ヨガに興味があっても「体が硬いから無理!」とあきらめている方はいませんか?
私は、ヨガをするようになってしばらくたちますが、いまだに体は硬いです。180度開脚が目標なのですが、達成するのはいつになることか・・・。それでも、楽しく続けています。
ヨガのよいところは、自分のペースでできることです。体が硬くても、自分が気持ちのよい、伸びていると感じるポイントでポーズをとります。その状態で深く呼吸をすることによって、心身ともにリラックスできます。
そのときの手助けとなるのが『ヨガブロック』です。ヨガブロックで高さの調整をすることによって、無理なくポーズをとることができるので、特に初心者の方にこそ使ってもらいたいです。
この記事では、ヨガブロックの選び方や使い方などを説明します。おすすめの商品もランキングで紹介しますので、皆さんの参考になると嬉しいです!
目次
ヨガブロックとは
ヨガブロックとは、ヨガのポーズをとるときにサポートしてくれる補助具のことです。例えば、体が硬くて床に手が届かない場合、ヨガブロックの上に手をついてポーズをとります。
マタニティヨガの場合も、ヨガブロックは役立ちます。膝やすねの間に挟むことで、土台が安定します。正しいポーズができないと、体を痛めてしまうことも!?楽しくヨガを行うためにも、積極的にヨガブロックを使ってください。
ヨガブロックの選び方
素材
ヨガブロックの素材にはコルク製、EVA樹脂製、木製などがあります。お手ごろな価格で手に入りやすいEVA樹脂製のヨガブロックは、初心者から上級者まで、幅広い方に使われています。
手にフィットして、安定してポーズをとりたい方はコルク製。自宅用で長く使いたい方は木製など、目的によってどの素材のヨガブロックがよいか考えましょう。それぞれの素材については、この後1つずつ紹介します。
「コルク製」
コルク製のヨガブロックは、安定感が抜群です。どっしりとしているのに、表面には適度な弾力もあります。汗もよく吸ってくれるので、気持ちよく手をつくことができます。
また、天然素材を使っているので、環境に優しい商品がよいという方にもおすすめです。
ただ、安定感がある分、コルク製のヨガブロックは重たいです。1キロほどのものが多いので、持ち運びにはあまり向きません。
他に、汗をよく吸うので、ニオイが気になるということも。その場合は、アロマスプレーなどを使って対策してくださいね!
「EVA樹脂製」
一般的に多く使われているのが、EVA樹脂製素材のヨガブロックです。姿勢矯正や体のストレッチでおなじみのヨガポールも、この素材を使っていることが多いです。
EVA樹脂は、柔軟性と弾力性があります。素材が少しやわらかいので、体の下に置いても、あまり痛くはありません。また、軽量なので、自宅からヨガスタジオまで持ち運びたいという方におすすめです。
ただ、表面に傷がつきやすいので、爪を立てないように気を付けてください。
「木製」
木製のヨガブロックも、コルク製と同様に安定感があるので、体重をかけるヨガのポーズでも安心して行うことができます。木製ならではの温かみもたまりません。木の種類によっては、香りも楽しめます。
ただ、価格はあまりお手ごろではありません。気軽に購入することはできませんが、その分しっかりとした作りになっているので、よいものを長く使いたいという方におすすめです。
他に、汗をよく吸う、重さがあって持ち運びに向かないなどのデメリットは、コルク製と同じです。
サイズ
ヨガブロックのサイズは縦15センチ×横23センチくらい、厚みは8センチや10センチのものが多いです。
膝やくるぶしの間に挟んで使いたい方は8センチ、体重を支えるために使いたい方は10センチなど、厚みについては使い方に合わせて選ぶのがよいと思います。
また、横の長さが30センチを超える、通常のヨガブロックより大きいものもあります。開脚をするときにお尻の下に敷くと、柔軟の手助けになりますよ。
重さ
EVA樹脂製のヨガブロックは、重さが300グラムくらいのものが多いです。コルク製や木製のヨガブロックは、重さが1キロを超えるものもあります。
ヨガスタジオでレンタルがない場合、ヨガマットやヨガラグ、着替えやタオルなど、たくさんの荷物が必要です。それに加えてヨガブロックも持ち運びたいという方は、軽量のEVA樹脂製のものがよいでしょう。
コルク製や木製のヨガブロックは見た目がおしゃれで素敵なので、お気に入りのものを自宅用として使うのがよいと思います。
安定感
安定感のあるヨガブロックがよいという方は、重さのあるコルク製や木製の商品がおすすめです。
軽量のヨガブロックは持ち運びやすいですが、軽いほど安定感が気になります。そのため、軽いEVA樹脂製でも、なるべく密度が高くて硬い商品を選ぶようにしましょう。
ヨガブロックのおすすめメーカー
ヨガワークス
ヨガワークス Yogaworks ヨガブロック 2個セット
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 23cm×15cm×7.5cm |
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素材 | EVA樹脂製 |
重さ | 300g |
ヨガワークスは、東京発のヨガグッズブランドです。機能的なのに、シンプルでおしゃれな商品が多いので、大変人気があります。
このヨガブロックは、重さが300グラムです。EVA素材を使っていて、軽量なので、ヨガスタジオなどに持ち運びたいという方におすすめです。
もしくは、2個セットになっているので、1つは自宅用、もう1つはヨガスタジオ用と分けて使うのもよいかもしれません。
サイズは23センチ×15センチ×7.5センチです。弾力性があるので、腰や背中の下に敷いて体を伸ばすと、気持ちがよいですよ。
秦運動具工業
秦運動具工業 ヨガブロック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 22.5cm×15cm×7.5cm |
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素材 | EVA樹脂製 |
重さ | 100g |
秦運動具工業はフィットネスとトレーニングの総合メーカーで、ヨガグッズだけではなくバランスボールなど、幅広く製造・販売しています。
このヨガブロックの特徴は、なんといっても価格がお手ごろであること!最近では100円ショップでもヨガブロックを売っていますが、あまりにも安いと心配ですよね。だからといっていきなり高価な商品には手が出ません。
そんなときに丁度よいのが、この秦運動具工業のヨガブロックです。適度な硬さと弾力があるので、初心者の方におすすめです。サイズは22.5センチ×15センチ×7.5センチで、重さは100グラム。素材はEVA樹脂製です。
ヨガブロックの使い方
3段階の高さで活用
ヨガブロックは、ハイ・ミドル・ロウの3段階の高さに調整して使います。ハイはヨガブロックを縦にして、1番高さを出して使います。ミドルは横の部分。ロウは1番低い広い面に手を置いて使います。
例えば、体が硬くて床まで手が届かない!というとき、最初はハイで全身を支えます。慣れてきたらミドル、ロウと手を置く高さを変えていきましょう。
ヨガブロックを活用したポーズ
・トリコナーサナ(三角のポーズ)
三角のポーズは、両足を大きく広げて、体を傾ける方の指先を外側に向けます。右側に倒す場合は、右足の指先を外側に向けて、左足の指先は正面。
左手を上にあげて、ゆっくりと体を右側に倒していきます。体の側面が伸びていることを意識しながら、右手で右足のくるぶしをつかみます。
体の硬い方が無理にこのポーズを行うと、背中が曲がってしまいます。そのため、足元にヨガブロックを置いて手をつき、しっかりと胸を開きましょう。ヨガブロックで体が安定すれば、片足だけに重心がのってしまうということも防げますよ。
・ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
ダウンドッグは、ヨガではおなじみのポーズです。肩や背中、腰、太ももにふくらはぎと全身が伸びるので、とても気持ちがよいです。
ダウンドッグは、流れの中で行うことが多いです。四つん這いの姿勢からお尻を上げて、全身を使って三角形を作るのですが、これも最初は辛いポーズです。
太ももやふくらはぎが伸びないと、踵をつくことができません。また、背中が丸まってしまうと、体の背面の伸びも感じられません。
そのため、慣れるまでは、ヨガブロックを使うのがおすすめです。踵が床につかないという方は、踵の下にヨガブロックを置いて、ふくらはぎの裏を伸ばしましょう。背中が丸まってしまう方は、ヨガブロックの上に手を置いて高さを出して、体の背面を伸ばしましょう。
【筆者一押し】おすすめヨガブロック
CORCOPI コルコピ ヨガブロック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 15.2cm×22.7cm×7.7cm |
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素材 | EVA樹脂製 |
重さ | 約340g |
丁度よい硬さのヨガブロック!
初めて購入するヨガブロックだったので、まずはお手ごろな価格のものがよいと思い、この商品を選びました。サイズは15.2センチ×22.7センチ×7.7センチで、重さは約340グラム。素材はEVA樹脂製です。
EVA樹脂製だと、商品によっては軟らかすぎることがあるのですが、このヨガブロックは丁度よいです。体重をかけても、ヨガブロックが安定してずれないので、安心してポーズをとることができます。
また、カラーが6種類あるのも嬉しいです。私は、ヨガマットに合わせてラベンダーを選びました。好きなカラーのヨガブロックなら、ヨガを行うテンションも上がりますよ!
ヨガブロックおすすめランキングTOP5
第5位 PROIRON 大きい ヨガブロック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 20.5cm×30.5cm×5cm |
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素材 | EVA樹脂製 |
重さ | 300g |
大きなサイズのヨガブロック!
一般的なヨガブロックは縦15センチ×横23センチくらい、厚みは8センチや10センチなのですが、こちらは20.5センチ×30.5センチ×5センチと大きな作りになっています。重さは300グラムで、素材はEVA樹脂製です。
例えば、瞑想をするとき、このヨガブロックの上にお尻を置いて座るようにすると、体が安定します。開脚をしたいときも、ヨガブロックのおかげで腰が立つので、前に体を傾けやすくなります。
また、適度な弾力があるので、膝の下に敷いてポーズをとれば、痛みも気になりませんよ。
第4位 HomeSpon ホームスポン ヨガブロック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 15cm×23cm×7.5cm |
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素材 | 竹製 |
重さ | 650g |
珍しい竹製のヨガブロック!
素材のところで、ヨガブロックにはEVA樹脂製、コルク製、木製があると紹介しましたが、こちらは天然の竹で作られています。サイズは15センチ×23センチ×7.5センチで、重さは650グラム。 竹ならではのしなやかな手触りが気持ちのよい商品です。
また、硬さがあるので、体重をかけてもしっかりと体を支えてくれます。大地とつながるようなイメージでヨガをしたい方におすすめです。
木製のヨガブロックは重さが1キロほどのものが多いのですが、竹製のこちらの商品は650グラムです。重すぎると動かすのが面倒になって使わないということがあります。しかしこのヨガブロックは重すぎないので、家でも使いやすいと思います。
第3位 Yoga Design Lab ヨガデザインラボ ヨガブロック リサイクルフォームブロック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 15cm×23cm×10cm |
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素材 | EVA樹脂製 |
重さ | 170g |
デザイン性の高いヨガブロック!
可愛らしいデザインが目をひくヨガブロックです。サイズは15センチ×23センチ×10センチで、重さは170グラム。素材はリサイクルできる100パーセントEVA樹脂製なので、環境にも優しいです。
軽量なので自宅からヨガスタジオなど、持ち運ぶこともOK。表面の凸凹のおかげで手も滑りません。このデザインなら、インテリアとして部屋に置くのもよいかも。すぐに手の届く場所に置いておけば、気になったときにいつでも使うことができますよ。
ヨガデザインラボは、他にもデザイン性の高いおしゃれなヨガマットやヨガラグを販売しているので、お揃いにするのもおすすめです。
第2位 マンドゥカ Manduka コルクブロック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 15cm×23cm×10cm |
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素材 | コルク製 |
重さ | 約907g |
コルク製のヨガブロック!
多くのヨガ愛好家に支持されているマンドゥカからは、コルク製のヨガブロックを紹介します。サイズは15センチ×23センチ×10センチで、重さは約907グラム。100パーセントコルクで作られたヨガブロックなので、EVA樹脂製にはない硬さと重さがあります。
コルク特有のざらつきがあるので、手をついたときに滑りません。汗も吸収してくれるので、気持ちよく使うことができます。重い分だけ安定感があるので、バランスを崩しやすいポーズでも集中できますよ。
第1位 Reehut ヨガブロック
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 23cm×15cm×10cm |
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素材 | EVA樹脂製 |
重さ | ー |
初心者におすすめのヨガブロック!
ヨガブロックが欲しくても、ヨガを始めたばかりでどれを買えばよいか分からない。そんな方には、お手ごろな価格で硬さや密度などの品質に優れているこの商品をおすすめします。
サイズは23センチ×15センチ×10センチで、素材はEVA樹脂製です。汗をかいても滑らないのが特徴です。カラーはグレー、ターコイズ、パープル、ブラック、ブルーの5色あります。
この商品は2個セットなので両手を置いて使うなど、幅広いポーズをとることができます。また、角が取れたデザインになっているので手でつかみやすいですよ。
ヨガブロックの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、ヨガブロックの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
体の硬さを気にしないでヨガを楽しもう!
いかがでしたか?
ヨガブロックを使えば、体の硬い方でも、安心してポーズをとることができます。ヨガのポーズに、正解はありません。周りの人と同じでなければいけないということはないので、ヨガブロックなどの補助具を積極的に使って、自分のできる範囲で行いましょう。
ただ、毎回ヨガブロックを使っていると、それなしではポーズができなくなってしまうということもあります。そのため、ある程度ポーズに慣れてきたら、ヨガブロックの高さを変えてみる。それにも慣れてきたらヨガブロックを使わないなど、自分で調整してくださいね。
土台が安定すると、柔軟性が増して筋力もつきます。体の硬さは気にしないで、健康的にヨガを楽しみましょう!