究極の癒し!楽しめる!大人におすすめ絵本!

大人になってから、絵本読んでいますか?

大人になってから絵本を読む人は少ないと思います。子供に読んであげる…その程度ではないでしょうか。私も、全くと言っていいほど絵本を読んでいませんでした。

しかし、子供の小学校の読み聞かせ活動に参加するようになり、今では1週間に1度は児童図書館へ足を運び、選書も兼ねて20冊以上は読んでいます。

現在所属している読み聞かせ活動のメンバー同士で読みあいの練習をします。その時間は、癒しの時間です。読み聞かせしてあげることはあっても、読み聞かせしてもらうことはなかなかないため、とても贅沢な時間に感動したことを覚えています。

絵本の魅力はさまざまです。絵本を手に取って読むことで、温かな気持ちになれたり、忘れていた感覚が蘇ったり想像力豊かな気持ちになれたりするのです。自分にとって心癒される素敵な絵本を探してみてください。

大人目線で良かった絵本、私が大好きな絵本を紹介させてください。

 

第10位 しってるねん

まず10位!私達の日常生活のあるある!めちゃたのしく読める大阪弁の絵本。

あれ?あのおばちゃんだれやった?まえにあったことあんねんなぁ~??

子どもの読み聞かせでもよく使う絵本です。長谷川義史さんの絵のタッチも大好き!声を出して笑ってしまうコント調物語です。セリフを覚えるほど何度も図書館で借りてしまい…最終的には自分で購入した絵本です。

リビングに置いて、時々読み返してみてください。何度読んでも笑える家族の大切な絵本になってくれるはずです。

 

第9位 かたあしだちょうのエルフ

子供の頃、私がはじめて読んだとき、すごく衝撃を受けた版画の絵本です。幼かったこともあり、驚きでもう一度読みたいというより、ただただかわいそうという気持ちだけでした。

でも、母親になって再度手に取り読んでみて、無償の愛は強いことに心から感動し涙しました。子供の頃には、感じ取れなかったことを感じられたということなのかもしれません。

自己犠牲の絵本としては不向きという意見もありますが、私はあえておすすめします。素直に泣ける物語でもあり、人生にとって大事なことを考えさせられる一度は触れてもらいたい絵本なのです。

 

第8位 モミの木

第8位は、北欧好きのあくび。おすすめ!世界中で愛されているアンデルセン童話の名作「モミの木」。アンデルセン童話×マリメッコのデザイナー(サンナ・アンヌッカ)で話題になった絵本です。マリメッコらしいおしゃれな色合いで額縁に入れて飾りたいくらい!大人のための絵本だと思えます。

を生きなさい!という言葉に心がやわらかくなる気がします。

北欧好きな人はもちろん、大切な人や自分への贈り物として喜ばれる1冊です。

 

第7位 ナマケモノのいる森で

この絵本はアート的な繊細な美しい仕掛けが魅力です。絵本というより芸術作品だと私は思います。ページをめくるたび、360度展開で広がる森の仕掛けに、より物語が心に響いてくる素敵な大人絵本です。

ナマケモノを探したりしながら、親子でも楽しめるため、出産祝いにも喜ばれる1冊だと思います。

 

第6位 オセアノ号、海へ!

第7位、第6位と続きます。「ナマケモノのいる森で」の同作者(ボワロベール×リゴー)の話題のしかけ絵本。本当にしかけが美しい!これにつきます!海中の細やかな魚や生き物にも目を奪われる夏におすすめの絵本です。

日常で私たちが目にしない海の中の楽しいしかけがいっぱい。

遠くに住む友人から届いた手紙のように何度も手にとって読みかえしたくなる本。(出版社アノニマ・スタジオのHPより)

本当にその通りです。そんな出版社の思いも伝わってか、色鮮やかな魚たち、飾っておきたくなるしかけも本当に魅力的です。

そんな出版社の絵本から目が離せません。

 

第 5位 ゆき

ゆきが待ち遠しくなる初冬におすすめの絵本です。静かに舞い落ちる雪が積もる街が美しく描かれています。その風景の陰影も素敵で絵を見るだけで穏やかな気持ちになれる作品です。ページをめくるたび、冬の訪れが待ち遠しくなります。文字は少なめですが、何度も繰り返しゆきを楽しめる絵本だと思います。

ランクインはしていませんが、同作者の「よあけ」もおすすめです。ユリ・シュルヴィッツ さんの独特な空気感に包まれる心地よさを感じてください。

 

第4位 ゆめのゆき

12月の読み聞かせの私の十八番です。我が家では、12月になるとクリスマスツリーの足元に開いて飾っています。鐘の音を奏でるしかけが付いており電池交換ができるため、ずっと美しい音を聴くことができます。

絵本としてはすこしお高めですが、大人用クリスマスプレゼントにおすすめです。エリック・カール独特のサンタの色合いが素敵で大人も絶対気に入る1冊になるはずです。

 

第3位 きょうというひ

時々立ち寄る雑貨屋さんで手に取り、シンプルな表紙が気に入り自分用に購入しました。クリスマスにおすすめの絵本です。たくさんのロウソクがともり、今日というをみつめられます。

毎日をいそがしく過ごしている方にゆったりとした時間を見つめてください。読み終わった後、なぜか幸せな気持ちになれる、表紙をみるだけでもほっと癒される絵本です。

 

第2位 どこいったん

第2位!これ、絶対おすすめ!「I WANT MY HAT BACK」英語版もあります。

作者ジョン・クラッセンさんは、アニメや映像も手がけるクリエイター。ニューヨークタイムズ2011年絵本ベスト10入選(原作)。

日本語翻訳版は初翻訳で絵本作家の長谷川義史さん。「第5回MOE絵本屋さん大賞」2位を受賞。アメリカ絵本に大阪弁という斬新な訳に驚きましたが、不思議とマッチし面白い作品です。

くまが大事なぼうしを「どこいったん?」と探していく物語。結末が読んだ人によって異なるというシュールで奥深い内容が大人向けのこの1冊!

一晩語りあかせそうです。酒の肴にもいけると思いますよ(笑)

初めて読んだあと、この絵本の選書を決めた小学校の図書館司書の先生に選書理由や結末についての感想などいろいろお話したことを覚えています。人によって思い描く結末はさまざまで人の視点が全く違うことに改めて気づかされました。最後のグラックユーモアをあなたはどう感じるか…一度読んでみてください。

 

第1位 さる・るるる

私の思い入れのある第1位です。大人になって初の自分用絵本です。子供のころから大好きだった五味太郎さんの絵本。単純明快な展開が魅力です。この作品の主な登場人物は さる のみ!愛嬌のあるさるの「~る」で終わる動詞言葉で進んでいく五味太郎さんの独特な愛くるしい絵本です。

サイズも小さめで大人の手のひらサイズ!家事の合間に眺めるだけで癒されます。

他にも「さる・るるる・る 」「さる・るるる―ONE MORE―」などシリーズ化されています。微笑んでしまいそうタイトルも大好きです。

 

まとめ

気になる絵本はありましたか。ランクインには冬の作品をたくさん入れてみました。夜の長い時間、暖かな部屋で絵本に癒されて欲しいという願いを込めました。心弾む本をそばにおいてください。

読むときの自分の感情の変化で感じ方も随分と違って取れることも絵本の奥深さを知るチャンスだと思います。あなたの人生を豊かにしてくれる、そんな絵本に出逢えることを願っています。是非お気に入りの1冊を探してみてくださいね。

  • 記事の情報は最新の情報でない可能性があります。ご購入に際してはメーカーやショップのウェブサイトにてご確認ください。
  • 掲載情報について間違いや誤解を招く表現がございましたら、「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。

記事内で紹介されている商品

関連記事