音楽ファンにとっては、いつでもどこでも好きな音楽を楽しみたい、特にリラックス効果抜群のお風呂の中で好きな音楽を楽しみたいという人は多いのではないでしょうか。
しかし、お風呂場やキッチンなど、濡れる心配がある場所でスマホや音楽機器を操作すると、濡れて壊れてしまうのが心配です。
そんなとき役立つのが、防水性能のあるお風呂用スピーカーです。防水スピーカーがあれば、お風呂場やキッチンなどの水回りだけでなく、キャンプや海などのアウトドアでも気軽に音楽を楽しむことができます。
そこで今回は、お風呂用スピーカーの選び方と人気の商品についてご紹介します。
用途別のおすすめお風呂用スピーカー
Bluetooth対応スピーカー
Bluetoothスピーカーとは、無線通信規格であるBluetoothに対応したスピーカーです。
パソコンやスマートフォン、タブレット、ポータブルオーディオプレーヤー(DAP)などのデジタル機器とリンクさせることによって、ワイヤレスで接続することが可能です。
Bluetoothを使うには、接続する際にペアリングの設定が必要ですが、通信速度が速い(最大24Mbps)ことと、通信可能な距離が長い(1m~100m程度)ことなど利点も多くあります。
以前のワイヤレススピーカーは有線でつなぐスピーカーに対して音質が悪いと考えられてきましたが、Bluetoothスピーカーではハイレゾ音源にも対応できる機種があり、有線と変わらないサウンドを再現できるようになりました。
NFC対応スピーカー
Bluetoothスピーカーは接続にペアリングの設定が必要ですが、NFC対応スピーカーを使うと、かざすだけで接続することが可能になります。そのぶん通信速度が遅い(最大424kbps)、通信可能な距離が短い(~1m程度)などの制限はありますが、すぐに音楽を楽しみたいときは便利な機能として知っておいて損はありません。
BluetoothとNFCの両方の機能を備えている機器を選ぶようにしましょう。ただし、受信側と送信側の両方がNFCに対応していなければ使用できません。
お風呂用スピーカーを選ぶときのポイント
連続再生可能時間で選ぶ
いつでも充電可能な室内で使用する場合はそれほど神経質になることはありませんが、外出先で使う場合はバッテリーの稼働時間は大切です。
7時間から8時間程度の連続再生が可能なものを選ぶようにしましょう。
外出先に関しては、それ以上のものを選んだとしてもスマホなどの送信側の充電が持たないので、あまり意味がありません。
防塵・防水の保護等級で選ぶ
防水スピーカーと表示があるものでも、どのレベルまでの浸水に耐えることができるかは商品によって異なります。
防水・防塵の保護等級は「IPコード」で分かるようになっており、IPの後に続くひとつ目の数字が防塵等級、ふたつ目の数字が防水等級を表しています。どちらかを省略する場合は「X」が使われているのでチェックしてみましょう。
防塵等級は0級から6級まで、防水等級は0級から8級までがあります。当然数字が上がるほど防塵・防水性に優れている商品です。お風呂場で使用するなら「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」とされる5級以上のものがおすすめです。(※1)
総合出力で選ぶ
スピーカー選びで欠かせないのが音を出力するパワーです。ワット数が大きいほどパワーが強く、大きな音を出すことができます。
また、音割れも起こしにくくなるため、音質の面でも優れています。せまい部屋の中や風呂場などで使う場合、あまり大きなパワーは必要ありませんが、海やキャンプなどのアウトドアに使用したい場合は総合出力が高い商品を選ぶようにしましょう。
お風呂用スピーカーのおすすめ10選
Anker SoundCore 2
出典: Amazon.co.jp
防水規格に対応した高音質なBluetoothスピーカーです。いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない防水規格:IPX5を取得しています。
アンカーは業界最先端技術による製品を生み出しており、2000万人が支持するブランドです。
コンパクトサイズなボディでありながら、アンカー独自のテクノロジーによる迫力と深みのある低音を実現しています。
Anker SoundCore Boost
出典: Amazon.co.jp
デュアルドライバーと2つのサブウーファーを搭載した、20WのパワフルなHi-Fiサウンドが楽しめるバススピーカーです。
低温が強化された迫力のあるサウンドなので、ポッドキャストの再生にもにぎやかなパーティーのサウンドとしても最適です。
最大12時間(約250曲)の連続再生が可能となっています。スピーカーのバッテリー残量はBluetoothペアリング中のiPhoneやiPadなどから確認ができます。
Anker SoundCore Sport 防水Bluetoothスピーカー
出典: Amazon.co.jp
防水スピーカーでは稀有な、IPX7防水認証を取得したお風呂用スピーカーです。泥や雪の中に落としても、衝撃を与えても耐えうる性能を持っています。
水洗いも可能なのでアウトドアやお風呂での使用に適しています。
クリアな温室としっかりした低温を再現できるほか、クリッピング防止技術によってゆがみのない音楽を体験できます。
Anker SoundCore mini コンパクト Bluetoothスピーカー
出典: Amazon.co.jp
小さなボディで大迫力のサウンドを体感できるお風呂用スピーカーです。
5Wのオーディオドライバーとパッシブサブウーファーによってパワフルで重みのある音が体験できます。
幅広い互換性を持っていて、BluetoothだけでなくmicroSDカードやAUXモードにも対応しています。
一度の充電で約15時間の連続再生が可能で、同程度のサイズのスピーカーに比べて2倍以上の時間再生が可能です。
Anker SoundCore ポータブル Bluetooth4.0 スピーカー
出典: Amazon.co.jp
Amazonランキング大賞2016オーディオ機器、デジタルオーディオ用スピーカー部門で1位を獲得した商品です。デュアルドライバーと特許取得のらせん状バスポートによる、高音質ステレオが特徴です。音のゆがみを1%未満に抑えて、その場で演奏されたような透き通った音が再現できます。全てのBluetooth機器に対応しており、約20m以内のスマートフォンやタブレットに接続可能です。
Willnorn SoundPlus ポータブル Bluetooth スピーカー
出典: Amazon.co.jp
ポケットに入り込むポートブルサイズで、どこでも音楽を楽しめるお風呂用スピーカーです。IPX5防水機能があり、アウトドアでも使用できます。
また、内臓マイクで電話にでることも可能です。
大容量のバッテリーを搭載しており、先端の省電力技術によって従来のバージョンに比べて大幅に省電力化されています。一度のフル充電で約24時間連続再生が可能です。
ELEGIANT SoundBar Speaker ステレオスピーカー
出典: Amazon.co.jp
黒とシルバーを基調にした、スリムでコンパクトなデザインのお風呂用スピーカーです。
パソコンやテレビとも相性がよく、デザイン性に優れています。
本体を斜めに設計することにより、机に音が反射して乱れるバウンダリー現象を防止します。
わずか4オメガのインピーダンスと最大6Wの大出力で、クリアな高音域から豊かな中低音域まで再現できます。
JBL FLIP3 Bluetoothスピーカー
出典: Amazon.co.jp
JBLのスプラッシュプルーフ(IPX5防水機能対応)Bluetoothスピーカーです。
クリアな中高域に加えて低温の厚みを増強させるパッシブラジエーターを搭載しています。ジャバジャバと水洗いも可能なので、バーベキューや海水浴などのアウトドア、キッチンや浴室など、屋内外問わず迫力のあるJBLサウンドを楽しみたいという人におすすめの商品です。
Youkiking スピーカー
出典: Amazon.co.jp
Bluetoothモード、FMモード、有線モード、TFカードモードの4種のモードに対応した多機能スピーカーです。IPX4防水規格で、水はねが心配な場所や多湿環境でも対応できます。また、マイクを搭載しているため、電話を受けることも可能です。
受信距離は10mとやや短いものの、浴槽で使いやすいコンパクトな吸盤式となっており、家中どこでも気軽に音楽を楽しみたいという人におすすめの商品です。
Nubwo Compact Bluetooth Speaker
出典: Amazon.co.jp
コンパクトでスタイリッシュなBluetoothスピーカーです。小さくて軽量サイズのスピーカーなので持ち運びに便利で、キッチンや浴室、キャンプやプールなど屋内外の様々な音楽活動に使うことができます。
また、コンパクトながら大容量のバッテリーを内蔵しており、約5時間の連続再生が可能です。ほのかに光るブルーライトも雰囲気を引き立てます。
まとめ
スマートフォンやタブレットに保存した音楽をいつでも気軽に聞くためには、防塵機能と防水機能をしっかりしたスピーカーを選ぶことが大切です。防塵機能と防水機能にはそれぞれランクがあり、数字が増えるほど防塵機能も防水機能もアップします。
しかし、防塵機能や防水機能が高いからと言って、水没では絶対に壊れないというわけではありません。
例えば水温は5℃から35℃までを想定しているため、沸かしたお風呂につけると壊れる危険があります。また、真水を想定しているので、ジュースや海水などがかかった場合も危険です。さらに、汚れたからと言って石鹸などで洗うのもNGです。
お風呂用スピーカーも防塵機能や防水機能を過信し過ぎずに、うっかり水の中に落としてしまった場合や水がかかってしまった場合も安心という程度に考えて使うようにしましょう。