PCの音質をもっと豪華に!PC用スピーカーおすすめ5選

パソコンは、スマホやタブレット端末ではできないタスクも万能にこなせるツール。

今となっては一家に1台だけでなく、家庭によっては1人1台の割合で持っているという人もいるかもしれません。

特にデスクトップ型のパソコンよりもどこでも持ち運びできるノートブック型のパソコンが人気という傾向にあります。

ノートブック型パソコンだと、そのコンパクトでスリムな形状から本体内蔵のスピーカーは決して良いと呼べるようなものではありません。

パソコンの使用用途として、音楽を流しながら作業したり、ゲームをしたり、動画コンテンツを視聴するなら、なるべく音質の良いスピーカーで楽しみたいものです。

今回は、パソコンに接続できるおすすめのスピーカーを紹介したいと思います。

 

PC用スピーカーが必要な理由

 

デスクトップ型パソコンの場合、ディスプレイ筐体に内蔵されているスピーカーがほとんどで、決して音質にこだわっている性能があるとは言い切れないのが現状です。最近ではなるべくパソコン本体の価格を抑えるために、各構成をカスタマイズしていくようなモデルも多く、その中にスピーカーという項目は存在しません。

また、ノートブック型パソコンであってもスリムな本体に搭載できるスピーカー性能には限界があり、内蔵スピーカーを使って心地良く音を楽しむには不向きかもしれません。

ここで考慮したいのは普段どのようなパソコンの使い方をしているかという点。

パソコンではOffice系の作業だけ、あるいは簡単なインターネット利用のみ、という人であれば音質や音量、音域などスピーカーの性能にこだわる理由も特にないかもしれません。

しかし、ストリーミング配信の音楽サービスや、YouTubeやDVDで映画再生をするなど、エンターテインメント的なコンテンツ利用をするなら、音源が重要な要素となります。

パソコンのスピーカーでなく、外部接続の音質の良いスピーカーで視聴しているコンテンツに含まれる音楽を再生すれば、迫力や臨場感が増し120%音楽コンテンツを再生することができます。

外部接続の据え置き型スピーカーであれば、基本的には決まった場所にずっと設置しておくことになるので、パソコンを自宅デスクといったあらかじめ決められた場所で使用している人にも最適かもしれません。

少しでも音楽コンテンツを楽しむようであれば、PC用スピーカーが1台あるだけで全く音の臨場感が異なる世界を楽しめます。

 

PC用スピーカーの選び方

 

接続方式

まず、第一に接続方式の違いとして、大きくわけると有線接続か無線接続かという違いがあります。

有線接続のスピーカーの場合、据え置き型スピーカーとなるのでデスク周りなど決まった場所に配置することになります。しかし、音がダイレクトかつシームレスに出力されるので、再生しているコンテンツと連動して遅滞なく出力されます。

無線接続のスピーカーの場合、使うたびに線を差し込むという必要はなく接続が便利ですが、無線通信による音の遅延が発生してしまうというデメリットもあります。単純に音楽を再生するだけなら特に違和感は感じませんが、音声と一緒に映像を楽しむ動画コンテンツであるとこれが顕著に表れる場合があります。映画をみていると役のセリフが口元に動きにくらべてわずかに遅れて聞こえてくるようなイメージです。

映像コンテンツも楽しむという人であれば、有線タイプのスピーカーの方が良いといえるでしょう。

 

スピーカーの個数

PC用のスピーカーを選ぶなら、画面両側に配置できるようなスピーカーが2基あるタイプの商品がおすすめです。

スマホ用に無線接続でワイヤレス利用できるBluetooth接続のスピーカーを持っている人は多いかもしれません。このBluetoothスピーカーの場合、スピーカー本体は1基が基本となります。

パソコンの画面を囲うように両サイドに設置する2基スピーカーがあるタイプの商品が理想ですが、1基しかないスピーカーだとどちらか片方に寄せて設置しなければならないので、パソコン画面に向かって顔を向けると、片側からの音の再生となり音の偏りを感じるかもしれません。PC用のスピーカーであれば左右2基あるタイプのスピーカーの方が最適です。

 

サブウーハーの有無

2.0chのスピーカーはステレオ仕様の2基スピーカー。

これにサブウーハーを追加することにより重低音域に厚みのある音を奏でられるのが2.1chのスピーカーです。

中音域や高音域だけでなく、深みの有る低音域に出力がかかることで臨場感が増して、音楽や映像作品そのものの良さがより感じられるようになります。

ただし、サブウーハーが付属すると、デスク足下などにサブウーハー自体の設置スペースが必要になる点に注意しましょう。

 

PCスピーカーのサイズ

パソコン画面の両サイドにおくスピーカーという特性を考えると、スピーカーサイズが大きければ良いというわけでもありません。

デスクに座りながら音楽を聴くので有れば、必然とスピーカーと耳の間の距離が短くなるので、あまりにもスピーカーサイズが大きいと、かえって音が広がる前に聞こえることになり、固い音に感じてしまうかもしれません。

スピーカーと耳の距離感やデスク上の設置スペースを考慮した最適なサイズを選ぶことをおすすめします。

 

スピーカーの音質

スピーカーの特性やメーカーごとに、低音域・中音域・高音域それぞれに優れたスピーカーが存在します。

フラットな音質、低音域に厚みにある音質、高音域の解像度が高い音質。

スピーカーによって異なる音質の中から好みの音質を見つけることが重要です。

 

スピーカーの価格

安価な商品から高価なモデルまでPCスピーカーの価格層は厚いです。

どれくらいの頻度で使用するか考慮した価格帯で考えるとよいかもしれません。

毎日何時間も使用するメインスピーカーとして考えるのであれば、それなりに高級モデルのスピーカーを導入しても良いでしょう。反対に、ほとんど使用する機会はないものの、スピーカー自体はあった方が良いと考えるのであれば、スタンダードモデルを使用するのも良いかもしれません。

 

筆者おすすめのPC用スピーカー「BOSE Companion 5 Multimedia Speaker System」

高音質のスピーカーを次々と輩出している音響老舗メーカーであるBOSE製品。

映画館のようなサウンドをパソコンで楽しめるスピーカーとしての性能を持っていて、フロントスピーカー2基とサブウーハーが1基の構造ですが、TrueSpaceサラウンド・デジタル・プロセッシング回路の効果で、5.1ch相当の音を出力してくれます。

Acoustimassモジュールと呼ばれるサブウーハーも十分な存在感ある大きさで、音本来が持っている深みや厚みを余すことなく再現してくれる性能です。

時間が遅い深夜帯ではボリュームを絞って使用することが多いと思います。Companion 5では、アクティブ・エレクトロニクス・イコライゼーションという消音量時であっても音響バランスを自動的に整えてくれる機能を搭載しています。音を絞っている時であっても、解像度の高いピュアなサウンドを奏でます。

また、コントロールポッドという回転式のコントローラーが付属していて、音量の調節も簡単。ON/OFFもワンタッチで行えます。

PC用スピーカーとしては高級な価格帯に入る製品かもしれませんが、十分なパフォーマンスを発揮してくれるおすすめのスピーカーです。

 

他にもまだある!おすすめのPC用スピーカー

BOSE Companion 2 Series

手頃な価格で手に入るBOSE製のPC用スピーカーです。

独自のデジタル信号処理回路によって、2つのスピーカーながら音源が持つ最大限までを出力してくれる高品質。

本体はとてもコンパクトなサイズで、デスク周りに設置するのも最適です。その小さい筐体からは想像できないような臨場感あるサウンドを実現してくれます。

スピーカー前面に音量調節つまみが付いているので、音量の調節も簡単です。

高音質な音を手頃な価格で楽しみたいという人におすすめです。

 

JBL Pebbles

スピーカー付属のUSBケーブルをPCに挿すだけですぐに音楽を楽しめる本格派。

PCと接続したUSBケーブルによって給電され、電源コンセントが必要ありません。設置の際の自由度がかなり増します。

スピーカー自体は50mmのフルレンジドライバーを搭載し、解像度の高い音質が特徴的です。

独自の音響処理システムにより、音楽データ本来の音を余すことなく引き出してくれ、高品質な音を楽しめます。

スピーカー自体のデザインも斬新的でデスク周りのアクセントにもなります。

 

ONKYO アンプ内蔵スピーカー

高品位のスピーカーを手がけているONKYO製品です。

ONKYO独自技術であるTASと呼ばれる音源位置と時間軸を合わせた音源を実現してくれるスピーカー。

耳に到達するまでの時間を一致させるように、ツイーターやウーハーが制御されるので、遅れのないスムーズな音を楽しめます。

イコライザーとして、100kHzまで再生できる機能も搭載。高音域の再生がキレイです。

また、人間の耳に聞こえる以外の音域である20kHz超の音域に対してもノイズが圧倒的に少なくなるような構造を採用している高性能仕様です。

音楽からゲームまで多様な用途で高音質を存分に楽しめるスピーカーです。

 

YAMAHA パワードスピーカー

スリムなデザインが特徴的なYAMAHA製のPC用小型スピーカー。

7cm口径のフルレンジユニットで、全体域の音をフラットに奏でてくれます。

バスレフポートからは、本体サイズを考慮すると十分な低音域を出力できます。

入力端子にステレオミニジャックを2つ搭載しているので、PCだけでなくテレビやスマホといった機器も簡単に接続できるお手軽なスピーカーです。

 

まとめ

PCのスピーカーだけではどうしてももの足りないと感じてしまう音を豪華にしてくれるのがPC用スピーカー。

性能はさまざまですが、音楽や映像作品が持つ本来の迫力や臨場感を楽しむには必須のアイテムかと思います。

お気に入りの商品をぜひとも探してみてはいかがでしょうか。

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記事内で紹介されている商品

Bose Companion 2 Series

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ONKYO アンプ内蔵スピーカー

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YAMAHA パワードスピーカー

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