おうちでこだわりたい方へ。ドリップポットおすすめ15選!

ハンドドリップで淹れるコーヒーを飲むことの楽しさに気が付いてから、コーヒー関連の道具の面白さや違いにも注目するようになりました。コーヒーをおいしく淹れるためにはある程度、道具の持つ力もやはり重要だなと思うようになりました。

ミル、ドリッパーと順調に揃えてこられた方に、次にご準備頂たい道具は「ドリップポット」です。なぜ、「やかん」じゃダメなのか?

やかんだと、やはりお湯がドッと勢いよく出てしまってお湯の量をコントロールしにくいのです。ハンドドリップは、やることはシンプルなのですが、お湯を注ぐところだけ、ちょっとだけ難しい。

フィルター中央部に円(のの字)を描くように、または中心を狙って長くお湯を注ぐには、一定の湯量をコントロールしてお湯を注ぐことのできる道具、ドリップポットを使うのがベストです。

というわけで、やはりハンドドリップには欠かせないドリップポット。安定して、一定のお湯を細~く注ぐことのできるドリップポットに出会えたら、毎日のコーヒータイムがより一層楽しくなります。

 

選び方

 

注ぎ口の形状

  • 細口

初心者にはやはり安定の細口タイプがお勧めです。細く長くお湯を入れるには最適です。私のお勧めは細口か細長口です。

  • 細長口

細口タイプより水切れが良いそうです。細口タイプをわざわざペンチなどで細長口に改良される方もいるとか。

  • ペリカン口(鶴口タイプ)

一見すると注ぎ口が大きく見えて扱いにくそうなのですが、コーヒーの淹れ方に熟練してくると、使いやすいタイプがペリカン口タイプなのだそう。

ポットの傾け方によってお湯を多く出したり、ポツポツと点滴のように垂らしたりとお湯の落ち方を変えやすく、コーヒーの味を濃くも薄くも変化をさせることができます。

でも、コントロールが難しいのでハンドドリップ等に慣れている方に◎。

 

ポットの容量

コーヒーは一杯が約130cc~150ccと考えています。

  • 700cc以下の小さいサイズ

1~2杯分のコーヒーを淹れるのに適していると思います。

  • 900cc以上の大きいサイズ

3杯以上のコーヒーを淹れるのに適していると考えます。

また、ポット自体の重みもコントロールのしやすさ、しにくさを左右させてしまいますので、できればやはり実物を見たり、触ったり持ったりすることが重要です。

他の物については大は小を兼ねると言えますが、ドリップポットはコーヒーを抽出するための道具なので湯を入れたときに(ポットが)重いと特に初心者や女性は湯量をコントロールしにくくなってしまうと思います。

何人分のコーヒーを淹れることが一番多いかで選ぶと良いと思います。

 

注ぎ口の位置

注ぎ口がある高さも大切です。 注ぎ口の位置が高いものを選んだ方が、お湯を安定して最後まで細く入れやすいのでお勧めです。お湯の勢いが強くなりすぎないことが大事です。

 

ハンドル部分の持ちやすさ・蓋の外れやすさ

ハンドルが握りやすいか、熱い本体に触れることなく使用できるかというところもスムーズに使用できるか、安全に使えるかというところに関係してきますので大事なところです。

また、ハンドルや蓋の持ち手が構造上熱くなることが分かっているものの場合はミトンや布巾などでカバーして、火傷をしないように、ご使用ください。

ドリップポットによっては蓋が外れやすいものもありますので、その辺りも使いやすさに関わってくるところかなと思います。

 

素材

ドリップポットの材質には大きく分けて三つあると思います。ステンレス、ホーロー、銅製のものです。基本的にはお好みの素材を選ぶので全く問題なく、気に入ったものを購入すると長く使いたくなるかと思います。

なお、IH対応タイプ、非対応タイプがそれぞれあるので、IHをお使いの場合は注意が必要です。同じく、食洗器が使えるもの、使えないものがありますのでご購入の際には注意が必要です。

 

ステンレス

ステンレス製は、サビが出にくくて頑丈なものが多い印象を受けています。丸洗いもしやすく、メンテナンスも容易だと思います。熱伝導が良くて、お湯が沸きやすいのもポイントです。私が家で使っているものはステンレス製です。

ステンレス製のものは注ぎ口やハンドルの形状についても、いろいろなタイプが出ているので、使い勝手の点でお好みのものが選びやすい材質と言えるかと思います。

基本的に、私のお勧めはステンレス製のものです。

 

ホーロー製

質感の柔らかなホーロー製も人気があります。取っ手部分もホーロー製のものが多いので使うときには鍋掴みなどが必要になることもあります。

(なお、ホーロー(=琺瑯)とは鉄などの金属にガラス質のうわぐすり(釉)をかけて焼きつけたもののことです)

毎日はドリップコーヒーをしないけれど、コーヒーグッズを見ているのが幸せという方にはインテリアとしても楽しめる素材かと思います。色も様々なものがでているので、選ぶ楽しさもありますね。

どこかに強く当てたり、ぶつけたりすると欠けてしまい、そこから錆びてくる可能性があります。

また、内側にテフロン加工などの加工がされているかも要確認です。使用しやすいように工夫がしっかりされているものを選んだ方が良さそうです。熱伝導はステンレスよりは悪いのですが、保温性はステンレス製のものより高いようです。

 

銅製

銅製のものはお湯が沸きやすく、冷めにくい性質があります。また、温かみのある銅の色がキッチンに彩りを添えてくれそうですね。

ただし、毎日使って、きちんとお手入れしないと銅のものはすぐに色が変色していきます。(銅製の鍋、愛用していますが変色させてしまいました)

内側にはメッキ加工が施されているものが多いかと思います。(メッキ加工されているとお手入れが容易になり使いやすいです)高価ですが、コーヒーにハマってくるとなぜか使いたくなる材質です。

 

電気ポット

ドリップポットとして使える形状の

私が最近、大注目しているのが、ドリップポットとして使える電気ポットです。湯温も細かく設定した上に保温もでき、望んだ時にすぐ、ささっとハンドドリップができるなんて最高だなと思います。

 

to buy オフィシャルインフルエンサーおすすめのドリップポットをご紹介!

我が家が1番愛用しているドリップポットはコレ。
カリタの銅ポットです。
使い込む事で見た目がよりレトロな印象に。独特な形状と細い注ぎ口は美味しいコーヒーを淹れる事ができます。銅製なので熱伝導率も高く、とにかく美味しい珈琲に拘る方にはお勧めのポットです。☕️

#ほっこりおうちカフェグッズ

 

【1〜3杯向け】ドリップポットおすすめランキングTOP6

1〜3杯向けの900ml以下のドリップポットのお勧めをご紹介します。

 

(番外編) グローカルスタンダードプロダクツ ツバメラタン ドリップポット

出典: 楽天市場

グローカルスタンダードプロダクツ ツバメラタン ドリップポット

直火禁止&蓋なしという潔さ!

注ぎ口は極細口になっていて、湯切れも良いようにカットしてあります。ハンドル部分に籐が巻き付けてあり、温かみがあります。

インテリアや造形美に惹かれる方にお勧めのポット。直火・IHともに不可。※お湯を別で沸かしてから、こちらのポットに入れ直して使うタイプです。

500mlが適正量という本当に小さいサイズ。小さなツバメマークを見るとなんだか心が癒されます。

 

6位 ハイマウント ミニドリップポット

出典: 楽天市場

ハイマウント ミニドリップポット

アウトドアでも味にこだわりたい人向け

アウトドアでも、細い湯量を維持して味にこだわったコーヒーを淹れたいという人に、わずか200グラムで持っていけるハイマウントのミニドリップポットはいかがでしょうか。

300ml(実質200~250mlくらいの一杯分仕様)という小さいサイズなのでソロキャン向きです。持ち手が熱くなるので注意が必要です。蓋はロックできて便利そう。

このハイマウントミニドリップポットを使っている人を見かけたら、こだわっているな~と感心しますね。

 

5位 ハリオ 電気ケトル ヴォーノ

湯温管理もバッチリ!

ハンドドリップで淹れるコーヒーも毎日となると、だんだん面倒くさがりの私は電気ポットでお湯を沸かしてから、ドリップポットにお湯を移して、という使い方も増えてきました。

そんな私が今気になっているのが電気ポットで、そのままドリップポットとしても使える電気ポットです。ケトル本体についても1位でお勧めしたV60シリーズ「ヴォーノ」の形状をそのまま継承しているところもかなり好印象です。

空焚き防止機能、10分以上無操作だと電源が切れるオートオフ機能も搭載されていて、老親にも贈りたくなる製品です。お値段が高めなのだけがネックです。

 

4位 カリタ コーヒーポット

我が家で育てる銅のポット。

お湯が沸きやすく、そして冷めにくい銅製のポット。そして銅の何とも言えない優しい色合いが気持ちまでホッとさせてくれるドリップポット。

使い続けるうちに色合いが変わり、「我が家の」色になっていくのも楽しい道具ですね。持ち手が熱くなるので注意が必要です。ガス火専用。

 

3位 カリタ 細口ポット

シンプルイズビューティフル!

ステンレスの機能美が楽しめ、喫茶店でプロもよく使用されているというカリタ細口ポット。0.7L・1.2L・1.6Lのサイズ展開があります。

注ぎ口は細長口タイプで、湯切れも抜群そうです。また、蓋がはずれにくい構造が採用されています。

湯量をコントロールしやすく、のの字も描きやすそう。素人からプロまで納得のいく使用感の得られるドリップポットです。直火で使う場合は蓋や取っ手が熱くなるので注意が必要です。ガス火専用。

 

2位 タカヒロ コーヒードリップポット

一度は使ってみたい憧れのタカヒロ。

タカヒロのコーヒードリップポットには0.5L・0.9L・1.5Lのサイズ展開があります。とにかく細い湯を安定して注ぎたいという目的で使う場合にはこれ以上ないほどの安定性があるドリップポットのようです。

さまざまな注ぎ方をしたい場合には向きませんが、造形の美しさも楽しめる逸品だと思います。私も使いたい製品です。初心者から上級者まで楽しめるコーヒポッド。お値段は少し高めです。

直火・一部を除き電磁調理器使用可能。注ぎ口の一工夫が玄人はだしの名品。

 

1位 ハリオ V60 ドリップケトル・ヴォーノ

出典: 楽天市場

ハリオ V60 ドリップケトル・ヴォーノ

迷ったら王道のハリオ!

0.5L・0.6L・0.8Lのサイズ展開があります。注ぎやすい細口タイプ。一定量の細めの湯量のコントロールが簡単で、初心者には最適のドリップポットかと思います。ハンドル部分も波打ったデザインになっていて握りやすそうです。

ハリオについてはコーヒードリッパーもお勧めなので、ポットと併せてハリオ色に染まるのも大いにアリです。ガス・IHともに使用可能です。

 

【3杯以上向け】ドリップポットおすすめランキングTOP8

3杯以上向けの900ml以上のドリップポットのお勧めをご紹介します。

 

8位 ラッセルホブス 電気ケトル

2017年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞製品!

こちらも電気ポットタイプですが、そのままドリップポットとして使える製品。カップ1杯分(130ml)なら1分で沸騰するという使い勝手の良さが魅力的。

そして1万円しない価格なので、電気ポットタイプの中では購入しやすいのも、ありがたいです。注ぎ口が若干太目なので、神経質に味にこだわる方は避けた方が無難かもしれません。

 

7位 bonaVITA 電気ケトル

出典: Amazon.co.jp

bonaVITA (ボナヴィータ)電気ケトル
ブランド
カテゴリ

日本でだけは無名な有名ブランド、ボナヴィータ。

やはり気になる電気ポットがそのままドリップポットとしても使えるタイプ。60〜100℃まで1℃単位で自由に温度設定ができるこちらのボナヴィータもとても気になります。

bonaVITA社は、サードウェーブコーヒー発祥の地シアトル生まれ。細口グースネックやハンドルの設計にもこだわって作られていて、プロの愛用者も多いそうです。

 

6位 カリタ コーヒー達人・ペリカン

ホーロー製で、やっぱり気になるコーヒー達人。

注ぎ口に特徴があるペリカン口タイプ。細く~太くまで幅広い湯量を出すことができるのです。ただし、若干の練習は必要かもしれません。

また、直火で使うと取っ手などが熱くなるので注意が必要です。蓋が若干外れやすいので、それについても少し注意が必要。

見た目にも個性があり、愛着が湧くこと間違いなし。また、2000円台で購入できる気軽さも良いと思います。慣れると点滴ドロップもできるようになるそうです。ガス火専用。

 

5位 貝印 ドリップ ケトル  グラシャス

笛吹きタイプなのが唯一無二。

ドリップポットとして使えるもので、笛吹きタイプのものを他に見たことがありません。朝、バタバタしているなかでお湯を噴きこぼすこと多数な家族がいる我が家にも良さそう。

しかも、お湯が沸いたという合図である笛の音量を調節できる機能までついています。ガス・IHともに使用可能です。

 

4位 カリタ ウェーブポット

出典: Amazon.co.jp

カリタ(Kalita) ウェーブポット
ブランド
カテゴリ

取っ手が木製で、素敵なアクセント。

カリタのウェーブドリッパーを愛用している人は、特にこのドリップポットを見ると、やはりその「ナミナミ」具合に惹かれてしまうかもしれませんね。

ハンドルや蓋の一部が木製なので熱くなりにくく、使い勝手が良さそうなのも魅力的です。注ぎ口も工夫されていて、細いお湯が出しやすそうです。直火・100V専用の電磁調理器で使用可能。

 

3位 メリタ ステンレスケトル

大人っぽいシンプルさ!

お湯が注ぎやすく、デザインがシンプルで、初心者からプロまで満足のいくドリップポットです。取っ手や蓋も使いやすく、しかも外に出していても様になるおしゃれ感があるのがポイントです。

ガス火・100V電磁調理器使用可。

 

2位 和平フレイズ カンパーナ コーヒーポット

リーズナブルで手に取りやすい。

コスパの良さに驚きを覚える和平フレイズのカンパーナコーヒーポット。なんと1000円台で買うことができます。持ちやすく、洗いやすく、使い勝手が良いです。我が家はこのコーヒーポットを採用しています。

1リットルサイズなので一応3杯以上向きにランクインさせましたが、とても小さいポットなので一人暮らしの方にもお勧めします。

ハンドル部分が持ちやすく、安定してお湯を注ぎやすいです。朝飲む用と会社に持って行くコーヒーの分量を同時に淹れられ便利です。コーヒー初心者の頃に購入しました。ガス・IHともに使用可能です。

我が家ではこちらのドリップポットにパール金属 C-9128 ベジクラ 変身ドリップケトルをさらにつけてお湯がコントロールしやすいように工夫しています。

 

1位 月兎印 スリムポット

楽しさもドリップの内!

3杯以上のコーヒーを淹れるときのほとんどはお客様の前でコーヒーをお淹れすると思うのですが、そういうときには淹れやすさという機能性とともに、目でも雰囲気を楽しむことができるというのもドリップポット選びの基準にしても良いのではないかと思います。

月兎印 スリムポットは日本製で丁寧に作られているとのこと。ホーロー製で、様々なカラーバリエーションからお好みのものを選ぶ楽しさも良いですね。ガス火専用。

 

ドリップポットの売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、ドリップポットの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング

 

ドリップポットでコーヒーの腕前アップ!

道具次第で、意外と簡単にコーヒーをおいしく淹れることのできる力が身についてしまう事に、この記事をお読みいただいた方は気が付いていただけたかと思います。

1000円台からしっかりと良い製品がありますし、もう少し予算があれば、永く愛用できる製品もたくさんあることをちゃんとお伝えできていれば幸いです!

お気に入りのドリップポットで、一人のときも、ご家族やご友人と過ごすときにも豊かなコーヒータイムが楽しめたら、人生にまた一つ素晴らしい彩りが加わるかと思います。ぜひお気に入りの逸品を見つけて、楽しい時間をお過ごしください。

 

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記事内で紹介されている商品

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