この夏、憧れのスイス旅行に行ってきました!スイスといえば、国土の3/1をアルプス山脈が占めています。
スイスの象徴であるアルプス山脈は最大の観光地でもあります。美しく雄大なアルプスの山々を楽しむために、スイスハイキングはマストイベント。
しかしわたしはインドア派でハイキングなんてしたこともありません。そんな体力や足腰に自信のないわたしが、少しでも快適にハイキングを楽しむのに最も重要なアイテムはシューズです。
シューズ以外のアイテムは、現地で調達したってかまわないのです。だけどシューズだけは、足にぴったり合って、履きなれたものを事前に用意しておかないと、どんなトラブルが起こるか分かりません。
山の中でシューズが合わず、足に負担がかかり歩けなくなるというのは最も避けるべき事態なのです。
そこで今回は、初心者でも安心のハイキングシューズを探してみました。
目次
ハイキングシューズとトレッキングシューズ、スニーカーの違い
普段使っているスニーカーで山登りはできないの?と思われるかもしれません。
しかし私は登山専用のハイキングシューズやトレッキングシューズを事前に用意しておいて大正解だと何度も思いました。
これらのシューズの一番の違いは靴底の硬さです。
スニーカーがもっとも柔らかく、続いてハイキングシューズ、さらにトレッキングシューズは最も固く、ほとんど曲がりません。
舗装された道なら、確かに柔軟性のあるスニーカーの方が歩きやすく感じます。
しかし、石や雑草が生い茂るような山奥のでこぼこ道には、大地をしっかりとらえる靴底の固いシューズでないととても歩けません。
固く守られた靴底は、足裏の負担をやわらげ、長時間の歩行による足の疲れを軽減します。
固い靴底がでこぼこ道をならしながら歩いていくようなイメージです。
簡単なまとめ
スニーカー… 舗装されたなだらかな道を数時間歩くのに適している
ハイキングシューズ… 初心者用登山靴 舗装された山道や日帰りのハイキングに適している
トレッキングシューズ… 上級者用登山靴 標高1000メートル以上の舗装されていない山道を泊まりがけで登るのに適している
私は標高3000m越えの富士山より高い山々に登ってきたのですが、なんと!
スイスでは観光整備が整っており、3000m以上の山々に、列車やゴンドラで簡単に行けるのです。
乗り物で頂上まで登り切った後の帰り道、一駅分ぐらいを2時間程度かけてのんびりくだるというのが主なスイスの観光コース。
基本、道は舗装されています。
ですから本格的な登山をするわけではないので、トレッキングシューズではなく、ハイキングシューズで十分というわけでした。
しかし標高3000mを越える山の頂上は、真夏でも雪が残っていますので、防水効果のあるハイキングシューズにしておいて大正解でした。
真夏に真っ白な雪中をザクザク歩くのは、何と楽しいことか。スニーカーではやはり雪水がしみてしまう可能性もあり、心もとないですね。
ハイキングシューズのタイプ
ハイキングシューズのタイプは、靴メーカー独自の基準で、それぞれ細分化されています。
明確に分け切るのが難しいのが現状ですが、大きな基準としてシューズの高さ、つまりカットについては知っておきましょう。
ただしカットの高さもメーカーによってそれぞれで、厳密な規定があるわけではないのです。
ローカット(低い)
くるぶしが見えるぐらいの高さ ~舗装された道を軽快に歩くのにおすすめ
足首がむき出しになる高さなので、比較的自由がきき、動かしやすく軽いです。しかし足首が固定されないため、デコボコした道では、ひねりやすいというデメリットがあります。また小石や木くずが入りやすく、舗装されていない山道や砂利道には不向きです。
出典: Amazon.co.jp
ミドル(中間)、あるいはミッドカット
くるぶしにかかるぐらいの高さ ~日帰りの初心者用の登山におすすめ
足首をしっかり固定し、傾斜の多い山道でもひねりにくく、しっかり歩くことができます。
小石や木くずが入ることもほとんどなく、水もはじいて、舗装されていない道や、多少のぬかるみ道にもどんとこい。少し重く感じるかもしれないので、事前に歩く練習をしておくとよいでしょう。ただ雪山や氷河をがっつり歩くとなると、多少機能的に物足りない部分があります。
出典: Amazon.co.jp
ハイカット(高い)
くるぶしをおおうぐらいの高さ ~泊まりがけの長時間の激しい登山におすすめ
足首がしっかりと守られますので、激しい山道や雪の中まで踏み込んでいくことが可能です。実は登山は下りのほうが足への負担も大きいのですが、ハイカットなら安定して歩くことができます。
防水や耐久もしっかりしているのですが、その分重く歩きにくいというデメリットがあります。ですが、長時間の登山になると、ハイカットのシューズが一番足に負担がかかりません。
出典: Amazon.co.jp
ハイキングシューズの選び方のポイント
ハイキングシューズを選ぶときのポイントは、やはりどんな山に登りたいか、が重要になってきます。
近所の舗装されなだらかな山道なのか、富士山のてっぺんでご来光を見るのか、スイスの雪山まで行くのか…。また歩く時間は、1~2時間程度なのか、丸一日歩くのか、泊まりがけで数日歩くのか…。
必ず専門スタッフのいるショップで、目的を伝えてためし履きしてから買うようにしましょう。ちなみに私は初心者向けのハイキングシューズで、街歩きもできるデザイン性の高いシューズが希望でした。
スイスに靴を何足も持っていくなんて、荷物になりますから、街の観光も一足でできるようにしました。
しかもわたしは普段ハイキングなんてしませんから、登山以外の服装でも合うデザインというのも選ぶポイントでした。ヨーロッパの街並みは石畳が多いので、ハイキングシューズはお買いものでも大活躍でしたよ。
他に気をつけておきたいポイントをまとめておきます。
かかと・つま先には余裕があり、通常サイズより1㎝程度大きいものを
ハイキングシューズは、必ず登山用靴下をはいた状態でためし履きをしてから選びましょう。登山用靴下は、通常の靴下より厚みがあります。専門ショップなら、靴下はたいてい借りることができます。
ためし履きした状態で、かかとに指一本入るぐらいがジャストサイズと言われています。
実は私は普段は24㎝のシューズを履いていますが、結局購入したのは25㎝と普段より1㎝も大きいシューズでした。
デブのため足幅に合わせるとこのサイズになってしまい、代わりにつま先はブカブカで、足指が動くぐらいでした。こんなに足先に余裕があって大丈夫かなと不安でしたが、結果心配無用でした。逆につま先が靴先に当たってしまうと、長時間の歩行で負担が蓄積され、痛くなってしまうこともあるそうです。
多少つま先に余裕があっても、ミドルカット以上のシューズなら足首がしっかり固定されるので、ずれて歩きにくいということはありません。
すると足首を固定しないローカットのシューズを選ぶなら、普段の足のサイズに近い方がいいということになりますね。
ミドルカット以上のシューズなら、街歩きや平坦な道では、靴ひもを上まで上げず、ゆるめにしておくとラクです。
逆に激しい山道を下るときは、靴ひもを上までしっかり締めて、足とシューズをぴったり固定させるのが疲れにくいポイントです。
出典: Amazon.co.jp
防水性と撥水性の違い
山歩きは必ず防水性のあるシューズを選びます。山の天気は変わりやすく、突然の雨に降られることもしばしば。
また、ぬかるみ道をじゃぶじゃぶ歩いたり、美しい川岸に降りて、水を感じたくなることも起こりえます。
ハイキングシューズはたいてい防水加工になっています。多少値段ははりますが、防水素材として有名なゴアテックス製商品だとより一層安心です。
ちなみに防水と撥水は違いますから、気をつけて選んでください。防水は水を通しませんが、撥水は水をはじくだけ。
撥水では激しい雨や、水たまりで、シューズの中に水が入ることを防ぎきれない場合があります。
滑りにくさ
傾斜のある山道で滑ってしまうと、漫画のように一気に下まで転がり落ちてしまうなんていう危険性も。滑りにくさもシューズを選ぶときの重要なポイントです。
滑りにくさは、靴底のゴツゴツとした溝の深さやブロックの形で決まってきます。
ちょうど車の冬用タイヤであるスタッドレスを思い浮かべてください。スタッドレスタイヤの方が溝が深く、冬の雪道や氷の上でも滑りにくい仕様になっています。
ゴツゴツの溝が深いほど、同じくゴツゴツとした山道をしっかりと捕え、滑りにくくなっています。逆に言えばゴツゴツが深いと、平らな道ではシューズと地面の接着面が少なく、滑りやすくなってしまうことに。
実は私、ハイキング中は全く滑らなかったのに、街中のスーパーの階段でシューズが滑りそうになったんです。つまりあくまで登山用のシューズは、山では滑らない仕様になっているということです。
険しい山道なら、靴底のゴツゴツの溝が深いもの、舗装された平らなハイキングコースや街歩きがメインなら、比較的溝が浅いものを選ぶといいでしょう。
写真は左から、「ピューマのスニーカー」、「コロンビアメテオミッド オムニテック」、「メレルトレッキングシューズ モアブ2ミッドゴアテックス」の靴底の写真です。溝の深さが分かっていただけたでしょうか。
また、地面をしっかりとらえるグリップ力が高いほど、滑りにくく安定して歩くことができます。このグリップ力は、靴底が柔らかいほど力を発揮します。
さらに摩擦しやすい素材の方が、滑ることを防ぎます。
「滑りにくさ」というポイントについても、各メーカーがそれぞれ研究を重ね、独自のソールを開発しています。
後はアマゾンなどのショッピングサイトのクチコミに、滑って困ったということが書かれていますので、気になるシューズは要チェックです。
有名ブランドの特徴をご紹介!
CARAVAN キャラバン
1954年に「キャラバンシューズ」を販売したことが始まりの日本老舗ブランド。
それまで日本には、軽登山靴がありませんでした。
世界で初めてヒマラヤ・マナスルへの登頂に成功した日本山岳会隊が、キャラバンのシューズを履いていたことから、広く知られるようになりました。
研究を重ねた軽くて機能性の高いシューズは、何度も名だたる賞を受賞しています。
とても日本人の足の形にあいやすいシューズなので、まずは初心者が訪れたいブランドです。
キャラバン トレッキングシューズ
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ミドルカット |
ソールの厚さ | 4.5㎝ | 素材 | ゴアテックス |
サイズ展開 | 22.5~30 | 重さ | 590g |
キャラバンの代表的なモデルシューズ。初心者のハイキングから、富士山や屋久島へのトレッキングまで、幅広く活躍する嬉しい一足です。
日本人の足を研究しつくしたキャラバンですから、履き心地がよく疲れにくいのが特徴。どのシューズを選んだらいいか分からないという人は、とりあえずこのベストセラーにしておけば、間違いはないでしょう。
MERRELL メレル
1981年にアメリカで創業された比較的新しいブランドです。若いブランドらしく機能的で、防水透湿性素材の「GORE-TEX」を使用し、グリップ力の高く滑りにくいソールを取り入れています。
登山からタウンユースまで使えるマルチスポーズシューズ「カメレオン」や「モアブ」シリーズが有名。カラーバリエーションやデザインも個性的で、持っているだけで楽しくなるシューズです。
メレル カメレオン7 ストーム ゴアテックス
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ローカット |
ソールの厚さ | 3.5㎝ | 素材 | ゴアテックス |
サイズ展開 | 22.5~25.0 | 重さ | 336g |
登山からタウンユースまで使えるマルチスポーツシューズ
とにかく軽いので、初心者のハイキングにぴったりのシューズです。パッと目を引くビビッドなカラーや、キュートなデザインは登山だけではもったいない!タウンユースや野外フェスでも大人気の定番マルチスポーツシューズです。
mont-bell モンベル
最もメジャーな日本のアウトドアブランドといえば、モンベル。アウトドア好きなら一つはモンベルのアイテムを持っているのではないでしょうか。
創業者はスイスの山、アイガーに魅せられた登山家なので、もちろん日本人に合った登山靴はお手の物。また湿気や雨の多い日本の気候に合わせて、濡れた岩場でも滑りにくいソール「トレール グリッパー」は好評です。
またアウトレットで型落ちしたタイプがリーズナブルに購入できるのも魅力です。
モンベル ティトン ブーツ
出典: Amazon.co.jp
アマゾンで購入できるのは、旧タイプです。
最新モデルはこちらより。
防水 | 〇 | カット | ミドルカット |
ソールの厚さ | 3㎝ | 素材 | ゴアテックス |
サイズ展開 | 22~26 | 重さ | 478g |
軽いハイキングにぴったりの日本の気候に合った滑りにくいシューズ
シューズの屈曲部分に金属を使わないことにより、柔らかく軽いシューズが実現しました。軽いハイキングや散策、タウンユースにもぴったりの一足です。
ゴアテックスがしっかり使われているので、防水効果も高く全ての天候に対応できます。雨の日でも滑りにくい「トレール グリッパー」で、より安定した歩行を楽しめるでしょう。
THE NORTH FACE ノースフェイス
スタイリッシュなデザインとハイクオリティな機能性で、アウトドアの王道ブランドとして名高いノースフェイス。
登山グッズは比較的ビビッドな色合いが多いですが、シャープで合わせやすいモノクロのシューズがほしいなら、ノースフェイスで探してみましょう。
ファッション性が高く、街歩きにも大活躍です。
ノースフェイスとは過酷なルートである北壁という意味がこもっており、「アイガー北壁(スイス)」「マッターホルン北壁(スイス)」「グランドジョラス北壁(フランス)」の三大北壁のことなのだとか。
困難な北壁に果敢にチャレンジしようという精神がこめられているようですよ。
ちなみに、アイガーもマッターホルンも間近まで行ってきましたよ。列車とロープウェイでピュピューと楽にね。
シェイブドゥハイカーミッドGORE-TEX
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ミドルカット |
ソールの高さ | 3.5㎝ | 素材 | ゴアテックス |
サイズ展開 | 22~26.5 | 重さ | 280g |
高いデザイン性があらゆるシーンをスタイリッシュに演出
この白いシューズいいですね。とってもおしゃれで素敵。今更ながらこのシューズを買えばよかった。ただ白は汚れやすいので、山歩きに使うには躊躇しますね。
とても軽く、クッション性にも優れていますので、スピードハイキングにおすすめです。色は三色ありますが、どれもシンプルで合わせやすいので、普段のカジュアルなファッションにも大活躍です。
Columbia コロンビア
1938年に創業されたアメリカの定番アウトドアブランドです。マルチポケットフィッシングベストを開発したことでも有名。
高いデザイン性とリーズナブルな金額で、若い層や初心者に人気です。シューズのカラーバリエーションも豊富で、眺めているだけでウキウキします。タウンユースからアウトドアまでマルチに活躍するのが嬉しいですね。
セイバー4ミッド アウトドライ
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ミドルカット |
ソールの厚さ | 1㎝ | 素材 | 合皮 |
サイズ展開 | 22.5~26 | 重さ | 352g |
滑りにくく防水透湿性のある初心者用ハイキングシューズ
私がネットで見て一目ぼれして買いに出かけたのがこのシューズ。ビビッドなイエローがキュートで、足元にまるでひまわりの花が咲いたようではないですか。イエローの靴って、ありそうで案外ないんです。
しかし履いてみると思ったよりカジュアルだったので、結局購入しなかったんですけどね。
防水効果が高く、クッション性のある素材なので、ハイキングやフィッシングにもおすすめの一足です。
初心者用ハイキングシューズのおすすめランキングTOP5
5位 ダンロップ スニーカー アーバントラディション
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ローカット |
ソールの高さ | 2㎝ | 素材 | 合成皮革 |
サイズ展開 | 22.5~25 | 重さ | 240g |
軽くてリーズナブルなコスパ最強ハイキングシューズ
軽くて足首の自由がきくローカットなのでとても歩きやすいシューズです。ダンロップは、「街に、山に、ファッションと機能を融合」をコンセプトに、高い機能性を持った軽い履き心地のウォーキングシューズを開発したブランドです。
ミドルカットの登山靴ではおおげさ過ぎて、そのときしか使わないと思う方におすすめです。日帰りのハイキングならこのシューズで十分でしょう。防水効果も思いのほか、しっかりしています。
4位 ウインブルドン トレッキング レディス 防水設計
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ローカット |
ソールの厚さ | 3.5㎝ | 素材 | ポリエステル |
サイズ展開 | 22.5~25 | 重さ | 290g |
この軽さでトレッキングまでこなせるラクチンシューズ
テニストーナメントで有名なウィンブルドンより公式ライセンスのブランドシューズです。ゆったりとした履き心地と、トレッキングシューズにしてはありえない軽やかさが魅力。
軽いハイキングからトレッキングまで対応したマルチな作りです。
デザインもベーシックで幅広い年齢層に使えます。夜間はライトに当たると光る素材なので、夜道でも認識しやすいシューズ。
3位 キーン ピレニーズハイキングシューズ
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ミドルカット |
ソールの厚さ | 3㎝ | 素材 | 天然皮革 |
サイズ展開 | 22.5~26 | 重さ | 500g |
クラシカルなヨーロッパデザインで海外旅行にぴったり
キーンは2003年にサンダルをメインに販売されたとても新しいブランド。革新的なデザインや機能性で本国アメリカではとてもポピュラーなシューズです。
このピレニーズは高級感のあるデザインで登山から普段使いまでマルチに活躍。柔らかな履き心地と高い防水性が人気のベストセラーハイキングシューズです。
2位 メレル トレッキングシューズ モアブ2ミッドゴアテックス
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ミドルカット |
ソールの厚さ | 2.5㎝ | 素材 | ゴアテックス |
サイズ展開 | 22.5~25.0 | 重さ | 410グラム |
ゆったりとした履き心地で足デカさんにもラクチンシューズ
私の母親がいくつか試し履きして最終的に選んだシューズがこれです。私の母は太った年寄りなので、比較的ゆったりとして楽な履き心地が決め手だったようです。私も履いてみましたが、軽くてとっても歩きやすかったですよ。
滑りにくいのでハイキングでもタウンユースでもマルチに活躍。まさに旅行にうってつけの一足です。
1位 コロンビア メテオミッド オムニテック
出典: Amazon.co.jp
防水 | 〇 | カット | ミドルカット |
ソールの厚さ | 2.5㎝ | 素材 | スエード |
サイズ展開 | 23~29 | 重さ | 540g |
スタイリッシュなデザインで登山からタウンユースまで
私が最終的に選んだシューズがコチラ。決め手はやはりシンプルで使いまわしのききそうなデザイン性とスェード素材のかもしだす高級感ですね。
ロングスカートにも合わせられるし、ちょっと高級なレストランでもシレッと入れそう。海外の高級ブティックやレストランは、ドレスコードが厳しいことがあるので、登山靴では入れないことがあります。
基本登山がメイン観光イベントであるスイスでは、ドレスコードはゆるいことが多いですが。
スエード調の合皮なので、最初はきつく感じますが、すぐに足になじんできて、柔らかい履き心地です。防水透湿性で雪の中も歩くことができたし、長時間のトレッキングにも使えるのだとか。
インドア派なので、ハイキングなんてほとんど行かないし、普段履きや何ならオフィスにも履いていけるデザインを求めた私にぴったりの一足でした。
初心者用ハイキングシューズの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、初心者用ハイキングシューズの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング
スイスハイキング、その後…
事前に登る山や必要な機能を明確にしていたので、理想のシューズに出会い、思う存分スイスの旅を楽しむことができました。
お天気に恵まれ、写真のように逆さマッターホルンの撮影にも成功しましたよ。
ここは天国かと思うぐらいスイスの風景は素晴らしかったのですが、特にその後、アウトドアに目覚めることもなく…。何かもう、スイスで富士山より高いところに行けたし、これ以上の登山体験はないかなって…。
気をつけてほしいことは、ハイキングシューズやトレッキングシューズは履かないと劣化します。ハイキング中にソールがとれてしまった男性がいました。恐らく、久しぶりに靴箱から古いシューズを取り出して、劣化していることに気がつかず持ってきたのでしょうね。
シューズは必ず旅の前に、履きならしておくことを忘れないでくださいね。
私の選んだシューズは、今はレインシューズとして雨の日に大活躍です。少々の水たまりはジャブジャブ渡ることができますし、長靴よりずっとおしゃれで歩きやすいですよ。
そのために街歩きや普段の洋服に合わせやすいデザインを、入念に選びましたからね!理想のシューズで楽しい旅に、行ってらっしゃい~。