家庭用NASのおすすめ5選|ネットワークの保存に便利!

普段PCで作成したデータやカメラで撮影した写真や動画データをどのように保存していますか!?

PC本体にそのまま保存するのもよいですが、最近ではPCのコンパクト化が大きくすすみ、本体ストレージも高速アクセスが可能となるSSDが主流になってきていることから、保存容量としては縮小化している傾向にあります。

それに対して、データファイル自体の情報量は増加しています。例えば写真や動画を撮影できるカメラも高画質な製品が増え、その分ファイル1つ1つのデータ量というのは以前に比べかなり大きくなっていますよね。

そんな肥大化するデータを集中的に保存できるものとして、外付けのHDDやSSDといった製品がありますが、今回はネットワーク上からでも保存したファイルにアクセスできるようになるNASを紹介したいと思います。

 

NASとは?

NINO

ネットワーク上のストレージとして活用できるNAS。Network Attached Strageの略称でナスと読みます。

ネットワークという言葉が付いているとおり、よくある外付けのHDDとは異なり、ネットワーク機器に接続して使うことができます

例えば、Wi-Fiルーターに接続して利用する方法。家中にあるPCやスマートフォンから接続するWi-Fiルーターに接続されているNASであれば、そのネットワーク環境下にさえあれば、PCはもちろんスマホからもNASに保存してあるファイルに簡単にアクセスが可能となります。

USB接続のHDDストレージだと、HDDとPCが1対1の関係にあるので、接続している機器以外ではHDDの中身を見ることはできません。

NASのようにネットワークに接続することにより、あらゆる端末でファイル共有が可能となるのです。

特に、スマホやタブレットで写真や動画を撮影しすぎてしまい、容量不足に陥ってしまうなんてことはないですか。NASとはに保存すれば、スマホやタブレットの容量不足にも対処でき、さらに、どのモバイル機器からでもアクセスできるようになるので、共有が非常に簡単です。

また、NASの容量は基本的に大容量なので、機器のバックアップデータを保存する場所としても最適です。PCがクラッシュしてしまったというようないざいという時でも、NASとはに保存してあるバックアップデータをもとに復元できるようになります。PCだけでなく、スマホ用のバックアップデータ保存先としても活用できます。

 

家庭用NASの選び方

保存できる容量

保存用のストレージを選ぶなら、もっとも重要な要素となるのがストレージの容量。各メーカーで取扱いのあるNASも、搭載している保存容量は1TB〜数十TBとさまざまです。

ユーザー自身が使っている現段階の容量ギリギリとなると、すぐに容量が飽和状態になってしまいます。

特に、数年スパンで長期間使い続けることを想定すると、その間にカメラの買い換えなどがあり、より高性能なカメラでデータが大きくなったり、買い換え前と買い換え後の機器バックアップで2重に容量が必要になったりと、予期せぬ場面でストレージ容量が必要になることも考えられます。

こういった場面にも対処できるように、現在使っているスマホやPCのストレージに使用状況を考慮しつつ、余裕をみた容量を選んでおくと間違いないでしょう。

 

NASのHDDが複数あるならミラーリングで安心

NASには複数のHDDを搭載しているモデルがあります。複数あるのであれあ、RAIDと呼ばれる技術により、NASへデータ書き込みを行う際に、2つのHDDに同時に書き込みを行うミラーリング機能を利用することができます。

これによりNASを構成するHDDの片方が万が一故障してしまった場合でも、もう片方のHDDにバックアップが残っているので、簡単に復旧することが可能となります。

デメリットとしては、保存容量が2つのHDDを搭載した2TBあるNASの場合、同じ内容をそれぞれ書き込むことになるので、全体的に使用できる保存容量は1TBとなります。

ミラーリング機能を利用するのであれば、容量を選ぶ際に、想定している倍の容量タイプを選んでおくとよいでしょう。

 

HDDの拡張性

複数のHDDで構成されているNASでは、HDDの交換によりカスタマイズできるようなモデルもあります。HDDのスロットが複数あれば、それぞれにHDDを付け替えることにより、保存容量を大きく広げることもできますね。

 

NASの多機能性を活用

NASはデータを保存するストレージとしてだけでなく、さまざまな機能を持っているストレージでもあります。

DLNAやDTCP-IP、DTCP+という機能に対応していれば、スマホやタブレットのアプリで、ストレージに保存されたマルチメディアファイルを再生することが可能となります。

さらに、家庭内のみならず、外出先からファイルにアクセスできる機能を搭載している製品もあります。NASを活用できると、いつでもどこでもファイルにアクセスでき大変便利です。

 

筆者が愛用する家庭用NASはコレ!「I-O DATA NAS 3TB HDL-AA3/E」

PCアクセサリーメーカーの大手であるI-O DATA製のNASを使用しています。
高性能なデュアルコアCPUを搭載することにより、読み込み書き込み共に最大116MB/sという高速化が特徴的なNASです。
ネットワーク上の環境にもよりますが、従来のNASよりもかなり早くファイルへのアクセスや書き込みができていると感じています。
WindowsやmacOSを問わず対応しているので、PC環境も限定されずに自由に使用できます。
本体背面にはUSB3.0に対応したポートを搭載しているので、このNASに外付けのHDDを接続すれば、自動で簡単にNAS自体のバックアップをとることもできます。
ネットワークに接続する有線LANは高速Gigabit対応。ネットワーク接続時でも高速なファイルアクセスを可能にしています。
日本製のNASであることも安心感が大きいポイントです。

 

家庭用NASのおすすめ商品4選

I-O DATA NAS 4TB RAID1 HDL2-AA4/E

出典: Amazon.co.jp

I-O DATA NAS 4TB RAID 1(ミラーリング)/デュアルコアCPU/高速モデル/2ドライブ/3年保証/日本製 HDL2-AA4/E
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I-O DATA製のNASで2ドライブ搭載したモデルとなります。ファイルへのアクセスは読み書きともに最大116MB/sという超高速化。

ミラーリング機能が使えるので、一方のHDDが故障してしまった場合でも、もう片方のHDDに保存されたデータにより簡単に復旧が可能。大事なデータをしっかりと保護してくれます。

また、NASの容量が飽和状態になっても、HDDのボリュームを片方ずつ交換することにより、より上位の容量へと拡張することが可能です。もちろん交換作業はユーザー自身できるような構造で、ネジを外すといった作業も必要ありません。

専用アプリのRemote Link Filesをインストールすれば、外出先からでもNASに保存されているデータへとアクセスできます。

 

NASキット Synology DiskStation DS216

出典: Amazon.co.jp

【NASキット】Synology DiskStation DS216j デュアルコアCPU 2ベイNASキット DTCP-IP対応可 CS6426
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NAS向けのHDDドライブを最大2台までセットできる2ペイの製品です。本体にセットするHDDは別途用意する必要がありますが、好きな容量のHDDを選べるので、NASのストレージ容量を自由にカスタマイズすることができます。

PC環境ではもちろん、iOSやAndroidデバイスからもアクセスできる専用のアプリを使うと、外出先からでもファイルへアクセスが可能です。

付属のソフトウェアやアプリも使いやすいという声が多く、ユーザー満足度は高いものといえるでしょう。

 

BUFFALO ネットワークHDD 3TB LS510D0301

出典: Amazon.co.jp

BUFFALO スマホ・タブレットで使える ネットワークHDD(NAS) デュアルコアCPU 高速モデル 3]TB LS510D0301
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WindowsとMacに対応したBUFFALO製のNASです。デュアルコアCPUを搭載し、ファイルへのアクセスは最大100MB/sとなっています。

NASのリモート操作アプリである「WebAccess」をスマホやタブレットにインストールすれば、いる場所を問わず、いつでもどこでもNASのファイルへとアクセスできるようになります。

 

BUFFALO NAS LS220D0402N

出典: Amazon.co.jp

BUFFALO NAS スマホ/タブレット/PC対応 ネットワークHDD 4TB LS220D0402N 【データを守るRAID1対応モデル】
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本体に2ドライブ搭載したNASで、ミラーリング機能に対応。1つのHDDドライブが想定外により故障したとしても、もう片方のHDDドライブでデータ復旧ができます。

テレビやレコーダーと一緒に活用するとさらに便利で、対応機器であれば、本体に録画した番組をダビングやムーブすることにより、他の機器でも再生することができます。

さらにPCがない場合でも、スマホやタブレットに最適化されたWEB設定画面を採用しているので、簡単に設定作業が行えます。

 

家庭用NASを活用してネットワーク保存を快適に!

PCだけでなく、スマホやタブレット端末を所持する人が増え、1つのファイルに対してあらゆる機器から接続できるような環境が求められる時代です。

クラウドサービスも便利なものですが、毎月の固定費用がかかってしまうというデメリットがあります。これをカバーしてくれるのがNASで、一度NASを購入して自宅に設置すれば、いつでもどこでもファイルへとアクセスできるストレージとして活用できます。

ぜひともお気に入りのNASを探してみてください!

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