フードフォトグラファーが教える!「これでマスター!料理写真をきれいに撮るために役立つ本」

こんにちは!フードフォトグラファーのharu.です。

ブログやSNSなどに日々アップされる、おしゃれで美しい料理写真を見て「わたしも、こんな風にきれいな料理写真が撮れるようになりたいな…。」と思ったことはないでしょうか。

以前のわたしがそうでした。料理写真をきれいに撮るのにはどうしたらいいのか、試行錯誤を重ね、たくさんの本を読み勉強をしてきた結果、現在では写真を仕事にすることができています。

今回は、フードフォトグラファーとして活動しているわたしがおすすめする「料理写真をきれいに撮るために役立つ本」をご紹介します。

きちんと基本を抑えれば、誰にでもきれいな写真を撮ることはできるんです!写真&カメラ初心者さんにもおすすめの本から、写真上級者向けの本まで。わたしが読んできた本を一挙にご紹介いたします!

 

料理写真の魅力とは

料理写真本

 

おすすめの本をご紹介する前に…。わたしが思う「料理写真の魅力」について、少しお話しをさせてください。

もともと料理写真は大好きで、20代の頃から、きれいな料理写真が載っているレシピ本を集めるのが趣味でした。当時はまだネットでもレシピサイトはなく、インスタグラムなどの写真投稿SNSもなかったもので、とにかくレシピ本の写真を見て、細かいレシピなどはあまり読まずに(笑)、載っている写真と見た目の近い料理を作るのが好きでした。

普通のレシピ本よりは、ちょっとおしゃれな写真の本が好み。人気のある料理家さんの出されている本を多数揃えたりもしておりました。

そしてインスタグラムを始めてから、本格的に料理写真にのめり込んでいったのです。料理写真のきれいな方をたくさんフォローして、毎日穴があくほど写真を眺めておりました。自分でも料理写真を投稿するようになってからは、写真の撮り方などをネットや本で調べ、少しでもきれいな、自分のイメージする写真が撮れるように、勉強を続けてきました。

 

料理写真は「おいしそう!」がすべてのように思えますが、実はおいしそうなのはもちろんのこと、テーブルコーディネートが美しかったり、使われている食器が自分の好みのものだったりという「おいしそう」とは別の要素も重要だと思います。

料理・うつわ・スタイリング・色合い・明るさなど、すべてにおいて自分の好きな世界観である写真と出会うと、その写真を眺めているだけで、とても幸せな気分になります。素敵な料理写真をたくさん見てきて、いつしか、「自分もこんな写真が撮りたい!」と思うようになり、たくさん勉強し経験を積んで、少しずつ、自分のイメージする写真が撮れるようになっていったのです。

 

「食べること」は生きていく上でとても重要なこと。料理写真は、毎日必ず訪れる「食べる」時間を、もっと有意義に、もっと楽しく、もっと幸せな時間にする提案をしていくことができるのではないか。それが、わたしが料理写真に感じる魅力のひとつなのかもしれません。

 

お気に入りの料理写真

ここで、最近わたしが撮影した料理写真の中で、特にお気に入りのものを少しだけご紹介します。

料理写真

 

こちらは、サラダとパン、ラタトゥイユのワンプレート。セットのプレートとカップを使用し、統一感を出しています。奥にももう1人分用意して対角線上に配置し、少しだけフレーム内に入れ込むことで、写真がさみしくなりすぎないようにしています。

また、奥のプレートを全部入れないことで、きちんと手前のプレートに視線を誘導することもできています。

プレート上は、左の上側にカップを置き、右側のサラダがカップの影で暗くならないように配慮しています。逆光で撮影し、RAW現像の際に少し青みをプラスして、朝らしい光が差し込む、すっきりとした写真に仕上げてあります。

 

料理写真

 

こちらは和食のセット。右手前上あたりから撮影をしています。カメラの水準器を表示させて水平垂直を保ち、斜め上から撮影しても、茶碗などが傾かないように気をつけています。

こちらも青みをプラスして朝らしい雰囲気に。手前側の大きいプレートに視線を誘導させるため、プレート中央あたりにピントを合わせ、テーブル全体を入れすぎないように注意して撮影をしました。

 

どんなカメラを使ってる?

カメラ

 

最近夫婦でカメラを買い替えました。いま使っているのはFUJIFILMの「X-T2」(写真左)。APS-Cサイズのミラーレス一眼です。「え、フルサイズじゃないの?」と思いましたか?

実はこのカメラに買い換える前は、Canonの「EOS Kiss X7」を使用しておりました。ここから、フルサイズ機に買い換えるか迷っていたのですが、プロのカメラマンも使っている「FUJIFILM Xシリーズ」のカメラをたまたま夫が購入したことで、フルサイズをやめてこちらのカメラに買い替えたのです。

購入前に少しの間ですが、夫のカメラ(X-PRO2)を使わせてもらったところ、購入予定だったフルサイズ機に比べて軽いことと、撮れる写真が自分のイメージにとても近かったことが購入のポイントとなりました。Canonのカメラに比べて色合いが少し落ち着いており、線が細めで繊細な絵が撮れる、といったらわかりやすいでしょうか。

フルサイズじゃなくてここまできれいに撮れるなら、何の問題もありません。実際、プロがこのカメラを使ってますしね。

フラッグシップ機であることもポイント。いつも「フルサイズを買わなくちゃ」「サブ機もフルサイズじゃなくちゃ」と上位機種を買うことばかり考えていたのですが、そんな焦りからも解放され、毎日楽しく撮影をしています。

とはいえ、FUJIFILMのカメラは、独特な操作性で慣れるのに時間がかかることから、初心者の方にはあまりおすすめはできません。「FUJIFILMのあの色で撮りたい!」「デザインにひとめぼれして、どうしてもFUJIFILMカメラが良い!」という強いこだわりがない限りは、軽くてしっかりときれいな写真が撮れる、CanonのEOS Kissシリーズがおすすめです。

EOS Kissシリーズは比較的手に取りやすい価格となっており、本体もとても軽いので、持ち歩きにも最適。最初は、安くて軽くて初心者に優しいカメラを使い、カメラの扱いにも慣れ、本格的に写真を撮影したくなってきたら、メーカーごと乗り換えるというのも、意外と楽しいものです。

 

わたしのお気に入りの料理写真本をご紹介!

おいしいかわいい料理写真の撮り方

「おいしいかわいい料理写真の撮り方」は、なかなか予約が取れないことで有名な、料理専門の写真教室「フェリカスピコ」を運営しているカメラマン佐藤朗さんと、フードスタイリストの小坂桂さんの共著によるフードスタイリングと撮影の本です。

SNSに毎日料理をアップしているけど、なかなか自分好みのかわいい写真が撮れない、という方に。いまよりもっと上手に、もっとかわいく料理写真を撮る方法を、実際の料理写真教室のときと同じように、たくさんの作例とわかりやすい言葉で解説されています。

見本になる写真ごとに撮影データなども細かく掲載されているので、見本写真の真似をするだけですぐにかわいい写真が撮れるようになっちゃいます♩

 

PERFECT PHOTO RECIPES BOOK

こちらの「PERFECT PHOTO RECIPES BOOK」は、写真家の野寺治孝さんが撮影したとても美しい写真とともに、1枚1枚の撮影データや撮り方、撮影ポイントなどを、まるで料理のレシピのようにわかりやすく簡潔に紹介している本です。
料理写真だけでなく、風景や動物、花やインテリアなどの作品も紹介されており、写真撮影全般においてとても参考にしたいと思う本のひとつです。

「空気感のある感動シーンの撮り方」とあるように、撮影時の空気感を感じられるとても素敵な写真がたくさん掲載されており、写真集として眺めるだけでも価値があると思います。

 

わたしのおすすめ!料理写真本

ちょいかわフォト 撮影テクニック

こちらの「ちょいかわフォト撮影テクニック」は、タイトル通り、ちょっとかわいい写真を撮影するためのテクニックを、初心者でもわかりやすいように、難しい言葉を使わず、とても丁寧に解説している本です。

実際にSNSやブログに料理写真などをアップしている方々へのインタビューなども掲載されており、使用しているカメラや撮影方法など、参考になる部分がかなり多いです。

初心者さんにぜひ読んでみてほしい、撮影テクニック解説本のひとつです。

 

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書

「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書」は、累計20万部突破の大人気シリーズ。人気写真家の中井精也さんが、上手な写真を撮影するための基礎を丁寧にわかりやすく解説している本です。

デジタル一眼レフを買ったら、まず最初に読む本としておすすめの1冊。構図や光など、写真全般の基礎について、知識をつけるのに最適です。

解説のDVDが付属しているので、こちらを見るだけでもかなり細かい部分まで理解できると思います。

 

心を震わせる ドラマチック写真術

こちらの「心を震わせる ドラマチック写真術」は、人気写真家7人が、被写体ごとに色・構図・光など、ドラマチックな写真が撮れるポイントとても細かく解説してくれている本です。

料理写真については、爽やかな朝の風景を撮る方法などが解説されており、朝ごはんの写真をSNSに投稿している方には特に参考になるのではないでしょうか。

料理以外の写真もわかりやすい解説がなされており、写真全般について学ぶのにとても役立ちます。

 

いちばんかんたんな料理・雑貨・花の撮り方手帖

こちらの「いちばんかんたんな料理・雑貨・花の撮り方手帖」は、わたしが料理写真を撮り始めた最初の頃に購入した本のうちのひとつ。

デジタル一眼についてわかりやすく解説されており、作例もとてもかわいいものが多いので、表紙のようなかわいらしい写真が撮れるようになりたいという方にぴったり♩

料理写真だけでなく、テーブルフォト全体の解説やスタイリングのポイントが載っていて、雑貨や花などを撮影するときにもかなり使えます。

 

美味しさを切り取る料理写真の撮影テクニック

「美味しさを切り取る料理写真の撮影テクニック」は、ニコール・S. ヤング氏が書いた「思わず食べたくなるような写真が撮れる」ようになる撮影テクニックの解説本です。

初心者にもとても解りやすい解説で、スタイリングから撮影方法、画像加工までを網羅しています。

とにかくそのセンスの良さに脱帽。動画サイトなどでも少し撮影時の様子を拝見したのですが、手際よくスタイリングし、パパッと美しい写真を撮影するテンポの良さも素敵です。

この本を読むと、技術だけでなくセンスを磨く勉強にもなると思います。飲食店のサイト運営者から、チラシ・パンフレットの作成、SNS運用担当者まで、料理写真を必要とするすべての方におすすめしたい1冊です。

 

まとめ

今回は、「料理写真をきれいに撮るために役立つ本」を多数ご紹介しました。毎日の料理を写真に収めるなら、少しでもきれいに撮れた方が良いですよね。カメラの設定の仕方や、料理写真撮影における正しい知識を身につければ、いままでよりもっと美しく、自分のイメージに近い料理写真を撮ることができるようになります。

気になる1冊があれば、ぜひ購入してみてください。初心者でもわかりやすい解説があるものも多いので、きちんと読んで理解すれば、必ず昨日よりも良い写真が撮れるようになります。

もちろん、本を読むだけでなく、毎日写真を撮り続けていくことも上達に必要なポイント。本を読んだらぜひ実践をしてみてくださいね!

記事内で紹介されている商品

おいしいかわいい料理写真の撮り方

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