たっちができたらベビースニーカーを履こう!
子どもがたっちできるようになったら、靴を履かせてお出かけしたくなるのが親心ですよね。ですが、靴を履いて道を歩くという、大人にとって当たり前のことも、赤ちゃんにとっては人生初のサプライズ。一筋縄には行かないことが多いようです。そこで、今年スニーカーデビューを果たした1歳児の母が、ベビースニーカー選びのポイントとおすすめのアイテムをご紹介します。
恐怖と混乱!?大号泣のベビーシューズデビュー
我が子の場合、1歳になった頃からつかまり立ちが始まり、1歳2ヶ月からは部屋の中をひとりで歩けるようになりました。そのタイミングで、そろそろお靴デビューができるかも、と感じベビースニーカーを履かせてみることにしました。
初めての一足に選んだシューズは、ファミリアとアシックスのコラボスニーカー。靴底の反りが良いので歩きやすく、マジックテープを開くと足先までがばっと開くので履かせやすいデザインです。
初めてシューズを履いた息子。トコトコ歩いてくれるかな?と思ったら…
その場に棒立ちで固まってしまいました!初めて感じる、シューズの感触に驚いたのでしょうか?「ママ、動けないよ!助けて!」と言わんばかりにこちらを不安そうに見つめ、しばらくすると大声で怒りながら泣き出してしまいました…。
こうして、大号泣のベビーシューズデビューを果たした息子。
最初はどうなることかと思いましたが数日すると靴にも慣れ、今では、お外に行きたい!と自分から靴を持ってくるほどにお出かけ好きになってくれました。
我が家の場合は、外歩き用のかっちりとしたベビースニーカーで靴デビューしたため大泣きされたのですが、アティパスなど最近人気の靴下型ベビースニーカーから始めれば、赤ちゃんもさほど嫌がらず靴を履くことに慣れてくれるのではないかな?と思います。
ファーストシューズにも♪ベビースニーカーの魅力
赤ちゃんの靴というと、ファーストシューズをイメージされる方が多いかもしれません。ですが実際に外を歩く時にはく靴は、ファーストシューズではなくベビースニーカーであることが多いようです。
一般的にファーストシューズと呼ばれる靴は、見た目の可愛さが特徴ですが、飾りとして着用することを想定して作られています。靴底も布や皮などやわらかい素材で作られており、靴というよりはフットカバーといった感触です。ファーストシューズは、生後すぐから、たっちがはじまる1歳ごろまで使用されることが多いようです。
それに対して、ベビースニーカーは実際に赤ちゃんが履いて歩くものとして作られているので、靴自体にクッション性があり、靴底にすべりどめのついたゴムが使われていたりと、しっかりしたつくりになっています。たっちができて、自分の足で10歩ほど歩けるようになってから必要になる靴です。
ベビースニーカーは、可愛いだけでなくお外歩きもOKなので、スニーカーを履く練習に慣れたらそのままその靴で出かけられるところが便利です。また、脱ぎ履きがしやすいデザインのものが多いので、ママにとっても便利なシューズと言えます。
ベビースニーカーを実際に使い始める時期は、たっちや一人歩きができるようになる一歳前後から。赤ちゃんグッズは可愛いのでついつい早めに準備したくなってしまいますが、靴のサイズは数ヶ月でどんどん変化します。赤ちゃんが自分で立てるようになってから購入しても十分に間に合うので、焦らず、必要なタイミングでぴったりのものを選んであげたいものです。
最近ではデパートなど足のサイズを測ってくれるお店も多いので、そろそろ必要かな?と思った時にお店で計測してもらって選べば、サイズのズレもなくその時期の赤ちゃんにとってぴったりの一足が用意できます。
ベビースニーカーのサイズ
ベビースニーカーを選ぶうえで大切なポイントとなるのが、サイズ選びです。まずはだいたいのサイズを把握するために、メジャーで足のかかとから親指の先までをざっくり測ります。そしてそのサイズぴったりのものと、一つ大きいサイズを履かせて比べてみます。こうしていくつかのサイズを履き比べてみると、大きさの違いがよくわかります。
ベビースニーカーを選ぶ場合は、靴の中で足の指が動かせるくらいのゆとりを持ったサイズがちょうど良い、と言われていますが、この感覚は実際に靴を履かせて触ってみないとよくわかりません。同じサイズの靴でも、ブランドごとに大きめ小さめなど誤差があるので、裸足で測ったぴったりのサイズが足に合うとは限りません。
1歳でスニーカーデビューした息子の場合は、ファミリアの13cmがぴったりでした。靴下の上に靴を履いてつま先を押すと、靴がすこしへこむくらい。身長は75cm、裸足で測った足の大きさは12.5cmくらいでした。
店頭で購入する場合は、靴に詳しい店員さんのアドバイスを聞きながら選ぶのが良いと思います。ネットの場合は、サイズ交換が可能なお店を選んだり、購入者のレビューを参考にして、それでも判断に迷う場合は大きめサイズを選んで購入することをおすすめします。
というのも、買ったけれど少し大きかったという場合は中敷きで対応できるからです。また、赤ちゃんは足の成長も早いので、数ヶ月後にはぴったりサイズに成長するはずです。
小さめや大きめを無理に履かせることは避け、赤ちゃんが快適にお散歩できるサイズを選んであげてください。
ベビースニーカーの選び方
ブランド、デザイン
普段着ているお洋服のテイストやカラーに合わせて、靴も同じブランドや系統のものを選ぶと統一感が出ます。履かせてみて初めて気づいたのですが、洋服と同じくらい、靴のデザインは赤ちゃんの印象を変えてくれます。また、赤ちゃんにとっては靴もおもちゃのような存在なので、赤ちゃんが気に入って持ちたがる色や柄、素材などを一緒に探すのも楽しいですよ。
靴底の滑り止めの有無
赤ちゃんの靴選びでもっとも優先されるべきは安全性です。ただでさえ転びやすい赤ちゃんの足元を、しっかりと守ってくれる滑り止めがついた靴底かどうか、靴を裏返して確認して選びましょう。
靴底の反り
靴のはき心地を大きく左右するのが、靴底の材質。固い地面への衝撃をやわらげ、不安定な歩行を補助してくれる素材が使われた靴を選んであげたいものです。試しに履いて歩いたときに、足指の付け根部分がしっかりと反ってくれるかどうかも、靴底チェックのポイントです。
履かせやすさ
歩きやすさももちろん重要なのですが、同じくらいママにとって大事なのが、着脱のしやすさ。狭い外出先の靴脱ぎ場や、慌ただしいお出かけ時にも、さっと履かせられる、そんな靴が結局一番のヘビロテアイテムになったりします。
試着するときには、実際に何回も脱いだり履いたりして確かめてみましょう。履き口がつま先近くまで広がるもの、マジックテープが大きく1つだけのもの、など、履かせやすさのポイントは人により様々です。大人が片手で履かせられるものを選ぶと毎日のおでかけがかなり楽になりますよ。
赤ちゃんの年齢
年齢によって、靴をはいていく行き先や、行動の種類も随分変わります。特に、靴を自分で履けるようになる2歳前後からは、子どもが自分で履きやすい靴を選んであげるようにしたいものです。
赤ちゃんのお出かけ先
公園や芝生など泥や砂で汚れやすい場所に出かけるときは、丸洗いできるナイロン素材のもの。外食やパーティーなど、汚れる可能性が低いときは布や皮のもの。といった具合に、外出の目的や、よく行くお出かけ先によって靴の素材を選ぶこともできます。
先ほどご紹介したファミリアのスニーカーは、シンプルなデザインと初めての歩行をサポートしてくれる機能性に惹かれて愛用しています。歩きやすさも抜群のようで、転ぶことなくトコトコとどこまでも歩いていきます。マジックテープのベルトが二重になっているおかげか、歩いている途中に脱げてしまったこともありません。
おすすめのベビースニーカーランキングTOP10
1位:Attipas (アティパス )ベビーシューズ
出典: Amazon.co.jp
赤ちゃんが靴下感覚で履ける、初めての一足にぴったりなシューズ。はき心地がナチュラルなので、足に違和感を感じづらく、靴が苦手な赤ちゃんでも抵抗感なく履くことができる一足です。シンプルでおしゃれなデザインも魅力的。生体力学研究に基づいてつくられたベビーシューズで、見た目は靴下のようですが、お部屋の中でも外でも履いて歩けるシューズです。歩き始めたばかりだけれど、チャンスがあればお外でもたっちさせてあげたいな、という時期の赤ちゃんにぴったりのシューズです。
2位:[アシックス] ファーストシューズ ファブレ FIRST CTII
出典: Amazon.co.jp
スポーツシューズとして歴史のあるアシックスがつくるベビースニーカーは、やはりその機能性と歩きやすさが一番の魅力です。我が子のファーストシューズとしても愛用しているこのスニーカー、履かせやすさもおすすめしたいポイントです。靴底が丸く処理されているので、地面につっかかってこけてしまうことが少ない工夫がされています。実際この靴を履いた息子の歩行を見ていても、ヨタヨタと心もとない足取りながら、あまりこけることがありません。
3位:IFME ベビーシューズ 22-4700
出典: Amazon.co.jp
カラフルでポップなデザインが人気のIFMEのシューズ。子どもの足の健康を考え、早稲田大学と共に研究開発を進めている国産ブランドのシューズです。フルオープンタイプの脱ぎ履きしやすい履き口で履かせやすさも抜群。中敷を外して丸洗いできたりと清潔さを保つのにも助かる機能が満載です。
4位:[ミキハウス] ファーストベビーシューズ 10-9372-978
出典: Amazon.co.jp
ベビーブランドとして人気のミキハウス。ミキハウスらしいビビッドな色使いのベビーシューズは、ブランドアイコンのくまさんのステッチが入ったシンプルなデザインです。つまづきにくい反りかえしがついた靴底や、足の動きにあわせて曲がりやすい設計が施されており、赤ちゃんがどこまでも歩いていけそうなつくりになっています。靴底がさりげなくトリコロールカラーになっているところも、デザイン性が高くかわいいスニーカーです。
5位:[ニューバランス] ベビーシューズ スニーカー FS996
出典: Amazon.co.jp
人気のスニーカーブランドからもベビーシューズがたくさん出揃っています。ニューバランスのベビーシューズは大人顔負けのシンプルでスタイリッシュなデザインが魅力的。カラーも豊富なので、ファッションに合わせたり、赤ちゃんの好きな色を選んであげたりして、よりいっそうお出かけの楽しみが増える一足です。
6位:[ミズノ] キッズシューズ タイニーランナー 4 [インファント] (旧モデル)
出典: Amazon.co.jp
こちらは、よりアスリート感を高めてくれるミズノのベビーシューズ。ベルクロタイプで履かせやすく、それでいてカラーの選択肢も豊富、という、機能とファッションを両立させたベビーシューズのシリーズです。クッション性のある発育インソールが入っており、足への優しさも折り紙つき。子どもが走りまわる時期に履かせてあげたい一足です。
7位:[ムーンスター] ベビーシューズ MS B88
出典: Amazon.co.jp
星マークがポイントのムーンスターのシューズ。靴底にはしっかりと滑り止めがついており、インソールには抗菌防臭効果のあるカテキン加工が施されています。履きやすさに加えてケアのしやすさも考えられていて、清潔好きなパパママにとっておすすめな一足です。
8位:[キャロット] ベビーシューズ CR B90
出典: Amazon.co.jp
同じく、ムーンスターが手がけるベビーシューズブランドのキャロット。アッパーとインソールには急速速乾素材が使われており、夕方洗えば翌朝履けるという扱いやすさが魅力的です。やんちゃに遊んですぐに汚れるのが子どもの靴。こまめに洗って清潔に保ちたい!というパパママにとって嬉しい機能を備えた一足です。
9位:(ナイキ) NIKE ナイキ ダイナモ フリー TD
出典: Amazon.co.jp
NIKEのスリッポンタイプのスニーカーです。ベビーグッズあるあるなのですが、赤ちゃんのシューズはやはりカラフルなものが多く、意外とモノクロのベビースニーカーを見つけるのが難しいんです。このダイナモのブラックはモノトーンコーデに使えるベビースニーカーなので、シンプルでスタイリッシュなコーディネートが好きなパパママにおすすめの一足です。紐やマジックテープがなく、すっぽり履かせるタイプです。
10.アディダス スタンスミス ベルクロ スニーカー キッズ
出典: Amazon.co.jp
adidasのアイコン的スニーカー、スタンスミス。そのスタンスミスにも、ベビーサイズがあるんです。家族で同じ色を揃えれば、みんなでリンクコーデができます。素材は天然皮革で水洗いはできませんが、ファッション性重視のおでかけシューズとして一足持っておきたい定番スニーカーです。
まとめ
いまや大人のシューズなみに多くの選択肢があるベビーのスニーカー。思わず履かせてお出かけしたくなるようなかわいいデザインのものがたくさん揃っています。スニーカーを履いたベビーは、いつもよりちょっと大人っぽく見えたりもして、可愛さ倍増!赤ちゃんの足に優しく、ママやパパにとってもお気に入りの一足となるベビースニーカーが見つかるといいですね!