音楽を楽しむには再生するPCやスマートフォンなど、再生する機器が必要である他に、音を出力するスピーカーが必須アイテムです。もちろん、再生機器に付属しているスピーカーでも音楽を楽しむことはできますが、その音の出力や音質は限定的なものとなります。
やはり音楽本来の良さを楽しむのであれば、高音質なスピーカーは必須アイテム。室内でホームパーティーをする時、ダンスを練習する時、楽器の練習を行う時、大音量で迫力のある音楽を楽しみたい時には、高音質なポータブルスピーカーが大活躍してくれます。
目次
ポータブルスピーカーを使うメリット
音楽を自宅で楽しむ場合、据え置き型の大きなスピーカーで楽しむようなスタイルから、どこでも持ち運びできるようなポータブルスピーカーで楽しむというスタイルに最近では変わってきています。スマートフォンが市場に定着したことにより、場所を選ばずにいつでもどこでも音楽を楽しむという新しい音楽の楽しみ方をするユーザーが増えてきていると思います。
また個人で音楽を楽しむだけでなく、SNSやYouTubeといった一種の共有文化が広く定着し、気に入った音楽や映像を仲間内でシェアしたいという人も多いのではないでしょうか。そのような楽しみ方をする上で、ポータブルスピーカーは欠かせないマストアイテムです。
一言でポータブルスピーカーといっても、その性能がピンからキリまであります。特に音楽本来の良さを製品独自の技術により解像度よく再現してくれる音質面は、ポータブルスピーカーの中でも重要な要素となります。
価格帯としては最低でも1万円以上するようなアイテムにはなってしまいますが、1台持っておくと場所やシーンを選ぶことなく、その活躍の幅は無限大です。音質が良いポータブルスピーカーは、音楽を普段から聴くという人ならぜひとも持っておきたいアイテムといえるでしょう。
ポータブルスピーカーはどこで使用している？
ポータブルスピーカーはどこにでも気軽に持ち出せる外部接続のスピーカーなので、活用できるシーンは多様です。私がポータブルスピーカーを活用している場所やシーンについていくつか紹介します。
自宅室内
まずは、自宅居室内での利用。自宅の部屋は自身が一番リラックスできる最高の空間です。優雅なプライベート時間に好きな音楽をじっくり聴くにはスマホのスピーカーではやはり物足りないので、ポータブルスピーカーを使うことによって音色豊かで解像度の高いサウンドを聴いています。
ポータブルサイズなので、デスク上や棚板の上においても特に気になるようなサイズでなく、とってもスマートです。
アウトドア
次に使うのがアウトドア。夏シーズンによくあるのが友だちを集まったときのBBQにてポータブルスピーカーを使います。あくまでBGMとして音楽を再生するわけですが、しっかりとした音質で音楽を再生してくれる音楽がBGMについていると、その場の気分を最大限に盛り上げてくれます。
旅行先
簡単に持ち運べるポータブルスピーカーは、旅先にも一緒に携帯することが多いです。旅行先のホテルでは音楽再生設備が整っていなこことも多い中、ポータブルスピーカーが1台あると、ホテルでゆっくりと時間を過ごす際にお好みの音楽をお好みの音質でじっくりと気蹴るのでリラックできますよ。
音質が良いポータブルスピーカーを選ぶ上でのポイント
音質のバランス
再生される音質は大きく分けて、高音域・中音域・低音域の再現度を考える必要があります。
ウーハーが大きく機能し、ボンボンと低音が強くでるポータブルスピーカー、安定的でフラットな音を楽しめる中音域に長けているポータブルスピーカー、高い音まで繊細に再現してくれる高音域が強いスピーカーなど、製品によりその特徴はさまざまです。
音楽を再生する機器であるスマートフォンのイコライザ機能を利用することにより、ある程度各周波数帯の音バランスを調整することは可能ですが、ポータブルスピーカーそれぞれが持っている音質の強みは理解しておくと良いと思います。
効く音楽のジャンルに合っているか
聴く音楽のジャンルは人それぞれ好みがありますよね。ロック・ジャズ・ポップ・テクノ・クラッシックなど、各音楽のジャンルによって最適な音質が再生できるスピーカーはあるはずです。また、音楽を奏でているグループやバンドによるスピーカーの選択も良いかもしれません。個人の好みに最適なスピーカーを選びましょう。
バッテリー性能
ポータブルスピーカーである以上、そのスピーカー自体を稼働させるのに充電が必要です。コンセントから電源供給しながら楽しむ据え置き型スピーカーとしての使用であれば特に気にする必要はないかもしれませんが、家の中で場所を動かしながら使用したり、外出先での使用を考慮するなら、ポータブルスピーカー自体のバッテリー性能は重要な項目となってきます。
おすすめとしては、最低でも8時間程度は駆動するモデルが良いです。音量を大きくするとより出力を必要とするので、仕様上の稼働時間より短くなるような場合もあります。充電が必要なポータブルスピーカーであっても、毎日充電するとなると、少し面倒に感じるかもしれません。
1日に利用する時間は1時間から多くても2時間程度というのが一般的。この時間で1週間くらいは稼働してくれるバッテリー性能であれば、都度充電する必要もなく、バッテリー切れの心配も少なくなります。
防水・防塵性能
気の知れた仲間と音楽を楽しむという場合、アウトドアシーンでの利用も多くなることでしょう。屋外で使用する場合は、ポータブルスピーカー自体の耐久製も考慮にいれる必要があり、防水・防塵性能は評価する上で大事な項目です。
屋外での使用時の場合、例えば、海での使用したい時は、海水による水濡れの影響や砂浜の細かな砂による製品への影響が考えられます。プールで使用する場合も水濡れによる影響が心配ですね。
また、屋外で使用している時に急な天候の変化により雨が降ってくることもあるかもしれません。アウトドアシーンで利用する事も考えるのであれば、粉塵や水による影響も加味し、本体の防水・防塵性能を確認しましょう。
本体のサイズ
ポータブルスピーカーを持ち運ぶという上で、本体のサイズや軽さは重要です。音質や音の迫力を重視するあまり、大きくて重いスピーカーを選んでしまうと持ち運びには不便です。普段からバックパックなどのカバンに入れて持ち歩くのであれば、ある程度のコンパクトなサイズ感と重さを感じない重量感を考慮しましょう。
筆者おすすめの高音質ポータブルスピーカー「Bose SoundLink Mini II」
他にもまだある！高音質なポータブルスピーカー
BOSE SoundLink Revolve
筆者おすすめの製品同じく圧倒的なクオリティを誇るBOSEのポータブルスピーカーです。SoundLink Revolveは360度全方位に広がるサウンドが最大の特徴。スピーカーの音の広がりに指向性がないので、どこに設置しても楽しめるスピーカーです。
指向性のある通常と同じようなスピーカーだと、アウトドアシーンで利用する場合、部屋のような四方が囲まれた空間ではないので、スピーカーを向けた方向に音が広がることもあり、スピーカーが向いていない場所ではこもってしまう音に感じてしまうかもしれません。
そんな問題も全方向に音が広がるこの無指向性のスピーカーであれば、立っている場所に関係なく同じ高音質なサウンドの恩恵を受けられるのです。スピーカー本体は持ち運びがしやすいような取っ手がついています。さらに本体重量は670gであり、コンパクトなサイズは持ち運びでの使用にも便利なポータブル性が非常に高い製品です。
SoundLink Revolveの上位モデルとしてSoundLink Revolve+というモデルもあり、通常のモデル以上に迫力のあるパワフルなサウンドを奏でることができます。
出典: Amazon.co.jp
JBL CHARGE3
IPX7相当の防水性能をもったポータブルスピーカーです。水深1mの水中に30分間つけても製品に問題が生じないほどの高い防水性能を有しています。海やプールといった水周りが心配な場面でも十分に活躍してくれる防水性能で、利用シーンを問わず活躍してくれます。特にアウトドアシーンでの利用が多い人におすすめです。
左右合わせて20Wの出力を誇るスピーカーからは圧倒的に高音質な音が出力されます。本体は4.5時間充電することにより、駆動時間は20時間とたっぷり。さらに本体には6,000mAh容量のモバイルバッテリー機能も搭載しているので、外出先でスマートフォンを充電したいという用途にも答えてくれる一石二鳥なアイテムです。
出典: Amazon.co.jp
SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB40
品質もクオリティも安心の国産ブランドSONY製のスピーカーです。61mm口径のフルレンジスピーカーを2機搭載し、圧倒的に迫力ある重低音を出せるのが最大の特徴。さらに低音域を強くしたい場合にはEXTRA BASSボタンを押すと、低音域の音にブーストがかかります。
また圧縮音源で失われてしまった高音域の音を補完してくれるSEEというようなSONYならではの音質技術も搭載されています。本体にはIPX5相当の生活防水機能も有しているのでアウトドアでの利用も問題なく使いこなせます。
デザインも特徴的で、前方にはストロボフラッシュやラインライトが採用されていて、曲のリズムに合わせて光ってくれるので、見た目も盛り上げてくれるアイテムです。
出典: Amazon.co.jp
まとめ
スマートフォンを使って音楽を気軽に楽しめるようになったからこそ、高音質なスピーカーでその音楽の持つ最大限の良さを味わいたいですね。外出先に持ち出せるポータブルスピーカーにも、高音質を奏でることができるスピーカーは多いです。価格帯からすると安いとはいえませんが、1台持っておくとあらゆるシーンで使うことができる便利なアイテムになることは間違いありません！
価格帯としては2万円台のポータブルスピーカー。持ち運びできる手軽なスピーカーという面では、決して安くはない価格帯ですが、その性能は価格以上のパフォーマンスを提供してくれます。
まず、Bose SoundLink Mini IIを前にして感じるのが本体のコンパクトさです。小さな筐体であり、まさにポータブルスピーカーというような見た目をしているのですが、そのコンパクトな印象は音を奏でると一瞬で変わります。
小さな筐体から出力される音には、圧倒的な迫力と厚みのあるサウンドが再生され、音楽本来の良さを十二分に再現してくれるほど解像度の高い音質です。特に低音域が響くようなサウンドが出力され、音が響きにくような外出先であっても、満足いくほどのダイナミックな音を出力してくれます。
重さは680g。ペットボトルより少し重いくらいの重さですが、持ち運ぶには十分なポータブル性です。
バッテリー性能も長けていて、一度の満充電で10時間の再生が可能。日中ずっと使っているような使い方でも充電要らずで十分に楽しめます。