旅行に行くのは大好きでも、荷物のパッキングは苦手ということはありませんか?そんな方は、キャリーケースを見直してみるとよいかもしれません。
キャリーケースは、様々なサイズや種類があります。両面開き、片面開きなど商品の特徴によって格段に荷物が入れやすくなるということがあるので、選び方が大切になってきます。
でも、いくら機能的でも、少しは可愛らしいデザインのものがよいですよね。
そこで今回は、キャリーケースの選び方のポイントや、人気のあるブランドを紹介したいと思います。おしゃれなのに機能的なおすすめ商品のランキングもありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
キャリーケースのサイズ
ここでは、キャリーケースのサイズについて紹介したいと思います。
測り方
飛行機に乗るとき、キャリーケースの大きさによって機内持ち込みにできるか預入荷物になるか変わってくるので、サイズを知ることは大切です。
そこで、ここではキャリーケースをどのように測るのか、簡単に紹介したいと思います。
外寸
キャリーケースのサイズは、高さ・幅・奥行の3辺を足した数で決まります。そのときに、ハンドルやキャスターの部分を含まないのが『外寸』です。
そのため、キャリーケースのサイズ表記が『外寸』となっているときは、単純に荷物を入れる収納部分の大きさを示していることになります。
総外寸
『総外寸』は、ハンドルや車輪、取っ手の部分を全て含んだ、高さ・幅・奥行の3辺の合計になります。
航空会社で確認するのはこの『総外寸』になるので、機内持ち込みサイズがよいという方は事前にしっかりと確認しましょう。
選び方
キャリーケースは、目安として1泊から3泊用のSサイズ、3泊から5泊用のMサイズ、それ以上のLサイズがあります。
一泊=10リットルを目安にすると選びやすいかもしれません。
SS=一泊。機内持ち込み可。
S=一泊。
M=一泊。
L=二泊〜三泊
LL=八泊〜
- Sサイズの容量は、約10から40リットル。
- 機内持ち込みサイズのものが多く、旅行以外でも少し重い荷物を運びたいというときに使うことができます。
- Mサイズの容量は、約40から60リットル。
- 飛行機にのる場合は預入荷物になりますが、アジアや近場のリゾート旅行に行くときに最適です。
- Lサイズの容量は、約60から80リットル。
- それ以上の大型のキャリーケースもあるので、旅行先や日数、荷物の量などに合わせて選びましょう。
機内持ち込みできるサイズって?
機内持ち込みができるサイズは、航空会社によって異なります。ここでは、利用する方の多い『JAL・ANA』について、紹介したいと思います。
国内線
座席数が100席未満の場合、高さ・幅・奥行の3辺の合計が100センチ以内(45×35×20センチ以内)、座席数が100席以上の場合は3辺の合計が115センチ以内(55×40×25センチ以内)となります。
3辺の合計はハンドルや取っ手、キャスター部分を含んだ『総外寸』で、重さは10キロまでです。
国際線
国際線の機内持ち込みサイズは、国内線の座席数100席以上の場合と同じです。高さ・幅・奥行の総外寸の合計が115センチ以内で、重さは10キロまでになります。
キャリーケースの選び方のポイント
ここでは、キャリーケース選びのポイントについて、説明したいと思います。
ハードorソフト
キャリーケースには、外側がプラスチックなどの材質で作られているハードタイプと、布で作られているソフトタイプがあります。
ハードタイプは、見た目から分かる通り頑丈なので、中に入れた荷物を衝撃から守ってくれます。また、広げたときに両面に荷物を入れることができるので、パッキングもしやすいです。
ただ、頑丈な分だけ、重いというデメリットがあります。細かい傷もつきやすいです。私も経験があるのですが、特に淡いカラーの場合は傷が目立ちやすいと思います。
ソフトタイプは、ハードタイプに比べると軽量です。外側にポケットがついているものが多いので、ちょっとした荷物の出し入れも簡単です。
ただ、やわらかい素材で作られているので、中の荷物は衝撃に弱いです。鍵もハードタイプよりも簡易なものになります。また、頻繁に起こることではありませんが、ナイフで切られてしまうということも。
それぞれのメリット・デメリットをきちんと把握して、自分に合っているタイプのキャリーケースを選びましょう。
ハード | ソフト | |
メリット | 頑丈、広げると収納しやすい、鍵がしっかりとしている | 軽い、傷つきにくい、ポケットが便利 |
デメリット | 重い、傷がつきやすい、広げたとき場所をとる | 外からの衝撃に弱い、鍵が簡易、ナイフに弱い |
ファスナーorフレーム
キャリーケースには開閉をファスナーで行うタイプと、開口部を金属製の部品で作ったフレームタイプがあります。
ファスナータイプは開口部に布を使っているので、フレームタイプよりも軽量になります。キャリーケース全体の軽量化につながっているので、荷物が多くて重いという方におすすめです。
ただ、ソフトタイプと同様に、外からの衝撃が中に伝わりやすいので、割れ物などを入れるときには注意が必要です。
フレームタイプは、主にハードタイプのキャリーケースに多く使われています。ハードタイプのメリットと同じく頑丈で、鍵もフレームに取り付けられているので、セキュリティーの面でも安心です。
ただ、金属製のフレームを使用しているので、どうしても重くなります。また、ファスナーのようにやわらかくなく、遊びの部分がないので、荷物を入れすぎると壊れてしまうことがあります。
ファスナー | フレーム | |
メリット | 軽い、柔軟性 | 頑丈、横の衝撃に強い、保安性 |
デメリット | 外からの衝撃に弱い | 重い |
キャスター
キャリーケースを移動させる際に大切なのが、キャスターです。キャスターは4輪のものが多いですが、サイズによっては2輪のものもあります。
4輪のものは、安定して走行することができます。特に、360度回転するタイプは機動性が高いので、駅や空港などの混雑している場所でも移動しやすいです。
2輪のものは、ソフトタイプや機内持ち込みサイズのキャリーケースに使われることが多いです。キャスターと同じ高さの足がついているので、電車の中などで勝手に動いてしまうことを防いでくれます。
また、「ガラガラ」という走行音が気になるという方は、静音仕様のキャスターを使った商品がおすすめです。
鍵付きなら防犯面も安心
TSAロック
航空会社のカウンターで、スタッフさんから「鍵はかけていませんか?」と聞かれたことはありませんか?アメリカ路線では、TASロック以外の鍵をかけることは禁止されています。
TSAロックの『TAS』とは、アメリカ運輸保安局(Transportation Security Administration)を略したもので、TASロックはこのアメリカ運輸保安局(TAS)が認めた鍵のことです。
9.11の同時多発テロ以降、荷物の保安検査は厳しくなっています。アメリカでは、空港の保安職員が必要となった際は、キャリーケースを開けて中の荷物を調べることができます。
TASロック以外の鍵をかけている場合、壊されても文句は言えないので、鍵をかけないと心配という方はTASロックを搭載したキャリーケースを選ぶようにしましょう。
スーツケースの防犯面が気になる方はこちらもチェック!
人気のおすすめブランドをご紹介!
ここでは、キャリーケースのおすすめのブランドについて紹介したいと思います。
サムソナイト(SAMSONITE)
サムソナイト(SAMSONITE)は100年以上の歴史があるアメリカ・コロラド州発祥のブランドで、軽くて強いキャリーケースを製造しています。
1番の特徴は、ハンドルがT字になっていることです。1本式なので、その分だけ全体の重さも軽くなっています。また、1本でもキャリーケースを支えられるだけの耐久性があるので、安心です。
他にも、貝殻のような流線型のデザインが印象的です。軽量なのに、デザイン性も優れているので、特に男性の方に人気のあるブランドです。
リモワ(RIMOWA)
おしゃれなキャリーケースとして人気があるのが、リモワ(RIMOWA)です。1898年にドイツのケルンで生まれたブランドで、今でも親子3代にわたって家族経営をしています。
世界中のセレブから支持が高く、一般人の私から見ても「いつかはリモワ(RIMOWA)のキャリーケースを!」という気持ちになる、憧れのブランドです。
特徴的な凹凸のデザインは、パッと見ただけでリモワ(RIMOWA)だと分かりますね。
最近では、スマートフォンのアプリを使って預け入れの手続きができる、電子タグを使った商品も販売されています。まだ対象の空港は少ないですが、手続きが簡略化されるので、普及していくのが楽しみです。
無印良品
無印良品は、日本の女性で知らない人はいないのではというくらい有名な、生活雑貨や洋服、食品などを扱っているお店です。
無印とは、あくまでもノーブランドであるということ。包装などをシンプルにすることによって、より高品質の商品を製造・販売しています。
そんな無印良品のスーツケースは、口コミで人気になりました。お手ごろな価格なのに、軽量でタフなボディなど機能性もよいので、コスパ重視という方におすすめです。
アメリカンツーリスター
アメリカンツーリスターは1933年にアメリカで生まれたブランドで、親会社は先に紹介したサムソナイト(SAMSONITE)になります。
サムソナイト(SAMSONITE)がメンズにおすすめなのに対して、アメリカンツーリスターは個性的なデザインやカラーの商品が多いので、特に若い世代に人気があります。
丈夫で軽量などの機能性もサムソナイト(SAMSONITE)に負けていないのに、価格はリーズナブルなので、こちらも非常にコスパのよい商品です。
キャリーケースのおすすめランキングTOP8
第8位 ミレスト ソフトキャリー
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 55×34×25センチ | キャスター | 2輪 |
ソフト・ハード | ソフト | TSAロック | × |
ファスナー・フレーム | ファスナー | 容量 | 37リットル |
大人の旅に最適なキャリーケース!
ミレストは、大人の旅に向けてキャリーケースやバッグ、パスポートケースなど様々なトラベルグッズを販売しています。どの商品も機能的なのにおしゃれなデザインなので、私も好きなブランドの1つです。
このキャリーケースは、ファスナーで開閉を行うソフトタイプになっています。表についている2本のバンドが素敵ですね。これは、滑走路をイメージしているそうです。
サイズは55×34×25センチで、カラーはグレートネイビーの2色。座席数が100席以上の飛行機なら、機内持ち込みが可能です。
キャスターは2輪ですが、大きめなので走行性はよいです。電車の中で動くこともないので、安心ですよ。
第7位 TANOBI トランクケース キャリーバッグ
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 66×38×23センチ(Mサイズ) | キャスター | 4輪 |
ソフト・ハード | ハード | TSAロック | × |
ファスナー・フレーム | ー | 容量 | 42.7リットル |
レトロ感が魅力的なキャリーケース!
懐かしさを感じる、レトロな雰囲気がたまらないキャリーケースです。
サイズはSS・S・M・Lの4種類。Sまでなら機内持ち込みもOKです。カラーもアイボリー、アーミーグリーン、デニムなど13色と、豊富に揃っています。
また、外側の素材はPP+PVCで加工されているので、汚れにくくて傷や水にも強いです。
キャリーケースは、収納場所をとってしまいます。でも、この商品は見た目が可愛いので、そのまま部屋のインテリアとして飾っておくのもよいかも。クラシックなデザインが素敵なので、私なら見える位置に置いておきたいな!
第6位 プロテカ 360ソフト ソフトケース
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 60×45×24センチ | キャスター | 4輪 |
ソフト・ハード | ソフト | TSAロック | ○ |
ファスナー・フレーム | ファスナー | 容量 | 56リットル |
日本製にこだわったキャリーケース!
プロテカは、1940年に創業したバッグメーカーで、今でもMade in JAPANにこだわって商品の製造をしています。
サイズは60×45×24センチで、カラーはインクブラック、オリエンタルネイビー、シフォンブルー、ダークブラウン、マンダリンオレンジの5色。インクブラックやダークブラウンなら、ビジネスシーンにもよいですね。
プロテカのキャリーケースの特徴は、サイレントキャスターを使用していることです。走行音があまり気にならないので、スムーズに移動することができます。
また、ファスナーは360度開くことができるので、立てたままでも横に置いた状態でも、楽に荷物の出し入れをすることができますよ。
第5位 P.I. 旅行用 スーツケース キャリーケース
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 59×42×24.5センチ | キャスター | 4輪 |
ソフト・ハード | ハード | TSAロック | ○ |
ファスナー・フレーム | フレーム | 容量 | 61リットル |
キャスターが取り外せるキャリーケース!
5位で紹介するのは、頑丈そうなボディが目をひくキャリーケースです。サイズは59×42×24.5センチで、カラーはシルバー、ブラック、ホワイトの3色。半鏡面仕上げになっているので、傷がつきにくくなっています。
この商品の特徴は、キャスターが取り外せることです。
雨の日にキャリーケースを使った場合、家の中に入れるときにキャスターの汚れが気になりませんか?そんなときは、キャスターを取り外せばOK。キャスターだけを綺麗にすることができますよ。
また、防塵カバーもついているので、しばらく使わないときでも埃を気にしないで収納することができます。
第4位 アメリカンツーリスター サウンドボックス
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 67×46×29センチ(Mサイズ) | キャスター | 4輪 |
ソフト・ハード | ハード | TSAロック | ○ |
ファスナー・フレーム | ファスナー | 容量 | 71リットル |
持っているだけで楽しい気分になるキャリーケース!
個性的なデザインで人気のあるアメリカンツーリスターからは、レコード盤やステレオの形をイメージさせるデザインのキャリーケースを紹介します。
サイズは機内持ち込み可能なSからM・L・XLの4種類。カラーもサマーブルー、ライトニングピンク、パープルなど5色あります。どれもPOPで素敵です。
ハードタイプですが開閉はファスナーなので、重さをおさえられています。
また、嬉しいことに、この商品はエキスパンダブル機能がついています。この機能を使ってファスナーを広げれば、キャリーケースの容量がアップするので、旅行先で荷物が増えてしまったときでも安心です。
第3位 リモワ キャリーバッグ SALSA AIR
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 78×52×27センチ | キャスター | 4輪 |
ソフト・ハード | ハード | TSAロック | ○ |
ファスナー・フレーム | ファスナー | 容量 | 91リットル |
軽量で丈夫なキャリーケース!
リモワのキャリーケースというと、頑丈でしっかりとしている。でも、重いのではないかというイメージがありましたが、こちらは軽量さが自慢の商品です。
サイズは72×52×27センチ。91リットルと大容量ですが、重さは3.8キロしかありません。
その理由の1つは、シングルバータイプだから。一般的に、ハンドルは2本式が多いのですが、こちらは1本式なので、その分軽くなっています。
ハンドルの部分は、どうしてもキャリーケースの中でデッドスペースになってしまいます。その点についても2本式より少ないので、荷物の収納もしやすいですよ。
第2位 無印良品 半分の厚みで収納できるソフトキャリーケース
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 54×36.5×24センチ | キャスター | 4輪 |
ソフト・ハード | ソフト | TSAロック | × |
ファスナー・フレーム | ファスナー | 容量 | 36リットル |
家で収納しやすいキャリーケース!
2位で紹介するのは、シンプルなデザインと機能性で口コミから火がついた、無印良品のキャリーケースです。
この商品の特徴は、名前の通り半分の厚みで収納できること!底の部分とサイドについているパネルを外すと、半分の大きさに畳むことができるのです。
これなら、クローゼットの中で場所をとってしまうキャリーケースも、楽に収納することができます。ベッドの下などのデッドスペースに置いておくのもよいですね。
サイズは54×36.5×24センチで、カラーはネイビーとブラックの2種類。100席以上の飛行機であれば、機内持ち込みOKです。生地は撥水加工されているので、突然の雨でも安心ですよ。
第1位 サムソナイト スーツケース VOLANT
出典: Amazon.co.jp
サイズ | 68×46×30センチ | キャスター | 4輪 |
ソフト・ハード | ハード | TSAロック | ○ |
ファスナー・フレーム | ファスナー | 容量 | 66リットル |
旅行先で荷物が増えても安心なキャリーケース!
1位は、世界的な人気ブランドであるサムソナイトの、VOLANT というキャリーケースです。スマートなデザインがおしゃれで素敵ですね。
サイズは68×46×30センチで、カラーはブルー、ブラック、ピンクの3色。エキスパンダブル機能がついているので、荷物が増えてしまったとしても大丈夫です。
中の収納部分には、一時的に濡れたものを入れておくことができるウェットポケットがついています。仕切りもあるので、ある程度荷物を分けて入れることができます。
サムソナイト定番のT字のハンドルではありませんが、その分安定性があります。キャスターの走行性もよいので、あまり力のない女性でも楽に移動することができますよ。
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スーツケース Mサイズ キャリーバッグ キャリーケース
LOWYA (ロウヤ) スーツケース トランクケース TSAロック
Olli Ella(オリエラ)See-Ya Suitcase キッズキャリーバッグ
提供品
#オリエラ のトランクケース
カーズの棚は近所のお父さんの造作です♩
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なおご参考までに、キャリーケースの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
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おしゃれなキャリーケースで旅気分を上げていこう!
いかがでしたか?
今回は、機能的なだけではなく旅気分を盛り上げてくれるような、デザイン性も意識したキャリーケースを紹介しました。気になる商品はあったでしょうか?
2から3日の国内旅行や出張なら機内持ち込みサイズ、海外旅行なら日数に合わせて、最適なサイズを選ぶことが大切です。
また、ターミナル駅など人混みで利用するなら、小回りのきくタイプがおすすめです。
お気に入りのキャリーケースで旅に出かけて、楽しい思い出をたくさん入れて帰って来ましょう!
軽量キャリーケース。
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