ジャパニーズウイスキーの人気が最近高まってきていますね。テレビドラマの影響もあり、ジャパニーズウイスキーは一大ブームとなりました。
また、世界5大ウィスキーの中にジャパニーズウイスキーが入っていることや、海外の酒類コンペティションでも数々の賞を受賞していることもあって、日本国内のみならず海外でもジャパニーズウイスキーはよく飲まれるようになっています。
私もここ数年、夕食に合わせてジャパニーズウイスキーを飲むようになりました。ストレートで飲んでもよし、ロックで飲んでもよし、水割りで飲んでもよし、もうその味わいと馥郁たる香りにすっかり魅了されてしまいました。
スコッチやバーボンも良いですが、やはりジャパニーズウイスキーならではの良さがあります。
ここでは、ジャパニーズウイスキーの種類や蒸溜所、おススメのジャパニーズウイスキーなどを紹介していきたいと思っています。
目次
ジャパニーズウイスキーってどんなお酒なの?
ジャパニーズウイスキーは、スコッチウィスキーの製造を竹鶴政孝氏が再現することから始まりました。余市がスコッチウイスキーの生産地と気候、地形が似ていることから国産ウイスキーの産地として選ばれ、ジャパニーズウイスキーが生み出されることになったのです。
その後、ウイスキーの国内需要が高まり、様々な銘柄が作られるようになり、現在のようにリーズナブルなものから、高価なものまで、多種多様なジャパニーズウイスキーが作られる状況になりました。
ジャパニーズウイスキーは、スコッチウイスキーをお手本にしていますが、日本人の好みの味わい、香りに合わせて、スモーキーフレーバーを抑えた作りとなっています。
ジャパニーズウイスキーは、原材料と製法の違いにより、大きく「シングルモルト」「グレーンウィスキー」「ブレンデッドウィスキー」の3つにわけることが出来ます。
中でも、個性的で蒸溜所ごとの味わいが楽しめるのが「シングルモルト」なので、各蒸溜所の特徴を知ろうと思ったら、「シングルモルト」を味わってみると良いでしょう。
ジャパニーズウイスキーの平均度数は40~45度と飲みやすい度数になっています。日本では食事と合わせてウィスキーを飲むという昔からの習慣もあるため、食事にも合いやすい風味に作られているタイプも多いですね。
ジャパニーズウイスキーってメーカーによってどんな違いがあるの?
メーカーによっては複数の蒸溜所を持っており、それぞれの蒸留所ごとに「シングルモルト」を製造していたり、複数の蒸溜所を利用して「ブレンデッドウイスキー」を製造していたりと様々です。
ジャパニーズウイスキーで知られているメーカーの数は多くはありませんので、ここでは是非知っておきたい蒸溜所を挙げておきます。
サントリー山崎醸造所
この山崎醸造所で作られているシングルモルトウイスキーは、御存知の「山崎」です。
蒸留回数は2回ですが、この山崎醸造所の醸造機は、一回目は個性が出やすいストレート型を用い、二回目はバルジ型を併用します。
また、加熱は蒸気式を採用せず、直火式にこだわり使い続けているそうです。
ウィスキーの味わいとしては、甘みが強く感じられます。これは、樽の多くが以前ワインに使われていたワイン樽を利用しているためとされています。
味は複雑系で、飲んでいてすぐに飽きる味ではなく飲みごたえがあります。
「山崎」には、「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」などもありますが、ここ数年のジャパニーズウィスキーのブームもあり、価格がとても高騰しています。
サントリー白州醸造所
南アルプス山麓にある自然豊かな場所にある醸造所です。
この白州醸造所で作られているシングルモルトウイスキーは「白州」です。
白州醸造所の醸造機は、ストレート型とランタン型を別に使っています。加熱は蒸気式と直火式とを使い分けて、複数の原酒を作っています。
蒸溜する前の発酵段階で、乳酸菌が付きやすい木桶を利用していることが、この白州醸造所の持ち味と言えましょう。
ウイスキーの味わいとしては爽やかでクセがほとんど感じられないので、とても飲みやすく誰でも楽しめるお味になっていると思います。
山崎と同様、白州にも「白州12年」「白州18年」「白州25年」があり、価格が高騰してしまっています。
サントリー知多醸造所
グレーンウイスキーの「知多」が作られていることで一気に知名度を上げた醸造所ですね。
グレーンウイスキーは、連続蒸溜機を使って、穀物から高濃度のアルコールを抽出して作られます。三種類の蒸溜の方法で、「ライト」「ミディアム」「ヘビー」の3つの原酒を作り、それをブレンドすることで出来上がります。
他にも「響」にブレンドされているグレーン酒もこちらの醸造所由来のものとされています。
ニッカ余市醸造所
竹鶴政孝氏が、自分で立ち上げた醸造所として知られていますね。
余市の気候と地形が竹鶴氏が修行をしたスコットランドの蒸溜所と似ているということからニッカの醸造所として選ばれたようです。
余市醸造所の醸造機は、ストレート型を用いていて、さらに石炭を使った直火式で、伝統的な手法です。
貯蔵にはホワイトオークの樽が使われているそうです。
ニッカ余市醸造所で作られているシングルモルトウイスキーは「余市」で、スコットランドのウィスキーに見られる「ピート香」が強く感じられます。
ジャパニーズウイスキーとしては独特のクセがあると言えましょう。
ニッカ宮城狭醸造所
竹鶴政孝氏が、2番目に作った醸造所で、自然豊かな地で水源に恵まれているという特徴があります。
この醸造所で作らているシングルモルトウイスキーは「宮城狭」です。
宮城狭の醸造機はバルジ型で、雑味やクセを取り除いてくれるので、余市醸造所とは180度違った味わいを出しています。
ウイスキーの甘さはかなり感じられ、飲みやすい口当たりでもあります。
ピュアモルトウイスキーは、複数の醸造所のモルトウイスキーを混合したものですが、ニッカの代表的なピュアモルトウイスキーである「竹鶴」は、余市醸造所と宮城狭醸造所のモルトを混合したものだそうです。
本坊酒造 信州マルス醸造所
鹿児島の本坊酒造が運営している醸造所です。
マルスと言えば知られているのが「マルス モルテージ越百(コスモ)」。ピュアモルトウイスキーで、信州醸造所のモルトを中心に、同社の国内のモルトウイスキーをブレンドしたものとされています。
花崗岩土壌をくぐり、天然のミネラル分を含んだ中硬水の仕込み水が醸すウイスキーはふくよかでバランスが取れた香味が特徴的です。
キリン 富士御殿場醸造所
モルトウイスキーとグレーンウイスキーの仕込みからボトリングまでを一貫して行っていることで知られており、世界でも例を見ない蒸溜所です。
グレーンウイスキーを蒸溜する蒸溜機は「連続式蒸溜機」、「ビアカラム・アンド・タブラー」、「ケトル・アンド・コラム」の3タイプで、それぞれの蒸溜機の特性を生かして「ライト」「ミディアム」「ヘビー」の3タイプのグレーンウイスキーが製造されることにより、多彩な製品ラインナップの基礎となっています。
仕込み水は富士の伏流水で、樽と原酒が触れ合う面積が多くなるようにと180リットルの小樽を使用していることで、まろやかで甘みのあるモルトウイスキーが作られます。
ほとんどがブレンデッドウイスキーに使われますが、「富士山麓18年」だけはシングルモルトとして製品化されています。
※大麦麦芽由来のモルト原酒にトウモロコシなどの雑穀由来のグレーン酒を加えた「ブレンデッドウイスキー」の「サントリー響」は、山崎蒸留所のモルトウイスキーに知多醸造所由来のグレーン酒をブレンドしたタイプです。
ジャパニーズウイスキーを選ぶ際のポイント
メーカー
蒸溜所ごとの味わいを楽しみたいのであれば、メーカーや蒸留所で選ぶのが良いと思います。シングルモルトは蒸溜所での製造による特徴がよく出ているのでおススメです。
サントリーであれば、「山崎」「白州」。ニッカであれば、「余市」「宮城狭」などが定番です。
ただ、シングルモルトは価格帯が若干高めなので、普段飲みというよりは、何かの記念日やお祝いの時などに買ってみたいですね。
原料
大麦を原料としているウイスキーは、「モルトウイスキー」と呼ばれる種類です。また、トウモロコシやライ麦、小麦を主原料に作られたウイスキーを「グレーンウイスキー」と言います。
さらに、これらをブレンドしたウイスキーのことをブレンデッドウイスキーという呼び名が使われます。
このように、原料によってウイスキーを選んでいくという方法もありますね。
値段
最近人気があるジャパニーズウイスキーなので、何年も熟成させたウイスキーはとても高価で手が届きません。
デイリーに楽しめて様々な種類があるジャパニーズウイスキーとしては1500円以下のものもあります。
1000円以下でコンビニでも取り扱いのあるジャパニーズウイスキーは安くて買いやすいので量を飲む方に人気です。
3000円ぐらいのジャパニーズウイスキーは、ワンランク上がって週末に飲むウイスキーとして家に揃えておくと楽しめて良いと思います。
贈答用としては7~8000円のブランドのジャパニーズウイスキーを用意すると喜ばれるでしょう。
度数
ジャパニーズウイスキーは、平均的な度数は40~45度です。しかし、中には50度の度数のものもあります。
ストレートで飲むのか、水割りで飲むのか、ロックで飲むのか、などにより、好みの度数が違ってくると思うので、度数から選ぶのも1つの目安となります。
私の場合は、食事と一緒にウイスキーを楽しむので、食事に合いやすい風味、毎日飲める価格帯、飲みやすい喉越し、クセの無い風味などによって選んでいます。
時々は良いものを、ということで、有名なシングルモルトウイスキーも購入していますが、やはり数千円の良いジャパニーズウイスキーは週末のお楽しみになっています。
私はジャパニーズウイスキーをこう飲む!おススメの飲み方
ジャパニーズウイスキーにも様々な味わいのものがありますが、私が大好きな「サントリーウイスキー知多」の楽しみ方を書いてみます。
「知多」はとても飲みやすいジャパニーズウイスキーで、飲み口が軽くて、ウイスキーを普段あまり飲まないという方でも大丈夫だと思います。
アルコール度数は43度と平均的なジャパニーズウイスキーで、ストレートで飲んでも水割りで飲んでもとても美味しいです。
飲んでいると香りがふわっと感じられるので、最初はストレートで香りを楽しむのが良いと思います。次にロックで、そして最後に食事と一緒に飲むためにハイボールで飲みます。
ウイスキー独特のクセが無く、甘さが引き立つウイスキーなのでストレートでも美味しく飲めますが、ハイボール向けです。
香りが良いので、ワンランク上のハイボールが楽しめるという雰囲気になり、とても快適な気分になれます。
基本的にいつも夕食時に飲んでいますが、和食と相性抜群です。サラミやチーズ味のオードブルなどと一緒にいただいてもとても美味しく感じます。
私イチオシのジャパニーズウイスキーはこれだ!おススメジャパニーズウイスキー
サントリー 白州
出典: Amazon.co.jp
サントリー白州蒸溜所を代表するシングルモルト。
アルコール度数は43度。容量は700ml 。
フレッシュな香りが爽やかで、軽くれキレのある味わいのジャパニーズウイスキーです。
公式のおススメの飲み方がハイボールということなので、普段から炭酸割をよく飲むという方には特におススメです。
新緑を感じさせる、清々しい香りがするので、ストレートでも美味しく飲めます。
他のジャパニーズウイスキーと比べると、木の香り、森の香りが強く感じられて、白州醸造所のイメージにぴったりです。
ボトルもグリーンでキレイですし、そのまま食卓に置いておいても違和感がないのも良いと思います。女性同士でも楽しんで飲めるジャパニーズウイスキーです。
価格帯が最近若干高くなっているので、週末のとっておきのお酒として用意してみたいですね。
サントリー 知多
出典: Amazon.co.jp
サントリーの知多醸造所で作られているグレーンウイスキーです。
比較的新しいジャパニーズウイスキーで、販売しているお店が限られている印象があります。
アルコール度数は43度で、ごく平均的な度数です。容量は700ml 。
飲み口が軽くライトな味わいで、ストレートでも飲みやすいというウイスキーです。
甘さがかなり感じられ、昔ながらのウイスキーのようにクセが無いのが特徴です。
香りもかなり良いので、ストレートで楽しむのも良いですし、ハイボールでも美味しさが堪能できます。
ライトな感じなので、アルコールそのものが好き、という方には物足りない部分もあるかもしれません。
価格帯はグレーンウイスキーの割には高めかなという印象を持ちますが、ハイボールにして飲む方にはたまらなく美味しく感じられるので、妥当なところかなと思います。
試してみたい!ジャパニーズウイスキーおススメランキング6選
6位 サントリー 響 JAPANESE HARMONEY
出典: Amazon.co.jp
ブレンデッドウイスキーというタイプのウイスキーです。山崎醸造所のミズナラ貯蔵のモルトウイスキーに、複数のモルトがブレンドされています。グレーン原酒は、知多醸造所由来です。
アルコール度数は43度で、容量は700ml です。
味わいはクセが無く、甘さと香りを楽しみたい方に向いているようです。木の香りがふわっとしてくるので、ストレートで飲むと香りが充分に楽しめそうですね。
複数の原酒をブレンドしているので、味が複雑系でコクがあり、飲むほどにその味わいが深くなっていくようです。
国際的な賞も受賞しており、日本を代表するブレンデッドウイスキーなので、贈答用にしても喜んでもらえると思います。
ボトルもお洒落な感じで、食卓の上に置いておくても素敵ですね。
「響17年」「響21年」「響30年」のボトルもありますが、価格が高騰しているので、ジャパニーズウイスキーブームの昨今では、このノンエイジだけが手の届く範囲にあると言えましょう。
ネームバリューのある「響」なので、価格帯は高めかなとは思うものの、仕方が無い面があると思います。
5位 竹鶴ピュアモルト
出典: Amazon.co.jp
ニッカの代表的なピュアモルトウイスキーです。
アルコール度数は43度で、容量は700ml です。
余市醸造所と宮城狭醸造所のモルトを混合して作られたものなので、安心感があります。
クセのあるピート臭も感じられますし、甘さも加わっていることから、昔ながらのジャパニーズウイスキーが好きだという方にも、さっぱりとした飲み口が好きだという方にもどちらにも向いていると思います。
ストレートで飲んでも香りが楽しめて良さそうですし、水割りでも美味しく飲めそうです。和食との相性も良いということなので、食事と一緒に合わせて飲むお酒としても良さそうです。
価格帯ですが、デイリー使いのはずのこの竹鶴までかなり高くなっているので驚きました。他の竹鶴のラインアップは価格が高騰していてとても手が届かないので、こちらしか選択肢がないため仕方が無いのかもしれません。
4位 シングルモルト 宮城狭
出典: Amazon.co.jp
ニッカの宮城狭醸造所で作られているシングルモルトウイスキーです。
アルコール度数は45度で容量は700ml です。
味わいは甘さが感じられ、さらに木の香りも楽しめます。華やかでフルーティな香りが特徴とされていて、余韻すらもじんわりと感じられます。
こちらはノンエイジなのですが、アルコール自体の刺激が少なく、まろやかな口当たりなのが飲みやすくて良いと思います。
ジャパニーズウイスキーとしての味わいを残しつつ、なおかつ飲みやすい口当たりなので、ジャパニーズウイスキー初心者の方にもおススメです。
ロックで少しずつ嗜むのも良さそうですね。
宮城狭醸造所の持ち味の良さが凝縮されている、この宮城狭ですが、価格帯としては妥当だと思います。ジャパニーズウイスキー人気で価格が全体に上がっている中では落ち着いた価格帯を保ってくれています。
3位 キリン 富士山麓 樽熟原酒50度
出典: Amazon.co.jp
富士御殿場蒸溜所で作られているブレンデッドウイスキーです。
アルコール度数は50度で、ジャパニーズウイスキーとしてはかなり度数が高めです。
「樽出し」の状態に近いアルコール度数はそのままに、ウイスキーの旨味成分を残さず閉じ込めるという「ノンチルフィルタード」を新規採用したそうです。
さらに香り豊かで味わい深くなると期待出来そうです。
アルコール度が50度ですが、口当たりがよくまろやかなので飲みやすいです。
これならジャパニーズウィスキーを初めて飲む、という方にも良さそうです。
バーボンに似た味わいのウイスキーで、ストレートでも美味しく飲んでいけます。
クセが無く香りが良いという評判もあり、amazon のレビューを見ても概ね高評価のようです。
価格帯がとても安いのに、とても良い香りと味が楽しめます。お値段以上の価値があるジャパニーズウイスキーだと思います。
2位 サントリー シングルモルト 山崎
サントリーの山崎醸造所で作られているシングルモルトウイスキーです。
アルコール度数43度で、容量は700ml です。
多種多様な原酒の中から「ワイン樽貯蔵モルト」を使用し、「山崎」を語る上で欠かすことが出来ない「ミズナラ樽貯蔵モルト」など複数の原酒とヴァッティングしたとのこと。
やわらかく、甘くなめらかな味わいはとても人気で、「山崎」の他のラインナップはとても高価なものとなっています。
ストレートでもロックでも水割りでもハイボールでも美味しく飲めると定評があり、ジャパニーズウィスキーが好きな方への贈答用としても喜んでもらえそうです。
ピート臭はありませんが、独特のクセがありジャパニーズウィスキーらしい風味が感じられるウイスキーなので、海外の方への日本のお土産としても向いていると思います。
価格は高めですが、ブランド力、知名度を考えると妥当と言えるかもしれません。
1位 シングルモルト 余市
出典: Amazon.co.jp
ニッカの余市醸造所で作られているシングルモルトウイスキーです。
アルコール度数は45度で、容量は700ml です。
ジャパニーズウイスキーの中では、ピート臭が強めで日本では苦手とする方も多いため、こちらは好き嫌いが分かれるかもしれません。
しかし、品の良い甘さもしっかりと感じられるため、スコッチなどと比べると日本的な味わいが楽しめるようになっています。
日頃から、スコッチやバーボンをよく飲んでいるという方には、とてもおススメの風味だと思います。
近年のジャパニーズウイスキーブームで価格が高騰していますが、この独特の味わいが好きな方には、それ以上の価値があるでしょう。
まとめ
ジャパニーズウイスキーにはメーカーや醸造所により、色々な種類のものがあることがおわかりになっていただけたと思います。
ランキングで挙げたジャパニーズウイスキー以外にも、美味しく評判の良いものも沢山あります。
一日の終わりにホッと一息つく時や、夕食時の飲み物として、ジャパニーズウイスキーをとりいれてみませんか。
ジャパニーズウイスキーは、生活に華をそえてくれる存在になってくれると思います。お気に入りの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。