料理教室やキャンプに包丁を持って行くときに、どうすればよいか迷ったことはありませんか?
私が初めて包丁ケースを買ったのは、18歳のときでした。大学の調理学の授業で使うために、マイ包丁を作ったことがきっかけです。
大学に包丁を置いておくことはできなかったので、最初は新聞紙でぐるぐる巻きにしていました。
バッグの中で動かないか、新聞紙は破れてしまわないかと心配をしていると、友人が『包丁ケース』というものがあるということを教えてくれました。
ただ、そのときは、選べるほどの種類はありませんでした。そろばんケースのようなものだったので、バイト先の人に見られるのが恥ずかしかったという記憶があります。
包丁ケースというと、調理人の方が持つ本格的なものしかないと思っていませんか?今では、女性でも気軽に持つことができる商品も増えています。
そこで、今回は機能的なのに少しお洒落で、安全に包丁を持ち運ぶことができるおすすめの包丁ケースを、ランキングで紹介します!
包丁ケースって何に必要?
料理教室に通っている方
料理教室は月に1回だし、わざわざ包丁ケースなんていらない!教室にあるものを借りる!という方もいらっしゃると思います。
確かに、料理教室によっては、包丁を持って行かなくてもよいこともあります。
料理教室では、包丁の握り方という基礎的なことから飾り包丁などのテクニックまで、幅広く教えてくれます。そうなると、使い慣れた包丁がよいという気持ちになりませんか?
ただ、そのままだと危ないので、包丁ケースがあると便利です。布巻きタイプならバッグの中でも場所をとらないので、普段の包丁を料理教室に持って行くことができますよ。
キャンプに行く方
楽しいキャンプ!みんなで作って食べれば何でも美味しいものですが、せっかくならインスタ映えする素敵なご飯を作りたいものです。
そんなときも、普段家で使っている包丁を持って行くことができるとよいですよね。
キャンプは車で行くから、新聞紙で巻いて他の調理道具と一緒に入れておけばよいと思っていませんか?
それでは、刃が欠けてしまうことも!安全に運ぶためにも、包丁ケースを使った方がよいでしょう。
料理人の方、調理学校に通っている方
プロの料理人や調理師の学校に通う学生さんは、包丁にとてもこだわりを持っていると思います。
和包丁や洋包丁だけではなく、刺身包丁、三徳包丁、ペティナイフなど用途によって使い分けるので、何本も収納できるタイプの包丁ケースが必要になります。
また、自転車やバイクで移動をするという方は、ハードタイプの包丁ケースがよいと思います。
包丁ケースにはどのようなタイプがある??
鞘(さや)タイプ
鞘(さや)とは、刀剣類の刃を保護するための筒のことです。持ち歩く包丁は1本だけという方は、鞘(さや)タイプの包丁ケースがよいでしょう。
刃を傷つけずに、安全に運ぶことができるので、料理教室やキャンプのときに家と同じ包丁を使いたという方におすすめです。
ただ、包丁の種類によって鞘(さや)の大きさは違うので、できれば一緒に購入した方がよいと思います。
布巻きタイプ
布巻きタイプは、包丁を入れた布をクルクルと巻いて収納するので、複数の包丁をかさばらずに持ち歩くことができます。電車移動であまり大きなものは嫌だという方におすすめです。
厚手の帆布で作られているものが多いので、布が切れてしまうという心配もありません。価格もお手ごろで、種類も豊富なので、選ぶ楽しみがありますね。
ソフトバッグタイプ
布巻きタイプのように折り曲げることがないので、複数の包丁をしっかりと固定した状態で運ぶことができます。
また、中にポケットがあるものであれば、調理の際によく使う小物や砥石なども一緒に入れることができます。ストラップや持ち手もついているので、移動が多い方におすすめです。
ハードタイプ
ハードタイプの包丁ケースは、ソフトバッグタイプよりもよりしっかりと包丁を守ることができます。
ケースに鍵をかけることができるものを選べば、万が一どこかに忘れてしまったとしても、すぐに包丁が使われるということを防げるでしょう。
また、地面に落としても刃を守ってくれるので、自転車やバイクで移動するという方におすすめです。
包丁ケースを選ぶ時のポイント!
収納サイズ
せっかく包丁ケースを買っても、サイズが合わないと使うことができません。最初に、持ち運びたい包丁の長さや大きさを確認して、サイズに合うものを選びましょう。
包丁の種類によっては、長かったり厚みがあったりするので、気を付けてくださいね。
量
持ち運ぶ包丁は1本ですか?それとも5本ですか?本数によっても、包丁ケースの選び方は変わってきます。
1本であれば鞘(さや)タイプがおすすめ。布巻きタイプは、3本くらいから入るものがあります。
複数の包丁を収納するという方は、布巻きタイプやソフトバッグタイプ、ハードタイプがよいでしょう。
運びやすさ
キャンプのときに、他の調理道具と一緒に段ボールで運ぶということであれば、鞘(さや)タイプでもあまり気にならないと思います。
ただ、料理教室などでバッグの中に入れて移動するという方は、コンパクトに収納できる布巻きタイプや、持ち手や肩掛けストラップのついているソフトバッグタイプがおすすめです。
耐衝撃性
とにかく安全に包丁を持ち歩きたいという方は、見た目にも頑丈なハードタイプの包丁ケースがよいと思います。
これなら、うっかり地面に落としてしまっても、包丁の刃が欠けてしまうということはないでしょう。
また、鞘(さや)タイプの包丁ケースも、衝撃に強いのでおすすめです。
ただ、包丁が鞘(さや)から飛び出さないように、しっかりとストッパーで固定してくださいね。
実際に買ってよかった包丁ケースのおすすめ!
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 安全包丁用サヤ
出典: Amazon.co.jp
鞘(さや)タイプの包丁ケースです。キャンプなどのアウトドアのときに、普段使っている包丁を入れています。サイズは6センチx19.5センチx厚さ11ミリで、素材はABS樹脂です。
年に数回のバーベキュー用に、わざわざナイフを揃えるのは面倒だと思い、この商品を購入しました。気軽に包丁を持ち運ぶことができるので、とても重宝しています。
汚れてしまっても、簡単に洗うことができます。価格もお手ごろなので、とりあえず包丁ケースが欲しいという方におすすめです。
こちらもおすすめ!気になる包丁ケースランキング!
8位:ボストン 庖丁ケース 和・洋兼用
出典: Amazon.co.jp
少し珍しい、ボストンバッグの形をした包丁ケースです。刃渡360の包丁を10本収納することができるので、プロの料理人など、仕事で包丁を使い、持ち運ぶことが多い方におすすめです。
包丁の本数によっては中に余裕ができるので、砥石などの小物を入れることができますよ。
7位:WUSTHOF ドライザック
出典: Amazon.co.jp
ヴォストフ(ドライザック)は、200年近い歴史のあるドイツの老舗ブランドです。
サイズは41、5センチ×42センチで、こちらも6本の包丁を収納することができます。合皮素材を使っているので、同じロールタイプのものよりも、より安全に複数の包丁を運ぶことができます。
ただ、布製と比べると通気がよくないので、包丁だけではなく、ケースのケアもした方がよいと思います。
6位:マック 包丁ロールバッグ KR-108
出典: Amazon.co.jp
最大で8本までの包丁を持ち運ぶことのできる包丁ケースです。
包丁を固定するベルトやファスナーがついているので、包丁が外に出てきてしまうという心配はないと思います。持ち手が付いているのもポイントですね。
この包丁ケースの特徴は、小物入れがついていること。使い慣れたものを一緒に持ち運ぶことができるので、実用的だと思います。
5位:麺切り包丁ケース (そば切り包丁ケース) 刺子ちりめん赤330mm~360mm
出典: Amazon.co.jp
広げると、中から鮮やかなちりめん柄が出てくる包丁ケースです。
42センチ×13センチ×2センチで、33から36センチの麺切り包丁を収納することができます。長さが合えば、一般的な包丁でも使えるかも。
そば打ちが趣味の方や、他とは少し違うお洒落な包丁ケースを使いたい方におすすめです。
4位:スノーピーク マナイタセットL
出典: Amazon.co.jp
スノーピークは、新潟県三条市に本社を置くアウトドア総合メーカーです。
こちらは、包丁ケースとしてだけではなく、まな板としても使うことができます。
キャンプのときは、なるべく荷物を少なくしたいものです。これなら、包丁とまな板をコンパクトに運ぶことができるので、とても便利ですね。
ただ、お手ごろな価格ではないので、私のようにアウトドアは年に数回という方は、もう少し手軽なものの方がよいと思います。
3位:包丁ケース 布巻きタイプ
出典: Amazon.co.jp
6本の包丁を持ち運ぶことができる、布巻きタイプの包丁ケースです。かさばらずに、バッグの中に入れて使いたい方におすすめです。
サイズは70センチ×50センチで、中にポケットが6個あります。紺色に紐の部分は白色なので、爽やかな印象を受けますね。
ただ、布や糸を切ってしまわないように、収納の際は鞘(さや)で刃先をカバーするのを忘れないようにしましょう。
2位:メッサーマイスター エッジガード 包丁カバー
出典: Amazon.co.jp
メッサーマイスターは、ドイツ語で『包丁名人』という意味のある、包丁の有名ブランドです。
包丁ケースというと、あまりカラフルな印象はありませんが、こちらは黄色、赤、青、緑、オレンジなど、色々なカラーバリエーションがあります。包丁を差し込むだけなので、使い方も簡単です。
ただ、サイズに合っているものを選ばないと、先端から包丁の刃先が出てしまうということがあるので、気を付けましょう。
1位:ビスベル ポータブルナイフケース
出典: Amazon.co.jp
イギリスのブランド「ビスベル」の包丁ケースです。
ケースの幅は約6センチで、長さは24センチです。中がマグネット素材になっているので、包丁をしっかりとホールドしてくれます。
こちらは、包丁に合わせてカットすることができるので、小さな包丁でも最適なサイズに合わせることができます。
また、スッキリとした見た目なので、そのまま他のスプーンやフォークと一緒に引き出しにしまっておくのもよいと思います。
厚みのある包丁よりも、ペティナイフなど薄めのものを持ち歩きたい方におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?包丁ケースといっても、色々な種類があることが分かったと思います。
キャンプのときに1本だけ持ち運びたい方は、手軽な鞘(さや)タイプ。料理が好きで、料理教室のときに複数の包丁を持ち運ぶという方は、コンパクトに収納できる布巻きタイプがおすすめです。
また、プロの料理人など、調理道具に対してこだわりのある方は、しっかりと包丁を守ることのできるソフトバッグタイプやハードタイプがよいと思います。
包丁ケースがあれば、もう新聞紙で包丁をぐるぐるに巻く必要はありません。皆さんも、ぜひお気に入りを見つけてくださいね!