雪が降るとウィンタースポーツが恋しくなりますね。ウィンタースポーツの中でも、スノーボードは男女問わず人気があります。
スノーボードはファッション的な印象のスポーツとして定着しており、ウエアにもブーツにもこだわる方が多く見られます。
特にスノーボードブーツは、スノーボードを楽しむ上は欠かせないアイテムで、機能性、デザイン、ブーツの硬さ等を見て選んでいくと良いですね。
ここでは、「スノーボードブーツとは」「スノーボードブーツの種類」「スノーボードブーツの選び方」「スノーボードブーツおすすめブランド」について説明させていただきます。
そして、ランキング形式で、「レディースおすすめスノーボードブーツ」「メンズおすすめスノーボードブーツ」「ジュニアおすすめスノーボードブーツ」をご紹介致します。
目次
スノーボードブーツとは
スノーボードブーツはどのような商品なのでしょうか。スキーブーツとの違いについて説明させていただきます。
スキーブーツとスノーボードブーツの違い
スノーボードブーツはスキーブーツとどう違うのか、と思われる方も多いと思います。
スノーボードブーツには、スタイルによってソフトブーツを使用するか、ハードブーツを使用するかに分けられます。
スキーブーツには、表面が硬いブーツが使われているという点では、スノーボードブーツのハードタイプと同様ですが、スノーボードブーツでは足首が回しやすいように設計されているという違いがあります。
スノーボードブーツは動きが前後に自由に動く必要があるために、やわらかめに作られています。
スキーブーツでスノーボードブーツの代用は出来ないため、スノーボードを楽しむためには専用のブーツを選ぶようにして下さい。
スノーボードブーツの種類
スノーボードブーツは大きく3つの種類に分けられます。
「紐タイプ」「クイックレースタイプ」「ボアタイプ」のそれぞれについて、特徴を見ていくことにしましょう。
紐タイプ
紐タイプは昔からよく見られるタイプです。一般のブーツと同様に、前で紐を上に組んでいき縛って固定していきます。
足にフィットさせようとすると、紐を結ぶ時間がかかりますが、部分的にもしっかりと足に合うように調節出来る点が魅力的です。
男女問わず、紐タイプは上級者にも人気が高いタイプです。
クイックレースタイプ
ブーツ前面についている紐を引っぱるだけでブーツが簡単に固定出来るタイプです。時間がかからないという大きなメリットがあり、滑っている途中で紐が緩んだりするという心配もありません。
グローブをつけたまま、着脱が可能なところも嬉しいですね。インナーの紐を引っ張って留め具で固定して、さらにアウターの紐を引いて足首や足の甲に適度にフィットさせていきます。
最後にアウター側の紐をサイドポケットに入れるだけでOKです。
ボアタイプ
ボアタイプはブーツの前についたダイヤルを調節することでブーツを固定させるタイプです。
ダイヤルを押してロックさせて回すだけで簡単にブーツを固定させる事が出来ます。ゆるめる時には、ダイヤルを前に引き出してロックを外すだけです。
滑っているうちに、だんだんとブーツが足に合わなくなったなと思った時でも簡単に調節が出来るという特徴があります。
スノーボードブーツを選ぶときのポイント
スノーボードブーツを選びたい、と思っても様々なメーカー・ブランドから数多くの商品が販売されているので迷ってしまいますね。
ここでは、「ソールやインナータイプを確認」「サイズは足の長さより長く」「ブーツの硬さ」「初心者用も!」のそれぞれについて説明させていただきます。
ソールやインナータイプを確認
スノーボードブーツは、アウターとインナー、それにインソールとに分けて考える事が出来ます。
足にフィットするスノーボードブーツに仕上げるためには、好みのインナーを使用していくことが重要になります。
ブーツの内側部分にインナーを使用していきますが、インナーには紐で締め上げるタイプやプレート内蔵型などもあるので足に合うものを選んで下さい。
また、ブーツの中敷きのインソールには、保温性が備わった商品もあります。さらに、反発性が高いインソールの用意もあるので、好みに応じて使用すると良いと思います。加熱することで、足の形にあわせるとういうサーモインナーと呼ばれるタイプもあります。
サイズは足の長さより長く
スノーボードブーツは、足にしっかりと固定して使用するものですが、内側では足の指などが柔軟に動けるように遊びの部分が必要になります。
足首を使うために、足首周りにもゆとりが欲しいものです。
サイズは足の長さよりも少し長めのブーツを選んでいくようにして下さい。
ブーツの硬さ「フレックス」に注目
ブーツの硬さを表すには「フレックス」という言い方を用います。
スノーボードブーツを選ぶ際には、このフレックスの値は大きな意味を持ちます。
フレックスの値が大きくなるほど硬いとされていて、フレックス100未満のブーツであれば柔らかめのブーツとなります。
初心者の方であれば、足首や足元が自由に動かせるフレックス100未満のブーツがおすすめです。
スノーボードを上手にコントロールする事が出来るようになれば、フレックス値の高いブーツに移行していくのも良いように思います。
スノーボードでもジャンプを伴う技やターンを行うことが出来る上級者の方であれば、足元の衝撃に耐えられるようにフレックス値の高い商品が向いています。
初心者用のスノーボードブーツも!
初心者の方は、まずはスノーボードを上手に操る事が出来るようになることが目標になると思います。
前に書いたことと重なりますが、足全体を固定するのではなく、ブーツの内部で足が動かせるように出来るブーツが向いています。
また、ブーツのアウターでもフレックス値の小さめの商品を選ぶことで、全体にやわらかく足元が動かしやすくなります。
また、初心者の方は、最初からスノーブーツにアウターとインナー部分の両方が足にフィットするかどうかを見ておくとすぐに使用出来て便利です。
スノーボードブーツのおすすめブランドメーカー
スノーボードブーツで知られているブランドは沢山ありますが、その中でも特に日本人向けのブランドとされている4ブランドをご紹介致します。
ここでは、「サロモン」「アディダス」「バートン」「Vans」の4ブランドについて説明させていただきます。
サロモン
サロモンはスポーツ用品全般で定評のあるブランドとして知られています。ウィンタースポーツやトレッキングでは、シューズやブーツを愛用する方が多くなっています。
フランスで1947年に設立されたブランドですが、スイスや日本、カナダ等、世界中で広く使用されています。
ウィンタースポーツを背景とするCMでも用いられているので、スノーボードファンからも熱い視線が送られています。
アディダス
アディダスは、ドイツのバイエルンに本社を置く企業で、同社の名前がブランドとして知られています。
1900年に設立された企業で、世界中でスポーツ用品全般を取り扱っています。
日本でも広く周知されており、スポーツ用品を選ぶ際には、まず候補に挙がるブランドの1つとなっています。
スノーボードブーツでもアディダスは機能性、デザインともに人気が高まっています。
男女問わず広く支持されているブランドです。
バートン
バートンはスノーボード用品の製造で知られているブランドです。
アメリカで1977年に設立されたブランドで、スノーボードの認知向上に貢献してきました。
世界中の有名選手がバートンのスノーボード関連商品を使用していることでも知られています。
ショーン・ホワイト等の契約選手も在籍しています。
Vans
Vansは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置くスケードボードシューズ中心の企業です。
ウィンタースポーツに使われる商品を取り扱っており、他ブランドとは一味違ったセンスの良いデザインで人気があります。
Vansスケートボードのロゴは世界中で愛されており、ファンも多いことから、スノーボードブーツでも愛用者が多く見られます。
日常のファッションとも溶け込む素敵なデザインのブーツが魅力となっているブランドです。
【レディース】スノーボードブーツおすすめTOP3
第3位 SALOMON(サロモン) スノーボードブーツ レディース PEARL (パール)
出典: Amazon.co.jp
サロモンの新作レディーススノーボードブーツ
サロモンのスノーボードブーツです。
こちらは、レディース向けで可愛らしい淡いパステルピンクのカラーが特徴的です。
フレックスは中程度で、サイズは22.0cm~25.5cmから選べるようになっています。
ZoneLock レースにより、靴ひもを引くだけで簡単・安全にレースアップ出来るとの記載があるので、とても便利だと思います。
ソフトフレックスと保温性とが魅力で、一日中快適にライディングが楽しめるところが良いと思います。
着脱がすぐに出来るだけでなく、足元へのフィット感も得られる優れた1足です。
メーカー保証2年が付いているのも嬉しいですね。
価格は若干高めですが、今シーズンの最新モデルなので妥当ではないかと思います。
第2位 VAXPOT(バックスポット) スノーボードブーツ スピードレースタイプ
出典: Amazon.co.jp
スピードレースタイプが嬉しい
バックスポットのスノーボードブーツです。
こちらは、両サイドの紐を引っ張るだけでブーツの紐が簡単に締められるタイプです。
スピードレーシングシステムは簡単に着脱できるため人気が高く初心者の方にもおすすめです。
滑っているうちうに紐が緩んできても素早く直せるところが大きな魅力です。
ソフトな作りなので、スノーボードの操作性もアップしそうです。サイズ展開は、23.5~24.5cmとなっています。
デザインはブラックのカラーにビビッドなピンクがあしらわれています。
価格帯が非常に安いので、気軽にスノーボードブーツを試してみたいという方におすすめです。
第1位 バンズ VANS スノーボード ブーツ レディース
バンズのロングセラーモデル
Vans(バンズ)のスノーボードブーツです。
こちらはVansブーツのベストセラーモデルで、Vansの普遍的なルッキングかる軽量で十分なサポート力も併せ持つモデルです。カラーが女性らしい深いレッドをベースとしたブーツで、アニマル柄があしらわれているところも嬉しいですね。
フレックスは中程度なので、ある程度スノーボードを練習している方におすすめです。レースアップデザインで、機能性も高いところも支持されている理由の1つです。
足へのフィット感も優れていて、15年以上も広く使用されているので信頼性も高いと思われます。
サイズ展開は24cmと25cmの2タイプとなっています。価格帯は若干高めですが、価格以上の価値があるように思います。
【メンズ】スノーボードブーツおすすめランキングTOP3
第3位 K2(ケーツー) スノーボードブーツ
インナーも充実した本格派ブーツ
ケーツーのスノーボードブーツです。
ケーツーはウィンナースポーツブーツで定評があり、初心者から上級者までの幅広い品揃えで知られています。
こちらはボアタイプで、ワイヤー自動巻き取りが採用されているので、着脱が簡単に出来て便利です。
インナーには、3D低温サーモ型が使われているので、快適に一日中過ごす事が出来ます。
また、ヘタレが少なく速乾性にも優れているところも嬉しいですね。
耐久性にも優れていて足元にフィットしてくれるようです。
サイズは、23cm~30cmまでで1cm間隔で選べるようになっています。
ブーツのトゥー部分はエッジで傷がつきにくい3Dラバーを採用しています。
価格は若干高めですが、ケーツーブランドが好きな方におすすめです。
第2位 SALOMON(サロモン) スノーボードブーツ FACTION BOA (ファクション ボア)
サロモンの今シーズンボアモデル
サロモンのスノーボードブーツです。こちらは、最近人気のボアタイプで、フレックスは低め~中程度です。
日本人の足型にフィットするように甲高で幅広の形状に作られているので、脚幅の広めの方におすすめです。ボアタイプなので、ダイヤルを回すだけで簡単に締められるところが大きな魅力です。
ホールド感と柔軟性とを兼ね備えていることから、従来モデルから人気が高くなっています。メーカー保証2年が付いているところも嬉しいですね。
サイズ展開は、24cm~30.5cmまでの0.5cm幅でのラインナップとなっています。価格帯は若干高めですが、スノーボードブーツでの知名度があるブランドの新製品なので妥当では無いかと思います。
第1位 Burton(バートン) スノーボード ブーツ メンズ SWATH
出典: Amazon.co.jp
超軽量の中級者~向け
バートンのスノーボードブーツです。
こちらは、超軽量のフリースタイルブーツで足首の自由度が高いところが大きな特徴になります。
パーク、グラドリなどに向いていることから中~上級者の方にもおすすめです。インナーブーツタイプは成型で、レーシングシステムが採用されています。
アッパーゾーンとローワーゾーンとで部分的にフィット出来るようになっているので、調節がしやすいところが良いと思います。
カスタマイズしやすいため、固定感にこだわりのある方は是非見ておいて下さい。サイズは26cm、27cm、27.5cmの3サイズから選べるようになっています。
価格帯は高めですが、信頼出来るブランドなので価格以上の価値があるように思います。
【ジュニア】スノーボードブーツおすすめランキングTOP3
第3位 DEELUXE(ディーラックス) Junior (Rough Diamond) BOOTS
出典: Amazon.co.jp
ディーラックスの今シーズンモデル
ディーラックスのスノーボードブーツです。こちらはボアタイプで簡単にブーツを履く事が出来るので、ジュニアにも好評です。
ブーツの着脱に時間がかからないので、お子様でもストレスフリーで履けるところが嬉しいですね。
ソフトフレックスで軽量なので扱いやすいところも良いと思います。
インナー部分にもこだわりがあり、履くほどに自分の足に馴染みやすいコンフォートインナーが採用されているということです。
足元を快適にホールドしてくれそうです。
サイズ展開が豊富で、19cm~23.0cmまでで0.5cm間隔での用意があります。
価格帯は若干高めですが、キッズ、ジュニア向けブーツとしては本格的な仕様なので、小さい頃からスノーボードに真剣に取り組みたい方には最適だと思います。
第2位 Burton(バートン) スノーボードブーツ ユース GROM BOA
出典: Amazon.co.jp
男女ともに使やすい2カラー
バートンのスノーボードブーツでキッズ向けモデルです。こちらは、ボアタイプなのでキッズでも簡単に足にブーツをフィットさせる事が出来る点が良いと思います。
快適にスノーボードが楽しめるソフトフレックスなアウトソールとアッパーシェル素材が採用されています。
カラー展開はブラックとホワイトの2色なので、男女ともに使用出来るところも嬉しいですね。
小さなライダーも、快適に使用出来るブーツです。
雪が内側に侵入してくるのを防いでくれるガセットも大きな魅力で、足元を温かくドライに保ってくれます。
サイズ展開は11C(17.5cm)~と豊富に用意があるところも良いと思います。価格がリーズナブルなところもありがたいですね。
第1位 SALOMON(サロモン) スノーボードブーツ LAUNCH BOA JR (ロンチボア ジュニア)
衝撃吸収力があり抜群の安定感
サロモンのスノーボードブーツでキッズ向けモデルです。
こちらは、フレックスが低めで初心者のキッズでも快適に使用出来るように思います。サロモンの定番タイプの人気要素がギュッと詰まったブーツで、9歳から13歳までのキッズ向けとなっています。
あらゆるスタイルにもマッチするクラシックなデザインで、ボアクロージャ―システムが採用されているので素早くレースアップ出来ます。
アウトソールには、衝撃吸収力がある快適なEVA素材とグリップ力のあるラバー素材が組み合わされていて、抜群の安定感を実現しています。
厚みのないデザインなので、見た目もすっきりしているところも嬉しいですね。メーカー保証2年がついています。サイズ展開は20.0cm~25.5cmまでのラインナップで、0.5cm間隔での用意があります。
価格も一般的となっています。
スノーボードブーツの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、スノーボードブーツの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
スノーボードグッズを一式そろえたい方はこちらも必見!
スノーボードブーツもおしゃれに!
ウィンタースポーツの花形ともいえるスノーボードですが、やはり遊ぶ時にも足元はおしゃれにきめていきたいものです。
スノーボードはファッション性重視の方も多いため、ウエアだけでなくブーツもデザインやカラーを意識して選ぶのも楽しみの1つになります。
もちろん、機能性も大切で、様々なブランドからスノーボードをもっと楽しめる提案がなされています。ランキングでピックアップした商品は、話題商品、新商品等を中心に選んでみました。
スノーボードブーツを選ぶ際に、少しでもお役に立てれば、と思います。