スキーをしていると、スキーグローブを何回か買い換える時期がやってきます。最初はウェアや板ととも初心者用の安いセットで揃えていた私ですが、だんだんとスキーグローブがどのような基準で選ぶべきなのかが本当の意味で分かってくたのはスキーを始めて3シーズンも過ぎた頃から。
スキーグローブを選ぶ時に何を目安にしてますか?
デザイン、温かさ、サイズのどれかを基準にしていると思いますが、それは決して間違いではありません。しかし昨年久しぶりに新しくスキーグローブを新調しようとして、店をまわってみるとスキーグローブも変わってきているんですね。
昨年はスキーグローブ選びに迷いに迷った体験を元に、今シーズンのお買い物の助けになれるお話をしましょう!
目次
スキーグローブは形によって特性が違う!
グローブの定番5本指!
グローブの定番の定番、5本指のグローブは指がひとつひとつ分かれているもの。自由に指が動かせるのでストックやスキー板を持ちやすいというのが最大の利点!素早く指で板やストックをつまみたい人向けです。私はスキーを始めてから30年以上ですが、この5本指タイプをずっと使ってます。
指が離れているので長時間つけていると冷たさを感じますが、薄手のインナーグローブを中につければ断熱効果がありますし、薄手のインナーなら簡単に毎回洗うことができるので清潔に保てます。
3本指は5本指とミトンを併せ持った機能
こちらは近年発達してきたタイプで3本指のスキーグローブ。親指、人差し指、その他の指で構成されています。
親指と人差し指が独立しているため、動作自由度は5本指タイプよりは劣りますが、ミトンよりかなり動かしやすさを感じます。3本指がくっついただけで温かさもプラスになるというのは魅力!
温かさならミトンタイプ
親指とその他の指で構成されているミトンは、指がくっついているために他のグローブより非常に温かいグローブであり、また脱衣しやすいというメリットがあります。
しかし、何かをつまむという動作がなかなかスムーズにできないというデメリットもあります。
自分の手にあったサイズのものを選ぼう
スキーグローブのサイズはメーカー毎に違う!
私が色々スキーグローブを試して購入した経験からアドバイスさせてもらいますと、スキーグローブってメーカー毎にサイズが異なるんですよ。
「A社のデザインが気に入ったのでMサイズを買いたい、B社のMのサイズがぴったりだから大丈夫!」ってことはなかったのです。
「このブランドはMサイズが合うけど、こちらのブランドはLサイズほうが合うじゃん!」と様々なんですね。実際に装着しないで絶対失敗するのはサイズです。
ネットで購入して無料交換ができるならよいですがまず無理そうですよね。だからネットで買う人は、まずは実店舗で装着してから、より安いものをネットで見つけるという方法をオススメです。
それでもサイズを知りたいという方は、ONYONEからのサイズ表(ユニセックス用)を目安にしてみましょう。
サイズ表記 | 手囲い | |
SS | 19-20cm | 18.5 以上〜20.5 未満 |
S | 21-22cm | 20.5 以上〜22.5 未満 |
M | 23-24cm | 22.5 以上〜24.5 未満 |
L | 25-26cm | 24.5 以上〜26.5 未満 |
O | 27-28cm | 26.5 以上〜28.5 未満 |
(引用:ONYONE サイズチャート、https://www.onyone.co.jp/support/size-chart)
サイズの測り方!
じゃぁ、自分の手のサイズをしっかりと知っておきましょう。手のサイズの計測の方法は、手袋のサイズは手の親指の第一関節とほぼ同一にある生命線の視点と、小指の付け根と手首を結んだ線の、手首から1/3の距離を結んだ掌の周りの長さです。
求める機能を持った素材から選ぶ
透湿素材ゴアテックス
スポーツではゴアテックスを使用している道具が多く、雨が大敵な登山や釣りのウェア、雪や雨にさらされるスキー、スノーボードのウェアに使われています。ゴアティックス素材を使用したスキーグローブは長時間過酷な悪天候でも防風・防水に優れています。
またスポーツで汗をかいていも外に水蒸気を逃がしてくれるのでグローブの中で手が蒸れることもないのです。予算があればゴアテックスをオススメ!
馴染むのは革
スキーが公共的な存在になった頃は牛革のスキーグローブがほとんどでした。牛革素材が良い点は使いこむほど皮が柔らかくなり、手に馴染みフィット感がすごくよくなることです。
そこまで使っていくとなかなか他のグローブが使えないんですね。しかし馴染みがくるまでは時間がかかり、使い始めは革が固く、お手入れもこまめにしないといけないので、熟練者向きかもしれません。
保温に優れた吸湿発熱性素材
保温素材といえばアンダーシャツでもブレスサーモが有名です。ブレスサーモは、人体から発熱する水分を吸収して発熱効果をもたらすので大人気ですが、ミズノはスキーグローブにも登場させています。
甲部内側芯地がブレスサーモになっていて、手の甲から全体に温かくなる仕組み。価格もそう高くもなく、一枚はもってみたい素材です。
スキーグローブおすすめランキングTOP8
8位 SALOMON(サロモン) スキーグローブ ミトンタイプ
出典: Amazon.co.jp
ホワイトスキーを楽しむために、可愛さと温かさを求める人にオススメ!
ミトンタイプは指を動かせないため使いにくいけれど、これは欲しいと思わせるものがあるのがサロモンのミトン。
白地にコロンとしているデザインが雪のゲレンデでとても可愛く映えそうです!素材は革ですが丸みを帯びたミトンなので固さも気にならずです。
プリマロフトインサレーションという素材は超微細なマイクロファイバーで作られた人工のダウンのような素材で温かさ抜群なんですよ❤
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
サロモン | ミトン | 革、プリマロフトインサレーション | M,L | ◎ |
7位 namelessage(ネームレスエイジ) スキー グローブ ゴアテックス 全6色
出典: Amazon.co.jp
スティックが握りやすいアーチ設計がイイ!
スティックが握りやすいアーチ設計でスキーのストックなどが握りやすいネームレスエイジのスキーグローブは、あまり知られていないブランドですが、ゴアテックスを使用し雨の日も雪の日も防水性が高く、寒さにも強いのが高ポイントです。
レディース対応のSが在庫が少ないのが難。
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
ネームレスエイジ | 5本指 | ゴアテックス、ネオプレン | S,M,L,XL | ◎ |
6位 phenix(フェニックス)レディーススキーグローブ Furano
出典: Amazon.co.jp
ちょいダサが気になるけど、腐ってもフェニックスだもの!
面素材が柔らかくて手が動かしやそうなのが一番のポイントです。ストックにあたる手のひら、指先は合成ゴムと合成皮革素材をつかっているので丈夫。やはりフェニックスが発売しているものは長持ちするので、まよったらコレかなと思います。デザイン的にちょいダサイので悩んで6位にしました。
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
フェニックス | 5本指 | ナイロン、ポリエステル、合成ゴム,、合成皮革 | S,M,L | ○ |
5位 DESCENTE(デサント) スキーぐローブ ミトンタイプ
出典: Amazon.co.jp
落ち着いた色合いが素晴らしい!大人向け、上品さを求める人にオススメ!
杢素材を採用した上品なデザインのレディースミトングローブです。カッコいいだけではなく品格ある色合いが非常に大人向けにこだわりを見せています。対象が熟練者年配向けなのでしょうか?中にフィルムが入っており、水がグローブ内へ浸入するのを防ぎます。
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
デサント | ミトン | ポリエステル、合成皮革、アクリル | S,L | ◎ |
4位 MIZUNO(ミズノ) スキーグローブ 5本指 ブレスサーモ素材
出典: Amazon.co.jp
ブレスサーモで冷え知らず!
やはり寒さに弱い人は自ら身体を温める機能をもったブレスサーモ素材は無視できませんね!こちらのデザインは型落ちで新製品より2000円ちかくお値段が下がることからお買い得です。ブラックはどんなウェアに合わせて色組みできますし、女性のウェアに多いピンクと合わせても素敵!
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
ミズノ | 5本指 | ブレスサーモ | S,M,L | ◎ |
3位 REUSCH (ロイシュ) スキーグローブ
出典: 楽天市場
グリップ力抜群!防風性も抜群!
スポーツ用品の老舗イタリアのロイシュ。カラーレザーを使用したちょっと変わった3本指に分かれたロブスタースタイル。
手縫いでしっかりしており、老舗らしい堂々としたデザイン。外気をしっかりと遮断してくれる高級レザーを使用。
非常に暖かく、ズレの少ないインナー構造は優れたグリップ感を実現していて今年こそ私も使いたいグローブです。
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
ロイシュ | 3本指 | 革 | S,M,L | ◎ |
2位 REUSCH(ロイシュ) スキーグローブ 2019 ミッキー R-TEX XT
私、買い物に失敗しないで!と言い切りたい方に!
スキー選手御用達ブランド、ロイシュの中でも初心者でも比較的使いやすくてカッコいいのがこのタイプ。特にタイルブルーのラインが入ったものは目立つし無くしにくい利点あり。
カッコいいだけではなく、保温性の高いプリマロフトで、防水機能も抜群です。美しいスポーティーなグローブといったらこれ以外なし!
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
ロイシュ | 5本指 | R-TEX | SS,S,M,L | ◎ |
1位 SALOMON(サロモン) スキーグローブ FORCE DRY
出典: Amazon.co.jp
信頼のサロモン、迷わず選べるブランド!
比較的袖が短いショートタイプですが、手首がキュとしぼめるので温かさをのがしません。ソフトポリウレタンの素材が柔らかでふわふわ。使っていてきもちいい素材です。
雪の冷たさを忘れますよ!ぴったりしたデザインなので試着は必須ですが、全国のスポーツ用品店にサロモンの製品は揃っているのでお近くの店で試してみることができます。
メーカー | タイプ | 素材 | サイズ | 防寒性 |
サロモン | 5本指 | ソフトポリウレタン | M,L | ◎ |
スキーグローブの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、スキーグローブの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
スキーウェアを揃えるならこちらの記事もチェック!
スキーグローブは、動きやすさフィット感で選びましょう!
よく聞かれる、スキーグローブとスノーボードグローブの違い。そしてスノーボードグローブでは代用できないのかという話について、最後にまとめたいと思います。
スキーグローブとスノーボードグローブの違いはやはり板を持つ場所や袖口の長さです。スノーボードは板をもつ回数と大きさ、そして動きが大きく、ゲレンデに座り込む回数の多さにより袖口から雪が入りやすい。
そのためグローブの袖が長いんですね。また板をつかむため厚地。そういう意味ではスキーグローブを上回っているので兼用できます。
しかしデザイン的にはスノーボードはミントタイプか多い。反対にスキーは板やストックを握るために5本指で指の自由度が聞きやすいデザインが多いのです。スキーは滑っている時にストックを使うのでスキー専用で作られたグローブが最適と信じています。
また比較的安いものは敗れやすいのでワンシーズンのみの使用と考えましょう。長く使いたい場合は少し高くても信頼あるブランドの品を買うほうがお得!ということをお忘れなくね!