健康意識が高まっている昨今、添加物や保存料など食品を購入する時に気になる事が多々あります。
なるべく自然なままの食材を食べたい。食材をそのまま食べるのもよいですが、自分でドライフードを作るというのはどうでしょうか?
ドライフードは食材の旨みが凝縮されるので美味しさが増し、そして保存がききます。自分で作るので余計な物を加えないので安心して食べる事ができます。
食品乾燥機があれば、果物だけでなく野菜や肉・魚のドライフードを家庭で作ることができます。
食品乾燥機で何が作れる?レシピもご紹介!
食品乾燥機とは、電気の力を使い食品を乾燥させ簡単に乾燥食品を作る機械です。
オーブンや屋外での天日干しで乾燥食品を作る事ができますが、オーブンではすごく時間がかかりそして乾燥具合を確かめるために後半は付きっきりで見ていなくてはいけません。
天日干しでは、天候に左右されホコリや虫が付着したり、場合によっては鳥に食べられたりします。
食品乾燥機があればそれらの心配がなく、ご家庭で簡単に乾燥食品を作ることができます。食品乾燥機ではさまざまな乾燥食品を作ることができます。
ドライフルーツ
食品乾燥機を購入しようと思う方で一番多いのがドライフルーツを作りたいという目的です。
代表的な物で言えば、りんごやバナナがあります。その他にもオレンジやキュウイ、ブドウなど。また、生のプルーンが手に入ればドライにする事で日持ちがするので、毎日1個づつ食べて腸内環境を整える事もできます。
庭にミカンや柚子などの木があれば、食べきれないほど実ると思いますが、それらもドライフルーツにして活用する事ができます。
ドライフルーツはオヤツとしてそのまま食べるのもよいですが、パン作りやお菓子作りにも活用できます。
ジャーキー
食品乾燥機を使えば手軽にジャーキーが作れます。
牛肉に塩を揉み込み一晩冷蔵庫で置いて乾燥させればビーフジャーキーの完成。自分で作るので塩加減や味付けは好みで作れ、そしてドライ加減も調節できて美味しいビーフジャーキーが作れます。
また、犬などのペット用にジャーキーを作るのもおすすめです。
鶏肉をそのまま食品乾燥機でジャーキーにしてもよいですし、体重が気になる場合は一度湯掻いてから食品乾燥機で作ればヘルシーなジャーキーの出来上がり。
手作りなので安心して大事なペットに食べさせる事ができます。
干し芋やドライ野菜
食品乾燥機はどんなものでも乾燥させることができるので、野菜も活用できます。
蒸したお芋を乾燥させれば干し芋が完成します。その他にもドライトマトも作れるのでパスタやピザなどに使えばトマトの凝縮した旨みが詰まった美味しいお料理が出来上がります。
また、ゴーヤやお芋などをスライスしたものでチップスを作ると、サラダにふりかけて食べたり、そのままオヤツとして食べる事ができます。
大根を細切りにしたものを乾燥させれば簡単に自家製切り干し大根の完成。しいたけもそのまま乾燥させるだけで干し椎茸が簡単に作れます。
食品乾燥機の選び方のポイント
食品乾燥機はサイズをはじめ、いろいろな種類の商品が販売されています。
購入する時には、実際にご自分がどんな食材を使いたいのか、どのようなドライ食材を作りたいのか思い浮かべながら選ぶ必要があります。
業務用?小型?どこに置くかで変わってくる
まずは置き場所の問題です。
食品乾燥機は業務用の大きなものから家庭用でも小さな物まであります。大きな物は容量が大きくなりますので一度にたくさんの量のドライ食品を作ることができます。
それなら大きい方が良いと思いがちですが、食品乾燥機は小型の物でも重さがそれなりになるので、使うときだけ出すという場合には、収納場所の確保はもちろんの事、重さも見て購入しましょう。
反対に常時出しっぱなしで置き場所の確保がある場合には、重さは気にせず寸法とコンセントの位置の確認をしましょう。
段数やトレーは作るものから考えよう
商品により段数とトレーの大きさ違います。スライスした食品を乾燥させる場合は食品乾燥機の棚の幅が狭くても大丈夫ですが、大きな食材を乾燥させる場合には、その棚を数個引き抜いて使うので段数が減ってしまいます。
ドライ食品を作る時には時間がかかるので、一度に作れる量が少ないと不便な場合もあります。なので、大きな食材を乾燥させるのが目的であれば段数がなるべく多い物を選んだ方がよいです。
また、段数が多くトレーが大きければそれだけ一度にたくさんの食材を乾燥させることができます。しかし、その場合は食品乾燥機自体が大きくなり、消費電力もかかるので、大きすぎると不便になります。
大は小を兼ねると言いますが、作るものを考えて選びましょう。
あると嬉しい機能性
タイマー機能
食品乾燥機で乾燥食品を作るのには時間がかかります。水分の少ない食材をスライスした状態なら数時間で出来上がりますが、食材によっては一日かかることもあります。
また、完全に乾燥させるかセミドライ状態に乾燥させるかによっても乾燥時間は変わってきます。
タイマー機能があれば、自分の好みの乾燥具合で毎回作る事ができ、また夜中など寝ている時に作ったり、外出中に作っておく事ができるので、できればタイマー機能が付いている商品が便利です。
しかし、タイマー機能付きの商品はお値段が高くなるので、ご自分で時間を計ってスイッチを切るという方法もあります。
温度調節機能
一般的な食品乾燥機の温度は60℃前後になります。
この温度は野菜やフルーツを乾燥させるにはちょうど良い温度ですが、ジャーキーを作る場合には70℃前後まで温度調節ができる商品を選びましょう。
肉は生だと菌がいます。65℃程度で8時間加熱する事で食中毒などの菌は死滅すると言われていますので、60℃前後の食品乾燥機でジャーキーを作り、それを食べるのは健康への影響があります。
温度調節ができない食品乾燥機は60℃前後になるので、ジャーキーを作るのであれば温度調節機能付きの商品を購入する必要があります。
消費電力も要チェック
食品乾燥機で乾燥食品を作るのは時間がかかります。
消費電力が大きければパワーがあるので高温を維持できますが、その分、電気代もかかってきます。消費電力が小さければパワーがないので、食品を乾燥させるのに時間がかかります。
電気代が気にならないのであれば消費電力が大きい方がよいですが、そうでなければあまり消費電力が大きすぎない物を選んだ方が良いでしょう。
メーカーによっては、使用時の電気代目安を記載しているところもあるので参考にしてみるとよいと思います。
食品乾燥機のおすすめランキングTOP10
第10位 BMGAINT フードドライヤーLT-18
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 300×295×235mm |
機能 | タイマー、30~90°C温度調節 |
消費電力 | 不明 |
24時間タイマー付きで静音設計
段数が6段ありそこそこ容量が大きいので、業務用でも家庭用でも使える食品乾燥機です。
食材に応じて段数を変更することができ、30℃から90℃まで温度調節ができるので、野菜や果物はもちろん肉や魚もドライする事ができます。また、24時間タイマー付きで静音設計のため夜間など寝ている間にも使用する事ができます。
熱風循環システムなので、上から下まで360度で熱風を循環させ効率的にドライフードを作ることができ、本体はステンレス製なので、熱に強く掃除もしやすいです。
お値段は15,000円ほどになります。
第9位 ロイヤル通販 ドライフルーツメーカー
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 300×300×300mm |
機能 | 35~70℃温度調節 |
消費電力 | 250W |
低価格!温度調節機能有り
段数が5段ある丸型の食品乾燥機です。
食材に応じて段数を変更する事ができ、操作ボタンは、電源スイッチとダイヤル式の温度調節機能だけとシンプルなので使い方で迷うことはなく、温度調節は35℃から70℃まで5℃刻みで調節する事ができます。
最高温度が70℃なので肉や魚などもドライする事ができます。
タイマー機能はついていませんが、容量がそれなりに大きいながら重量が2.5kgなので出し入れやお手入れがしやすく、お値段が4,500円ほどとてもリーズナブルな商品です。
第8位 愛翔飛 食品乾燥機
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 300×300m×360mm |
機能 | タイマー、30~90℃温度調節 |
消費電力 | 360W |
パワーがあって乾燥効率が高い!
段数が6段ある大容量の食品乾燥機です。
食品グレードのステンレス製なので、耐熱がありお手入れも簡単。LCDデジタルコントロールパネルを操作し、30℃から90℃まで5℃刻みで温度調整でき、そして24時間タイマーは30分ごとに設定できます。
ステンレス製の強力ファンと、上から下まで360度で熱風を循環させる熱風循環システムがついているので、乾燥効率が高く各段を均一に加熱する事ができます。
ステンレス製の安全ロックもついているので安心して使う事ができますが、重量が8kgあるので置き場所を確保し常に出しっぱなしの状態になります。
お値段は20,000円ほどになります。
第7位 ルームメイト ヘルシーフードドライヤー
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 237×303×248mm |
機能 | タイマー、35~70℃温度調節 |
消費電力 | 240W |
リーズナブルでお得感有り
段数が5段の丸型の食品乾燥機です。
1時間から12時間まで1時間刻みのタイマー付きで、温度は35℃から70℃まで5℃刻みで設定でき、野菜や果物だけでなく肉や魚もドライする事ができます。
トレーは、爪と突起部分を合わせて重ねると高くなり、互い違いにすると低くなるので、収納時には低くする事が可能で、重さは、1.87kgと軽量なので出し入れもしやすいです。
赤い色が可愛らしく、タイマーと温度調節機能付きでお値段は5,500円ほどになりお得感があります。
第6位 ラボネクト株式会社 ドラミニ
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 435×310×310mm |
機能 | タイマー、35~70℃温度調節 |
消費電力 | 530w |
大容量!電気代が24時間100円
段数が6段ある大容量の食品乾燥機です。
1トレーに乗せられる食材量は約500gで6段あるので最大3kgの食材を乾燥させることができます。35℃から70℃まで細かい温度調節ができ、タイマー機能も申し分なし。肉や魚もドライできます。
重さが6kgあるので設置場所の確保が必要ですが、一度に大容量の乾燥食品を作る事ができ、24時間使っても電気代は約100円、そして静音設計になっています。
価格は27,000円ほどになります。
第5位 ロイヤル通販 回転式フードドライヤー
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 250×326×339mm |
機能 | タイマー、40~60℃温度調節 |
消費電力 | 235W |
回転式で乾燥ムラなし
段数が5段で丸型の食品乾燥機です。
回転式の食品乾燥機なので、乾燥具合にムラが出にくく、効率よく均等に乾燥する事ができ、より簡単に美味しい乾燥食品を作ることができます。
最高温度が60℃なので肉や魚をドライすることは難しいですが、最下トレー以外の4枚のトレーは食材に応じて高さ調節ができ、センター部分を取り外せば10cmほどの高さのある容器もはいるので、マグカップなどを使い自家製ヨーグルトを作ることもできます。
価格は6,500円ほどになります。
第4位 ウミダスジャパン フードドライヤー
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 320×310×高さ225~300mm |
機能 | タイマー、38~68℃温度調節 |
消費電力 | 400W |
コンパクトになって軽い!
段数が4段で丸型の食品乾燥機です。
4点で本体を支える高床式デザインの食品乾燥機で、設置台と本体の間に空間ができるので、風を取り入れやすく風量が5倍になり食材の乾燥効率が高いです。またテーブルに接する面が少ないので振動が少なく静音設計になっています。
最高温度は68℃なので肉や魚をドライすることができ、12時間タイマー付き、温度調節は 4段階で、68℃・58℃・48℃・38℃に設定できます。細かい温度設定はよく分からないという方にはピッタリの温度調節機能になります。
トレーを互い違いにのせると高さ調節ができ、一番低くすると22.2cmまでなるので収納に便利。そして重量が約2kgと軽いので出し入れも手軽にできます。
価格は17,000円ほどになります。
第3位 APIX ドライフードメーカー
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 280×280×高さ220~250mm |
機能 | タイマー |
消費電力 | 250W |
ボタンを押すだけの簡単操作
段数が5段の食品乾燥機になります。
スクエアラウンド型なので、隅々まで食材を置くことができ効率よく乾燥食品を作る事ができます。
温度調節機能がないので、肉や魚をドライするのには向いていませんが、2・4・6・8・10時間のオフタイマーが付いているので夜間など時間を有効に使用することができます。
トレーは高さの切り替えができるので、食材に合わせて高さを低くすると乾燥の時間が短くてすみます。そして、トレーを90度回転させて高さを調節可能で、重量は2.4kgとそれほど重くないので収納も便利です。
ボタンを押すだけよいので操作が簡単なので初めて食品乾燥機を購入する方におすすめの商品です。
価格は6,000円ほどになります。
第2位 東明テック株式会社 プチマレンギ
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 320×450×320mm |
機能 | タイマー、35~70℃温度調節 |
消費電力 | 530W |
信頼のおける日本製品
段数が6段の食品乾燥機です。
タイマーは1時間から99時間、温度調節は35℃から70℃と細かく設定でき、乾燥ムラが少なく家庭用ながら本格的です。また、網目が細かいので小さな食材も落ちることなく食材をドライすることができます。
送風口にはエアフィルターが付いているので、食品乾燥機の中で綺麗な空気を循環させることができ、ヨーグルト容器付きなので自家製ヨーグルトを作る事もできます。
日本のメーカーである東明テック株式会社の製品なので、性能やアフターサービスに安心感があります。
価格は25,000円ほどになります。
第1位 アントビー ドライフルーツメーカー
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 330mm×D250mm×H285mm |
機能 | タイマー、40~70℃温度調節 |
消費電力 | 250W |
低温でじっくり乾燥!
段数が5段の食品乾燥機になります。
スクエア型なので、すみずみまで食材を並べる事ができ無駄なく食材を乾燥させる事ができ、トレーの入れ替えで高さ調節可能です。
液晶を操作し、タイマーは1時間から36時間まで、温度調節は40℃から70℃まで細かく設定することができます。
消費電力が250wなのでパワーに少し物足りなさを感じそうですが、最大36時間稼働することができるので、低温でじっくり食材をドライし旨味を存分に引き出し、美味しい乾燥食品を作ることができます。
スクエア型でデザイン性にも優れているので、置き場所があればそのままキッチンに出しっぱなしでもOK。収納を考えている場合も重量が約2.7kgなので可能です。
価格は14,000円ほどになります。
食品乾燥機の売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、食品乾燥機の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
食品乾燥機で100%無添加を手作り!
食品乾燥機についてご紹介しました。
ドライフードはお店で購入するとお値段が高めですが、食品乾燥機があればご自宅で簡単に作る事ができます。手作りのドライフードは100%無添加なので安心して食べる事ができます。
そして、冷蔵庫で中途半端に残ってしまった野菜や果物も食品乾燥機があればドライフードにして長持ちさせることができるので食材の無駄がありません。
ぜひ、家族やペットに安心安全の手作りドライフードを!