プレママになると、出産や赤ちゃんを迎えるために準備しなければいけないものがたくさんありますよね。
中でも赤ちゃんが使うものは、「何が必要なのか」「どんな点に注目するべきなのか」など、初めて出産を迎えるママにとっては見当がつきません。
私も長男の出産の時はそうでした。絶対必要なもの、あれば便利なもの、あっても良いけどなくても良いもの…たくさんあって混乱します。
今回はその中のひとつ、ベビーベッド。中でも「収納つき」のものについてご紹介したいと思います。
目次
ベビーベッドに収納は必要?収納付きベビーベッドのメリット
我が家には5歳2歳の兄弟がいます。どちらを出産した後も、ベビーベッドは収納つきを使用しました。
長男の時はレンタルで、次男の時は購入をしたのです。
(今思えば長男の時に買っておけば…!と思いますが、当時は目の前の育児で手いっぱいで、第二子まで見当がおよばず、とりあえず失敗しても良いようにレンタルにしたのでした。)
収納つきのものを選んだのは、単純に「ないよりはあった方が便利そう」だから。
収納ナシを使ったことがないので、ない場合の不便さまでは分からないのですが、基本的には収納付きのベビーベッドにして良かったと思います。
特に新生児期などは、頻繁なオムツ替え、3時間おきの授乳、スキンケア…などやることはたくさん。赤ちゃんのお世話まわりに必要なものも何かと多いですよね。
夜中の授乳や頻繁な授乳などでよく使うものは、赤ちゃんの主な居場所であるベビーベッドに収納されている方が何かと便利だと思います。
ちなみに私がベビーベッドの収納に常時収納していたものはこちら。
・オムツ
すぐに取り出せるよう、カゴに入れて。もちろんストックとして別に1袋常備。
・おしりふき
新生児のうちはかぶれてしまい、コットンと水(百均の水差し等に入れて)を常備していました。
・ガーゼハンカチ/タオル
吐き戻したミルクを拭くのに、たくさん使いました・・
・育児日誌/筆記用具
授乳間隔やウンチ・おしっこの記録をするもの。新生児~半年頃までつけていました。
・小さい照明
夜間の授乳やオムツ替えの時など、ちょっと明かりが欲しい時に便利です。
・着替え用の肌着
吐き戻しや汗などで1日2,3回着替えをするので、ベッドに置いておくと便利でした。
・綿棒、体温計、スキンケアミルク、など
収納付きベビーベッド、機能のバリエーション
ベビーベッドは大きさや高さ、素材、折りたたみができるもの、など種類は色々あります。
「収納付き」であってもその機能の選択肢は様々。その様々なバリエーションをご紹介します。
高さ
ハイタイプ、ロータイプ、大人のベッドに横づけして添い寝ができる高さのもの、調整できるもの、等。赤ちゃんを寝かせる“高さ”によって種類があります。
ハイタイプは赤ちゃんのオムツ替えなどのお世話を、パパママが立った姿勢でできるので便利です。
ロータイプはつかまり立ちなどを始めた時にも落下の心配が少なくて安心です。
調整ができるものは、どちらも可能なので長く使うことができます。
キャスターの有無
キャスターがついていて移動ができるもの、キャスターなしの固定のもの、があります。
例えば掃除の時にちょっと動かしたい、時間に応じて寝室やリビングなど場所を変えたい、という場合にはキャスター付きが便利です。
折り畳みができるもの/できないもの
簡単な操作で折り畳みが可能なもの、もしくは組み立て・分解が必要なものがあります。
折り畳みは組み立てが簡単ですが、特に広げたり畳んだりする必要がなければ組み立て式の方がリーズナブルかも知れません。
サイズ
一般的な市販のマットレスや布団にあう普通サイズ(内寸約120cm×70cm)、少し小さいミニサイズ(内寸約90cm×60cm)の2つがメジャーな印象がありますが、それ以外にもコンパクトなサイズなどもあります。
その他
将来的にベビーサークルなどとして使える、移動もらくちんな「簡易ベッド」、大人のベッドに横づけができる添い寝ベッドなどもあります。
収納付きベビーベッドの選び方
前述したとおり、収納付きベビーベッドのサイズや機能は様々。環境条件や生活スタイルによって、最適なベッドを選びたいですよね。
以下を参考に、優先順位を決めて選んでいただければと思います。
ベビーベッドを置くスペースは?
例えばアパートやマンションなどでスペースに限りがある場合は、ミニサイズやコンパクトなものが良いかもしれません。
ただし生後3か月で赤ちゃんの身長は10cm近くも大きくなります。コンパクトな分、使える期間は短くなります。
使用する期間は?
上記の通り、ベッドが小さければ省スペースですが、赤ちゃんの成長次第で窮屈になる可能性があります。
1年近く使うのであれば普通サイズをおすすめします。早々に大人の布団やベッドで一緒に寝るのであれば、小さいサイズで良いと思います。
また、長く使用することを予定しているのであれば、高さも重要なポイント。
赤ちゃんがつかまり立ちをはじめると、落下の危険があります。(早い赤ちゃんは6か月頃、平均では生後8か月頃からつかまり立ちを始めます。うちの子は1歳頃まで立ちませんでしたが・・)
また、ベビーベッドから形を変えてベビーゲートや収納ラックとして長く使用できるものもあります。
お世話のしやすさは?
毎日何度もオムツを換えたり抱き上げたりするので、お世話のしやすさも重要です。
ベッドの柵が開閉しないものもありますが、開閉するものの方が、赤ちゃんをベッドに寝かせた状態でオムツ替えなどがしやすいです。
さらに開閉箇所が1か所のものもあれば2か所、3か所のものも。これなら設置場所も選ばず、赤ちゃんの寝かせる方向により開閉場所が変えられるのが良いですね。
また、前述したように、ハイタイプならオムツ替えなどのお世話の際にパパママがかがまなくて良いので、お世話が楽です。
いつ使うのか?
例えば、赤ちゃんの基本的な居場所がベビーベッドで、夜はパパママと一緒に寝室、日中はリビング等で過ごすならば、キャスター付きのコンパクトサイズで、移動できるものが良いでしょう。
夜間に寝かせるだけならば、パパママのベッドに横づけできるタイプも良いかも知れません。
里帰り中や帰省の時だけ、など一時的に使うならば、出したり片づけたりがしやすい折り畳みタイプや、簡易ベッドのようなタイプもおすすめです。
安全性はどうか?
基本的に新生児から使うものなので、安全性をうたっている商品を選ぶのは大前提です。
木製なら使用している塗料の安全性、開閉できる柵のストッパーの有無(うっかり手が滑って柵がガタンと落ちた時に、赤ちゃんの足がはさまらないかどうか)、気になる方は日本製かどうか、などもチェックです。
ちなみに2人兄弟の我が家ではベビーベッドを2つ使用しました。
長男の時は何が良いかわからなかったため、万が一失敗しても良いように一旦はレンタルを選択し、半年程度使用をしました。
選ぶ際に注目したのは、「安全性」「コンパクトなもの」「お世話がしやすい(ハイタイプ/2か所開閉が可能)」の3点。
次男の時はようやく購入し、「安全性」「折り畳みが可能」「長く使えるもの(高さ調整可能/普通サイズ)」を重視しました。
新ママ必見!収納付きベビーベッドの注意点!
新生児から、長い場合は1歳頃まで赤ちゃんの居場所となるベビーベッド。大切な赤ちゃんの安全のため、使用に注意が必要な点もあります。
柵の開閉方法やストッパーの有無
赤ちゃんのお世話のために柵の開閉は頻繁に行うのですが、その度に赤ちゃんの手や足をはさまないか、いつも気を付けていました。
スライドで開閉する柵はストッパーがしっかりしているか、柵をスライドで下した状態で手足を挟まない作りか、しっかり確認しましょう。
高さは適しているか
半年以上使用を検討しているなら、ロータイプか高さ調整が可能なものにしましょう。
前述の通り、つかまり立ちをし始める10か月前後は特に注意が必要です。
つくりがしっかりしているか
キャスターで移動できるものや簡易タイプのものは特に、つくりがしっかりしているか確認をしましょう。
実際に使ってよかった収納付きベビーベッド2選
前述のとおり、我が家では兄弟それぞれで違う収納付きベビーベッドを使用しました。
長男の時に使用したのはこちら。
サワベビー トリプルスライドミニベッド
出典: Amazon.co.jp
半年程度の使用予定だったので、コンパクトさを重視してミニサイズを。お世話のしやすいハイタイプ、3か所開閉可能なものにしました。
一番良かったのは、このコンパクトなサイズ感。マンション住まいには良いサイズです。
小さいながら、新生児~6か月頃までの赤ちゃんには十分です。また部屋のインテリアに合った白い木製という点もお気に入りでした。
収納棚が本体にくっついているため、ベッド下の掃除も楽でした。
また3か所オープンが可能なので、赤ちゃんの寝ている向きに応じて開ける場所を変えることができました。(新生児でもなぜか動いて端に寄ったりするんですね・・)
同じようにアパートやマンションでスペースが限られている場合はこちらのサイズがおすすめです。
次男の時に購入したのはこちら。
折りたたみベッド ハイタイプ パル ホワイト
出典: Amazon.co.jp
第二子でようやく購入するという、自分でもまさかの状態でしたが。笑
どうせ買うなら長く使いたい、という点から、普通サイズ、高さ調整が可能なものを選びました。
収納棚はベッド本体とは別れており、キャスターがついています。
ベッドを畳んだ後もしばらく収納棚だけ、兄弟のオムツや荷物などごちゃごちゃした散らかりがちなものをまとめて乗せて使用していました。
一番良かったのは、折り畳み可能な点。臨月のおなかを抱えた私でも簡単に組み立てることができました。
8か月くらいで結局使わなくなったのですが、片づけるのもワンツー操作で簡単でした。(折りたたむだけなので、ペッタンコにはなりますが大きいです。)
半年以上使用したいと考えている、第二子・第三子なども計画している、設置スペースがある、また組み立てに自信がない方におすすめです。
収納付きベビーベッド気になるランキング
大和屋 リリワゴン ホワイト
出典: Amazon.co.jp
コンパクトでキャスター付きなので、スムーズに移動させることが可能です。
寝室からリビング、お風呂の脱衣所など、パパママの生活にあわせて移動させて赤ちゃんと一緒に過ごすことができます。
小さいサイズなので、生後半年くらいまでの使用であれば、非常に使い勝手が良さそうですね!
個人的にこのスッキリしたシンプルなデザインも好みです。
ネビオ スリープ プレミアム
出典: Amazon.co.jp
折りたたみ可能でプレイヤードとして使える簡易タイプのベッド。
ミニサイズの布団に対応しているので、「簡易」といいながらもマットレスを引いて安定したスペースでちゃんと赤ちゃんを寝かせることができそうです。
柵の開閉はできないので、いちいち抱き上げないといけないのですが、オムツ替えスペースがあるので、オムツ替えはもちろん、お風呂上りのスキンケアの際などはそこに寝かせてお世話ができます。
里帰りの間だけ使用したり、帰省時に使用するために実家に置いておくにはおすすめです。
カトージ チャーミーホワイト
出典: Amazon.co.jp
ベビーカーやベビーゲート等をはじめとした育児用品のメーカー、「カトージ」のベビーベッド。
床板の高さが3段階で調節が可能で、赤ちゃんの成長にあわせて使用することができます。
普通サイズ、収納棚付きの木製ベビーベッドとしてはお安いのが魅力ですね!
収納棚はベッド本体についており、柵で囲まれています。
上にお子さんがいる場合や赤ちゃんがハイハイなどで動き回るようになった時のイタズラ防止になりますが、開閉部分を前に倒して開けるので、サッとオムツなどを取りたい時にどうだろうか・・?と収納部分の使い勝手は少し気になります。
スリーピー ミニワンタッチハイベッド
出典: Amazon.co.jp
ミニサイズの折り畳みハイタイプ。キャスター付きでワンタッチで折りたたむことができるので、収納時の移動も楽ちんです。
直径18mmの太めの丸棒を、赤ちゃんの頭が入らない8cm感覚で配置。
さらに赤ちゃんにやさしい天然木と塗料、接着剤を使用しています。安全性にこだわった安心の日本製ベビーベッドです!
ミニサイズなので半年くらいの使用ですが、第二子・第三子を検討していて収納しておく必要がある、繰り返し使うのでしっかりしたものが欲しい、という場合にはこちらがおすすめです。
石崎家具 ベビーベッド ALICE
出典: Amazon.co.jp
スタンダードサイズの木製組み立て式のベビーベッド。なめらかな曲線のエレガントなデザインが特徴です。
床板の高さは2段階調節ができます。収納棚はカトージのもの同様、柵の中にあるタイプですね。
日本製でこの値段はとてもリーズナブルだと思います。
良いものを長く使いたい、しかもリーズナブルに・・という方にはバランスのとれたベッドではないでしょうか?
スリーピー ワンタッチハイベッド パル ベビーベッド
出典: Amazon.co.jp
うちの次男が使用していたもの(の色違い)です。スタンダードサイズの木製、折り畳み可能なもの。
床板の高さが2段階で調節できます。収納棚はキャスターがついていて可動式。収納部分が柵で囲まれていないので、大きなオムツパックやカゴの収納もできて便利でした。
我が家ではホワイトを使用していましたが、ナチュラルカラーもインテリアを選ばず、和室にも北欧スタイルなどにも馴染みそうで良いですね。
まとめ
数あるベビーベッドの中でも、「収納付き」に特化してご紹介させていただきました。
一言で「ベビーベッド」と言っても、用途にあわせて色々な種類がありますね。
ベビーベッドとして使用するのは、新生児期~半年、長くて1歳半頃までという期間限定ですが、その期間は赤ちゃんにとって主な居場所になるもの。
必要な機能、使い勝手、お好みのデザインで、赤ちゃんにとって居心地がよく、パパママにとってもお世話がしやすいものと出会えると良いですね!