日本人の特徴である真っ黒な髪の毛。確かに美しいのですが、ひとつ間違えると黒すぎる髪の毛は、暗くて重たい印象を与えることがあります。特に季候の良くなる春先には、明るくて軽やかな感じの髪色にして、印象をガラッと変えたいところ・・・。
美容院でヘアカラーをするのも良いけど、時間とコストがかかってしまうのが悩みの種。自宅でセルフブリーチを行うとこれらの悩みが解消できそうですよね。
そこで、今回はブリーチ剤にスポットを当て、セルフブリーチについてのあれこれについてお話ししていきたいと思います。
目次
ブリーチした髪の印象
ブリーチをすると単に明るい印象になるというメリットだけではありません。好印象とは反対に悪印象を与える場合もあります。最初にブリーチをした際のメリットデメリットについてお話したいと思います。
まずは、ブリーチをする際のメリットから。特に日本人の髪の毛は黒の強い濃い色なので、薄くて透明感のあるカラーが入りにくいのですが、ブリーチをすることで髪に入るカラーも種類が増え、暗めの色から明るめの色までヘアカラーのバリエーションを楽しむことができるというメリットがあります。
また、色落ちをしてしまった場合も、ブリーチで一度カラーをしている状態のため、最初のカラーリングとはひと味違った髪の色を楽しむことができます。
一方、ブリーチを行うと髪の毛や頭皮がダメージを受けるというデメリットがあります。そのため、髪の毛の内側がパサパサした状態となり、髪の毛が非常に乾きにくくなってしまいます。ブリーチ後のヘアケアには通常のものより、気を配る必要があります。
そして、ブリーチをした髪の毛から受ける印象ですが、表情が柔らかくなった、明るい印象になったというメリットがある反面、節度を越えたハイトーンのカラーや金髪、銀髪といったカラーは、どうしても派手な印象を受けてしまいます。
ファッション関係や美容関係といった職業ではスタイリッシュで都会的な印象を与えるので、大きな影響はないと思いますが、一般の会社員等の場合は、職業柄あまり好ましくないといった印象を与えてしまうかもしれません。
ブリーチをする際には、そういったTPOを踏まえ自分の状況に応じた色にするのが望ましいでしょう。
髪の色が抜ける仕組みと強さ
私達の髪の色は毛髪中のメラニン色素によって黒くなっています。この顆粒状になっているメラニン色素をブリーチ剤により分解・脱色することで髪の毛の色が明るくなっていくのです。
アンモニア水等のアルカリ剤、過硫酸塩、過酸化水素を混ぜ合わせたものがブリーチを行うための薬剤。
アルカリ剤にはキューティクルを開き、ブリーチ剤が内部にまで浸透しやすくさせる働きの他、メインの過酸化水素酸化力を過硫酸塩とともにサポートしパワーアップするという働きもあります。
髪の色の元になっているメラニン色素にはブリーチの影響を受けやすいユーメラニン(黒・茶)と影響を受けにくいフェオメラニン(赤・黄)の2種類があります。
ブリーチ剤を塗って短時間で濃い色素である黒・茶のメラニンは分解・脱色されるのですが、影響を受けにくい赤・黄のメラニンは残っているため、髪の色は明るくなっていきます。つまり、長時間おけばフェオメラニンもブリーチ剤の影響を受け、どんどん色が抜けていくといわけ。
色の抜け方の流れとしては、黒色→茶色→オレンジ→黄色→白といった感じ。ブリーチ剤の強さ、薬剤を塗布してから洗い流すまでの時間が髪色の明るさの違いに大きく関わっていると言えます。
ブリーチをすると、髪の毛の表面を保護しているキューティクルを開く際には、ケラチンなどのタンパク質が流失してしまう上、過酸化水素でシスチン結合が分解されてしまうために、髪の毛の強度、弾性といったものが失われて非常にもろくなってしまいます。
また、キューティクルが壊れることで、髪自体のバリア機能も著しく低下し、傷みやすくなってしまい、髪の毛に大きな影響を与えるということをよく理解した上でブリーチを行う必要があります。
ブリーチ剤の種類
市販されているブリーチ剤には、いくつか種類があります。どういった種類があるのかを次にご紹介していきましょう。
ブリーチ剤の種類① 「パウダータイプ」は脱色力が強い
美容院などで多く使われているのが、このパウダータイプ。過硫酸塩と過酸化水素水を混ぜ合わせてブリーチ剤を作り髪の毛に塗布して使います。
髪の色をしっかりと抜いてしまいたいという場合におすすめ。一方、脱色力が強いということは、それだけ髪や頭皮に与える影響も大きいということ。このことを踏まえた上で使いましょう。
ブリーチ剤の種類② ナチュラルに脱色したい場合には「クリームタイプ」
市販のブリーチ剤で最もポピュラーなタイプ。2種類のクリーム状の薬剤を混ぜ合わせて使うのですが、髪の毛に塗布しやすく、まんべんなく髪全体に塗ることができます。仕上がりも自然な感じ。髪の毛全体を脱色したい場合におすすめです。
ブリーチ剤の種類③ 「泡タイプ」ならムラになりにくい
細かい泡でブリーチしていくタイプで、髪の毛の全体に広がりやすく塗りムラがになりにくいのが大きな特長です。また、液だれもしにくいので、ホームブリーチに最適なタイプではないでしょうか。
ブリーチの仕上がり方は、クリームタイプと同様にナチュラルな感じ。使いやすい反面、残っても保存できないのがデメリット。使い切れいない場合は破棄することになるので少々もったいないかも。
ブリーチ剤の種類④ 手軽に使える「スプレータイプ」
スプレーに入っているブリーチ剤を髪の毛に吹きかけて使うタイプ。
薬剤を混ぜ合わせる手間もかからず、とても簡単にブリーチできます。ブリーチ力もそんなに強くはないので、髪の毛を徐々に明るくしたい時や、髪の根元が伸びてきてプリン状態が気になるときなど部分的に塗布して使う場合にとても便利。
ブリーチ初心者さんが手始めに使ってみるのに最適なタイプと言えるでしょう。デメリットとしては、全体に薬剤が行き渡りにくいため色ムラになってしまうと言うことが挙げられます。また、しっかりと脱色したいと思われる方にも不向きかもしれません。
ブリーチ剤の選び方のポイント
さて、いろいろあるブリーチ剤。どういったポイントを押さえて選べばよいのかを次にお話ししたいと思います。
ブリーチ剤の選び方① 脱色力で選ぶ
脱色するパワーが強いハイブリーチと、力がそこそこのブリーチ剤とがあります。ハイブリーチは、短時間で髪の毛を脱色することができ、通常のブリーチは、時間を置くことである程度まで脱色することが可能です。
ハイブリーチは明るい金髪やホワイトに近づけたい方におすすめですが、脱色力が強い分、頭皮や髪の毛のダメージが強いので注意が必要です。
ブリーチ剤の選び方② 傷みにくさで選ぶ
髪や頭皮をどうしても傷めてしまうブリーチ剤。中にはダメージを弱くするために保湿成分や毛髪修復成分、潤い成分といったものが配合されている製品も多く販売されています。
配合されている成分に注目して、傷みにくい工夫のなされているブリーチ剤を選ぶようにしましょう。
また、ブリーチした後のケアのために、トリートメントなどが付属でついているブリーチ剤も中にはあります。こういったアイテム付きのブリーチ剤を購入してもよいでしょう。
ブリーチ剤の選び方③ 塗りやすさで選ぶならクリームまたは泡タイプ
セルフブリーチで重要なのは、その塗りやすさ。クリームや泡タイプであれば液だれしにくく、髪全体にブリーチ剤を塗ることが比較的簡単にできます。
専用のブラシ、コームがついていたり、ノズルの先がクシのようになっているタイプが特に扱いやすく、仕上がりもきれい。パッケージにもその特徴は明記されていますので、できるだけ使いやすそうなブリーチ剤を選ぶようにしましょう。
【徹底比較】ブリーチ剤おすすめ人気ランキングTOP10
最後に、私がおすすめするブリーチ剤をランキング形式でご紹介していきましょう。
第10位 ダリヤ パルティミストブリーチ
タイプ | スプレー |
---|---|
脱色力 | △ |
髪の傷みやすさ | ◯ |
脱色セット | × |
手軽なスプレータイプ
髪に吹き付けるだけでブリーチできるので、とても簡単。ブリーチを行うぞ!と気負わずに使えるのがポイントです。一度にブリーチで髪の毛の色が変化するのではなく、少しずつ髪の色が明るくなってくるので自然にブリーチしたい方にはおすすめです。
また、スプレーであるからこそ部分的にブリーチすることも容易。プリン化している時に根元に使うと目立たなくなります。また毛先のブリーチにも便利。
もちろん髪全体にも使えますが、色ムラになりやすいというデメリットもあります。
第9位 ダリヤ パルティ ナチュラルブリーチ
タイプ | クリーム |
---|---|
脱色力 | △ |
髪の傷みやすさ | ◯ |
脱色セット | × |
トリートメント成分配合のブリーチ剤
パルティシリーズが続きます。椿オイルのつややか成分、シリコンのさらさら成分、ホホバオイルの毛髪保護成分といった3つのトリートメント成分が配合され、髪へのダメージをできるだけ与えない処方になっています。
また、香りにもこだわり、ブリーチ剤特有の臭いを抑え、ジューシーでフルーティーな香りのブリーチ剤。ブラシ型ノズル付きで使い方もよく、初心者さんでも手軽にブリーチを楽しんでいただけます。
仕上がりは、非常にナチュラル。脱色した!という感じではありませんが、自然な明るいブラウン。まずはブリーチにチャレンジ!と言う方に使ってみていただきたいです。
第8位 フレッシュライト ナチュラルブリーチ
タイプ | クリーム |
---|---|
脱色力 | △ |
髪の傷みやすさ | ◯ |
脱色セット | × |
自然な明るさにブリーチした方におすすめ
ダブルオイル処方で、髪にダメージを与えにくいブリーチ剤。ノズルもクシ型なので、ブリーチ剤をムラなく馴染ませることができ使い勝手も◎。脱色力は比較的ゆるやかで、元の髪色を自然な明るさにしてくれます。
明るすぎないマイルドなブラウンに仕上がるため、ブリーチを初めて行う方への入門タイプにぴったり。ブリーチ後のヘアケアのためにフレッシュライト オイル ヘアマスクもついています。
第7位 ダリヤパルティ メチャフラッシュブリーチ
タイプ | クリーム |
---|---|
脱色力 | ◯ |
髪の傷みやすさ | ◯ |
脱色セット | ◯ |
お手頃価格で髪を明るくしたい方におすすめ
第9位のナチュラルタイプを使ってみて、もっと明るくしたいなぁと思われる方に、同じシリーズのコチラをおすすめ。ナチュラルタイプ同様、つややか、さらさら、毛髪保護の椿オイル、シリコン、ホホバオイル配合で髪を守りつつブリーチしてくれます。
明るさを求める方のためにブリーチパウダー付き。好みの明るさに調節できます。ジューシーで爽やか果実の香りで、ブリーチ剤特有のツーンとしたニオイからのストレスを和らげてくれます。
第6位 イリヤ ビビット ホイップ ハイブリーチ
タイプ | クリーム |
---|---|
脱色力 | ◎ |
髪の傷みやすさ | △ |
脱色セット | × |
液だれしにくいブリーチ剤
クリームタイプではありますが、その形状がホイップクリームのような泡に近いタイプ。そのため、髪にムラなく馴染み、液だれもしにくい非常に使いやすいブリーチ剤です。
色をコントロールできるので、自分の好みの色にブリーチすることが可能。また、小分けになっているので毛先の部分だけ使ったり、根元の部分だけに使ったりと必要に応じて使えてとっても経済的です。
ブリーチのパワーもあり、色がしっかり抜けると口コミでも評判です。ただし、薬剤を作るための容器や塗るためのブラシなど準備をする必要があるので、使い勝手の点から6位とさせていただきました。
第5位 マニックパニック ホワイトボム ハイブリーチセット
出典: Amazon.co.jp
タイプ | クリーム |
---|---|
脱色力 | ◎ |
髪の傷みやすさ | △ |
脱色セット | × |
カラーをリセットしたい方におすすめ
1回の使用で毛先がホワイト系に脱色できるというサロン仕様の強力なブリーチ。ブリーチ剤を髪に塗った直後からどんどん脱色がすすんでいくため、ブリーチするために時間を置きたくない方、短時間でサクッと脱色したい方におすすめ。
また、この強力な脱色力のため、カラーを落として新たなカラーにしたい場合にも威力を発揮します。ただし、脱色のパワーが強いため、髪へのダメージも大きく、後ケアをしっかりと行う必要があります。
第4位 ダリヤ エブリ ブリーチシリーズ
タイプ | 乳液タイプ |
---|---|
脱色力 | ◯ |
髪の傷みやすさ | ◯ |
脱色セット | × |
ブリーチ後のヘアケアに気を使いたい方におすすめ
ブリーチのために必要な手袋、ケープ、ヘアキャップがセットになっている非常に使いやすいブリーチ剤。色見本とほぼ同じようなカラーに仕上がるため、希望に近い色にブリーチすることができます。
くし形ノズルなので、ブリーチ剤を髪に塗りやすく、ホームブリーチを行うのには最適。ブリーチをした後のケアように、大きなトリートメント剤が付いているのも魅力。継続的なヘアケアができる点が高ポイントです。
第3位 日本ロレアル ロレアルパリ カラーリスタ ブリーチ
出典: Amazon.co.jp
タイプ | クリーム |
---|---|
脱色力 | ◯ |
髪の傷みやすさ | ◯ |
脱色セット | × |
暗めの仕上がりがお好み方におすすめ
ブリーチ後の仕上がりは少々暗め。落ち着いた感じに明るくしたい方にはおすすめのブリーチ剤です。ロレアル独自成分 IONENE-Gや、植物由来オイル配合で髪へのダメージを減少させる工夫がしてあります。そのため、ツヤのある仕上がりに!!
こちらのブリーチ剤にも、ブリーチのアフターケア用のトリートメントが付いています。毛髪に浸透する成分として知られているココナッツオイル配合のトリートメント。潤い、ツヤ対策はばっちり。
第2位 フレッシュライト メガメガブリーチ
タイプ | 泡,クリーム,パウダーなど |
---|---|
脱色力 | ◎ |
髪の傷みやすさ | ◯ |
脱色セット | × |
髪に優しく尚且つ明るくしたい方におすすめ
こちらのブリーチ剤もダブルオイル処方。ブリーチ力は高めで、黄色系の明るさの強い仕上がりとなります。髪へのダメージが気になるところですが、明るさの割には、ツヤツヤで柔らかい手触りに!
もちろん、ブリーチ後のヘアケアのためにフレッシュライトヘアマスク付き。後のケアにもバッチリ対応。クシ型ノズル採用で、ムラなくきれいに仕上げることができます。
第1位 ホーユービューティーン ベースアップブリーチ
タイプ | クリーム |
---|---|
脱色力 | ◎ |
髪の傷みやすさ | ◎ |
脱色セット | × |
驚異のブリーチ力でコスパも◎!
一度のブリーチで髪の毛を強力に脱色し、明るくしてくれます。驚きの脱色力なので髪の毛へのダメージが心配ですが、5つのトリートメント成分を配合しているため、その仕上がりはつやつや、さらさら。
脱色力、ヘアケアの両方を兼ねそろえているのはこのブリーチが最適なのではないでしょうか。お値段もお手頃な上に、アフターケアのための「phコントローラー」もついていて、髪の毛を良好な状態にしてくれます。がっつりブリーチしたい方には是非おすすめです。
【徹底比較】ブリーチ剤のおすすめ人気商品の比較表はこちら!
商品画像 |
No.1
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No.2
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No.3
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No.4
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No.5
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No.6
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No.7
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No.8
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No.9
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No.10
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商品名 | ホーユー ビューティーン ベースアップブリーチ | フレッシュライト メガメガブリーチ | 日本ロレアル ロレアルパリ カラーリスタ ブリーチ | ダリヤ エブリ ブリーチシリーズ | マニックパニック ホワイトボム ハイブリーチセット | イリヤ ビビット ホイップ ハイブリーチ | ダリヤパルティ メチャフラッシュブリーチ | フレッシュライト ナチュラルブリーチ | ダリヤ パルティ ナチュラルブリーチ | ダリヤ パルティミストブリーチ |
タイプ | クリーム | 泡,クリーム,パウダーなど | クリーム | 乳液タイプ | クリーム | クリーム | クリーム | クリーム | クリーム | スプレー |
脱色力 | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | △ | △ | △ |
髪の傷みやすさ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
脱色セット | × | × | × | × | × | × | ◯ | × | × | × |
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セルフブリーチのやり方・使い方
それでは、実際にセルフブリーチを行う場合の手順などをご紹介しましょう。
1. 下準備をする
用意するもの
タオル、市販のブリーチ剤、ヘアクリップ、ヘアゴム、コーム、ラップ、コールドクリーム、ヘアケープなど
髪の毛の生え際に、薬剤から肌を保護するためにコールドクリームを塗っておき、また、服が汚れないようにケープを着ておきます。
2. 髪をブロッキングする
髪の毛をよくとかし、5つくらいにブロッキングしそれぞれヘアクリップで止めておきます。
3. ブリーチ剤を塗っていく
ブロッキングした髪の毛に、襟足→耳上→つむじ→分け目の順番でブリーチ剤を塗っていきます。ポイントして、ブリーチ剤は頭皮の熱で強く作用するため、最後に髪の根元に塗ります。
色ムラになるのを防ぐためは、中間から毛先にブリーチ剤を塗り、少し明るくなってきたと感じたら、残りの頭皮から中間にかけてブリーチ剤を塗るという2段階方式で行うこともおすすめ。
とにかく、頭皮に近い根元は最後であることをお忘れなく。
4. ラップで髪の毛を覆う
まんべんなくブリーチ剤を髪全体にぬったた、ラップを髪に掛けて覆い約15~20分放置します。この時間については、ブリーチ剤によって異なってくるので、必ず説明書で確認してください。
5. 洗い流す
規定の時間置いたら、ブリーチ剤をよく洗い流します。洗い流した後は、トリートメント剤等で髪の毛をしっかりとケアしてあげましょう。
ブリーチして傷んだ髪のケア方法
ブリーチを行うと、髪の毛がとても傷んだ状態になる言うお話を前項でさせていただきました。ブリーチは髪が傷むだけでなく、キューティクルが崩壊してしまうことで、髪の毛にカラーをしても、すぐに色落ちしてしまうというトラブルも発生します。
こちらでは、そんなトラブルのための対処方法や、傷んだ髪の毛のケア方法についてお話ししたいと思います。
集中トリートメントをする
ブリーチによって傷んだ髪は潤いが不足し、見た目も手触りもパサついた状態。そんな髪をケアするためには、ダメージの補修・水分の補給・外部刺激からの保護がとても重要になってきます。
そのため、髪を洗う時には低刺激のシャンプーを使い、まずは乾燥から守ることが必要。シャンプーはアミノ酸系の弱酸性シャンプーがおすすめです。
シャンプーの後には、まず、洗い流すタイプのトリートメント(ダメージ専用がおすすめ)を使い、ブリーチによってスカスカになった髪の毛を補修し、保水力をアップさせましょう。
最後に、洗い流さないタイプのトリートメントをつけ、補修して保水力のアップした髪の毛から水分を逃さないようにしっかりとコーティング。
髪の毛の保湿だけでなく、見た目のつや感も与えることができます。洗い流さないタイプのトリートメント剤の中には、紫外線のような外部刺激から守るために、紫外線防止作用を持つタイプもあり、こういったトリートメントを積極的に利用することをおすすめします。
全体をブリーチするなら美容院に行くのもあり
手軽にできる自宅でできるホームブリーチですが、全体をブリーチする際に頭の後ろの部分やトップ部分など、自分ではうまくできず色ムラになることも多々あります。
その際には、割り切ってプロの手に委ねるのもあり。コストはかかりますが、その仕上がりの美しさや、ブリーチ後の適切なケア等、プロならではの技術です。
髪を白くしたり色落ちを防ぎたいなら紫シャンプーがおすすめ
ブリーチした髪の毛は、だんだん黄ばんでくるのは悩みのタネ。そんな場合は紫シャンプーを使うのがおすすめ。シャンプーをする度に色素を補充してくれるから、髪の黄ばみや色落ちが目立たなくなります。
ロイド カラーシャンプー ムラサキ
出典: Amazon.co.jp
カラートリートメントを使う方法も!
髪の色落ちを防ぎなからヘアケアを考える場合には、カラートリートメントを利用するのがおすすめ。その時の髪色に近い色のカラートリートメントを選ぶようにしましょう。
また、ブリーチをしてすぐに、別のカラーを入れたいと思われる方もいらっしゃいますが、ダメージを受けているところに、再びダメージを与えるのは非常に危険。そんな時にはカラートリートメントを利用して楽しむという方法もあります。
ヘアケアしながらカラーができるトリートメントは、ブリーチした髪に有効活用できるアイテムであると言えます。
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でも色抜けが早いのが欠点??
色落ちを楽しむのももちろんだけど
色落ちを楽しみつつ綺麗な色をキープするのに欠かせないのはやっぱり紫シャンプー!
とにかく髪色だけは自慢ですわたし❤️笑
色々なメーカーの紫シャンプーを使ってきましたが今1番愛用しているのはカラタスの紫シャンプー&トリートメント
わたしは通常使っているシャンプー→紫シャンプー→紫トリートメント→トリートメントの順番で使ってます??
もちろん紫シャンプー、トリートメントは時間を置いてしっかり浸透してあげて下さい。
黄ばみを取ってくれるだけでなく次のカラーの発色の手助けもしてくれるから
ブリーチヘアーの子は絶対におすすめです?
ラ・ヴィラ・ヴィータ リヘアシャンプー
ブリーチ剤が余ってしまったらどうすればいい?
2つの薬剤を混ぜ合わせて使うタイプのものであれば、必要な分量だけ使い残ったそれぞれの薬剤は、また次に使うことができます。混ぜ合わせてしまったブリーチ剤は残念ながら破棄してくださいね。
残ったそれぞれの薬剤は、きちんと密封し、日の当たらない場所に保管しておきましょう。保存期間については、説明書等で確認してみてください。
ただし、一度開封し初期状態のように密閉はされていないので、次に使用するときには、多少脱色力が落ちるかもしれないということをご理解くださいね。
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ブリーチについて理解を深めよう!
以上、ブリーチについてお話ししてまいりました。家庭でできるセルフブリーチはコストも時間もかからず、とてもお手軽。しかし、市販のブリーチ剤のメリット・デメリットをしっかり理解しておかなければ、望むような髪の毛や、好印象を得ることができません。
今回ご説明した内容を参考に、ブリーチやブリーチ剤の特性を知った上で、ぜひセルフブリーチにチャレンジしてみてください。そして、ブリーチ後は手厚いヘアケアもお忘れなく。
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