みなさん、米びつにはこだわりがありますか?
せっかく美味しい品種のお米を購入しても保管の仕方が間違っていると、虫が発生してしまったり、酸化がすすんでしまってお米の本来の美味しさも味わえていないなんてことも。
今回はお米の保管に重要な役割を果たす「米びつ」の中でも、オシャレで実用的な商品を、保管方法や虫よけ対策と合わせて紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね
目次
米びつとは?
ひと言で言うと「お米を保管する容器」です。
お米が入っている袋には、通気性を確保するための小さな穴が開いているため、そのまま保管していると、お米が乾燥しやすく、風味が落ちてしまいます。また置き場所によっては湿気が溜まりやすくカビが発生してしまうことも。
そうしたトラブルを防ぎ、お米の鮮度を少しでも長く保つために使うのが「米びつ」です。
米びつ選びにはずせないポイント3つ
米びつで選びでいちばん大切なのは密閉性
米びつで保存する主な目的は、お米を乾燥を防ぎ、虫が入らないようにすることなので、なるべく空気の影響を受けないようにすることが大切です。
そのために大切なのが「密閉性」。せっかく買った時の米袋から別の容器に移し替えても密閉できなければ意味がありません。
フタにパッキンなどが付いていてしっかり密閉できる米びつを選ぶようにしましょう。
置き場所と買う量に合わせた大きさ
当たり前といえば当たり前のことですが、普段5kgのお米を購入するのに3kgしか入らない米びつでは、役割を果たせません。
また米びつは基本的にずっと置いておくものなので、お米のために良い置き場所(冷暗所)を確保し、置き場所に合った米びつの大きさの商品を選ぶようにしましょう。
特に冷蔵庫内など限られた空間に保管したい場合は、複数個の米びつに小分けして保管するなどひと工夫が必要になることも。
使い勝手で選ぶなら、チェックポイントは3つ
どこに置くかによっても使い勝手のポイントは変わってきますが、下記の3点が揃っているとぐんと使い勝手が良くなるのでぜひチェックしてくださいね。
1)入れやすく、出しやすい形状か
開閉口が狭いとお米を入れるのも出すのも、一苦労。開閉口は広く開く商品が便利です。
2)洗いやすいか?
米びつは清潔に保つことも、防虫対策には大切なポイントのひとつ。手軽に丸洗いできる素材が理想的。
3)移動させやすいか?
米びつ自体が重かったり、たくさんのお米が入る場合は、移動させるのが大変なのでキャスター付きが便利。
米びつの素材の違い
自然素材で調湿防虫効果のある「桐製」の米びつ
◇メリット
夏でも内部に熱が伝わりにくく、調湿、防虫効果がある
◇デメリット
手入れがしにくい(丸洗いできない)。
◇こんな人におすすめ
自然素材にこだわりのある人、室内で保管したい人。
軽量でお手入れが簡単な「プラスチック製」の米びつ
◇メリット
軽量で、手入れがしやすい、比較的安価な商品が多い。
◇デメリット
経年劣化で割れたりヒビが入ることがある。
◇こんな人におすすめ
使い勝手を優先したい人、冷蔵庫で保管したい人。
お米の鮮度をしっかり守れる「トタン製」の米びつ
◇メリット
防虫・除湿力に優れている。光を通さないのでお米の鮮度を保ちやすい。
◇デメリット
残量の確認がしにくい。落としたりぶつけたりすると変形してしまう。
◇こんな人におすす
光をしっかり遮断してお米を保存したい人。
丈夫でお手入れのしやすい「ホーロー製」の米びつ
◇メリット
丈夫でお手入れがしやすい。光を通さないのでお米の鮮度を保ちやすい。
◇デメリット
ガラス製ほどではないが、ある程度重さがあるので、移動がさせにくい。
◇こんな人におすす
丈夫でお手入れがしやすいな米びつを求めている人。
オシャレに保管できる「ガラス製」の米びつ
◇メリット
見た目が美しく、残量が確認しやすい。丸洗いができ衛生的。
◇デメリット
落としたりすると割れる心配があり、重いので移動させるのが大変。
◇こんな人におすすめ
おしゃれに見せる収納で保管したい人。
もう悩まない!米びつの虫除け対策
お米に虫がわいてしまって困った経験がある方ならわかると思うのですが、本当にびっくりしますし、そのあとの処理も大変ですよね。私も経験してからは、防虫対策をしっかりするようになりました。
防虫対策の基本は4つ
・密閉式の容器に入れておく
・湿気の少ない冷暗所に保管する
・米びつに唐辛子(鷹の爪)を入れておく
・米びつ専用の防虫剤を使う
ただし、これらの対策ははあくまで「防虫」。
外から入ってくる虫への対策としては有効ですが、もともと米粒の中に卵を生みつけられてしまっていた場合は、防ぐことができません。
絶対に虫を発生させたくないなら冷蔵庫で保管する
お米につきやすい虫たちは15℃以下なら、発育や繁殖ができないため、冷蔵庫で保管をすることで、虫の発生を防ぐことができます。
また、冷蔵庫でお米を保管すると虫の発生を防ぐだけでなく、温度や湿度が安定しているので風味が落ちにくいというメリットも。
ちなみに私は、気温が20度を超える5月頃~10月頃まではプラスチック製の米びつに入れて冷蔵庫の野菜庫で保管し、冬の間は暖房の影響を受けないパントリー内で唐辛子を米びつに入れて保管していますが、虫が発生したことはありません。
冷蔵庫のスペースを取ってしまうというデメリットはありますが、美味しいお米を食べるためには、冷蔵庫での保管がおすすめです。
インテリアとして飾っておけるおしゃれな米びつ
ダルトン クッキージャー
出典: Amazon.co.jp
インテリアとして飾れるおしゃれな米びつとしておすすめなのが、インテリア雑貨メーカー「ダルトン」のガラス製の米びつとしても使えるクッキージャーです。
ガラス製の良い点は、中身が見えるので残量を把握しやすい点ですね。一方で重量が重いので移動させるのには向きませんが、見せる収納として定位置に置くのには、おしゃれでおススメ。
こちらのジャーは見た目だけでなく、フタにはパッキンも付いており、しっかりお米を湿気から守り、密閉保存できるので実用的にも◎
また、ちょうど5kgのお米が入り、広口でお米もすくいやすく手入れがしやすい点も嬉しいポイントですね。
ただし、お米の鮮度を守るためにはなるべく光は遮断した方がよいので、置き場所はよく考えて決めましょう。
to buyオフィシャルインフルエンサー愛用の米びつ
お米が少なくなってきたら袋をひっくり返して最後の一粒まで使い切れるので、新しいお米と交換しやすいです。
スリムなデザインだけど5キロの米が丸々入ります♪我が家はシンク下収納にスッポリ入りました!
実用性とデザイン性を兼ね備えた「米びつ」おすすめランキングTOP7
7位 RICE お米袋のままストック
出典: Amazon.co.jp
米袋から出すのが面倒なら、袋ごと保存できる米びつがおすすめ
調理器具・キッチン用品でおなじみの「パール金属」が販売する、5kgのお米を袋ごと保存できるプラスチック製の米びつです。
面倒なお米の移し替えの手間がいらず、日本製&計量カップ付で、1,000円を切るお値段も魅力的。
高さが32cmと高めなので冷蔵庫で保存したいという方には向きませんが、奥行きが15.5cmとスリムな形状となっているので、食品庫などでも場所を取らずコンパクトに収納できると思います。
また、カラー展開は7パターン。好みやインテリアに合わせて選ぶことができますよ。紹介したブラックはカッコいい雰囲気ですが、ホワイトやブラウンを選べばナチュラルインテリアにも馴染みそうですね。
6位 ベルメゾン 檜蓋の米びつ[日本製]
出典: Amazon.co.jp
米びつに見えない!出しっぱなしでもカッコいい米びつ
千趣会の通販ブランド「ベルメゾン」のオリジナルデザインのトタン材でできた米びつです。
トタンのみだと、すこし味気なさを感じる方もいるかもしれませんが、こちらはヒノキ製のフタがデザインのアクセントになっていて、ナチュラル系のインテリアにもマッチするデザインになっています。
またヒノキには防虫効果もあり、フタ裏には防虫シートや唐辛子を入れておけるスペースも。
こちらの5kg用の他に10・20・30kg用もあり、20kg、30kg用にはキャスターも付いているので移動もラクラクと実用的にも良く考えられています◎
なかなか30kgを保存できる米びつでデザイン性の高い商品は見つからないので、玄米でいちどにたくさんのお米を仕入れるという人にもおすすめです。
5位 東屋 米櫃 桐 一合枡付き
出典: Amazon.co.jp
世代を超えて使いたい、自然素材で防虫効果がある米びつ
日本の伝統工芸を提案し続けるブランド「東屋」が販売する桐製の米びつです。
釘などの金属を一切使わずに仕上げられた、日本の職人の丁寧な仕事が光る逸品は無駄な装飾がなく、どこまでも潔く、見ているだけでもうっとりする美しさ。
実用的にも桐は調湿に優れており、防腐、防虫効果もあるので冷蔵庫に入れて保管しない場合にも安心です。
他に同シリーズでは10kg用もあり、こちらの商品との価格差は約2,000円。幅と奥行きは変わらず、高さが高くなるだけなので、収納場所に余裕があれば10kgがコスパ的にはおススメです。
4位 山崎実業 計量 ライスストッカー スライド式 1合分別 冷蔵庫用米びつ
出典: Amazon.co.jp
一人暮らしの人におすすめ!冷蔵庫のドアポケットに保管できる、計量要らずの米びつ
インテリア雑貨メーカー「山崎実業」の冷蔵庫のドアポケットに収納できる計量コンパクトな米びつです。ちなみにサイズは幅18.5X奥行き8.5X高さ24.5cmで、約1.8kgのお米が入ります。
2Lのペットボトルにお米を入れて冷蔵庫に保存しているという人ならばちょうど、同じくらいのお米が入りますよ。
そして、ペットボトルよりも優れている点は、容器内が仕切り板で1合分ずつ、12室に仕切られて、1部屋ずつについているスライド式のキャップを必要な合数に合わせて開ければ計量せずに必要な量だけ取り出せること。
計量するための別のアイテムもいらず、時短にもなる、まさに一石二鳥の米びつですね。ちなみに横に倒しての収納もOK。分解して丸洗いもできるので衛生的にも◎
コンパクトサイズですので、一人暮らしの方におすすめです。
3位 野田琺瑯 ラウンドストッカー ホワイトシリーズ
出典: Amazon.co.jp
丈夫でお手入れがしやすいホーロー製の米びつ
日本の琺瑯の老舗メーカー「野田琺瑯」の、米びつとしても使える丈夫な琺瑯製のラウンドストッカーです。
乳白色の柔らかいホワイトが美しく、そのまま見えても美しいシンプルなデザインで人気があります。
米びつ専用ではないので、計量カップなどは付属しておりませんが、光を通さず、中ブタ付きで、しっかりと密閉保存できるので機能的にもお米の鮮度を保ちながら保管しておくのに適しているストッカーですね◎
こちらの5kgのお米が入る高さ21cmのサイズ以外にも、18cm、24cm、27cmとあり、18cmだと3.5kg、24cmだと8kg、27cmだと10kgのお米を保管できますよ。
2位 マッキンリー 米びつ 桐ライスボックスキャスター付き
出典: Amazon.co.jp
スリムで計量機能付き!桐製で調湿・防虫効果もある米びつ
生活を便利にするシンプルなデザインの商品を展開する「マッキンリー」の桐製の計量機能付きの便利でスリムな米びつです。
ワンプッシュで1合分のお米が出てくる機能付きの商品は樹脂製が多い中、こちらは桐製で調湿・防虫効果があるのがポイント。
価格的には他の米びつと比べると高価になるので2位とさせていただきましたが、お米を上から入れて下から出す、先入先出方式、正面には残量が確認できる窓付き、移動に便利なキャスター付き、と機能面が充実した米びつでおすすめです。
また、幅が約12cmとスリムなので、冷蔵庫とシンクの間などの隙間を活用して置きたい方におすすめです。
1位 山崎実業 米びつ 密閉 シンク下米びつ タワー 計量カップ付き
出典: Amazon.co.jp
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スタイリッシュで使いやすい実用的な米びつ
インテリア雑貨メーカー「山崎実業」の中でも、シンプルでスタイリッシュなデザインで注目を集めているtower(タワー)シリーズのプラスチック製の米びつです。
プラスチック製の商品はデザイン的にパッとしない米びつが多い中、こちらは無駄がそぎ落とされ洗練された印象で、機能的にもしっかりと考えた米びつです。とさせていただきました。
フタは全開する仕様となっており形状的にも凹凸が少ないので、お米をすくいやすいだけでなく、米びつ自体も洗いやすくメンテナンス面においても◎
さらに付属している専用の計量カップを使うことで、最後までお米がすくいやすい工夫もされています。
フタはしっかりとお米を湿気から守ってくれるパッキン付きで、ブラックもホワイトも透明色。残量の確認もしやすいですよ。
サイズ的には、幅30×奥行19.7×高さ19.2cmと、システムキッチンの引き出しや、冷蔵庫の野菜庫などに収まりの良い大きさ。
「機能・デザイン・価格」を総合した結果、バランスの取れたこちらの商品を1位とさせていただきました。
米びつの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、米びつの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
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ライフスタイルに合わせた米びつがいちばん!
いろいろなタイプの米びつをランキング形式で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私の場合はお米に虫がわいてしまったことがきっかけで保管方法を見直し米びつも買い替えましたが、引っ越しなどでライフスタイルが変わったときなども、お米の保管方法と合わせて、米びつもより使いやすいものに買い換えるよい機会になりますね。
せっかく買い替えるなら、実用的にもデザイン的にもお気に入りの米びつを選んで、お米を美味しく保管してくださいね。
12Kgも入るのにこんなにスリム!
一合づつ計量できるので少しだけ家事が楽になります♡
パーツを分解して丸洗いできるのも魅力♡