毎日使うトイレットペーパーにこだわりはありますか?
トイレットペーパーは排泄物に使う紙なのだからとにかくコスパに優れたトイレットペーパーがいいとか、あるいはデリケートゾーンを拭く以上肌に優しい素材のトイレットペーパーがいいなど、色々思いつきますね。
そして、トイレットペーパーは好みが分かれる商品だからこそ、ダブルタイプのトイレットペーパーの商品やシングルタイプのトイレットペーパーの商品、そして柔らかさ重視のトイレットペーパーの商品から香りのするトイレットペーパーの商品まで、様々なタイプの商品が多く販売されていますよね。
私もトイレットペーパーはたくさん消費するのだからと安さを優先してダブルタイプのトイレットペーパーよりシングルタイプのトイレットペーパーの商品を購入していますが、トイレットペーパーの紙が固くて不快な思いをしたことがあります。
ということで今回は改めてトイレットペーパーの善し悪しを探ってみた際に知った、シングルタイプ・ダブルタイプのトイレットペーパーの魅力をご紹介します。
目次
トイレットペーパーはシングルとダブルどちらが良い?
おすすめのトイレットペーパーの商品をご紹介する前に、まずはトイレットペーパー選びのポイントについて触れていただきたいと思います。
トイレットペーパーの商品選びの際にまず外せないのが、シングルタイプのトイレットペーパーの商品を選ぶかダブルタイプのトイレットペーパーの商品を選ぶかですよね。シングルタイプのトイレットペーパーにするかダブルタイプにするかは、永遠の商品選びのポイントになるのではないかと思います。
トイレットペーパーの値段や素材、質を除けば、商品のポイントになるのはシングルタイプとダブルタイプの違いでしょう。
希にシングルタイプのトイレットペーパーやダブルタイプの域を超えて「トリプル」タイプという種類も見かけますが、今回はメジャーなシングルタイプのトイレットペーパーとダブルタイプの2つに絞りました。
シングルタイプのトイレットペーパーとダブルタイプの明確な違いは、トイレットペーパーを使おうと引っ張り出した時に、トイレットペーパーの紙が重なっているかどうかです(ちなみにトリプルタイプのトイレットペーパーは3重)。
そのため、同じメーカーの商品でも、シングルタイプとダブルタイプの2展開の商品の場合は1ロールの長さがシングルの半分になっています。
例えばシングルタイプのトイレットペーパーで50mになるのなら、ダブルタイプのトイレットペーパーは25m。
シングルタイプのトイレットペーパーとダブルタイプで量は同じなのですが、ダブルタイプは重ねて使うためにトイレットペーパーの長さとしてはシングルタイプのトイレットペーパーの長さよりも半分になるんですね。
コスパにこだわるならシングルタイプのトイレットペーパー
では、シングルタイプのトイレットペーパーとダブルタイプのトイレットペーパーのどちらを選ぶべきか。それは、読者の皆様のトイレットペーパー選びの優先順位によっておすすめは変わってきます。
まず、何よりコスパ重視でトイレットペーパー選びを考えるのであれば、断然ダブルタイプのトイレットペーパーよりもシングルタイプのトイレットペーパーの商品を選ぶことをおすすめします。
ダブルタイプのトイレットペーパーが厚かろうがダブルタイプのトイレットペーパーの長さが半分であることは事実なので、コスパの面ではダブルタイプのトイレットペーパーよりシングルタイプのトイレットペーパーの方がお得。
ダブルタイプのトイレットペーパーを買った場合、1回に使うダブルタイプのトイレットペーパーの長さをシングルタイプのトイレットペーパーの時の半分にしようと考えますか?
実は意外とこの点を考えていない人が多く、シングルタイプとダブルタイプの同じ長さを使ってしまい、ダブルタイプのトイレットペーパーにしてしまうとシングルより消費が早くなりがちです。
特にシングルタイプのトイレットペーパーを長い間使っていた人がダブルタイプのトイレットペーパーに切り替えた時に、シングルタイプのトイレットペーパーのつもりでダブルタイプのトイレットペーパーをたっぷり引き出してしまいます。
より質感を求めるのならダブルのトイレットペーパー
そして、コスパよりも快適さを求める方には、シングルタイプのトイレットペーパーよりもダブルタイプのトイレットペーパーのほうがおすすめです。
ダブルタイプのトイレットペーパーのメリットは、柔らかさと吸収力が2倍になるということ。
シングルタイプのトイレットペーパーでたくさん引き出してしまう人は、短いと拭ききれない、あるいは手が汚れてしまうからですよね。
シングルタイプのトイレットペーパーとダブルタイプで1回の長さは同じでも、2倍の厚さになっているダブルタイプのトイレットペーパーなら、きちんと吸い取ってシングルタイプのトイレットペーパーより手を汚しません。
またもともと柔らかい素材のトイレットペーパーなら、ダブルタイプのトイレットペーパーにより重ねることでより優しい肌触りになります。
肌への労わりを考えるなら、シングルタイプのトイレットペーパーよりダブルタイプの方がおすすめです。
もちろんダブルタイプのトイレットペーパーを使う際は、出しすぎに注意してくださいね。
トイレットペーパーの選び方
パルプは作り方で種類も様々
トイレットペーパーの素材は基本的に紙ですが、たまにパルプの文字が入ったものを見かけます。パルプというのは植物の繊維で、紙を作る際に利用されます。
基本的には木材など植物から抽出していますが、古紙など不要になった紙をリサイクルすることで再びパルプを作り出すこともあります。
パルプは再生紙と同じ意味で受け取られることもありますが、天然の木材から作られたものはリサイクルでないため、パルプとあるだけでは再利用品と断定できません。ちなみに柔らかさも天然素材から作られたものの方が良いです。
判断の目安ではピュアパルプ、バージンパルプなどの表記があれば再利用ではありません。私の主観な部分もありますが、再生紙のトイレットペーパーはやや固め。
コスパは最強といっても良いぐらいなのですが、肌触りは人を選ぶ可能性が高いので、パルプを選ぶ際はどんなパルプなのかも注視してみてください。
香りつきトイレットペーパー、紙は無香かも?
トイレットペーパーによっては香りつきのものもありますね。
トイレットペーパーの香りは芳香剤ほど強くはありませんが、トイレ内の香りをよくしてくれるのが特徴。トイレットペーパーの香りは、芳香剤などのキツイ香りが苦手という人に重宝します。
香り付きのトイレットペーパーはやや割高になるとはいえ芳香剤を別途購入するほどではないことから、多少の節約になるという隠れた魅力もありますよ。
そんな香りつきトイレットペーパーですが、トイレットペーパーの香りは紙部分ではなく芯についているそうです。ゆえに香り成分で肌荒れになるという人でも使えます。
ただ全てのメーカーがトイレットペーパーの芯に香りがついているとは限りませんし、トイレットペーパーの芯の内側か外側かでも分かれます。
トイレットペーパーの芯の外側ならトイレットペーパーの後の一巻きは成分が付着しているかもしれませんので、気になる方は購入前にメーカーの公式サイトなどで確認しておきましょう。
【香り・コスパ】トイレットペーパーおすすめ人気4選!
ネピア ロング トイレットロール シングル
出典: Amazon.co.jp
とにかくコスパを重視する方は
トイレットペーパーはお店にもよりますが、おおよそ300円ほど、安いもので200円前後です。
また1ロールの長さはシングルで50から60m、ダブルはその半分と考えると、倍の長さのトイレットペーパーは400円から600円が目安。
値段だけを比較するのではなく、容量でチェックするのも大事です。1セットあたりも4・8・12ロールと幅広いので注意しましょう。
一時的なセールを除けば、ネピアのロングトイレットロールがおすすめ。
1セットあたり8ロールのシングルタイプですが、1ロールあたり90mになっています。通常タイプを60mとしての1.5倍ですが、50mタイプを買っている方にとっては2倍近い長さなのも魅力です。
ネピア プレミアムソフト トイレットロール 日本の美桜の香り
出典: Amazon.co.jp
訪問者にも一目置かれるおしゃれさを演出したい方
見た目重視ならプリントがされたトイレットペーパーや、香り付きの商品がおすすめ。
ネピアのプレミアムソフト日本の美 桜なら、桜の花もちろん小鳥など風流なプリントと、桜の香りが楽しめます。
ラベンダーなどに比べてあまり見ない香りタイプなのもポイントです。
1セットは12ロールのダブルタイプで、高額というほど値段も高くありません。
トイレットペーパー 白壇の香り 4RW
出典: Amazon.co.jp
リラックスできる香りの空間を演出したい方
来客用ではなく自身の癒しを求めるなら、プリントはなく香り付きのみのものを選ぶとコスパも抑えられておすすめです。
四国特紙のトイレットペーパー 白壇の香りは、1セット4ロールと少なめですが、花ではなく香木を用いた落ち着きのあるアロマが特徴。より長くトイレに居座りたくなってしまいます。
クリネックス トイレット12ロール 60mシングル
出典: Amazon.co.jp
肌に負担がかかりにくいものを選ぶなら
最後はメンタル面よりもフィット感重視の方におすすめのトイレットペーパー。トイレットペーパーはパルプ紙が多いですが、クリネックスのトイレット12ロールはパルプ100%が魅力です。
さらに表面がエンボス加工されており、肌への摩擦や刺激を軽減。パルプ100%のトイレットペーパーはほかにもありますが、加工もあってより滑らかな使い心地になっています。
また芯部分には、リンゴ酸などを加えて消臭効果も持たせています。芳香剤などを置いていないトイレであっても、クリネックスのトイレット12ロールをつけているだけで臭いの緩和が可能です。
【ランキング】トイレットペーパーおすすめ人気7選
それではここからはおすすめのトイレットペーパーの商品をご紹介していきたいと思います。
コスパに優れたトイレットペーパーの商品から、紙質にこだわったダブルタイプのトイレットペーパー、そして変わり種のトリプルタイプのトイレットペーパーまで、様々な種類の商品を取り上げさせていただきました!
まだ自分にぴったりのお気に入りのトイレットペーパーに出会えていないという人は、ぜひ下記の商品を参考にしてみてください!
大王製紙 エリエール ハーブガーデンエレガントラベンダーの香り
出典: Amazon.co.jp
まずはエリエールのシリーズから販売されているトイレットペーパーである、「ハーブガーデン」です。
こちらの商品は名前からすると、香りが特徴のトイレットペーパーに思えますが、ポイントはそこだけではありません。
この商品は、上でもちょっと触れたトリプルタイプのトイレットペーパーで、3枚重ねになっている商品の1つです。
こちらの商品は1セットのトイレットペーパーの容量が4ロールとかなりすくないのですが、ちょっとトイレットペーパーを取り出すだけでも柔らかさや拭き取りがバッチリ行えます。
芳香剤として代表的なラベンダーの香りも相まって、優しさにこだわったことが売りのトイレットペーパーの商品だと言えます。
カミ商事 エルモア芯なしロール
出典: Amazon.co.jp
続いてはエルモアのトイレットペーパー。
名前にも入っているとおり、芯がついていないのが特徴です。
トイレットペーパーを使い終わった時に芯を取り外す手間が省けること、ゴミが出ないことで、エコかつ利便性に特化した商品となっています。
トイレットペーパーそのものはシングルタイプですが、ピュアパルプ100%なので柔らかめ。
厚みが気になるならその分引き出してカバーできます。
王子ネピア ネピアロングトイレットロールシングル
出典: Amazon.co.jp
こちらは1ロールの長さに特徴がある、ネピアのロングトイレットロールです。
通常トイレットペーパーは1ロールあたり50から60mですが、ロングのこちらは90m。
1.5倍なため、1セットで実質12ロール分使えることになります。
1ロールが太く、ロール数が少ないことで、立方体に近いパッケージデザインも特徴。高さがないせいか、買い物かごに入れたりお店から家までの持ち運びも楽です。
紙の質感としては柔らかさよりも吸収が良い印象。
きちんと吸い取ってくれるので、終わった後の肌がスッキリできます。
ちなみにこちらの商品は、ダブルタイプのトイレットペーパーもあるので、より柔らかさを求めるならダブルタイプのトイレットペーパーを選びましょう。
ダブルタイプのトイレットペーパーの場合は、無香料のダブルタイプのトイレットペーパーの商品に加えて、桜の香りのダブルタイプのトイレットペーパーの商品も販売されています。
一度シングルのタイプのトイレットペーパーを使用してみて、少し物足りなさを感じた場合は、無香料タイプのダブルの商品、そして桜の香りのダブルの商品を購入してみてはいかがでしょうか。
大王製紙 エリエール消臭+フレッシュクリアの香りダブル
出典: Amazon.co.jp
続いて紹介するトイレットペーパーは、エリエールの消臭+フレッシュクリアの香りダブル(12ロール)です。
こちらの商品はダブルタイプのトイレットペーパーということもあり、トイレットペーパー使用の際に、非常に使い心地の良い商品となっています。
こちらの商品はトイレットペーパーの香りが魅力の商品ですが、なんとトイレットペーパーによる消臭効果も期待できます。香りつきの商品は良い香りにするという効果のみの場合が多いですが、こちらのトイレットペーパーなら嫌な臭いのケアも一緒にしてくれます。
トイレットペーパーそのものの香りの場合、キツすぎないのは良いですが、トイレ内の臭いが強いとかき消されてしまうこともあります。しかし消臭タイプのエリエールのトイレットペーパーなら、比較的残ってくれる印象。
自分や家族がトイレの換気扇を回し忘れるなどの理由で、芳香剤に頼ることが多い家庭にぴったりのトイレットペーパーです。ちなみに上記のネピアロングタイプのトイレットペーパーと同じ1ロールが長いコンパクトタイプ(ロール数は8)のトイレットペーパーもあるので、トイレットペーパーの持ち運びを楽にしたいならそちらのトイレットペーパーおすすめ。
日本製紙クレシア スコッティフラワーパック2倍巻きシングル
出典: Amazon.co.jp
こちらのトイレットペーパーは、スコッティの2倍巻き。こちらのトイレットペーパーは1ロールあたりの長さが100mで通常の2倍。実質24ロール分のトイレットペーパーが手に入ります。
こちらのトイレットペーパーの値段はやや高めですが芯が半分不要になり、保管スペースの確保やトイレットペーパーのまとめ買いなどのメリットも生じます。
50mの12ロールタイプのトイレットペーパーを購入しているなら、そのトイレットペーパーの2倍の値段と比べてみましょう。スコッティのトイレットペーパーのほうが安かったら買い換える価値はありますよ。
トイレットペーパーの質感は可もなく不可もなくですが、トイレットペーパーをギュッと巻いているせいかしっかりしていて、不用意にトイレットペーパーがちぎれないところは気に入っています。
こちらの商品もダブルタイプのトイレットペーパーの商品が販売されています。シングルタイプのトイレットペーパーの使用感に満足できなかった場合は、ダブルタイプのトイレットペーパーの商品を購入してみることをおすすめします。
王子ネピア ネピアおしりセレブトイレットロールダブル
出典: Amazon.co.jp
優しさという意味ではトップといっても良いであろう、ネピアおしりセレブトイレットロールダブルのトイレットペーパー。
こちらはダブルタイプのトイレットペーパーでかつ「セレブ」という言葉があるように非常にトイレットペーパー使用の際に使い心地の良い商品となっています。
トイレットペーパーなのに保湿成分が含まれていて、ほかの紙に比べるとややしっとりしています。
こちらのトイレットペーパーは紙というより布で触れているような柔らかい触感なので、どのトイレットペーパーでも肌がダメージを受けてしまう人や、痔などに悩んでいる方にも安心のトイレットペーパーです。
こちらのトイレットペーパーはウェットティッシュのような携帯サイズもあるため、公衆トイレのトイレットペーパーの紙の固さに困っているなら、こちらのダブルのタイプのトイレットペーパーをカバンに入れて持ち歩くのも推奨します。
ただダブルタイプのトイレットペーパーということもあり1ロールあたりのトイレットペーパーの長さが35mと短めであることや、トイレットペーパーの値段が高い商品でもあります。常時こちらのトイレットペーパーを使うというよりは、お尻の肌トラブルがあった時など特別な場合に役立つ印象のトイレットペーパーです。
大王製紙 エリエールトイレットティシューシングル
出典: Amazon.co.jp
最後に紹介するのは、エリエールのベーシックなタイプのトイレットペーパー。
トイレットペーパーの柔らかさではおしりセレブに劣りますが、それでもメーカーの独自製法とピュアパルプ100%利用によって優しい拭き心地のトイレットペーパーです。どちらかというと吸水性のほうが優れていて、1回拭けば肌もさらさらに。
こちらのトイレットペーパーは洗浄トイレでも使うことができます。
また香り成分として天然のハーブオイルが芯についています。
香りつきのトイレットペーパーの中では弱めですが、ほっとする香りで安心できます。芳香剤を別に使っている場合でも邪魔することなく使えますよ。
加えて、こちらの商品もダブルタイプの商品が販売されています。ダブルタイプかシングルタイプか、お好みで選択してみてください。
トイレットペーパーの売れ筋ランキングもチェック!
なおご参考までに、トイレットペーパーの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。
Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング
関連記事はこちら!
使ってみて驚くかも?!トイレットペーパーにもこだわりを
トイレットペーパーは消耗品ゆえにコスパにこだわるのも良いですが、デリケートな部分に使うことや、臭いの問題もあります。
細かく見てみると実に多様化しているので、今使っているトイレットペーパーがどんな素材なのかを改めて振り返ってみてはいかがでしょう?より良い商品があれば、これを機に切り替えるのもおすすめです。