キャンプ用ケトルとはキャンプなどのアウトドアで使う水を沸かすための道具=「やかん」のことです。この道具(意外と?)あると何かと便利に使えます。確かに、お鍋で代用という手段もあるのですが、鍋(クッカー)は料理に炊飯にフル活用していると、なかなか水を沸かしている余裕がないことも多いのです。
特にコーヒー党でコーヒーを飲みたい方やお茶を飲むのが好きな方には、良き相棒になってくれます。また、夜寒い時の湯たんぽづくりにも大活躍。我が家でもキャンプ用ケトルをフル活用しています。
たき火で使えるタイプのものやバーナー(キャンプ用の熱源)で使えるタイプのものなど、いろいろありますので用途に応じて選ぶことができます。一つあると、またキャンプの楽しさが広がっていきますので、ぜひ今回の記事をチェックしていただいて、良い製品が見つかる手助けにすれば嬉しいです。
目次
楽に水を沸かせる!キャンプ用ケトル
我が家では、特に朝ごはんでコーヒーを淹れる時と、春や秋の寒い夜中に密封できるプラスチック製のボトルにお湯を入れて湯たんぽとして使う場合に水を沸かすことが多いです。また、日本酒を熱燗にするときの湯煎に使ったり、焼酎のお湯割りなどにも使え、お酒好きの方にもキャンプ用ケトルはあると楽しさの選択肢が広がるのでお勧めのアイテムです。
普通のクッカーよりも構造上水が沸きやすいことが多いので、短時間で水を沸かすことができ、さっとカップ麺やインスタント食品を食べたい時の相棒としても便利です。寒い時にはさっと温かいものが食べられることも体を冷やさないための習得したい技術かと思います。
鍋で代用することもできるのですが(キャンプ中って、鍋はたいてい調理した後のお料理で満杯になっていることが多いので)キャンプ用ケトルは、あると役立つ嬉しい道具という感じです!
キャンプ用ケトルの選び方
キャンプ用ケトルには、主に「やかんタイプ」「縦長タイプ」「寸胴タイプ」の3種類があります。簡単にご説明したいと思います。
やかんタイプ
バーナーなどで使うことを前提として作られている、ふつうのやかんの形をしたタイプです。火のあたる円の部分が広く作られているので沸かす時間が短く済みます。軽量のものも多く、収納性もそこそこ高いです。水を少量素早く沸かしたい方に良い道具だと思います。コスパの良い製品が多いです。
いろいろな素材で作られていますが、アルミなどの軽量なものが多い印象です。ソロキャンパーさんにも良さそうですね。
縦長タイプ
たき火などで吊るせる大きなサイズに多いのが縦長タイプです。我が家で持っているものはオールステンレスの造りになっていて、たき火で使うと色は黒こげにはなりますが、「使い込んでいくうちに飴色など色が変わっていくことも、楽しさの一つだよ」とキャンプの達人に言われたことがあります。ステンレス製のほかに銅製のものやホーロー製のものなどがあります。
大きなサイズのものが多く、その分水をたくさん沸かすことができるメリットがあります。どちらかというとグループキャンプをしたい方やファミリーキャンプをしたい方に向いているかと思います。
側面に持ち手(ハンドル)が付いているものが多いのですが、金属製のものは熱くなりますので、グローブなどで火傷をしないように取り扱ってください。
寸胴タイプ
鍋(クッカー)としても使えて、やかんとしても使えるというマルチタイプです。ジャガイモをゆでたり、お湯を沸かしてから、レトルトの食材を温めたりと便利に使えます。
クッカーとしても使える形ということで、中にガス缶やバーナーをしまっておくなどすることもできてスタッキングが容易です。荷物をあまり持っていきたくないソロキャンパーさんにもよさそうですね。
きれいなままの見た目で使いたいという方以外でしたら、オール金属製であれば、たき火での使用も可能です。
おすすめキャンプ用ケトルTOP7
番外編 スノーピーク(snow peak) フィールドバリスタ ケトル CS-115
出典: Amazon.co.jp
サイズ: 230×130×190(h)mm
重量:600g
コーヒーにこだわりたいスノーピーク好きの人向け!
ランクインさせるか最後まで迷ったのですが、お値段が11,800円(税別)とコスパの面で厳しいところがあり、番外編としてご紹介したいのがスノーピーク(snow peak) フィールドバリスタ ケトル CS-115です。スノーピークブランドでは現在3種類のキャンプ用ケトルを販売していて、そのうちのこれは特にコーヒーを淹れることに主眼を置いて作られた製品ということです。
造形も可愛らしくて、蓋が木製など、私の試してみたいスイッチを押してくる素敵な製品です。でもお値段のせいでなかなかお試しできていませんが…。なお、たき火などの直火でも使えるそうです。いつか使ってみたいです。やかんタイプの製品です。
第7位 コールマン パッカアウェイケトル 0.6L
出典: Amazon.co.jp
サイズ:約15×13×8(h)cm
重量:約150g
持っていて楽しい気持ちになるデザイン!
ハンドル部分の赤色がキュートなやかんタイプのケトルです。600mlというサイズですが、沸騰するときの吹きこぼれを考えた場合は500mlほどの使用量と考えたほうがよさそうです。
蓋が落ちにくい構造となっているのも好印象です。アルミニウム製なので軽く、熱伝導性が良いため、お湯も沸きやすいというのも良いですね。軽いのでソロキャンにも持っていきやすそうです。メッシュポーチが付属します。やかんタイプの製品です。
第6位 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンピングケットルクッカー 900ml
出典: Amazon.co.jp
ブランド | |
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カテゴリ |
サイズ:外径125×高さ80mm (本体のみ)
重量:270g
片手鍋としても使えるマルチタイプ!
形が面白いキャプテンスタッグのキャンピングケットルクッカー。寸胴型タイプです。チタン製とステンレス製の二種類があります。
持ち手の付け方で、片手鍋としても使えるのが魅力的だなと思います。やかんとして使う場合には、取っ手部分が熱くなると思いますので、火傷に注意してグローブなどを使って使用する必要があるかもしれません。
900mlサイズのほかに1.3Lのタイプもあります。寸胴タイプの製品です。
第5位 ユニフレーム (UNIFLAME) 山ケトル
出典: Amazon.co.jp
サイズ:使用時:直径14.6×深さ6.4cm、収納時:直径14.7×高さ7.1cm
重量:158g
たき火でも使えちゃうやかんタイプ
取っ手部分がステンレス、本体がアルミニウム製ということで、たき火でも使えるということと、湯切れが良くてお湯を注ぐときに垂れにくいという話をよく聞き、私も使ってみたいと思っているケトルです。
山ケトルというネーミングもグーです。軽いので本当に山に連れて行きたくなるケトルですね。やかんタイプの製品です。
第4位 ベルモント チタンドリッパー&クッカーセット
サイズ[クッカー]:外径Φ106(内径Φ96)×103mm
重量[クッカー]:約285g
山でコーヒーとインスタント麺が食べたいならコレ一択!
山で飲むコーヒーは最高。でもコーヒーを飲みたいときの道具が重い…。でも飲みたい。そういう人に最高の道具としておすすめできるのが、こちらのベルモント チタンドリッパー&クッカーセットです。
細かくお湯が注げる注ぎ口になっているということでコーヒー好きにはたまらないアイテムです。贈り物にしても喜ばれそうです。
組み立て式のドリッパーとダブルウォールマグカップに、クッカーが付いているコーヒーセットなのですが、きれいにスタッキングできるうえにチタン製なので軽く、またマグカップもダブルウォール(二重構造)になっているなど至れり尽くせり。私も欲しいです。
チタン製なのでご飯を炊くと焦げ付きそうという不安がありますが、お湯を沸かしてインスタント麺を作るのには、全く問題なく使えると思います。円錐形のコーヒーフィルターを使ってくださいとのことです。寸胴タイプの製品です。
第3位 スノーピーク(snow peak) ケトルNo1
出典: Amazon.co.jp
サイズ:直径120×80mm
重量:-
どの熱源でも使えます!
安心のスノーピーク製なのにコスパも良く手に入れやすいのが嬉しくて、我が家でも使っています。調理にも使える寸胴型タイプです。折り畳めるハンドルもしっかりとついているので便利です。ただ、コーヒーを入れるのには若干お湯が太く出るかなというのが唯一の弱点でしょうか。
持ち手が二か所にあるのも便利です。ソロキャンパーさんにも良いですよ。
オールステンレス製なので、バーナーでもたき火でも熱源を選ばずに使えるところも使い勝手が良いです。また、とても丈夫です。寸胴タイプの製品です。
第2位 GSI グレイシャーステンレス ケトリスト
出典: Amazon.co.jp
サイズ:16×15×8.9cm
重量:-
アウトドアではそんなに料理をしない人向け!
アウトドア旅行ではそこまで料理をしないけれど、温かいものを飲んだり、インスタントの総菜などを温めたりしたい。でも荷物は多くしたくない!そういう方にピッタリかなと思ったのが、こちらのGSI グレイシャーステンレス ケトリストです。
オールステンレスで作られているのでたき火などでの使用もできると思います。ステンレス製なので長く使えそうなのも良いですね。ボウル、マグ、スポーク(先割れスプーンのこと)がセットになっているのも楽しいですね。110g容量のガスカートリッジも収納できるそうです。やかんタイプの製品です。
第1位 ユニフレーム (UNIFLAME) キャンプケトル
サイズ:約φ130×220(高さ)mm
重量:約600g
一緒に育ってくれるケトル
このキャンプケトルはキャンパーなら誰しもが一度は欲しいなと思える要素の詰まっている製品かと思います。縦長タイプの製品で、キャンプ用ケトルとしては大容量の1.6リットルサイズです。
注ぎ口にフタが付いていて、灰の侵入を防いでくれますが、注ぐ際は水圧で勝手に開きます。蓋を完全に開けることができて、口も広いのできれいに中を洗うことができるのも良いです。また、吊り下げができるツルもついています。
主に我が家ではたき火や炭火の時に使用して水を沸かします。荒っぽく使っても問題なく、そもそもアウトドアの道具って大雑把に使っても問題ないのがいいんだよなぁと思わせてくれる道具です。多くの人にこの製品にはススが付いていく過程を楽しんでほしいです。
飴色に育っていく楽しさや、長く愛用できる丈夫さを兼ね備えています。特にたき火好きの人には正直、ぶっちぎりでお勧めの製品です。
tobuyインフルエンサーおすすめのキャンプ用ケトルもご紹介!
FIRESIDE (ファイヤーサイド) コッパーケトル (小)
スノーピーク (snowpeak) ケトル CS-068
一人用のレトルトおでんなど丁度良いサイズです。ソロキャンパーには特にオススメです。
スノーピーク (snow peak) クラッシックケトル 1.8
スノーピークのクラシックケトルです。
ステンレス製で1.8リットルと十分な容量。つり下げ式のハンドル付きで、焚き火用のハンガーに吊るして直接直火も可能。ガッツリ使い込んで、煤まみれの男前なケトルも良いもんですよ。?
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EAGLE Products (イーグルプロダクツ) campfire kettle 1.5L ST400
キャンプ用ケトルの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、キャンプ用ケトルの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
キャンプでも日常でも活躍するのが、キャンプ用ケトル!
キャンプ用ケトルをいろいろとご紹介しましたが、皆様の欲しくなるような製品はありましたでしょうか?私も書いているうちに、これも素敵、あれも使ってみたいとワクワクしてしまいました。
どのタイプのケトルもそれぞれ良さがあって、我が家では結局やかんタイプ、縦長タイプ、寸胴タイプの3種類とも持っているのですが、普通のクッカーの他にケトルがあると、とにかく本当に便利です。ぜひ一つお試しになってみることをおすすめしたいと思います。
1.何といってもおしゃれです
2.熱伝導が良い銅製のため、沸騰までの時間が短時間で済みます。
3.使い込むほどに味が出て愛着がわきます。