普段の生活の中で、「ハンディミシン」を使ったことはありますか?
「ハンディミシン」は、片手で使えてサイズもコンパクトなため、どこででも使えるというメリットがあります。
一般的なミシンを使う場合には、布地を広げなければなりませんが、ハンディミシンを使えば洋服を着たままでも裾のほつれを直したり、カーテンの裾を始末することも出来ちゃいます。
お洋服をお子様に作ってあげる時でも、着せたまま仮止めをすると思うのですが、仮止めにも使えるのがハンディミシン。
テレビ番組や雑誌でも度々取り上げられているので、興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
メインのミシンとしては使えませんが、持っていると出番が多く重宝しますよ。
ここでは、「ハンディミシンの魅力」「ハンディミシンの便利な使い方」「ハンディミシンのタイプ」「ハンディミシン選びのポイント」について説明させていただきたいと思います。
そして、最後にランキング形式で、おすすめハンディミシン5選を御紹介させていただきます。
ハンディミシンを使ってみたい、と思っておられる方は是非読んでみて下さい。
目次
ハンディミシンの魅力
写真;https://www.photo-ac.com/
ハンディミシンは、普通のミシンで縫う程ではないかな、というような「裾のほつれ」があらわれた時にお役立ちしてくれます。
これ以上ほつれがひどくならないように、と縫っておくような場合に威力を発揮してくれます。
ホッチキスのように片手で使えて、誰でも怪我なく使用出来るので、お手軽な裁縫道具としてお子様から大人まで使えるところも良いですね。
仮止めをするにも向いています。
ハンディミシンの多くは、下糸が無く上糸だけで縫うことになるので、しっかりとした縫製を望んでいる場合には向いていません。
自分で服を作ったり、ハンドメイドが趣味という方であれば、普通のミシンがおすすめです。
ハンディミシンは、仮止めや、ちょっとした裾のほつれを手際よく繕う、という用途に特化して使用していくと出番も多くお助アイテムになりますよ。
また、手縫いが苦手という方は、スカートの裾のほつれを直すのも苦痛ではないかと思います。
こういう場合に短時間でさっと縫っていけるのは嬉しいですよ。
価格が安いて買いやすいため、試しに買ってみるというのもアリですね。
ハンディミシンの便利な使い方
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ハンディミシンはどのようなシーンで使うのが適しているのでしょうか?
ここでは、ハンディミシンがあると便利だなあと思える場面を紹介していきたいと思います。
ちょっとした裾のほつれに
外出先で、スカートやパンツの裾のほつれを経験したことはありませんか?
私は何度もスカートが出先でほつれる、という経験をしていることから、ハンディミシンをソーイングセットの1つとして持ち歩く習慣がつきました。
裾のほつれを見つけたら、それ以上ほつれた部分を広げないように食い止めることが重要です。
ハンディミシンがあれば、ほつれた部分を短時間で縫ってしまえるので非常に便利です。
そのままにしておくと広がってしまう裾のほつれも、食い止めることが出来るので、常時携帯していきたいものです。
お子様の名前のタグをつけるために
お子様の名前のタグをつける必要がある場面が出てくると思います。
こういったタグは、しっかりと縫い付けてしまっても良いのですが、後で取りやすい状態にしておくと便利な場合が多いですね。
運動会でゼッケンを背中につける時も同様ですが、一時的に名前等を服や布製のバッグにつける時にもハンディミシンがあると活躍してくれます。
仮縫い用に
服を作る時には、本縫いの前に必ず仮縫いをするものです。
特に、お子様やお友達の体型に合わせて服を作る場合には、本人が着用して仮縫いをしていきます。
この時には、仮止めが出来るハンディミシンがあると便利で時間もかからずに済みます。
手縫いと針を使っての仮縫いも良いのですが、ハンディミシンで縫う方が簡単に出来る場合があります。
旅行先でのトラブルに
長期間旅行をする場合に、ハンディミシンを携帯しておくと役に立つことがあります。
やはり、衣類の裾ほつれを直す時に登場するシーンが多いですね。
旅行先では、ちょっとしたソーイングセットを持ち歩くのはもちろん、ハンディミシンも携帯しておくと安心出来ると思います。
ハンディミシンのタイプを知ろう!
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ハンディミシンには、手動で動かしていく「手動タイプ」と電気を使って自動的に縫ってくれる「電動タイプ」の2タイプに分かれます。
それぞれ、どういった特徴を持っているのかを見ていきましょう。
手動タイプ
手を動かして縫うことになりますが、自分が疲れないペースで進めていけるというメリットがあります。
長時間使うには向きませんが、ちょっとした裾のほつれを直すには十分だと思います。
コンパクトサイズが多く、携帯するにも便利なので、旅行先や出先に持っていくハンディミシンとしておすすめです。
価格が安いところも魅力だと思います。
電動タイプ
電動タイプは、力を入れずに素早く縫うことが出来るので、比較的長めの時間縫う必要がある場合に向いています。
手動タイプに比べて、重量感のある商品が多いため、外出先へ携帯していくことは難しくなると思います。
電動タイプは、電源方式も様々な商品があるので、好みの電源方式のハンディミシンを選ぶと良いでしょう。
ACアダプタタイプ
「ACアダプタタイプ」であれば、コンセントが確保できる場所でならどこででも使う事が出来ます。
逆にコンセントが無ければ、持っていても使用が出来ないので、出先で使うハンディミシンとしては向いていません。
自宅限定で使う方には良いと思います。
USBタイプ
「USBタイプ」は、パソコンに繋いで手軽に使えるところが便利ですね。
オフィスで、ハンディミシンを使える環境であれば、このUSBタイプを持っておくと活躍してくれそうです。
もちろん、自宅でも使え、USBアダプタが用意出来れば一般のコンセントからも繋ぐことが出来ます。
ACアダプタタイプも、USBタイプも、コンセントやパソコン等の電源から離れた場所では使えないというデメリットがあります。
電池タイプ
「電池タイプ」はハンディミシンの本体部分に電池を入れる場所があるので、そこに電池を入れて使うようになっています。
電池さえあれば、どこででも使えるコードレスタイプなので、便利に使っていけると思います。
旅行先に持っていって、現地で電池を調達して使用しても良いですね。
ただ、長時間使うと電池の重みが感じられるというデメリットはあります。
ハンディミシン選びのポイントはこれ!
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ハンディミシンを選ぼうと思っても、様々な商品があるので、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまいませんか。
ここでは、ハンディミシンを選ぶ際に、チェックしておきたいポイントをいくつか挙げていきますので、1つ1つ見ていきましょう。
大きさ・重さをチェック
ハンディミシンというからには、サイズもコンパクトで軽量な商品を思い浮かべておられる方がほとんどだと思います。
ただ、中には結構な大きさがあったり、重くて長時間使うには疲れてしまいそうなハンディミシンもあります。
ハンディミシンで手動タイプは、指で押し続けるため、重さがある商品だと、少し使っただけで疲れてしまいそうですね。
一般的なハンディミシンは、手動タイプで100~150g程度と非常に軽量になっています。
電動タイプでも、300g程度の重さを目安としてみて下さい。
自分が使いこなせるサイズかどうか、重さはどうかはハンディミシンを選ぶにあたっては非常に重要なポイントになります。
しっかりとチェックしておくことをおすすめします。
操作方法をチェック
ハンディミシンも一般的なミシンと同様に、最初はボビンをセットすることが必要です。
糸を糸通しに通し、ダイヤル部分に糸をかけ、輪っかに糸を通し、最後にミシン針の穴に糸を通してスタンバイOKとなります。
手動タイプの場合、縫う布地を挟んだら指で押して縫っていきます。
電動タイプの場合には、布地を挟んでスイッチを押すと自動でどんどんと縫っていってくれます。
縫い終わりには、糸を結んで止めておくと解けにくくなります。
手動タイプは、操作方法として、指で押していかないと縫えませんが、電動タイプは、スイッチを押すだけで利便性に優れています。
自分の好きなペースで縫っていきたいという方には手動タイプがおすすめですが、時短を第一に考える方には電動タイプが向いています。
使用場所をチェック
ハンディミシンを使う場所が主にどこなのかで、選んでいくというのも一案です。
普段、オフィスにいる時間が長く、スカートやパンツの裾のほつれ対策にハンディミシンを携帯していきたい、という方であれば、手動タイプか、USBでパソコンにつなげる電動タイプが良いと思います。
重さが気にならないのであれば、電池で動く電動タイプも良いですね。
移動が多い方であれば、常時バッグに入れるわけですから、軽量なハンディミシンが適しています。
自宅でもハンディミシンを使われるのであれば、コンセントにすぐにつなげるACアダプタタイプが効率的だと思います。
自分がどういった場所でハンディミシンを使用しようと思っているのか、思い浮かべて選んでいきましょう。
縫える布の厚さをチェック
ハンディミシンは、多くの商品が薄い布地には対応しているけれども、分厚い生地を苦手としています。
特に、手動タイプは指で押して縫っていく方式のため、分厚い布地を縫うには力が必要となってしまいます。
電動タイプの方が、厚手の生地を縫うには向いています。
厚手の布地を縫えるハンディミシンはごく限られているため、デニム素材のような厚手の布地を縫うという方は、口コミや仕様書を参考にすることが必須となります。
2019年度最新版!ハンディミシンのおすすめランキングTOP5
ハンディミシンでは、どのような商品を皆さんお使いなのか、気になりますね。
ランキング形式で、人気商品や話題商品を御紹介させていただきます。
5位 マクロス 小型 電動 ハンディミシン MEH-74
出典: Amazon.co.jp
デニム対応!見た目も可愛いカラーで◎
マクロスのハンディミシンで、電動タイプです。
サイズは、長さ27cm×幅5×高さ8.5cmと、ハンディミシンの中では大き目となっています。
材質は、ABS、ROM、鉄、鋼。
対応生地は、クラフト、ウール、レザー、デニム、シルクと記載されており、薄い布地から分厚いデニム生地まで対応しているというのが嬉しいですね。
厚さ1mm までOKとあるので、目安にしてみて下さい。
電源は、単3アルカリ乾電池4本、もしくは、アダプタ対応です(DC6V800mA3.5mmプラグ別売)
セット内容は、本体以外には、スピンドル(ミシン糸用)、糸通し、予備ボビン(3個) 、予備ミシン針となっているので、安心感があります。
デザイン性が高く、可愛らしいカラーなので使ってみたくなりますね。
手軽に使えて、上糸だけで縫うチェーンステッチタイプなので仮縫いにも重宝します。
操作が簡単なので、ミシン初心者の方でも気軽に使える点が嬉しいですね。
価格帯はハンディミシンにしては若干高めではありますが、厚めの生地まで縫えるというところが便利なので、妥当ではないかと思います。
4位 Pawaca ポータブルタイプ 携帯ミシン
出典: Amazon.co.jp
コスパ抜群!手動タイプで軽量
Pawacaのハンディミシンで、手動タイプです。
ホッチキスにボビンを付けたような見た目も可愛らしく、操作方法も簡単に想像が付くところが良いと思います。
サイズは、長さ10cm×高さ9cm×幅3.5cmで、重さは105g と非常に軽いという特徴があります。
コンパクトサイズで軽量なので、携帯するには非常に便利でバッグに忍ばせておくハンディミシンとしては最適だと思います。
薄い布地限定で使えるので、デニムなどの厚手の生地には使用できません。
簡単なハンカチやエプロン等も縫うことが出来るので、遊びで裁縫を初めてみたいという方にも向いています。
カラーは2色展開で、ブルーの他ホワイトの用意もあります。
価格が非常に安いところが魅力で、ハンディミシンを試してみたい、というミシン初心者の方にもおすすめです。
3位 TTMOW 最新 コンパクトミシン 電動ミシン
出典: Amazon.co.jp
6ヶ月の保証書付☆安全スイッチストッパー付
TTMOWのハンディミシンで、電動タイプです。
乾電池で動くタイプ(単3形アルカリ乾電池4本)なので、コードレスの電動タイプという点が嬉しいですね。
サイズは、長さ21cm×幅5cm×高さ7.2cmと小さめで、重量も230g と電動タイプにしては軽いところが良いですね。
付属品には、本体の他、糸通し、糸立て軸、針、糸巻(色糸)、赤い糸巻き、ブルー糸巻き、グリーン糸巻き、ブラック糸巻き、イエロー糸巻き、薄紫色糸巻き、取扱説明書、テープメジャーが入っています。
こちらのハンディミシンは、オーバーヒートの危険性から連続で30分以上は使用できないということです。
また、100 %シルク、サテン、ニット、ポリウレタン、厚手の生地、革製品には使用しないようにとの記載があるので、薄い布地限定で使えるとの記載があるので注意しておきましょう。
突然の衣類のほつれや、薄手のカーテンの補修などに役立つと思います。
電動タイプながらもコンパクトサイズで、軽量なので、携帯するにも良いと思います。
毎日の通勤、通学時にバッグに入れておくと活躍してくれそうです。
Amazonでのレビューも概ね高評価で、信頼が出来るところも嬉しいですね。
価格帯はハンディミシンの中では若干高めですが、使い勝手がいいので妥当ではないかと思います。
2位 片手で縫える ポータブル ハンディミシン
出典: Amazon.co.jp
カラフルで可愛い!片手で縫えるお気軽ハンディミシン
カラフルなハンディミシンで手動タイプです。
サイズは、長さ11cm×幅4.5cm×高さ7cmで、重量はわずか130gです。
ホッチキスのように片手で使えて、持ち運びにも楽々なのが嬉しいですね。
材質はステンレス、プラスチックで、中国製です。
この商品は、3色カラー展開ですが、ランダムに1色を発送してくるということなので、残念ながらカラーは選べません。
ちょっとした裾のほつれに使えるので、出先で仮止め出来るぐらいの使い方をする方におすすめです。
手縫いが苦手な方には、こういったハンディミシンがあると心強いと思います。
価格が非常に安いところも買いやすくて良いのではないでしょうか。
Amazonでのレビューは賛否両論ですが、試しにハンディミシンを使ってみたいという方には安くて良いのではないかと思います。
1位 ライフ小屋 ミニ電動ミシン
出典: Amazon.co.jp
旅行やお出掛けに!持っていると安心なハンディミシン
乾電池4本、もしくは電源アダプターで作動する電動タイプのハンディミシンです。
サイズは、長さ21cm×高さ6.5cm×幅3.5cmと小さめで、重量290gと電動タイプにしては軽いです。
コードレスで使用することが出来るため、外出先や旅行時にも携帯して便利に活用出来ます。
シルク、デニム、ウール、革、工芸品に適したハンディミシンということなので、これは使える範囲が広くて嬉しいですね。
旅行時に持っていくことで、急なスカートのほつれにも対応出来るので、慌てずに済みます。
本体以外に、ボビン、スピンドル、穿線器、ピン、取扱説明書(英語)が付属しています。
日本語の取扱説明書が付いていないところがネックではありますが、Amazonでのレビューも概ね高評価で、便利なハンディミシンなので、初心者の方にもおすすめです。
価格も、電動タイプのハンディミシンにしては非常に安く、買いやすい点も良いと思います。
ハンディミシンの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ハンディミシンの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
不器用さんでも簡単にお直し
写真;https://www.photo-ac.com/
急な裾のほつれは、よくある事だけれど、自分で縫うのは面倒だし苦手。。。
ハンディミシンはそういった方の強い味方になってくれると思います。
完璧なソーイングは出来ないとしても、裾のほつれを簡単に直すことが出来ます。
手動タイプであっても、電動タイプであっても、ハンディミシンを持っていると安心感がありますよね。
どこで、裾がほつれてくるかわからないものなので、ソーイングセットと一緒に持ち歩ける商品を選んでおくと心強いと思います。
自宅に一般的なミシンが無い方も、ハンディミシンを活用して簡単にお直しすることで、きちんと衣類を管理することも出来そうですね。
ランキングで挙げたハンディミシンは、お得感のある商品、話題商品、人気商品を選んでみました。
ハンディミシンを選ぶ際に、少しでも参考になれば、と思います。
毎日の身だしなみに、ハンディミシンを活用していって下さい。