メンズレディースそれぞれご紹介!登山用時計のおすすめランキングTOP5

スマホがあれば登山もオッケー!…そう思っていませんか?確かにスマホにはGPSがついていますが、電波があるとも分からない山の中、地図も見れず、電池の消耗も早い。登山用グローブをしていてはスマホを操作できず、登山の疲れからスマホを取り出すたびに落としそうになってしまったり…。

そこで便利なのが登山用時計。時計としての機能に加え、GPSや高度計など、登山に必要な機能がぎっしり詰め込まれてます。これさえあれば、スマホはバッグの中でオッケーですよ。

 

登山用時計の機能を確かめよう

登山用時計に必要な機能を確認していきましょう。

 

マストな機能を確認しよう!

高度計、気圧計、コンパス

高度計、気圧計、コンパスは登山の際に必須の情報。これらの機能をそろえる時計は”ABCウォッチ”(※)と呼ばれます。これらの情報を紙の地図を照らし合わせることで、自分の現在位置やこれから進もうとしている道の正確さを確認することが出来ます。

※ 高度計=Altimeter,気圧計 = Barometer, コンパス=Compass

GPS

高度計、気圧計、コンパスと合わせて大事なのがGPS。GPSがあればより正確に自分の位置が分かりますし、地図対応の登山用時計なら盤面に自分の現在位置と地図を表示する事も出来ます。特に昨今の登山用時計は日本版GPS”みちびき”(※)への対応が進んでいます。一部のスマートフォンでも”みちびき”に対応してるものもありますが、バッテリーの消費を気にせず、自分の現在位置を知る事が出来ます。

※ 日本版GPS”みちびき” = 元々”GPS”とは米国が運用する衛星測位システムの事を指し、日本での即位取得は必ずしも正確ではなかった。これを解消するため、日本独自の衛星測位システムの運用が2018年11月01日から開始され、その愛称を”みちびき”という。当然、米国の”GPS”にしか対応しないものとは精度が段違い。

 

あると嬉しい便利機能!

地図機能

登山用時計の中には、文字盤に地図を表示できるものがあります。これさえあれば紙の地図いらず!…は不安なので、紙の地図は持参してほしいのですが、ほとんどの場面では登山用時計だけでルートの確認・現在地の確認が出来るので、非常に強力な機能と言えます。

心拍系・活動量計

登山で必死に登っているとき、自分の心拍がどれくらいか分かると面白いです。息が上がっているようで心拍と普通だったり、意識が朦朧としていて心拍数がレッドゾーンだったり…。登山後の活動量が数1,000キロカロリーと表示されると「またダイエットのために登山しよう!」と思えますよ。

アプリとの連携

時計の機能は貧弱でも、アプリと連携する事で真価を発揮する登山用時計もあります。自分が歩いた登山道をスマホアプリで振り返って楽しむ・友達とシェアする事で、登山後の楽しみも広がります。

 

登山用時計の選び方のポイント

それでは上記の機能に加えて見落とせない登山用時計のポイントについて見ていきましょう。

 

操作のしやすさと見やすさ

まずは時計としての基本機能。実際に腕に装着した際、操作がしやすく、見やすいかどうかをチェックしましょう。特に多機能な登山用時計を使うには時計のボタンを操作する必要がありますが、ボタンが押しづらい・反応が悪いなど、買った後に後悔しないようにレビューなどでチェックしましょう。

 

長時間利用できるバッテリー

バッテリーの持たないスマートフォンの代わりに使いたいので、バッテリーの持ちは重視しましょう。少なくとも1日、出来れば2日以上持つタイプであれば、バッテリーが劣化し持ち時間が少なくなっても安心です。登山用時計はGPSを無効にしバッテリー持続時間を伸ばすモードがありますが、今回は登山でのGPS常用を前提とするため、GPSが有効な状態でどれだけバッテリーが持つかを考慮します。

 

防水・耐水や耐衝撃

登山で使うなら、ちょっと岩にぶつけたくらいで盤面が割れるなんて嫌ですよね。メーカーもそれを意識して、登山用時計を頑丈に作っているのでそこをチェック!ちなみに…スマートフォンは岩にぶつけると画面が割れます。…これがスマホを登山で使いたくない理由の1つ。

同じく防水性能も大事です。登山では急な天候変化で雨に降られることもしばしば。レインウェアを用意しても時計はずぶぬれで使えなくなったとしたらシャレになりません。

 

時計のサイズ感・重さ・厚み

多機能な登山用時計はその分サイズが大きく厚みもある場合があります。普段使いの時計としても使う場合、サイズや厚みが邪魔になる事がありますので、メインの用途を意識して選ぶようにしましょう。

 

価格

購入にあたって価格は重要ですよね。高機能な登山用時計はやはり高価。自分にとって一番コストパフォーマンスがよい時計を選びましょう。

 

人気のブランドをご紹介!

ここからはアウトドア用スマートフォンのおすすめメーカーをご紹介します。この分野、通常の時計メーカーと違って、登山用時計に強いメーカーがシェアを伸ばしています。通常の時計メーカーはブランド力を強みにデザインで巻き返しを図っています。

 

ガーミン(GARMIN)

登山用時計メーカーの代名詞的存在です。元々、GPS専用機のメーカーでありアウトドアに関するノウハウがつぎ込まれた登山用時計はまさに王道。高価格帯~低価格帯まで種類も豊富で自分に合った時計を選べるメーカーと言えるでしょう。

GARMIN fenix 6X Pro Dual Power

従来の登山用時計よりさらに大型の1.4インチディスプレイを搭載し視認性を向上。GPSを有効にした状態でのバッテリー持続時間は驚異の60時間とスキのないフラグシップモデル。

 

バッテリー持続時間 最大60時間
防水・耐水 10気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 82g / 51.0 × 51.0 ×14.9 ㎜
機能 ABC機能・地図表示・GPS・光学心拍計・音楽再生・電子マネー

 

カシオ(CASIO)

”PRO TREK(プロトレック)”というブランド名でアウトドア用時計を展開しているメーカー。2016年3月に発売した「WSD-F10」から続くAndroid OS搭載の登山用時計はファンから高い支持を得ています。

CASIO WSD-F21HR

Android OS搭載のPRO TREK最新モデル。前モデルには搭載されなかった心拍計測機能を搭載し、さらに機能アップした登山用時計。

 

バッテリー持続時間 最大20時間
防水・耐水 5気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 81g / 61.7 × 57.7 × 16.8 mm
機能 ABC機能・地図表示・GPS・光学心拍計

 

スント(SUUNTO)

ダイビング用コンパスから始まったアウトドアウォッチの老舗メーカー。北欧らしいすっきりとしたデザインで普段使いの時計としても人気。

SUUNTO SUUNTO9 BARO

SUNNTOのフラグシップモデル。GPSをONにした標準設定でも25時間程度のバッテリー持続時間を誇るが、加速度センサーの情報を組み合わせることで、省電力モードでもGPS常時ON時と同程度の正確さでのトラッキングを実現。

 

バッテリー持続時間 最大25時間
防水・耐水 10気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 79g / 50 × 50 × 15.8 mm
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計

 

セイコー(SEIKO)

言わずと知れた日本製高級腕時計メーカー。登山用時計の分野では目立っていなかったが、2019年9月にSONY製のバンド型スマートウォッチ”wana”とのコラボモデルを発売

SEIKO seiko wena wrist active Digital Solar head

時計部分はSEIKOの登山用デジタル時計、バンド部分にSONYのスマートウォッチという組み合わせ。登山用時計との機能も備えつつ、街での電子マネー利用やスマートウォッチとの連携に強みを持たせた異色の登山用時計。ヘッド部分とバンド部分にそれぞれバッテリーが搭載されており、バッテリー持続時間が長いのが特徴。

 

バッテリー持続時間 5か月/1週間(バンド部分)
防水・耐水 3気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 80.9g(ヘッド部・バンド部合わせて) / 厚み12.5mm(縦・横は非公表)
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計・おサイフケータイ

 

【メンズ向け】登山用時計のおすすめランキングTOP5

 

第1位 GARMIN ForeAthlete 945

価格・性能ともにスキのないベストバイ

上位機種のfenix 6シリーズと同等の性能を持ちながら価格が抑えられたモデル。fenix 6よりも耐衝撃性は若干落ちるものの、他社のフラグシップと同程度を維持。もちろん、GPSや地図表示、心拍表示など登山用時計に必要な機能は全て入った決定版です!

バッテリー持続時間 最大32時間
防水・耐水 5気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 50g /  47 x 47 x 13.7 mm
機能 ABC機能・地図表示・GPS・光学心拍計・音楽再生・電子マネー

 

第2位 CASIO WSD-F30

カラー地図・GPS完備のお買い得モデル

最新モデルのWSD-F21HRの1つ前のモデル。F21HRと併売されており、心拍機能はないものの発売からしばらく経っていることもありネットショッピングサイトでの値下がりが目立つ。地図表示の性能差はないので最新モデルにこだわらないならこれ!

バッテリー持続時間 約1.5日
防水・耐水 5気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 83g / 60.5 × 53.8 × 14.9 mm
機能 ABC機能・地図表示・GPS

 

第3位 SUNNTO9 BARO

デザイン重視ならこれ!

登山用時計の専業メーカーに比べると正直コストパフォーマンスに劣る部分は見られますが、この時計の特徴はなんといってもデザイン、そしてブランド。一目で登山用時計と分からないすっきりしたデザインで登山にも街にも違和感なく利用できます。

バッテリー持続時間 最大25時間
防水・耐水 10気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 79g / 50 × 50 × 15.8 mm
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計

 

第4位 SEIKO seiko wena wrist active Digital Solar head

メカメカした限定時計が欲しい人へ

バンド部分はSONY、ヘッド部分はSEIKOとメーカーが違い、連携するアプリも2つ、バッテリーの充電口も2つと多少の扱い辛さはありますが、使いこなせれば多機能で面白い時計です。また各色限定500台の販売でレア感が高いのも魅力です!

バッテリー持続時間 5か月/1週間(バンド部分)
防水・耐水 3気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 80.9g(ヘッド部・バンド部合わせて) / 厚み12.5mm(縦・横は非公表)
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計・おサイフケータイ

 

第5位 GARMIN INSTINCT

質実剛健のモノクロ時計

画面表示可能な登山用時計としては異色のモノクロ表示。地図表示機能などは貧弱ですが、高度計、GPSや心拍機能は上位モデルと肩を並べます。耐衝撃性も強く、ゴツゴツした男らしい時計が好きな人にオススメです。

バッテリー持続時間 最大14時間
防水・耐水 10気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 52g / 45 x 45 x 15.3 mm
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計

 

【レディース向け】登山用時計のおすすめランキングTOP3

 

第1位 GARMIN fenix 6S Sapphire

女性にぴったりの小型軽量モデル

GARMINの商品の中では珍しく、文字盤が小さく登山用時計にしては比較的軽いモデル。もちろん、他のモデルと同等の登山用時計機能は完備しており、性能は最高峰。

 

バッテリー持続時間 最大25時間
防水・耐水 10気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 61g / 42 x 42 x 13.8 mm
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計

 

第2位 SUUNTO SUUNTO5

コスパ重視の標準的な登山用時計

地図表示機能以外はほぼ上位モデルのSUUNTO9と同性能であり、デザインとコストパフォーマンスを重視する人におすすめのモデル。

バッテリー持続時間 最大10時間
防水・耐水 5気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 66g / 46 × 46 ×14.6 mm
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計

 

第3位 CASIO プロトレック ソーラー

シンプルでかわいい小型軽量時計

ピンク色で少しアクセントを効かせたいならこれ。商品説明で”メンズ”と書かれていますが、メーカー直々に「コンパクトサイズで女性も身に着けやすい」とオススメされています。文字盤が通常の時計スタイルの代わりにバッテリーが長時間持ち格安なので、2つ目の登山用時計としても買いやすいです。

 

バッテリー持続時間 最大8か月
防水・耐水 10気圧
重量・サイズ(縦・横・厚み) 58g / 47.1 × 47.1 × 12.7 mm
機能 ABC機能・GPS・光学心拍計

 

登山用時計の売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、登山用時計の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

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登山用時計を持って山に登ろう!

登山用時計があれば登山がもっと楽しく、安全になります。アナログの地図と気圧計・高度計・コンパスが登山用時計に詰め込まれ、過酷な環境でも動作は安定。登山専門家も信頼を寄せるようになりました。

専門家でなくても登山後にGPSログを見て旅を振り返ってSNSに投稿して記録を残すこともできます。せっかく登山するならちゃんと記録を残したい!今年はぜひ登山用時計を購入して山登りを楽しんでください!

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