

最近では「ちぎりパン」など簡単に作れる方法もありますし、パン作りがより身近になったように感じます。

自分の趣味や家族が喜ぶために、家庭でパン作りをしている人は増えてきていますよね。

今回は自宅でパンを焼く人、これから焼きたいという人のために、おすすめのパン型をご紹介します。

 

パン型を使って、家庭でおいしいパン作り!

パン型

 

最近ではホームベーカリーも人気ですが、やっぱり自分で作るパン作りとは達成感も愛情も大きく違います。

粉から生地ができて、発酵するにつれてどんどん大きくなる様はまるで子どもの成長を見ているよう。できあがったパンには本当に愛情がこもっています。

パンを手作りするためには、基本的にパン型が必要です。バターロールやクロワッサンなどでしたら型はいりませんが、日常的にパン作りをするなら食パンなど型を使うパンを多く作ると思います。

また型があれば難しい成形をする手間も省けますし、より手軽にパンを作ることができます。

型にも色々な種類がありますので、レパートリーを増やすこともできますよ。

 

素材別、パン型の特徴と使いかた

パン型

 

パン型には色々な種類があります。なかでも大きな違いは「素材」。素材によってパンの出来や扱いかたなども大きく変わってきます。

パン型にはどんな素材があるのか見てみましょう。

 

アルタイト(アルスター)製

鉄にアルミコーティングした素材をアルタイト(アルスター)といいます。食パンの型やトヨ型(ラウンドパンの型)などに多く使われています。

熱伝導率がよく、外はカリッと、中はしっとり焼き上げることができます。油の匂いを移りにくく、耐久性をもたせるためにも最初に空焼きをする必要があります。

お手入れには少し手間がかかりますが、その分愛着がわき、長く使うことのできる素材です。

またアルタイト素材の内面にフッ素樹脂加工したものを「プロアスター」と呼びます。型離れがよく耐久性もあり。その名の通り、プロの現場でも使用されています。

 

フッ素加工製

アルミなどの鉄にフッ素加工をした素材は、最初に空焼きがいらずお手入れが簡単です。油を塗らなくても型離れがいいので初心者の人にもおすすめです。

ただフッ素加工はいずれ剥がれてきますので、消耗品に近いということもお忘れなく。

焼きムラができにくく、焦げつきづらいので扱いかたも簡単。

型が熱いときに水などで急激に冷やすと、表面の加工が剥がれやすくなるので洗うときなどには注意が必要です。

 

アルミ製

シフォンケーキの型によく使われているアルミ素材。熱伝導率がよく、おいしいパンを焼くことができます。

しっかり乾燥させて保存しないと劣化の原因になりますので、収納の際には注意が必要です。

オーブンはもちろん直火もOKなアルミ。IH以外の熱源では比較的幅広く使うことができます。

 

シリコン製

蒸したような食感のパンができるシリコン型。型離れがよく、空焼きも不要。気軽に洗えるのでお手入れはかなり簡単です。

ただ熱伝導率が悪いので、焼き色がつきにくかったり焼きムラができてしまったりする恐れもあります。

 

ステンレス製

耐酸性があり、サビにくく丈夫な素材。焼き型だけではなく冷菓の型としても使えるので、これがあるだけでレパートリーもかなり増やすことができます。

鉄に比べると熱伝導率は悪いので、型に生地がこびりついてしまうこともあります。

 

それぞれの素材には特徴があることがお分かりいただけたでしょうか。自分の目的にあったパン型の素材を選ぶようにしましょう。

 

パン型を選ぶときのチェックポイント

パン型にはたくさんの種類があり、どれを購入するか迷ってしまいます。

私がパン型を選ぶ際のチェックポイントは以下の通り。

・  価格

・  大きさ

・  形

・  素材

やはり主婦ですから、むやみやたらに高価なものは買えません。そもそもどれくらいの頻度でパンを作るかわからない場合は、あまり高価なものを買わないほうが無難かと。最初はお手頃価格のものを選ぶことをおすすめします。

パン型ってコンパクトにならないものが多いので、意外と収納にも場所をとります。ですから収納に困らず、パンを食べることを考えて大きすぎないものを選ぶようにしましょう。

どんなパンを作るかによって形も変わってきます。わが家は食パンが多いので角型。ちぎりパンを作る機会が多いという人はそれにあったものを選ぶようにしましょう。

前述した通り、素材も大切です。家事や育児に追われていることが多いので、手間のかかる素材は避けるようにしています。この素材選びはパンのできあがりはもちろん、パン作りを長く続けていけるかにも関わってくると思うのでじっくり考えるようにしましょう。

 

「空焼き」の必要性とは?

「アルタイト素材の型は空焼きが必要」とお伝えしましたが、何のためにそれが必要なのか、さらに詳しくご説明しますね。

アルタイトの型を空焼きせずに使ってしまうと、食パンが型から離れずに失敗してしまう恐れがあります。せっかく上手に焼けたパンが最後の最後で台無しになってしまったら悲しいですよね。

また使う前に塗る油の香りがパンに移ってしまうこともあります。空焼きせずにアルタイトを使うことで、いいことはありません。

空焼きをすることで型の耐久性もあがります。

 

空焚きの方法は

①  150℃のオーブンで20分加熱

②  型が熱いうちにタオルで付着しているゴミや鉱油をとる。

③  ショートニングやスプレーのオイルを型の内側に塗る。

④  240℃のオーブンで15分以上焼いて完成。

です。

型の使いはじめはまだくっつきやすいので、薄く油を塗るようにしましょう。焦げや焼きムラを防ぐためにも、薄く塗ることが大切です。

 

主婦ライターが選ぶ!おすすめのパン型8選

ここからはより具体的に、おすすめのパン型を8つご紹介していきますね。

 

タイガークラウン フタ付きパン焼アルスター 1.0斤

出典: Amazon.co.jp

タイガークラウン フタ付きパン焼アルスター 1.0斤
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定番の角型食パンの型。シンプルなので食パンはもちろん、パウンドケーキなどにも使うことができます。

フタつきなので、フタを閉めればぎゅっと詰まったしっとりなパン。フタなしで焼けばふわっと膨らんだパンを焼くことができます。

アルスターなので空焼きが必要ですが、習慣になってしまえば苦にもなりません。

これより安価な食パン型もたくさんありますが、長く使えることを考えればこれくらいしっかりした本格的なもののほうが後々いいかな、と思います。

 

ママパン 耐熱プラスチック型 新IFトレー角型

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ママパン 耐熱プラスチック型 新IFトレー角型
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パン型としてはなんとも新しい種類の登場です! こちらはママパンが販売している、プラスチックの型。耐熱温度190℃、耐寒温度マイナス20℃と幅広い温度で使用可能。

プラスチック製なので価格もお手頃。パン作り初心者の人の「とりあえず」の型にもおすすめです。

ただ190℃15分焼成の場合で50回ほど使用できるとのこと。50回ほどの使い捨てというスタイルになります。

試しにパン型が欲しい、軽くて使いやすいものが欲しい、という人におすすめの商品です。

 

そらとぶフライパン アルタイト ラウンドパン型

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そらとぶフライパン アルタイト ラウンドパン型
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アルタイト製のラウンドパン型。熱伝導率がいいのでウェーブ模様もハッキリ出ます。プロも使用するほど、しっかりと強度のあるつくりになっています。

型にはストッパーがついているので、生地が膨らんでもフタが持ち上がってしまう心配はありません。

空焼きの方法は角型と同じ。まるでパン屋さんで売っているような、かわいらしいラウンドパンが焼きたい人にはおすすめの商品です。

 

パール金属 テフロンセレクト スクエアケーキ焼型

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パール金属 テフロンセレクト スクエアケーキ焼型
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ちぎりパンを作りたい、という人におすすめのスクエア型。パーティーやおもてなしなど、人数が多いときにも大活躍します。

またパンだけではなくケーキや料理にも使えるスクエア型はかなりアレンジがききます。型ひとつでレパートリーを増やしたいという人はぜひこれを。

テフロン加工なのでくっつきにくく、お手入れも簡単。

それでこの価格はかなりお手頃かと。

 

おうちで簡単 ちぎりパンメーカー

出典: Amazon.co.jp

おうちで簡単 ちぎりパンメーカー

こちらはちぎりパン専用の型。ちぎりパンのレシピつきで、簡単に自宅でちぎりパンを作ることができます。

型の素材はシリコンゴムでできているのでお手入れも簡単。ホットケーキミッックスを使ってより簡単に作ることもできるそうです。

「子どもとパン作りをしたい」「簡単にパンが作りたい」という人には特におすすめの商品です。

 

貝印 パン型 正方形

意外とあるようでない、正方形のパン型。ハニートーストのような大きめの食パンを焼くことができます。切って食べるのはもちろんですが、パーティーなどのおもてなしのときにも活躍してくれそうです。

素材は鉄(アルミニウムメッキ)なのですが、空焼きは不要とのこと。一次発酵の前に型の内側にバターを塗るだけでいいようです。

正方形ですが1.5斤分のボリュームある食パンが焼けます。正方形の食パンを作りたいという人にはぜひこちらの商品をおすすめします。

 

パール金属 マフィン型プレート

「パン型」という名目ではありませんが、このマフィン型でもかわいらしいパンを焼くことができます。

素材は鉄ですが「ハイクリーンコート」というものがされており。こびりつかずお手入れも簡単。

マフィン型なのでパンだけではなくお菓子づくりのレパートリーを増やすこともできます。

マフィン型ではころんとしたサイズのテーブルパンやシナモンロール、イングリッシュマフィンや小ぶりのキッシュなども焼くことができます。

たくさん作ってプレゼントにするのもいいですね。

 

 Zyurong 籐製醗酵カゴ

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Zyurong 籐製醗酵カゴ
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パン屋さんで見かける渦巻き状のかわいらしいパン。それを自宅で作りたいときに使うのがこの「カゴ」。

発酵カゴの表面に粉をふり、最終発酵のときに生地を入れると渦巻きの模様をきれいにつけることができます。

天然の籐をしようしており、サイズもS〜XLまで選ぶことができます。

耐水性になっているのでお手入れもしやすく、カンパーニュなどを作りたい人にはおすすめの商品です。

使わないときは果物を入れるカゴとしても使えるそう! インテリアとも馴染みの良いおしゃれなパン型です。

 

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新しいパン型が増えればパン作りがもっと楽しくなる

パン型にも素材、形、種類がたくさんあることをお分かりいただけたでしょうか?

自分がどんなパンを作りたいか、どれくらいの頻度でどんな使いかたをするのかよく考えてパン型を選ぶようにしましょう。

新しい型が増えることで、パン作りがより楽しくなること間違いなしです!

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