足元のおしゃれに欠かせない存在であるブーツ、その中でも様々な服装に合わせやすく、気軽に履くことができるのが「ショートブーツ」です。
私もブーツは大好きで、自分でもいろいろなブランドのショートブーツを探すのですが、その中でもついついメンズのショートブーツが目に入ってきてしまいます。
“かわいらしさ”をもつレディスのショートブーツとはちがい、メンズのショートブーツの売りは何といってもその“かっこよさ”です。
無骨なものでワイルドさを、逆にエレガントなもので紳士的なスマートさまでをも演出できる「メンズショートブーツ」、履きこなしている方には思わず一目置いてしまいます。
本ページでは、そんな「ショートブーツ」の魅力をお伝えするべく、おすすめの種類をランキング形式でご紹介させていただきます。
メンズショートブーツの魅力
手入れの行き届いたショートブーツは、重厚なツヤ感が美しく、男性らしい武骨な魅力や洗練されたスマートさがにじみ出ていて、それを履いた男性を見るととても好感が持てます。
ともすれば一生モノの付き合いになるブーツですが、一つのものを長く大切に使っている姿勢が見て取れるので個人的に靴は初対面の時などでついつい目で追ってしまう部分でもあります。
メンズショートブーツの種類
まずはショーツブーツにはどのような種類があり、どのような使い方をすべきかをご紹介します。
エンジニアブーツ
エンジニアブーツとは、靴紐がなく、甲からくるぶしあたりにまでついているベルトが特徴のブーツです。
もともとはエンジニアが作業に用いるための安全靴であり、足場の悪い環境のための頑丈なブーツという一面が男性のワイルドさを表現するのに一役買ってくれます。
主にアメカジファッションや、バイク乗りのライダーファッションに最適のデザインです。
もともと安全靴であることから、履き始めはあまり履き心地がよいとは言えませんが、長く履くほどに足になじみ、その重厚感が癖になってきます。
ワークブーツ
ワークブーツとは、主にひもで締めあげるタイプのブーツです。
ブーツと聞いて大半の人が想像するのがこのワークブーツだと思います。
エンジニアブーツよりもスマートで、後に述べるチャッカブーツよりもカジュアルなワークブーツは、どんなスタイルにもマッチするまさに万能選手です。
手入れ次第では何年も使い続けることが可能なワークブーツは、履き続けるほどに愛着がわいてきます。
チャッカブーツ
チャッカブーツとは、くるぶし丈の革靴で、爪先革と腰革の2パーツで形成されるブーツです。
その上品なデザインからビジネスシーンやドレスコードでも用いることができるのが特徴です。
また、最近はスエード素材で作られるものも多く、カジュアルスタイルにもぴったりの商品も数多くあります。
ワイルドさを演出するエンジニアブーツやワークブーツと異なり、紳士的なスマートさを演出するにはチャッカブーツがおすすめです。
メンズショートブーツを取り扱う主なブランド
メンズショーツブーツを扱うブランドは多数ありますが、その中でも特に有名ないくつかのブランドをご紹介したいと思います。
レッドウィング
なんと100年以上も続くアメリカで創業されたブランドです。
アメリカでワークブーツといえばレッドウィング、というほどに有名なメーカーでだれもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ドクターマーチン
厚底、黄色いステッチが特徴のドイツ発イギリス育ちのブランドです。
パンクロックのミュージシャンに愛用され、パンクファッションの代名詞といえます。
リーガル・シューズ
1961年にアメリカの会社と技術提携することで誕生した革靴をメインとする日本のブランドです。
日本の靴の歴史を作り上げてきたといっても過言ではありません。
トリッカーズ
イギリス生まれのトリッカーズは英国王室御用達のブランドです。
ウィングチップとメダリオンが特徴的なカントリーブーツが人気の、クラシックな雰囲気が多くの人に愛されています。
ウエスコ
徹底的に“質”にこだわることが特徴のアメリカ発祥のブランドです。
155もの工程を職人たちがハンドメイドで制作しています。
カスタムオーダーメイドが可能であり、「自分だけの一足」を手に入れることができます。
ダナー
アメリカ生まれの、アウトドアブーツの定番ブランドです。
機能性が高いことに特徴があり、世界初のゴアテックスを採用したブーツを製造しています。
チペワ
「インディアン」を意味する名前冠するレッドウィングに並ぶアメリカの有名ブランドです。
機能性、丈夫さとおしゃれさを兼ね備えたエンジニアブーツに定評のあるブランドです
メンズショートブーツの選び方
メンズショートブーツの基礎知識をお伝えしましたが、実際どのように選ぶべきなのでしょうか。
ここでは、ショートブーツ選びのポイントをいくつかご紹介したいと思います
デザイン
やはり一番大事なことはデザインです。前に述べた通り、ショートブーツには、エンジニアブーツ、ワークブーツ、チャッカブーツという種類があり、それぞれデザインが大きく異なります。
自分の普段のファッションスタイルに合わせることが重要です。
- エンジニアブーツ
エンジニアブーツの特徴は何といってもそのシンプルで無骨なデザイン。
これに合うのはやはりアメカジファッションでしょう。
アメカジファッションのラフな雰囲気がエンジニアブーツによく合います。
ブーツインが基本的なスタイルとなりますが、よりカジュアルさを出したいならブーツアウトもおすすめです。
アメカジ以外にも細身のパンツなどに合わせてロックスタイルに用いるのも格好いいですね。
- チャッカブーツ
チャッカブーツはその上品なデザインから、フォーマルなスタイルに用いることができるのがポイントです。
スーツにもきれいめファッションにもぴったりです。
ジャケットを着てびしっと決めたい方は足元までこだわってチャッカブーツをセレクトしてはいかがでしょうか。
もちろん素材によってよりカジュアルな雰囲気を出すこともできますが、やはりフォーマルな雰囲気を出せる革製のチャッカブーツを一足持っておくことをお勧めします。
- ワークブーツ
ワークブーツはどんなファッションにも合わせられる万能選手です。
カジュアルファッションにももちろん、きれいめファッションに少し遊びを入れるのにも使えます。
どのようなファッションにも合う一方で、基本的なデザインというものがなく、デザインの幅が広く、選ぶのに悩んでしまうこともある種類でもあります。
自分の好きなファッションスタイル、自分の普段着ている服装を考えて一番合ったものを選びましょう。
購入する際に、ブーツに合わせたい服装を着て行って試着するというのがおすすめです!
色
デザインに並んで重要なのは色選びです。
様々なバリエーションがあるブーツは、色選びで個性を出すことも可能です。
また、ブランドによっては、代名詞ともいえる色などもあるので、好きなブランドの代名詞ともいえる色を選択する方法もあります。
- 黒系
ハードでかっこいいイメージのカラーです。
どのような色のパンツにも合わせやすく、ブーツ初心者の方はまず、黒のブーツを購入してみてはいかかでしょうか。
- 茶系
黒系と同じく多くの色のパンツに合わせやすい茶系は、黒系よりも柔らかいやさしいイメージを与えます。
カジュアルさを求めるなら茶系をセレクトするのがおすすめです。
- 赤系
レッドウィングなどのイメージカラーでもある赤系は、ほかの人とはすこし差をつけたいという方におすすめです。
特にレッドウィングの暗めの赤色は、個性を出しながらもいろいろなパンツに合わせやすい色合いをしており人気が高いです。
- 青系
よりクールさを出すには、青系をセレクトするのはいかがでしょうか。
青系はどんなパンツにも合うとは言えず、ファッションセンスが試される色ですが、うまく履きこなすことで間違いなく周りから一目置かれるでしょう。
青系を選ぶなら革製のものよりスエード素材のものがおすすめです。
- 機能性
ブーツの種類によってその機能性が異なることから、用途によって選ぶことも重要です。
エンジニアブーツはその安全性、頑丈さから、バイクに乗るライダーなどに重宝されているブーツです。
また、ワークブーツはもともと作業用に履かれるものであり、歩きやすさ・丈夫さを求めるならこれを選択しましょう。
ブランド
選ぶポイントの最後は、ブランド選びです。それぞれのブランドが得意としているブーツの種類は異なり、その雰囲気も様々です。
メンズショートブーツお勧めランキング8選!
本トピックでは、ぜひ男性に履いてほしい、男性が履いていたらかっこいいショートブーツをランキング形式でご紹介させていただきます。
8位 リーガル・シューズ チャッカブーツ
出典: Amazon.co.jp
日本を代表する革靴メーカーであるリーガル・シューズが作るチャッカブーツはデザインの上品さと歩きやすさを両立するまさに名品です。
革の光沢が美しいリーガル・シューズのチャッカブーツは、ぜひスーツスタイルに合わせてみてください。
日本のメーカーなので、どこの靴量販点にもたくさんの種類が置いてあり、手に入れやすいのもうれしいところです。
値段は3万円台ほどで、ブーツ初心者には少し高いかもしれませんが、手入れをすることで何年も履くことができます。
7位 チペワ エンジニアブーツ
出典: Amazon.co.jp
靴に刻印されたインディアンのロゴが印象的な、まさにエンジニアブーツといった無骨でワイルドなデザインが素晴らしいチペワのエンジニアブーツ。
初めから柔らかく滑らかな革質であるため、履き始めから比較的馴染みやすいという点がおすすめです。
まさにアメリカンな風貌がかっこよく、ライダースジャケットなどに合わせてロックに履きこなすのもありですね。
6位 ダナー ダナーライトⅡ
出典: Amazon.co.jp
世界で初めてゴアテックスを採用したことで知られるダナーライトは、名前の通り軽くて丈夫という画期的なワークブーツです。
もともとは登山靴であることから、登山やキャンプといったアウトドアに用いられることが多いですが、そのおしゃれなデザインから街歩きにも愛用されています。
夏場のアウトドアで、ショートパンツにダナーライトを合わせるのはおしゃれ上級者のスタイルといえます。
5位 ドクターマーチン 8ホールブーツ
出典: Amazon.co.jp
ドクターマーチンといえばこの8ホールブーツ。すっきりとしたフォルムが特徴のワークブーツで、パンクスタイル、ロックスタイルとの相性が抜群です。
8ホールの名前の通り、8つの紐穴がついているこのモデルは、イギリスの多くのミュージシャンに愛用されたことでも人気が高く、音楽ファンとしても見逃せないモデルです。
4位 レッドウィング アイリッシュセッター
出典: Amazon.co.jp
ワークブーツの代名詞、決して色あせない不朽の名作、それがこのレッドウィングのアイリッシュセッターです。これなくしてブーツを語ることはできません。
その赤みの強いカラーのデザインはあまりにも有名ですが、レッドウィングはデザインだけでなく質にもこだわっており、履けば履くほどに自分の足になじんでくるように作られています。
実際、私自身レッドウィングのアイリッシュセッター8888を履いているのですが、使うほどにしっくりくる履き心地と、たくさん歩いても疲れない履き心地で大好きな一足です。
レッドウィング エンジニアブーツ
出典: Amazon.co.jp
レッドウィングからはさらに、エンジニアブーツも紹介したいと思います。
こちらは先ほど紹介したチペワと人気を二分するエンジニアブーツです。
柔らかくなじみやすいチペワのブーツとは対照的に、固い革を履き続けることで自分の足に馴染ませていく過程が愛される理由となっています。
3位 ウエスコ ジョブマスター 108100
出典: Amazon.co.jp
そのタフさが魅力的なウエスコのワークブーツ。ジョブマスターの名前の通り、様々な職種・多種多様な現場で使うことができるというモデルです。
細かいオーダーでカスタムすることが可能で、まさに自分だけの一足を手に入れることができます。
価格帯は10万円台と、かなり高めですが、その丈夫なつくりにより10年20年と使用し続けることができるため、一生もののブーツを購入したい方にはおすすめです。
2位 ホワイツ セミドレス
出典: Amazon.co.jp
ホワイツはワークブーツメーカーの中でも特に歴史が古いメーカーであり、仕事を行う人のためにブーツを開発し続けています。そんなホワイツの製造するワークブーツの耐久性は抜群です。
セミドレスは接客業の方向けに作られたモデルであることから、ワークブーツでありながら、高い耐久性とともにデザインの美しさや上品さを兼ね備えています。
1位 トリッカーズ カントリー
出典: Amazon.co.jp
1位に選んだのは、「Tricker’s」のカントリーブーツ。
カントリーブーツといえばTricker’sというほど有名で、長い期間にわたって支持されているイ、1829年創業のギリスの名門ブランドです。
1足の靴を一人の職人が最初から最後まで手掛ける、「ベンチメイド製法」を採用しています。
私もTricker’sが好きでカントリーブーツはマロンとブラックの2足、ショートタイプのエイコンを1足持っているのですが、履き始めはすごく硬くて脚がめちゃくちゃ痛いのですが、なじむと驚くほど足になじみ、街歩きに欠かすことのできない存在になりました。
まとめ
おしゃれは足元からといいますが、やはり足元までこだわって素敵なブーツを履いている男性は魅力的にみえますね。
使うほどに足になじみ、エイジングによって様々な表情を見せてくれるレザーブーツは、生活を彩ってくれること間違いなしの存在です。
一度その魅力を知ると、別のショートブーツもついつい欲しくなってしまうはず。笑
このページが皆様の理想のメンズショートブーツ選びの一助になれば幸いです。