音楽事務所勤務OLがご紹介!オススメのオペラグラス。

今回は、これまでの人生、音高・音大と進学し、そして音楽事務所にまで就職してしまったクラシック音楽畑の私が、観劇の必須アイテムをご紹介させていただきます。

オペラ・ミュージカル・アイドルコンサート・お子さんやお孫さんの発表会・美術館などなど・・・

作品や演者をもっと近くで見る事が出来たらなあ、と思ったことはありませんか?

 

私も宝塚観劇の際に購入して初めて使用した時の感動は忘れられません。タカラジェンヌの煌びやかなお衣装や美しいお顔をじっくりと見る事が出来て大感激!

それ以来、宝塚はもちろん、クラシックのコンサートや植物園など「いつもよりちょっとよく見たいな」という機会には必ず持って行く必需品となりました。

 

(キャーッほとばしる汗まで素敵ーッの図)

オペラグラスを使う目的は?

名前の通り、オペラ鑑賞の際に「より近くで観たい!」という19世紀ヨーロッパのセレブ達の間で普及しました。見た目にもこだわり、持っているだけで美しいアクセサリーのようなデザインが人気だったようです。

現在でもオペラ鑑賞はもちろん、美術館など様々な鑑賞の際に使用されています。

また、視力が衰えてきたご老人がテレビを観るなど、お家の中での使用もされているようです。(・・・広いお家だな!)

 

オペラグラスと双眼鏡の違いは?

地上望遠鏡の1つである、双眼鏡。その仕組みには様々あります。

オペラグラスはその仕組みのうちの1つ「ガリレオ式」で作られている物をさします。

 

双眼鏡は対物レンズも接眼レンズも凸レンズを使用しています。このままでは上下左右が逆になってしまうので

プリズムという仕掛けを入れ、光を反射させ正しく見えるようにしてあります。

 

それに比べ、オペラグラスは、対物レンズが凸レンズ・接眼レンズ凹レンズを使用していて、上下左右への反転がありませんので、プリズムは必要ありません。

このプリズム構造が入っていないことにより、オペラグラスは軽く、長時間でも負担が少なく鑑賞が可能です。

また、コンパクトなデザインは近隣の席の方に迷惑がかからずスマートです。どんなに高性能な双眼鏡でも、周りの迷惑になるようではNGですよね。

 

適切なオペラグラスの倍率の選び方

オペラグラスは単純な構造のため、大体2〜3倍のものが一般的です。距離があったり、暗い場合は双眼鏡出ないと役に立たない場合があります。

また、双眼鏡も、倍率が高いものを使えばよく見えるというわけではなく、会場・座席の位置、それから内容によっても適正な倍率が変わってきます。

倍率が上がれば上がるほど視野が狭まり、手振れもしてくるので慎重に選びましょう。

 

2~4倍

美術館・学芸会etc…作品自体の動きも無く、人混みの中でも比較的近くに立つことが出来る催し向けです。オペラグラスで対応可能な倍率。

 

3~6倍

ピアノの発表会etc…小ホール・中ホールでの催し向けです。

 

4~6倍

歌舞伎座・劇団四季・お芝居etc…大ホールでの催し向けです。

 

6~10倍

宝塚の舞台、ドームライブなど向け(遠い席を想定しての場合です。明るく、ステージにも近いSS席などでは3〜6倍程度がオススメです♪)

 

オペラグラスの相場は?

価格相場はかなり幅広く、数百円から購入することが出来、高級なものでも一万円前後と言う印象です。普段使いのものですと、二千円前後のものを選ぶと、性能・デザイン的にも満足のいく買い物になるかと思います。

美しいデザインや、金で作られたものなど、ヨーロッパの映画から飛び出したような素敵なものも販売されています。飾っておくだけで雰囲気が出るオペラグラスはインテリアとしても人気があります。

 

オペラグラスを選ぶときのポイント

オペラグラスを選ぶときのポイントは、ズバリ!「長時間の使用でも疲れないか」という事。

2つの観点から言うと

重さ

公演1〜2時間、長い時は4時間にも及ぶ公演も。なるべく軽量のもので負担なく使用したいですよね。女性の場合は200g程度、男性の場合でも400g程度を目安に手にとって、実際に構えて右手、左手、どちらでも持ちやすいかお試しをオススメします。

 

眼精疲労

倍率が高ければ高いほど、視野が狭く、暗くなり目が疲れる原因となってしまいます。先ほど書いたように、会場の大きさに合わせた倍率を選びましょう。

 

また、普段からメガネを装着している方は、メガネ装着のまま覗き込めるものを選びましょう。アイレリーフという、接眼レンズと眼の距離が15mm以上のものを選ぶとメガネを装着したままでも全視野を観る事ができます。

メガネによっては難しい場合がありますが、オペラグラス側のあてゴムの部分を捲ると観易いという裏技もあります。

 

オペラ好きが選ぶ!オペラグラスのおすすめ

価格が千円前後とお手頃で、「次のお出かけにちょっと試してみたいな」位の 気持ちで購入出来きるオペラグラス。双眼鏡本格導入前に使ってみたいものをご紹介します♪

「無いよりはよく見える」と、魅力を体感出来るはず!

 

MIZAR(ミザールテック) オペラグラス

倍率:3倍

折りたたみ式で、閉じた状態だと1,8mmと超薄型です。

 

Kenko  (ケンコー)Pliant オペラグラス

倍率:3倍
千円以下で購入できてしまいます。こちらも折りたたみ式で、閉じると2cm程に。

 

Vixen (ヴィクセン)オペラグラス

倍率:3倍

パステル調の5カラーバリエーション。シンプルなデザインなので、ビジネスセミナーや大学講義などでも目立たず使用することができます。

 

Vixen (ヴィクセン)スケルトンオペラグラス

倍率:3倍

上のオペラグラスのスケルトンバージョン。 パステルとは逆に、目立ちやすいカラーなので、カジュアルなシーンにもピッタリ。シニア世代にもどこに置いたか気付きやすく人気があるようです。

 

Kenko(ケンコー ) オペラグラス プリアン ウルトラコンパクト

倍率:2.5倍

ウルトラコンパクトでポケットに入れる事も出来ます。ポケットに入れてお散歩に。。「遠くから手を振っているのは誰だ?」こんな時にサッと取り出せて便利かもしれません。

出典: Amazon.co.jp

Kenko オペラグラス プリアン 2.5X18 ウルトラコンパクト ブラック
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双眼鏡のオススメ

先ほど「オペラグラス≠双眼鏡」と言うことについて書きましたが、最近では高性能は双眼鏡が軽量化・デザインも素敵なものがたくさん作られており、自由に選ぶことが出来るようになりました。

電気屋さんで「オペラグラス下さい」と言ったら、きっと双眼鏡をオススメされることと思います。そんな中から、私のオススメがこちら。

 

FoucusSports (フォーカススポーツ)アンティーク オペラグラス

倍率:3倍

性能的には双眼鏡になってしまいますが、この見た目。完全なるザ・オペラグラスなデザイン。なのにLED照明を点灯させる事もできてしまう面白い機能もあります。

座席番号を確認出来、便利!と人気の理由の一つのようです。ハンドルで構えるため、肘を張らずに構えることができ、隣の席の方への迷惑も気になりません。

出典: Amazon.co.jp

FoucusSports アンティーク オペラグラス

 

Vadeture ミニ双眼鏡

倍率:8倍

スマホ程のサイズ感が可愛い、超小型軽量。防水の機能もあり、アウトドアにもオススメです。高倍率なのでドームコンサートにも重宝しそうですね!

 

Vixen  (ヴィクセン)アリーナHシリーズ

倍率:6倍
豊富なカラーバリエーションが嬉しい!可愛い見た目のこちらは、アイドルのコンサートのコーディネートにも合わせやすいところが、人気の理由です。このシリーズの8倍もあるので、コンサート会場のキャパシティや座席に合わせて揃えたいですね!

 

Nikon (ニコン)双眼鏡 アキュロンT51 ダハプリズム式

倍率:8倍
レンズといえば!と、カメラのニコンからも高性能な双眼鏡が出ています。こちらは300gを超えていて若干重たいのでずっと持っているには大変ですが、サッカーなどの動きの大きいスポーツの鑑賞にも耐えうる高倍率双眼鏡です。愛用している方からは男性向きかも、との声もありました。

出典: Amazon.co.jp

Nikon 双眼鏡 アキュロンT51 8x24 ダハプリズム式
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サンテプラス カブキグラス

倍率:4倍
オペラグラスならぬ、カブキグラス!手で構えず、メガネのようにかけてみられるデザインは他にもありますが、実際に使えるものは高性能&軽量化で少々値段が張りますが、楽さでは一番かもしれません。

多少、見た目がスパイのようになってしまいますが、幕が開いたら誰もこちらなど見ていませんので、堂々とかけて観ましょう!観劇好きなご年配の方にも人気です。

メガネとの併用が出来ませんので、外してからピントを合わせましょう。

 

Roycel 双眼鏡 ZOOMY

倍率:10倍

ネックストラップ付・ 説明書 ・専用ケース・レンズ用のクロスまでついた、初心者にも安心なセット。 かなりの高倍率なので、コンサート会場が後ろの席でも満足に使えます。

出典: Amazon.co.jp

Roycel 双眼ZOOMY
ブランド
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OLYMPUS (オリンパス)Trip light RCIIモデル

倍率:8倍

手のひらに収まるサイズと、豊富なカラーバリエーションがレディにオススメ。3千円台と低価格ですが高機能で、私が特に気に入っているポイントが「メガネ対応」。

メガネを装着しているときは「目当てリング」を収納することでそのまま構えることが出来ます。いちいちメガネを外さなくて良いので、美術館でも活躍してくれます。

デザインも美しいので、私のお気に入りの一つです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?お手軽でお財布にも優しいオペラグラス。「今度のお出かけに、持って行ってみようかな?」と思っていただけましたでしょうか。チケットを購入して行くコンサート、楽しみにしていたお孫さんの晴れの姿、折角なら100%以上!楽しみたいですよね。

また、少し前より軽量化・コンパクト化が進んでいる双眼鏡への、本格的な導入の参考にしていただけましたら幸いです。

 

最後に、オペラグラス(双眼鏡)あるあるをひとつお送りします。

開演してから、かばんから出す・ケースから出す・二つ折りのオペラグラスを開く、その「音」!!会場内ではかなり響きますので、開演のベルまでに準備をしてから幕があくのを待ちましょう♪

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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