ノートは中身が書ければ良い…とは思うものの、自宅以外で使う際は見た目が気になることもあります。たかがノート、誰も彼もが注目しているわけではないのですが、喫茶店やファミレスなどで広げる時、つい周囲のお客さんや店員さんの目を気にして、コソコソと隠して使いたくなることも。
そんな時にノートカバーの存在を知りました。ブックカバーのような形で使えますし、中のノートがどんな柄であっても隠してくれます。キャラクターグッズとして販売しているノートなど、好きだけどちょっと恥ずかしいかも、なんて時にもおすすめです。
目次
ノートカバーって?
ノートカバーは、文字通りノートを覆うためのもの。ノート紙製品であるノートは水や太陽光など弱点も多いので、その保護にも繋がります。また私のように、ノート自体を見られたくない人の目隠用で使われることもありますが、ほかにも使う上で便利な特徴を備えています。
カラーや柄はバリエーション豊富
ノート自体も、最近はお洒落なデザインが多いですが、それでも限界はあります。特に勉強や仕事用となれば、機能性重視でシンプルなものを使わなくてはいけないこともあるでしょう。
しかしノートカバーなら、先生や上司に提出する時には取り外せます。自分が利用している時はどんなに派手なカラーや模様が付いていても問題ありません。ついついカラーペンなどで可愛くデコりたくなる、そんな人にもおすすめです。
いつでも開きやすい栞付き
ノートカバーには栞もしくは栞紐がついていることが多く、筆記を中断しているページに挟むことができます。次は栞のページから書き出すことができるので、逐一ページを探る手間を省けますよ。
リングノートにも対応
ノートは綴じ方にも色々ありますが、ノートカバーの場合リングノート用が存在するのも嬉しいところ。リングノートは360度折り曲げて使えるのが魅力ですが、カバーをするとできないことも多いです。
しかし専用のノートカバーを使えば、カバーをしたまま折り返して見られます。リングノートはもちろん、ルーズリーフをリングのバインダーで留めている人にもおすすめ。
ノートカバーにデメリットはある?
必ずしも良いところばかりではありません。ノートカバーにも使う上でのデメリットはあるので、自分にとって苦にならないか、対策は容易かを理解しておきましょう。
中身の確認が手間
ブックカバーなどにも言えることですが、完全に覆ってしまう以上、開かなければ中身の確認ができない点はデメリットでしょう。開くぐらいサッとできると考える方もいるかもしれませんが、急いでいる時は表紙など外見だけで判別できたほうが便利。
普段からカバーを外しておき、外出時のみつける方法もありですが、上記の急いでいる時を条件とする環境では、装着自体が面倒になることも。ゆえに対策としては、シールなどで何のノートなのかを記しておく、などが求められます。
汚れたらメンテナンスを
ノートを守るのがカバーの役目ですが、カバー自体は汚れに強いとは限りません。うっかり飲み物をこぼしたり、ペンのインクを付けてしまうこともあるでしょう。
その際放置してしまうと、ノート以上に見た目が汚いカバーに成り果ててしまいます。安価なカバーであれば買い換えるのも手ですが、後述の通り、なかなかに高級な商品も多いので、取り扱いには注意しましょう。もっとも値段が高ければ、その分大事に扱うので、自然と慎重さが身につくメリットもあるかもしれません。
ノートカバーの種類について
ノートカバーは色や柄以外にも、様々な違いがあります。
素材もバリエーション豊富
ノートカバーは使われている素材も様々です。ノートと同じ紙製品のものもあれば、革など本格的な商品もあります。本革だと値段も高いので、見た目重視であれば合成革皮などにするのもおすすめ。
革やビニールなどならば、ちょっとした防水効果も期待でき、雨天時や水のある所に持参しても安心できます。
ポケットやペンホルダーで荷物をコンパクトに
ノートカバーの中には、ノートを覆うだけでなく、小さなポケットやペンホルダーと言った収納が備わっている商品もあります。
ポケットは小さなメモや付箋、定規などを入れるのにおすすめ。ノートで家計簿を使っている方が、レシートやポイントカードを入れるのに使うことも。やや大きなサイズになってしまいますが、スマホやタブレットを同時収納できるカバーもあるほどです。
またペンが1本だけで十分ならば、ホルダーに挟んで持ち運べぶことで、ペンケースを不要に。荷物を軽くする効果も得られます。
ノートカバーの選び方について
ここまでの特徴と合わせて、ノートカバー選びに欠かせないポイントをご紹介します。
ノートの大きさや厚みは要チェック
当然ですが、カバーで覆うノートのサイズはきちんと確認しましょう。大は小を兼ねるとは言え、カバーに比べてノートがあまりにも小さいと不格好ですよね。ノートの方が大きくなってしまうのも無論NG。
また意外と見落としがちなのがノートの厚みです。カバーは背表紙の幅も含めた長さが必要なので、ノートの縦横だけ計測すると、カバー時に足りなくなってしまいます。
私も希に大容量タイプと言うか、普通のノートより厚めの商品を買うことがあるので、1番気をつけています。カバーの中には厚み調節が可能なタイプもありますが、そうでないなら忘れずに測ってくださいね。
ベルトやジッパーで閉じられる
安易に中身を見られたくない、バラバラと広がってしまうのが嫌という人は、きちんと閉じられる機能をつけるのもおすすめ。システム手帳などにあるようなベルトタイプはもちろん、全体にジッパーが施されている商品もあります。
1つで2冊カバーするのもあり
ノートカバーの中には、2冊分の厚さに対応している商品も存在。例えば継続して行っている勉強用のノートで、以前に学んだことが今後の勉強内容にも関わるとしたら、携行は必須ですよね。
ノートごとに別々のカバーを用意しても良いですが、ほかにもいくつかノートを持っているとしたらぱっと見判別が難しくなります。ゆえに同じカバーの中でセットにした方が、すぐに確認しやすいです。
実際に使ってみて良かったノートカバー2選
もしノートカバー選びに迷ったら、以下を参考にしてみてください。私が特におすすめしたい2アイテムです。
ミドリ MDノートカバー
出典: Amazon.co.jp
最初はミドリのノートカバー。A5サイズに文庫、新書と、小型向けのカバーです。手帳カバーや本当にブックカバーとして使うのもアリ。同ブランドのノート以外にも使えます。
デザインは単色でシンプルですが、赤やオレンジなど種類は多いです。柄などはないため、学校や仕事場にも持ち込みやすいでしょう。
コクヨ ノートカバーシステミック
出典: Amazon.co.jp
もう1つはコクヨのノートカバー。合皮レザーでちょっと高めですが、リッチ、デキる人という印象を与えてくれます。カラーも黒や茶色、紺にグレーと大人っぽいラインナップで、ビジネス用としてもおすすめです。
A5であればリングノートも覆うことができますが、最初から枚数にして50枚、ノートが付属しているのもポイント。ポケットもたくさんついているので、システム手帳なみに活躍してくれますよ。
ノートは左右のポケットを別個に使うことで、2冊同時にカバーすることもできます。
気になるノートカバーランキング利用者別3選!
まだまだあるノートカバー、ここでは利用者ごとに適したものをピックアップしました。もちろん好きなデザイン、機能のある商品であれば、利用者に該当しなくてもOKです。
【ビジネスマン編】
1位:Ohuhu オーガナイザーフォルダー
出典: Amazon.co.jp
ビジネスマン向けは男性的、公の場でも安心なデザインを中心にピックアップ。まずはオーガナイザーフォルダーです。フォルダの名前もそうですが、ノートカバーというよりも多機能ファイルと言った印象を与える商品。
素材は高級PUレザーで、中を開くとノート用のポケットだけでなく、ペンホルダーやカード入れもあり、大きいポケットにはスマホやタブレットを収納することも可能です。サイズはA4なので、書類を保管するにもおすすめ。
2位:BBX ビジネス多機能ノート
出典: Amazon.co.jp
2位もノートカバーというより、多機能ファイル型ですね。サイズはA4。1位と同じく、スマホやタブレットすら収納できる大きなポケットがついています。ポケットはペンホルダーやカード入れのような挟むタイプだけでなく、ファスナー付きもあり。小銭を入れることも可能ですから、出勤はこれ1つでも十分かもしれないですね。
素材は上質レザー。ノートカバー部分には、既にメモ帳が入っているため、これだけでも使い始めることができます。
3位:Amytalk 高級PUレザーバインダー
出典: Amazon.co.jp
3位も多機能型。A4サイズで、高級PUレザーを使っているのは1位と同じ。ペンホルダーとカードポケットなど、書類の整理がしやすいです。
ただノートはバインダーで留めることになるため、ページをめくる際にその都度バインダーから外す必要があります。ノートはあまり使わない、書類主体の人向けです。
【女性編】
1位:コレクト ノートカバー
出典: Amazon.co.jp
女性編はビジネス編に比べて機能面では落ちるかもしれませんが、カラーデザインに幅のあるものを優先しました。まずはコレクトのノートカバー。合成皮革が素材なので、大人っぽいイメージがありますね。
サイズはA4で、オレンジやライトグリーンなど、革製品には珍しく明るいカラーも揃っています。茶色や黒はなんだか辛気臭いという方にもぴったり。
ブックマークやカードポケット、ペンホルダーが備わっているので、日記や家計簿などとしても使いやすいです。
2位:キングジム ノートカバー
出典: Amazon.co.jp
2位は磁石での開閉が特徴な商品。縁にマグネットバーがついていて、使わない時はきちんと閉じてくれます。女性のカバンは男性のビジネスバッグに比べて形が固定されていないことも多いので、手帳などが中でばらけてしまうという人におすすめ。
サイズはA5タテ型で、素材はポリエステルということもあり、値段が安いのも魅力。カラーは黒、赤、緑、ネイビーの4色です。
3位:レガーレ ノートカバー
出典: Amazon.co.jp
最後はレガーレの本革ノートカバー。A5サイズでカラーは8色と豊富。アイボリーやスカイブルーなど、明るく女性らしいカラーもあります。値段は高いですが栞紐が2本ついているので、2箇所までブックマークができる利便性も○。
中にはペンホルダーとカードポケットが2箇所あるので、お店のポイントカードを入れたり、名刺入れとして使うのもおすすめです。
【大学生編】
1位:コクヨ キャンパスカバーノート
出典: Amazon.co.jp
大学生編は、女性向けと同じくデザインを重視しつつも勉強向けと感じた商品を採り上げました。最初はコクヨのキャンパスシリーズ用のノートカバー。6号サイズ、30枚のノートであれば、キャンパス以外でも使えます。
クリアファイルとノートカバーが一体になって商品で、プリント収容ポケットが2箇所についています。課題などのプリントをノートと一緒に保管できますから、忘れ物防止にも役立ちますよ。色はブルー、イエロー、ピンク、グリーンの4色をクリアカラーで。
2位:キングジム ノートカバー
出典: Amazon.co.jp
続いては2冊同時収納ができるキングジムのノートカバーです。A5サイズなのでプリント管理は難しいですが、教科単位でノートを管理するのに便利。栞紐が2本ついているので、1冊のノートで2箇所に挟んでおくなんて使い方も可能です。
カラーもオレンジ、緑、青、ライトグレーと鮮やかで、フレッシュな印象を与えてくれます。一応書類ポケットもついているので、折っても問題ないならA4以上の大きさでも管理可能です。
3位:プラス メモ帳ノートカバーカ.クリエ
出典: Amazon.co.jp
3つ目はA4…の3分の1サイズのノートカバー。同ブランドの3分の1ノートの管理に適しています。最大の特徴は透明であること。半透明タイプもありますが、見た目よりもあくまで保護を目的とする方におすすめです。
縦の長さはA4そのままなので、プリントは折りたたんで管理することが可能。塩化ビニル樹脂を使っているので、防水効果も期待できます。サークル活動など、水濡れが不安な時に役立ちますね。
まとめ
ノートカバー、いかがでしたか?ノートだけだとどこか味気ない、勉強に身が入らないと思っているなら、カバーでモチベーションアップに繋げるのも1つの方法。
機能も活用して、アナログ商品にも利便性があること、ぜひ実感してみてください。