バターナイフおすすめランキングTOP11!料理好きライターが教える

みなさんは、朝食はご飯派? それともパン派ですか?

私は朝食にパンを食べることが多いです。休日などのゆったりと過ごせる朝は、丁寧にお出汁をひいて、お味噌汁と炊きたてのご飯という気分のときもあります。しかし、仕事がある慌ただしい朝には、やはり朝食にはパンが手軽なんですよね。

おかずやクリームが詰まったお食事パンより、シンプルなトーストの方が好きな私がよく買うのは、山食かカンパーニュです。

こんがりとトーストして、たっぷりのバターとジャム、あるいは佃煮や乾物を載せたりする日もあります。よく驚かれるのですが、バタートーストと佃煮の組み合わせって、すごく美味しいんですよ!

とっておきのおいしいパンなら、厚めのスライスをトーストしてバターだけで食べるのが好きです。マーガリンよりバターを選ぶ方も増えているようですが、冷蔵庫から出したばかりのバターをきれいにパンに塗るのは結構大変ですよね。

最近は、熱伝導率の高い金属で作られたバターナイフなどがあって、固いバターが塗りやすくなるように工夫された商品もあります。

みなさんは、どんなバターナイフを使っていますか?今回は、私がおすすめするバターナイフをご紹介します。

 

バターナイフとは?

バターナイフ

バターナイフとは、お料理に使うナイフやディナーナイフなどよりも小型で、バターをパンに塗るために利用されるナイフです。バタースプレッダーともいいます。

高級店ではバターナイフとバタースプレッダーを使い分けるところもあります。

バターナイフは自分のお皿にサーブするためのものとして使われ、取り分けした後に個々に置かれたスプレッダーを使って一口大にちぎったパンにバターを塗ります。

ご家庭で使うバターナイフなら、このような使い分けをする必要はないので、切り分けと塗りの両方を一本のナイフで行うのが一般的です。

 

熱伝導を利用したバターナイフ

ホットケーキ

近頃は、熱伝導が良い金属で作られた商品が販売されています。

金属の比率にもよりますが、純度100%で考えた場合、銀、銅、金、アルミニウム、ステンレス、木材の順に熱伝導率が低くなります。

銀や銅は熱伝導率が高く、握ったときの体温がナイフに伝わりやすいため、その特性によってバターが温まり柔らかくなります。

さらに、刃先にギザギザの加工がされていたり、突起状の穴が空けられるなどで、バターを削ぎやすくし、パンに塗りやすくなるように工夫がされている商品もあります。

 

バターナイフ選び方のポイント

ナイフ

バターナイフを選ぶ際に注目したい点は、デザイン、素材、価格、機能性の4点です。

 

バターナイフのデザイン

バターナイフのデザインはいろいろありますが、シンプルで利用シーンを選ばないものや、逆に美しいデコレーションが施されたもの、可愛らしい動物などの彫刻が施されているものなど、

バリエーションが豊かなので、好みのものを探してみると良いでしょう。また、お手持ちのバターケースに収納できるサイズかどうかを検討することも大切です。

 

バターナイフの素材で選ぶ

バターナイフ

バターナイフといえば、銀やステンレスなどの金属から作られた商品が一般的ですが、そのほかにも様々な素材から作られるナイフが販売されています。

木材か、金属か、あるいはプラスチックか。用途と特性で選ぶことをおすすめします。長持ちする商品を選びたいときは、金属製がおすすめです。ご自宅用とアウトドア用など、素材によって用途を変えると良いですね。

大まかな素材と特徴についてご説明します。

 

木製素材

天然木のカトラリーは、温かみが感じられて好きという人も多いですね。

オリーブ、メープル、ウォルナット、チェリーなど、色味や木目などが違うのも魅力です。北欧テイストのテーブルコーディネートによく合います。

 

ステンレス素材

ご家庭で使うカトラリーは、いまやステンレスが主流といえます。丈夫で長持ちし、他の金属より比較的安価に手に入れることができます。変色しないので、お手入れが簡単なのも長所のひとつです。

 

銀・アルミ・銅素材

熱伝導のよさを利用して、バターを柔らかくする商品が多く開発されています。ナイフを握る指の熱が、程よくバターを柔らかくして、パンに塗りやすくしてくれます。

 

プラスチック製素材

軽くて便利なプラスチック製のバターナイフもあります。

金属の刃物は外で持ち歩くことはできませんが、プラスチック製品ならアウトドアで利用したり、子ども用などにも便利です。ただし、丈夫さの点でいえば金属製の商品には劣ります。

 

バターナイフの形状で選ぶ!

バターナイフの形状には、いくつかの種類があります。形状によって使いやすさも変わってくるので、選ぶ際のポイントは知っておきたいところですね。形状ごとの特徴をしっかり把握し、好みや使いやすさで選びましょう。

 

ベーシックタイプ

ベーシックタイプとは、刃先が薄く尖っているナイフのような形のバターナイフのことです。鋭い刃先を使い、かたいバターの切り分けが簡単にできます。ベーシックタイプは一番良く売られている形なので、商品数が多く安価なものも多いことも魅力です。

デメリットは、パンにバターを塗る際に力加減が難しいことです。かたいバターをパンに塗っているときに、尖った刃先でパンを削ってしまう可能性もあります。

 

直線タイプ

直線タイプとは、刃先が凹凸のないフラットな形状になっているバターナイフのことです。シンプルな形でバターやジャムがすくいやすく、使用後のお手入れも簡単で汚れが残ることがなく衛生的に使えます。持ち手も手に馴染みやすい形状で、力を加えやすく軽い力でムラなく塗りやすいことが魅力です。

デメリットは、ベーシックタイプに比べると値段が高いことです。

 

バターナイフは価格も様々。

バターナイフの価格帯はセリアやダイソーなど、100均で手に入れられるものから高価なものだと数万円するものまでと幅広いのですが、デザイン性に優れるものや有名カトラリーブランドのものは比較的高価です。

高級品やデザインカトラリーは、贈り物にも喜ばれますよ。

 

機能性のあるバターナイフ

熱伝導率やギザギザ加工がされた機能性バターナイフのほか、持ち手部分が立てておけるもの、バター以外の食品をカットできる鋭い刃がついているものなどさまざまです。

熱伝導を利用したナイフでも、素材やデザインによって使用感は違いますので、レビューなどをよく読んで選ぶことをおすすめします。

 

私が実際に使っているバターナイフ

私の場合は機能性よりデザイン重視で、木製とステンレス製のバターナイフを、テーブルコーディネートに合わせて2本使い分けています。

たとえば、簡易的な朝食をとる場合は、真っ白なリネンのクロスに素焼きの食器を合わせて、木製のカトラリーを置くと、柔らかで素朴な印象になります。素焼きの食器には断然木製品が合うと思います。

たくさんのお料理を出すホームパーティなどの賑やかなシーンには、華やかなテーブルライナーを敷き、パンのかたわらにステンレス製のバターナイフを添えます。

こういった場合に木製品を選ぶと、お料理とテーブルの華やかさの中に溶け込んでしまいそうです。せっかくの良い道具なので、その魅力が十分に発揮できるようなシーンを選んで使い分けたいと思っています。

 

バターナイフで人気のブランド・メーカー

バターナイフはカトラリーメーカーからさまざまな商品が販売されていますが、そのなかでも特に人気の2つをご紹介します。

 

ジャンデュボ

Jean Dubost(ジャンデュボ)社は1920年にフランスで始まった小さな工房からスタートした歴史あるカトラリーメーカーです。

この会社が誕生したライヨール(ラギオール)地方の特産品が世界中の高級レストランでも愛用され続けているらいヨールナイフです。

この地方にまつわる伝統は、幼い頃から1本のナイフを一生使い続けるというもの。職人の村らしい、素敵な伝統ですよね。ジャンデュボ社からはカトラリーのほか、世界のソムリエの憧れといわれているソムリエナイフも販売されています。

ご家庭用には、お値段も手頃なバターナイフが親しまれており、贈り物としても喜ばれるでしょう。

 

アーネスト

1981 年創業の日本の洋食器メーカー、アーネスト社。一般家庭の生活に役立つキッチン雑貨を製造している会社です。今までに開発した商品は、なんと1,500点! 

社員に女性を多く採用し、「こんなものがあったらいいな」という生きた声から商品を開発しているそうです。

そんなアーネスト社の自慢の商品が「バターがとろけるバターナイフ」。糸状にバターを削り出すことによって、カチカチに冷えたバターをパンに塗りやすくした商品がヒットしました。

 

バターナイフおすすめランキングTOP11

第11位 貝印 バターナイフ Kai House Select FA5162

素材 ステンレススチール
刃の形状 特殊形
サイズ 13.5×3.7×1.8cm
重さ 23g

珍しい四角く切れるバターナイフです。一見バターナイフには見えない形ですが、使いやすいと人気がある商品です。キッチンアイテムにも定評がある貝印の商品です。

高カロリーなバターは、食べすぎが心配ですよね。こちらのバターナイフならバターをきれいな四角にカットすることができ、適量を簡単に取り分けることができます。切れ味も良く、バターをキューブ上に切り出せるので、料理などでバターを使う際に便利ですよ。

ステンレス製で洗いやすく、お手入れもしやすいです。

 

第10位 Therias & L’Econome アルミハンドル バタースプレダー

出典: Amazon.co.jp

Therias & L’Econome アルミハンドル バタースプレダー
ブランド
カテゴリ
素材 ステンレス、アルミ
刃の形状 直線タイプ
サイズ 全長152mm
重さ 40g

傘のロゴとぽってりとしたフォルムが愛らしいフランスの人気メーカーTherias&L’Econome(テリアス&エコノメ)のバターナイフです。

この可愛らしさで2,000円弱はお手頃ですね。他にも様々なカラーバリエーションがあります。

 

第9位 東屋 バターナイフ

素材 ステンレス+ 真鍮
刃の形状 直線タイプ
サイズ 17.5×1.5×0.6cm
重さ 記載なし

国内の手工業者と協働しながら暮らしの道具を制作する「東屋」と大正五年創業の鋳物製造会社「能作」によるバターナイフです。

柄は真鍮製で、5,000円弱とやや高価ではありますが、経年変化が楽しみながら、長く使い続けたい道具です。美しい道具は、いつもの食卓を上質にしてくれます。

 

第8位 Arteinolivo オリーブウッドのバターナイフ

出典: Amazon.co.jp

Arteinolivo オリーブウッドのバターナイフ
ブランド
カテゴリ
素材 オリーブウッド
刃の形状 直線タイプ
サイズ 全長約17cm
重さ 記載なし

オリーブウッドの木目が美しい木製のナイフです。特徴のある曲線デザインが魅力的ですよね。職人によるハンドメイドかつ天然素材。

インスタ映えまちがいなしです。オリーブウッド製品は比較的高価ですが、こちらのバターナイフは1,000円という破格のお安さ!

 

第7位 COPPER the cutlery カパーザカトラリー バターナイフ

出典: Amazon.co.jp

COPPER the cutlery カパーザカトラリー バターナイフ
ブランド
カテゴリ
素材
刃の形状 ベーシックタイプ
サイズ 約15.2cm
重さ 記載なし

美しいゴールドカラーと優美な曲線が魅力的な商品です。国内製という点もGOOD。2,000円弱と比較的お手頃な価格も嬉しいですよね。

COPPER=銅。その名のとおり、銅素材にこだわり、熱伝導率の高さを利用した商品です。COPPER the cutlery(カパーザカトラリー)からはアイスクリームスプーンも発売されており、プレゼントにも喜ばれそう。

いかがでしたか。日常使いのバターナイフを上質なものに買い換えてみませんか?たった一本の小さなナイフですが、毎日の朝食がより豊かになることうけあいです。

 

第6位 ジャンデュボ ライヨール バターナイフ チョコレート

素材 ABS樹脂、ステンレス
刃の形状 直線タイプ
サイズ 2×15.2cm
重さ 20g

Jean Dubost Laguiole(ジャン デュボ ライヨール)は1920年創立のフランスのメーカーで、カトラリーにあしらわれたマルハナバチは、ティエール地方のシンボルです。

ポケットナイフのメーカーとしてスタートしたライヨールのナイフは、刃の切れ味が良く、バターだけではなくフルーツなども簡単に切ることができます。1,500円弱とお手頃な価格も魅力です。

 

第5位 アルミ バターナイフ 槌目

素材 アルミニウム アルマイト加工
刃の形状 直線タイプ
サイズ 12×20mm
重さ 記載なし

こちらの商品はアルミニウム製。熱伝導率が高く、またサイズが小さめなので、小さなお子さまにも使いやすく、お手持ちのバターケースにもすっぽり収納できます。

持ち手部分の加工も程よいアクセント。シルバーのほかに、ピンク、ブラック、レッドとカラーバリエーションも豊富です。600円代という安さも魅力的!

 

第4位 ロベルトヘアダー オリーブウッド オールドジャーマン

出典: Amazon.co.jp

ロベルトヘアダー オリーブウッド オールドジャーマン
ブランド
カテゴリ
素材 刃/ステンレススチール、持ち手/オリーブウッド
刃の形状 直線タイプ
サイズ 11.5×22cm
重さ 24g

「ゾーリンゲン」という町の名前を聞いたことはありませんか? 職人の町として中世から伝統製法を守りつづけているドイツにある刃物の町です。

バターナイフとしてだけではなく、果物も、パンも良く切れる、絶品のテーブルナイフです。ウッドの柄も可愛らしいです。

 

第3位 柳宗理 バターナイフ

素材 18-8ステンレス
刃の形状 直線タイプ
サイズ 168mm
重さ 27g

日本製バターナイフの最高峰とも言われる柳宗理のバターナイフです。

手馴染みの良さや、重量感、佇まいまで、多くのファンから絶賛されている商品です。2,000円弱で、一生モノの生活道具。高くはないと思います!

 

第2位 アーネスト 早溶け スプレッドナイフ

素材 アルミニウム(アルマイト加工)
刃の形状 ベーシックタイプ
サイズ 16.5×2.5×2.5cm
重さ 18g

機能性バターナイフを使ってみたい方におすすめの商品です。熱伝導率が高いアルミニウムを採用した機能性バターナイフです。その伝導率は、なんとステンレスナイフの15倍!

ナイフの刃先はギザギザ形状になっていて、シンプルなナイフよりも抵抗なくバターを削れます。ギザギザの刃とは反対の滑らかな面で、バターをパンに伸ばすことができ、また窪みがついているので、ジャムなどにも最適。

1,000円弱というお手頃価格も良いですね!

 

第1位 ニトリ 溶けるバターナイフ 8914528

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ニトリ 溶けるバターナイフ 8914528
素材 アルミ
刃の形状 ベーシックタイプ
サイズ 14.5×行2×0.4cm
重さ 約10g

冷蔵庫から出したバターは、固くて切りにくく、パンにも塗りにくいですよね。忙しい朝、バターのかたさをちょっとしたストレスに感じている人もいるかもしれません。そんな方におすすめなのが、ニトリのバターナイフです。

熱伝導に優れたアルミを使用しており、ナイフをバターに当てた瞬間からバターが溶けだし、さっと切れます。熱伝導のおかげでバターがやわらかくなるので、パンにも塗りやすいです。

アルミ製なので、軽くて使いやすいことも魅力です。

 

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優秀なバターナイフで食事の時間をさらに楽しく

パン

 

 

様々な種類のバターナイフをご紹介していきましたが、気になる商品はございましたでしょうか。

「バターナイフなんて、切れればどれも同じ」と感じている方も多いかもしれませんが、きっとこだわりのバターナイフを使うことで

お料理や食事が楽しくなること間違いなしですよ!

バターは調味料の中でもお値段の高めな商品なので、使いすぎや無駄のないよう、こだわりのバターナイフで調節しながら使ってみてはいかがでしょうか。

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