家に居る間は長い時間を過ごすことになるリビングや居室。
リラックスする空間だからこそ、自分にとって一番お気に入りの空間にすると快適です。
最近ではカフェが流行しているので、カフェのようなインテリア空間に憧れている人も多いと思います。
しかし、実際におしゃれな空間に仕上げようとしても、一体何から始めればよいのかわからないですよね。
居室のDIYまず一歩としておすすめなのが壁紙のフルチェンジです。
賃貸も含め、一般的な居室は白基調のシンプルな壁紙が使われています。
壁紙は空間の大部分を占めるものなので、壁紙自体を大胆に変えることによって部屋のイメージを大きく替えられます。
今回は、元の壁紙はそのままに賃貸でもDIYできるようなはって剥がせる壁紙を紹介します。
目次
壁紙を安易に変えられない賃貸という壁
一人暮らしあるいは家族で住んでいる住居形態が賃貸物件の場合、基本的に部屋の内装をいじることができないので、部屋のリフォームは御法度。せいぜい、観葉植物の設置や家具の新調による模様替えがやっとです。
賃貸物件は退去時の現状復帰が大前提なので、へたに壁紙を破って無許可で変えてしまうと、敷金では足りず退去時に多大な請求をもらう可能性が十分にあります。
また、賃貸物件だけでなく持ち家の場合でも同じような悩みがある方もいるのでは。
せっかく内装がキレイに仕上がっているのに、それを剥がして新たに貼り付けるというのはなかなか勇気がいる行為。
仮に、張り替えた壁紙が気に入らなくなった場合、元に戻そうにも既存の壁紙を剥がしてしまっては元も子もありません。
それ以外に、施工性の問題もあります。
建設業でもない限り、ほとんどの人は内装知識がないため、かりに壁紙を剥がせたとしても、他の壁紙をキレイにはりつけられるかどうか不安もあると思います。
そこで、今回おすすめしたいのが「貼って剥がせる壁紙」。フリース壁紙とも呼ばれます。
文字通り、おしゃれば壁紙をのり付けして貼り付けるだけの簡単施工で、賃貸の壁紙の上から貼り付けることができるアイテムです。
退去時は、貼ってある壁紙を剥がすだけでよいので、簡単に現状復帰できます。
貼ってはがせる壁紙の選び方
デザイン
壁紙は居室空間の大部分を占めるもの。その一番大きな部分の壁紙を変えるだけでも部屋のイメージは大きく変わります。
貼って剥がせる壁紙にはさまざまな種類の製品があり、明るいポップ調のものから、落ち着いたダークテイストのもの、重厚感たが特徴的なレンガ調のデザイン、木の温もりを感じられるようなナチュラルなデザインなど、何十種類何百種類と豊富です。
部屋の雰囲気に合わせて好みにあうような壁紙を選ぶ良いでしょう。
施工方法の違い
はって剥がせる壁紙には貼り付け方法がいくつか存在します。
ホチキスを使って簡易的に貼り付けられるもの。はがせる両面テープを使って貼り付けるもの。スプレーのりをつかって貼り付けるものなどさまざま。
専用ののりや専用のスポンジを使って貼り付けるものもあります。
各社で取扱いのある貼って剥がせる壁紙のページには具体的な施工方法が書かれているので、自分自身でできる作業なのかどうか確認しておき、許容範囲でできる作業内容の壁紙を選ぶと施工時が楽です。
はがしやすさ
賃貸であれば一番重要な項目。
壁紙を貼り付ける土台となる下地を傷づけないためにも、貼って剥がせる壁紙の剥がしやすさは大事なポイントです。
あまりにも簡単にはがれてしまうようなものだと、貼り付け後にすぐに浮き出てしまったり寄れてしわが入ってしまうことも。
ある程度の強度もありつつ、剥がしやすい製品を選ぶことがポイントです。
貼りたい場所
貼って剥がせる壁紙というくらいなので、壁面にはるのが基本となりますが、壁だけではないかもしれません。
階段やドアといったちょっとしたスペースに貼るだけでも部屋の内装イメージを大きく変えられます。家具に貼り付けたならば、全く別の印象へと生まれ変わります。
事前にどこにはるか検討しておいて、それに見合った面積の壁紙を用意しましょう。
貼り付け面の凹凸が少ない場所に
貼って剥がせる壁紙の貼り付け場所で注意したいのが下地に凹凸がない場所が好ましいです。
壁に立体柄で浮き出るような模様がある場所や、極端に凹凸があるような場所だと、その上から貼って剥がせる壁紙を貼り付けた時に凸凹が浮き出てきてしまうことも。
また、このような凹凸は貼り付け施工後に剥離してしまう原因にもなります。
可能な限り、貼り付け面は凹凸が少ない場所を選ぶと良いでしょう。
筆者おすすめの貼って剥がせる壁紙「rasch 479638」
ドイツの老舗壁紙メーカーであるrasch社の製品。
伝統的なクラシックスタイルから現代のモダンなデザインまで幅広く壁紙を生産する有名ブランドメーカー製の壁紙です。
DIY初心者でも施工がしやすいよう、壁紙の幅は狭めに作られているので、実際に貼り付け作業をする歳に、継ぎ目がしかりと合わせられ施工が容易です。
実際に貼り付け時となると、脚立などの足場にのぼって作業することになりますが、通常の幅が広い壁紙だと、1人で貼り付けるにもなかなか困難です。
幅が狭いことによって、両手でしっかりと壁紙を持つことができるので、正確な場所を狙ってしっかりと貼り付けられます。
別売りの専用のりを付けて貼り付けると、剥がす作業時も簡単に剥がすことができ現状復帰が楽。
もちろん、現状復帰の必要がなければ通常の市販壁紙のりを使って貼り付ければ、はがしにくくはなるものの、しっかりと壁面に貼り付けられるので、長期何使用する場合でも安心です。
デザインの豊富さや施工性の手軽さの両面から、おすすめの壁紙です!
シールタイプの貼って剥がせる壁紙もおすすめ
壁紙を貼り付ける施工性を重視したもの。
専用のりや両面テープも必要なく、壁紙裏面がシール状になっているのでそのままめくってはりつけるタイプの壁紙です。
壁紙裏面には目盛りが付いているので、貼りたい場所にに合わせてサイズ調整するのも簡単。
デザインはもちろん、のりを使った作業が苦手な初心者の人にもおすすめです。
出典: 楽天市場
出典: 楽天市場
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まとめ
部屋の雰囲気を変えたいと思っても「新しい壁紙をはるのが面倒くさい」「もし失敗してしまったらどうしよう」「賃貸物件なのでできない」いった悩みを抱えているひとも多いはず。
貼って剥がせるたタイプの壁紙なら、好きな場所に自在にそして簡単に貼り付けられます。
貼り付ける方法や、壁紙自体のデザインまで種類は本当にさまざま。
一番重要なのはデザインだと思うので、自分の部屋のカスタマイズをするのに相応しいと思う最適な壁紙を探してみてください!