今となってはほとんどの人が毎日必ず使用しているスマートフォン。
パソコンとも言えるような高性能機能を搭載し、気軽に高画質の写真を撮影できたり、動画を再生したり、SNSアプリで友人とコミュニケーションしたりと多様な楽しみ方があります。
このようにスマートフォンは大変便利なアイテムであることは間違いないのですが、4〜5インチ程という手のひらサイズの同端末は、動画再生時やWEBページ閲覧など、時に画面が小さく感じることはありませんか?
そんな方におすすめなのが大画面で利用可能な「タブレット」端末です。
今回は、タブレット端末の魅力やおすすめの端末について紹介します。
目次
メイン端末としてではなく、サブ端末としての「タブレット」
タブレット端末は、スマートフォンと同じような高性能機能を搭載しながらも7インチ〜13インチ程度とかなり大画面であるのが最大の特徴です。
例えば、YouTubeをはじめとしたオンラインの動画配信サービスを利用する場合や写真閲覧をする場合など、メディア関連コンテンツを利用するには大画面であるタブレット端末だと存分に楽しむことができます。
他にも、WEBページの閲覧、文章作成アプリ等を使った書類作成など、大画面のタブレット端末を利用することにより、これらのタスクを効率的にこなすことができるのは一番の強みといえるでしょう。
しかしながら、スマートフォンを持っているため、2台も必要ないと考える人も多いと思います。
タブレット端末を利用している多くのユーザーは、メイン端末ではなく「サブ端末」として利用しています。
利用頻度が高い人はサブ端末を毎日持ち歩き、ファミリー世帯のサブ端末として利用している人は、平日は持ち歩かず家で利用している2台目の端末という使い方もあるでしょう。
タブレットを購入すべき3つの理由
通信端末はスマートフォンがあるので、タブレット端末は必要ないと感じている人も多いのではないでしょうか。より快適な仕事環境や娯楽環境を整えるのであれば、タブレット端末は必要不可欠な存在となります。
ここではタブレット端末の魅力について3つのポイントを紹介します。
スマートフォンよりも画面が大きく操作しやすい
タブレット端末の1つ目の魅力はディスプレイサイズが大きいということ。小さな画面で見るよりも大きな画面で見る方が、より視認性が高くなることは想像できるかと思います。
WEBサイトを見るならより大きな画面では文字が見やすいです。電子書籍を読むにも良いですね。写真や動画を楽しむのも、大きな画面のタブレット端末はダイナミックな迫力を実現。文書作成やイラストを描くにしても圧倒的に作業効率が上がります。
スマートフォンの小さな画面と比べると、画面の大きさによる魅力は大きなメリットとなります。
あらゆるメディアコンテンツを楽しめる
タブレット端末を仕事用として使うのはもちろんですが、プライベートの娯楽用としても快適に利用できるのがタブレットの魅力。大画面を活かして、YouTubeなどのオンラインストリーミング動画を再生したり、ゲームを楽しんだりと、メディアコンテンツを利用するには最適な端末だと思います。
ストリーミング再生の動画は全画面モードにするとかなりの迫力です。特に、スマートフォンでの再生に慣れている人にとってはその差を大きく感じることでしょう。立てかけられるようなケースを使ったスタンドモードにすれば、手元にタブレット端末を持っていなくても、テレビ画面のようにゆっくりと視聴することもできますね。
PCの代わりとして活躍できるような高性能端末も
メディアコンテンツだけでなくて、高性能なタブレット端末では、PCのように仕事用や作業用として活用することもできます。一眼レフカメラで撮影した写真を加工したり、スタイラスペンでイラストを描いたり、外付けのキーボードを使いWordやExcelの入力作業をしたりと、用途はさまざま。
処理能力が高い端末を選べば、PCと同じ、あるいはそれ以上のスペックで仕事用端末としても活用できます。
タブレットの主な種類
あらゆる種類のタブレット端末が発売されていますが、タブレットで採用しているOSと呼ばれる基幹システムごとに大別することができます。現行で出回っている製品のほとんどが、AppleのiOS・GoogleのAndroid・WindowsのWindowsOSのいずれかに属しています。
iOSタブレット
世界的にみても日本国内でも多くのシェアを誇るタブレットがAppleのiOSを搭載したタブレット「iPad」です。人気の高いスマートフォンであるiPhoneと同じiOSを採用しているので、馴染みのあるユーザーにとってはかなり使いやすいかと思います。
7.9インチのiPad mini 4をはじめ、スタンダードな9.7インチのiPad(第6世代)、より高性能な機能を搭載した11インチ/12.9インチのiPad Proが発売されています。
Androidタブレット
iOSと同じく世界的にシェアのあるAndroidタブレット。こちらもAndroidスマートフォンと同じようにOSはAndroidとなります。特定のメーカーではなく、SONYやNEC・SHARPなど国内主力家電メーカーのタブレット端末や、海外系の安価で高性能なASUS・HUAWEIブランドのタブレットまで豊富なラインナップであることが特徴です。他にも、Amazonブランドの端末では、AndroidをベースにしたFire OSが使われています。
Windowsタブレット
PCでお馴染みのWindowsを搭載しているタブレット。タッチパネル式のWindowsを使えるようなイメージです。仕事などでWindowsを使っている人にとってはかなり馴染みのある操作方法でタブレットを操作できるかと思います。
タブレットの定番メーカー
あらゆるタブレットを選ぶには「まずはメーカーから」という人も多いでしょう。ここではタブレットを展開している定番のメーカーについて簡単に紹介します。
Apple(iPad)
iPadで人気のあるタブレット端末。iPhoneを手がけるAppleが販売しています。説明書の要らないと呼ばれることもあるiOSで直感的かつ簡単に操作できます。
HUAWEI
海外系の人気メーカであるHUAWEI(ファーウェイ)ブランド。価格を抑えつつも必要な機能をしっかりと盛り込んだAndroidタブレットを扱っています。SIMフリー端末で、格安SIMを指して通信利用すると賢く利用できます。
ASUS
ASUS(エイスース)もは台湾のメーカー。Androidを搭載したタブレットを取り扱っています。HUAWEI同様に、低価格かつ使いやすいタブレットを扱っていることが特徴です。SIMフリー端末が多くあります。
SONY(Xperia)
国内メーカーとして、人気が高いのがSONYのXperiaブランドです。メーカーでの直販はなく、国内通信キャリアではドコモとauに取扱いがあります。洗練されたデザインと高い機能性と持つAndroid搭載のタブレット端末です。
タブレット端末の選び方
画面サイズ
タブレット端末を選ぶ上で重要になってくるのが画面サイズです。
一言でタブレットと言えども、そのサイズ展開は広く、小さいサイズでは7インチ程度から、大きいサイズになると13インチ程度まであります。
このサイズを決めるにあたって考慮したいポイントは「画面の見やすさ」と「持ち運びやすさ」です。
タブレット端末の画面サイズが大きければ大きいほど「画面のみやすさ」は良くなり、視認性が向上します。
スマートフォンを持っているユーザーからすれば、その存在意義に大きな差別化を図ることもできますね。
反対に「持ち運びやすさ」を考慮すると、サイズの大きな端末では少々不便。小さければ小さいサイズのタブレット端末ほどモバイル性が向上します。
毎日利用するかどうか、常に持ち運ぶ端末かどうか、主なタブレット利用時の画面サイズはどれくらいが適切か、といった項目をよく考えて「画面のみやすさ」「持ち運びやすさ」のバランスが取れたサイズのタブレット端末を選択すると良いでしょう。
セルラーモデルとWi-Fiモデル
タブレット端末には、「セルラーモデル」と「Wi-Fiモデル」という2つのモデル展開がある場合があります。
「セルラーモデル」であれば、通信サービスを提供する会社のSIMカードをタブレット端末に差し込むことにより、Wi-Fiがない外出先といった環境下でも4GLTE通信を利用できます。いつでもどこもでオンライン状態にできるので何かと便利です。
一方で「Wi-Fiモデル」の場合は、SIMカードをいれることができないので、タブレット端末の通信を利用するにはWi-Fiが必要となります。
最近では、駅や空港、カフェやレストランなどでもWi-Fiスポットを提供している場所が多いので、外出先でも利用できるスポットが増えてきています。
端末の機種によっては、Wi-Fiモデルよりセルラーモデルの方が高い価格となる場合があるので注意が必要です。
基幹システムとなるOS
タブレット端末はスマートフォンと同じようにその端末自体を動かすための基幹システムであるOSが搭載されています。
iPadであればiPhoneと同じiOS、FUAWEIやASUS製のタブレットであればAndroid、AmazonのタブレットFire HDシリーズであればFire OSというように、製品によってOSが異なります。
基本的には今使っているスマートフォンのOSと同じOSを選ぶ方が、後々使いやすいと思いますし、同じOSを使っている方が、端末間のファイル同期をはじめとした連携機能も充実しているので、揃えた方が何かといいことはあります。
もちろん、OSが異なっていても全く問題なく使えますよ。
インフルエンサーが愛用しているタブレット
to buy編集部
厳選のおすすめタブレット
ASUS ZenPad 10
出典: Amazon.co.jp
SIMフリー端末市場で大きなシェアがあるASUS製のモデルです。高性能端末でありながら納得の価格で消費者も安心の製品が多いのがASUS製品の特徴です。
ZenPad 10は、Android7.0を搭載しユーザーが使いやすいように考慮された独自のユーザーインターフェースZenUIも搭載しています。キッズモードも利用できるので、ファミリーでの使用も安心です。
178度の広い視野角や1,280×800といった解像度をはじめとして視認性も高いので、毎日使用する端末でも十分です。
何と言ってもタブレット端末としては、2〜3万円程度で購入でき、価格が非常に安いので、予算が少ない人にも嬉しいですね。
Amazon Fire HD 8
出典: Amazon.co.jp
タブレットの基本的な機能を全て搭載しながらも価格帯を非常に低いラインに抑えたAmazon製のタブレット端末。
Amazonが年に数回開催しているサイバーマンデーセールやプライムデーといったセール期間中には、同社の有料会員サービスであるプライム会員を対象にさらに数千円の割引きが利くことが多く、実質1万円以下でも購入可能な端末です。
価格は安いですが、1.3GHzのクアッドコアCPUや1,280×800の画面解像度、フロント・リア両側にカメラを搭載していることなど、専門性の高い利用方法ではなく、インターネット・動画視聴やメールといった基本的な利用方法やエンターテイメント分野で利用する人には十分な性能を搭載。
タブレット端末購入時の予算をとにかく抑えたいという人におすすめの1台です。
まとめ
タブレット端末は価格帯の安い製品からスペックが充実した製品まで、今日ではあらゆる製品が存在します。
個人でビジネス用に利用するのか、ファミリーで使用するのか、動画視聴がメインとなるのか、といった目的に応じて最適な端末を選ぶと良いと思います。
スマートフォンだけでなく、サブ端末としてタブレット端末を利用すると、インターネット利用やメディア利用用途としては画面が大きく、非常に満足度を得ることができます。
ぜひともお気に入りのタブレット端末をさがしてみてください!
iPadには、通常のシリーズに加え、性能や機能がさらに充実したiPad Proというシリーズが存在します。iPadを持つならぜひともおすすめしたいのが、このiPad Proです。
現在発売されているiPad Proのモデルは極めて高い画面解像度をはじめとし、処理能力の高さ、そして画面の更新レートが非常に高速なので、実際に画面操作すると明らかに滑らかに動く様子がよくわかります。美しい画面表示です。
外部アクセサリー品も充実していて、SmartConnector(スマートコネクター)を搭載し、純正アクセサリーであるSmartKeyboardとペアリングすることなく、マグネット式でくっつけるだけで簡単に接続できます。キーボード操作も完璧です。
さらに、スタイラスペンであるApple Pencilも使うことができ、手書きメモや絵を描くことも可能。こちらの反応速度や感度もかなり良く、実際にペンを使って書いているような印象。他んびはないシームレスに動くスタイラスペンであることが特徴です。
iPad Proのサイズ展開は、12.9インチモデルと10.5インチモデルがありますが、モバイル性を考慮するなよりコンパクトな10.5インチモデルがおすすめ。大画面で利用したいなら12.9インチだと迫力ある画面を手にすることができます。