この春から上の子が保育園の年中になり、上履きが必要になりました。
上履きといえば、いわゆる「バレーシューズ」と思い、特にこだわりなく、安いものを買おうと思っていたら…いざお店で見てみて驚きました。
今はバレーシューズだけではなく、マジックテープで留めるものなど、色々な形があるんですね!いや、形だけではなく、通気性やインソールにこだわったものもたくさん。
ママ世代に馴染みのあるはずのバレーシューズも、ピンクや黄色などカラフルなものがたくさん!(昔は赤と青の二択だったように思うのですが…←アラサー世代のみですか?)
さらに刺繍の模様やキャラクターの絵がついたものまであるじゃないですか。調べて探してみると、選ぶのが楽しくなる上履き。
同じアラサー世代のママさん方の参考まで…笑。今どきの子どもの上履きについて、まとめてみました。
キッズ用上履きのタイプ
スリッポンタイプ
足のつま先から甲まですっぽり包むスリッポンタイプ。
甲の部分が三角形のゴムになっているタイプはママ世代にも馴染みがあるのではないでしょうか?
そう、つま先とソールに青か赤のゴムが貼ってあるもの。
昨今のものはそれだけではないのですが、総じてこのスリッポンタイプは足をすぽっと入れるだけなので、まだ靴を履き慣れていない小さい子どもさんでもわりと履きやすいタイプです。
ただし足が包まれているぶん、暑くて蒸れやすかったりします。特に汗をかきやすい子どもは気をつけてあげた方が良いかも知れません。
(うちの子は今まさにこのタイプを履いていますが、汗で蒸れてめちゃくちゃ足が臭いです…毎週洗っているのに…!)
通気性の良さをうたったメッシュ素材のものなども出ていますので、サイズだけでなく素材にも注目しましょう!
バレーシューズタイプ
甲の部分にゴムのベルトがついた、いわゆる上履き・上靴。ママ世代にも馴染みがある形ですね。
こちらもスリッポンタイプ同様 足を入れるだけで、サイズ調整などは不要です。
うちの子が2歳頃に使っていたのですが、甲部分に張ったゴムがきつく、甲高・幅広な足の持ち主である息子には自分で履きにくかったようです。
(うっかり私がゴムベルト部分にデコパージュを施してしまい、ゴムが伸縮しなくなったのが一番の問題だと思いますが。←)
スリッポンタイプと比べると甲部分が開いているため、蒸れは少しマシなようです。
テープタイプ
マジックテープで留めるタイプの上履きです。自分で靴が履けるようになれば、こちらも良いと思います。
甲部分が調整できるため、幅広や甲高でスリッポンタイプやバレーシューズタイプが履きにくい子どもさんにはおすすめです。
脱ぎ履きする度にマジックテープを外したり留めたりする必要があるため、靴の履き替えの機会が多い場合には面倒かもしれません。 保育園や幼稚園、小学校の生活スタイルに合わせて考えましょう。
また自分でうまく調整できず緩んだ状態のまま履いてしまうと、走ったりすると危険です。
ちなみに、マジックテープであってもゴムで伸縮するものは、いちいち留め外しをせずとも脱ぎ履きできる物もあるようなので、一度お店で試着してみることをおすすめします!
上履きのサイズの選び方
子どもの服などはすぐにサイズアウトすることもあり、大きめを選びたくなるところですが(とくに保育園登園用のもの)、私自身は、靴だけは必ずぴったりのサイズを選ぶようにしています。
我が家では、3ヶ月〜半年に1回くらいのスパンでスニーカーを買いかえており、その都度お店でサイズを測ってもらっています。上履きのサイズもそれに合わせて選んでいます。
うちの子は前述の通り、縦の長さに対して甲高・幅広な足のため、できるだけ幅の広めの作りのものを選ぶようにしています。
通常靴下を履いて着用するため、素足の長さより5〜10mmほど余裕をみています。お店でこまめにサイズを測ってもらっていれば、お子さんの足の特徴も把握できるため、おすすめです。
(子ども靴の専門店では、自動計測機で測ってくれるところもあります!)
上履きを洗うには
前述しましたが、うちの子は毎日帰宅後靴を脱ぐと、驚くほど足が臭いのです…(パパに似たのかな)
さらに靴下の足底はドロドロ。裸足で園庭でも走ったの??というくらい毎日真っ黒。当然ながら上履きの中敷も臭いし真っ黒。
目に入れても痛くないほど愛する息子でも、この上履きの黒さと臭さはダメージがでかいのです。上履きを持ち帰る週末は、上履き洗い。毎週アライグマのようにひたすら上履きを洗っています‥
臭いと汚れ、どちらにも効くのはオキシクリーン!これを愛用しています。
洗面器などにお湯を張って、オキシクリーンを溶かし、その中に上履き、中敷をバラしてイン!10分ほど置いたら、靴洗い用のブラシで容赦なくゴッシゴッシと擦ります。
固めのブラシなので中敷が傷みやすいのですが、そんなの気にしていられないほど黒いのです…傷みが気になる方は、歯ブラシなどの柔らかいブラシで擦ってあげても良いと思います。
臭いよりもとにかく汚れが気になる方は、ウタマロ石鹸もおすすめ。
服についたケチャップなどの食べ汚しや泥汚れまで落とす、言わずと知れた優秀な石鹸です。お子さんがいらっしゃるなら、一家にひとつあると便利ですよ。
お湯で上履きと中敷を濡らし、ウタマロ石鹸をゴシゴシ!少し置いたら、これまた靴用ブラシか歯ブラシでゴッシゴシ!!
驚くほど白くなると思います♪
キッズ用上履きを選ぶときのポイント
数百円のものから2000円以上するものまである、たかが上履き、されど上履き。
園用や学校用などは子どもが1日の大半履いて過ごすものなので、値段だけで判断するのではなく、しっかりと選んであげたいですね。
私が子どもの上履きを新調する際に気にしたのは、以下のポイントです。
サイズは合っているか
いわずもがなですが、サイズが合っているものを選びましょう。すぐ大きくなるから、と大きめを履かせていると踵がすぽすぽと脱げてしまったりして歩き方や姿勢に影響を及ぼしかねません。また走った時につまづいたり脱げてしまったりして危険です。
ぴったりサイズのつもりでも数ヶ月履いていると成長してキツくなっている、なんてこともあります。
特に幼児の間は子ども自身が「キツい」など訴えることができないこともあるため、3ヶ月〜半年に一度はサイズをチェックすることをおすすめします。
素材はどうか
たくさんの汗をかく子どもの足。通気性などもしっかりチェックしたいところです。
私が子ども用に初めて買った上履きは、いわゆる昔ながらのバレーシューズで500円くらいのものでした。
たまに履く程度のものであれば特に問題がなかったのですが、登園で毎日履くようになってからは、この選択が大失敗!
たった1週間でめちゃくちゃ臭くなったのです。通気性の悪いものを履いていたせいで、汗で蒸れてしまったようでした。
それ以降、サイズの次に通気性・素材を気にして選ぶようになりました。
動く時に足にフィットするか
走り回ったり飛び跳ねたりする子ども。その動きに合わせてしなやかにフィットする靴底もおすすめです。
サイズが合っていても、ソールが固ければ足の裏の動きにフィットせず、すぽっと脱げてしまうことがあります。
メーカーによっては、かかとから2/3の所、指の付け根あたりが曲がりやすく作られているこだわりの設計も。
洗いやすさ
年中の息子の上履きは、たった1週間でクレヨンや砂でドロドロに。さらに汗で5歳とは思えない臭いを放った状態。 毎週毎週、洗うのも干すのも何かと面倒です。
洗う側としては、ソールが取り外せて洗える、洗い替えがある、乾きやすい、などの洗いやすさも重要なポイントですよね。
ワーママライターが選ぶ!キッズ用上履きの紹介
イフミー IFME School SC-0003
出典: Amazon.co.jp
特許を取得している「息するソール」が空気を循環させ、熱や湿気を外に逃がしてくれる、という汗かきキッズにはとても嬉しい作り。 さらにインソールのくぼみが土踏まずを鍛えてくれます。
色はブルー、ピンク、ホワイトの3色展開。こちらはサイズ調整と脱ぎ履きを楽にするテープタイプです。
イフミー IFME School SC-0002
出典: Amazon.co.jp
同じくイフミーの、こちらはスリッポンタイプ。
基本的な機能は上のものと同じですが、こちらはしっかりと足の甲まで包んでくれるので、よちよち歩きのお子さんにもおすすめです。
ムーンスター MoonStar MSリトルスター02
出典: Amazon.co.jp
1950年代から子ども用の上履きを作り続けるムーンスター。直営店舗では専用の機械で足の長さや幅を測って、足にあった靴をえらんでもらえます。
そんな老舗メーカーのこだわりの上履き。
つま先をゆったりに保ちながら甲周りをしっかり締める設計で、外反母趾や内反小趾を予防します。底は足の屈曲を邪魔しないソフトな設計。メッシュ素材で丸洗いもできるのもポイント。
インソールにはゾウの絵が描いてあり、左右の履き間違えを防止します。
星の小さいワンポイントが控えめで可愛いです。さらに4色のパステルカラーも子どもらしくて可愛いですね!
ムーンスター キャロット
出典: Amazon.co.jp
こちらは同じくムーンスターのバレーシューズタイプ。
「つま先ゆったり」機能、ソールの屈曲を考慮した「フレックスジョイント」機能、踵をホールドする「カウンターボックス」機能、「洗えるインソール」機能の4つを備え、安価のバレーシューズタイプとは一線を画します。
また色が7色のバリエーションから選べることと、バレーシューズタイプながら幅広(2E)な作りも魅力です。
アシックス 上履き CP MINI
出典: Amazon.co.jp
スニーカーにもこだわりのあるアシックスからも、キッズ用上履きが出ています。(ちなみに我が家、上の子のファーストシューズはアシックスのSUKUSUKUでした。信頼のブランドです。)
はだしのようにゆびを使って踏ん張れる扇型の足型、はだしのように走れるしなやかに曲がる靴底、はだしのようにサラサラをキープする中敷、はだしで土の上を歩くようなクッション性はスニーカー同様、メーカーのこだわりです。
瞬足 シュンソク @School
出典: Amazon.co.jp
「世界でいちばん快適な靴」を目指すという瞬足。
かかとをしっかりホールドする、かかと部分の一体成型のヒールスタビライザー、足を守るかかと部分の衝撃吸収材とサクション構造のダブルクッション、足の自然な動きにあわせた屈曲性の良いソール 、子供の足を考えた足幅設計(1.5E) 、足を快適に保つメッシュ材と靴底の通気孔(7ヶ所)。
上記の5つのポイントで上履きの快適を目指します。
ムーンスター ドラえもん DRMバレー01
出典: Amazon.co.jp
子どもも喜ぶキャラクターものも色々ありますが、ママとしてはゴテゴテしたデザインのキャラものが苦手な方もいますよね?
でもキャラものでも比較的シンプルなものや機能的なものもあります。そのうちのひとつがこちら。
スタイリッシュなドラえもんのデザインと、ムーンスターの高機能が両立したバレーシューズです。
Ag+抗菌防臭加工が臭いを抑えてくれるところもポイントです。
まるでトトロ??な上履き
出典: Amazon.co.jp
大人もかわいい♡となりそうなキャラものの上履きのこちら。
まるでトトロのよう!色がモノトーンなのもキャラものにしては珍しくてかわいいですね。
まとめ
知れば知るほど、意外と奥が深い上履き。各メーカーで色々なこだわりの機能があるんですね!(今回調べてみて、私も驚きました。)
ベーシックなものから高機能なものまで色々ご紹介しましたが、お好みのものはありましたでしょうか?
子どもの足を1日守ってくれる上履き、ぜひデザインや価格だけでなく、機能にも注目して、選んでみてくださいね!