プロ仕様の包丁をご家庭で!牛刀おすすめランキングTOP8

包丁にはいくつもの種類があります。

刺身包丁や菜切り包丁のような専用包丁は、その素材を切るのに一番適しているのでそれらの包丁を使うのが一番いいのですが、家庭でそんなに何本も包丁を揃えても置く場所がなかったり、使う頻度が少ないのにその為に専用包丁を購入するのは経済的に勿体無いという気持ちがあります。

それだけではなく、実際に調理をする時にいくつも包丁を使うのは手間がかかります。1本で何でも切れる包丁があると便利です。その便利な包丁が牛刀になります。

今回は牛刀についてご紹介します。

 

牛刀とは?

まな板に置かれた牛刀

 

牛刀と聞くとプロが使う包丁やお肉を切る専用の包丁と思っている方も多いと聞きます。

牛刀は、お肉を切る専用の包丁ではなく、肉・魚・野菜なんでも切ることに適している万能な包丁です。

牛刀の一番の特徴は、切っ先が尖っていて刃渡りが長いということです。切っ先が尖っているので、素材に細かい切り込みを入れたり切っ先だけを使い食材を切ったりすることができ、そして刃渡りが長いの大きな食材を切ることができます。

例えば、塊肉やキャベツなど大きな食材を切るときに牛刀だと切りやすいです。そして、カボチャなどの硬い食材は切っ先で切り込みを入れてから切ると切りやすくなります。

また、魚を下ろす時にも、尖っている切っ先と長い刃渡りをいかすと綺麗に下ろすことができます。

このように、どのような食材でも切りやすい、切ることができる万能包丁が牛刀です。

 

三徳包丁との違いって?

包丁の先端

牛刀は万能包丁というお話しをしましたが、万能包丁と聞くと三徳包丁を思い浮かぶ方も多いと思います。

三徳包丁は和包丁、牛刀は洋包丁になります。

和食文化の日本で元々使われていた包丁は菜切り包丁になります。明治以降、西洋文化が入ってきて、その時に牛刀も日本に伝わったと言われています。

三徳包丁は、菜切り包丁の刃を丸くして、牛刀のようなどんな食材でも切りやすい万能包丁として生まれました。

それなので、牛刀は切っ先が尖っていますが、三徳包丁は切っ先がカーブを描いているので尖っていません。そして、刃渡りが三徳包丁よりも牛刀の方が長くなります。

切っ先が尖っていて、刃渡りが長いので、あらゆる素材を切りやすく大きな食材も切れるので、プロの方は三徳包丁ではなく牛刀を使う方が多いのです。

 

牛刀の刃の素材にこだわろう

トウモロコシを包丁で切る人

包丁を選ぶときに大事になってくるのが刃に使われる素材です。それは、牛刀も同じです。

一般的に販売されている包丁はステンレスの素材が多いですが、包丁の刃に使われている素材は鋼・ステンレス・セラミックがあります。素材により、切れ味や切れ味の持ち、また重さや耐久性など変わってくるので、包丁それぞれの使い方や使用になる方の使いやすさなどによりどの素材が良いのか変わってきます。

 

鋼は丈夫で切れ味が鋭いのが特徴です。

そして、切れ味が落ちてきても研ぎ直しができるので、品質の優れている物でしたら一生物の包丁となります。プロの方など切れ味にこだわる方が多く使っています。

包丁の切れ味は包丁選びで一番と言っていいほど購入の決め手になりますので、切れ味の良さを求めるのなら鋼ですが、丈夫な分、重さがあります。そして、包丁や刃が錆びやすいので、きちんとしたお手入れが必要になります。

 

ステンレス

ステンレスは軽くて錆びにくいのでお手入れが簡単な包丁です。

その為、多くのご家庭で好まれて使用されています。ただ、脆いとまでは言いませんが、丈夫ではないので刃が欠けたり折たりする心配があり、切れ味の落ちも早いです。

切れ味の落ちが早く、切れ味が鋼に比べると劣りますが、ステンレスは家庭で簡単に研ぎ直しができるので、普通のご家庭で使用するにはじゅうぶんではないかと思います。

 

セラミック

セラミックは包丁の材質としてはあまり一般的ではありませんが、最近では販売されている商品が増えてきました。白い素材で、軽くて切れ味が良く、そして切れ味の持ちがよいのが特徴の包丁です。

デメリットは切れ味は良いのですが、丈夫ではないので刃が欠けやすいです。そして、専用シャープナーでしか研ぎ直しができないので、基本的には切れ味が落ちたら購入のし直しをするしかありません。

鉄製品ではないので錆びる心配がなく、そして軽いので、お手入れは簡単ですが、食材などの色移りがしやすいです。包丁は金物なのだからセラミック製は玩具のような物と思う方も少なからずいると思いますが、最近のセラミック包丁は本格的な商品が多数販売されています。

 

牛刀選びのポイントをご紹介!

左手で包丁を持つ

刃の素材についてはお話ししましたが、その他にも牛刀を選ぶ際に注意したいポイントがあります。

 

刃渡り

刃渡りとは包丁の刃の長さになります。

牛刀は短いものですと15cmくらいからあり、長いものでは40cmほどあるものもあります。短ければいい、長ければいいということははありませんが、一般的に言われているのは短い方が包丁操作がしやすいので使いやすいと言われています。

長いものは塊肉をはじめ大きな魚なども裁く事ができるので、料理人などのプロの方や料理に慣れている方が好んで使用しています。

家庭でも豚肉のブロック肉や、キャベツなどの大きな食材を切ることがあるので、まな板の長さに合わせたできるだけ刃渡りが長い牛刀の方が後々便利ではないかと思います。

一般的なまな板の大きさと牛刀の使いやすさを考えると、目安として18cm~24cmの牛刀を選ぶのがよいと思います。

 

柄の素材

牛刀だけではありませんが、包丁は柄の素材は、木製・ステンレス製・樹脂製があり商品により違います。

それぞれの素材により特徴がありますのでご説明します。

木製

木製の柄は、包丁の柄として使うように加熱圧縮されているので、通常の木よりも丈夫でカビにくいです。手になじみやすく滑りにくいのが特徴になります。

しかし、丈夫でカビにくいと言っても、木には変わりないので使ったあとにきちんと乾かさないとカビますし、劣化の原因になります。

 

ステンレス製

ステンレス製の柄は、刃もステンレスになっているので、オールステンレスの一体型の商品が多いです。

ステンレスは水で洗いやすく、洗ったあとに布巾で拭くだけで水滴を取ることができるので、衛生的に使用できるのが特徴になります。

ステンレスなので水に濡れると滑りやすいというデメリットがありますが、商品により滑り止めがついていたりするのであまりこのデメリットは気にしなくてもよいと思います。

 

樹脂製

樹脂製の柄は、適度な重さがあり調理がしやすいために好まれる方が多い素材です。

水に強いので劣化があまりなく、商品によっては抗菌効果があり、洗ったあとは布巾で吹くだけでよいのでお手入れも楽です。

これといったデメリットもありません。

 

ツバ(口金)の有無

包丁には、柄と本体の繋ぎ目部分にツバと呼ばれる口金があるものと無いものがあります。

ツバは、刃の部分と柄の部分を繋ぐ金属の事でツバがあることで、柄の部分に水の浸入を防ぐので柄が長持ちし、包丁の刃と柄の部分に凹凸が無くなるので、洗いやすく衛生的に保つことができます。

また、ツバがあることで包丁の重量バランスがよくなるので使いやすく、そして長く使っても疲れないと言われています。

ただ、ツバがあると少々お値段が高くなります。

 

牛刀のおすすめブランドをご紹介!

包丁

 

藤次郎

刃物の街として有名な新潟県燕三条の包丁ブランドです。

全ての製造工程を一貫しておこなっているので、品質の良い包丁を販売し続けていて、その品質はもちろんのこと切れ味にとても定評があるブランドです。

世界的に人気のブランドで、プロの料理人の方も多く愛用しているそうです。

また、プロの方用のハイエンドモデルから家庭用のエントリーモデルまで豊富なラインナップがあるのでお好みの包丁が選びやすいブランドです。

 

堺孝行

大阪府堺市の刃物メーカー青木刃物製作所の包丁ブランドです。

600年以上の歴史がある堺刃物。その伝統を受け継いでいるブランドで、包丁の製造工程である鍛造・刃付け・柄付け・銘切りをそれぞれ専門の職人が作っており、切れ味を含め品質はもちろん高級感までも追求した包丁作りをしています。

プロの方も愛用している方が多く、憧れの包丁ブランドと言われるほどです。

 

ツヴィリング、ヘンケルス

ドイツの調理器具メーカー、ツヴィリング J.A. ヘンケルスのブランドです。

ツヴィリング J.A. ヘンケルスは、1731年に創業されて以来、高品質・高機能な包丁を中心としたモノ作りで知られており、世界中で人気のあるメーカーです。

包丁の製造過程で独自開発した熱処理工程を使い分け製造しているので、切れ味や切れ味の持続性、そして耐蝕性に優れています。

また、オールステンレスの製品をはじめとして美しいシルエットでデザイン性にも定評があり人気の一端を担っています。

ツヴィリングは、使いやすさを追求し、職人の伝統技術と新しい技術を合わせた最先端といえる包丁のハイエンドモデルのラインナップになっています。

ヘンケルスは、そのツヴィリングの技術はそのままで購入しやすいエントリーモデルのラインナップになっています。

 

牛刀おすすめランキングTOP8

第8位 貝印 関孫六 茜 牛刀

安い!

日本のメーカー貝印から展開されている包丁ブランド関孫六の茜シリーズの牛刀になります。

刃渡り18cm、ステンレス製、ツバ有り、食器洗い機対応の牛刀です。ステンレス3層鋼を使用しているのでサビに強く、鋭い切れ味と研ぎやすさです。

刃付け後にできるエッジ(角)を研磨加工しているので、食材への切り込みが良くなり、切れ味がよく切りやすい牛刀で、耐熱性の高い樹脂の柄なのでお手入れが簡単です。

お値段は2500円ほどになります。購入しやすいお値段なので牛刀と使ってみたい方や、はじめて使う方にオススメの商品です。

 

第7位 VKING セラミック包丁

オールブラックの牛刀

キッチン用品を扱うV-Kingの牛刀になります。

刃渡り18cm、セラミック製、重さが106gです。セラミック製の牛刀なので、錆びる心配がありません。軽くて、抗酸化加工がされている牛刀なので切れ味が長持ちします。

色移りしてしまうのがラミック製の包丁の欠点ですが、刃先から持ち手まで黒色に加工されており、色移りによる漂白をする必要ありません。

価格は3000円ほどになります。オールブラックという包丁は珍しいので男性にもおすすめです。

 

第6位 Misono モリブデン鋼 牛刀

刃渡りが長い!

Misonoは刃物の街、関市発で、主にプロ用包丁を手掛けていることで知られているブランドです。

刃渡り24cm、ステンレス鋼製、ツバ有りの牛刀で柄は黒強化木になっております。

モリブデン鋼シリーズは、普及価格帯のシリーズなので家庭用として人気のある包丁で、刃にはモリブデンとバナジウムが入ったハイカーボンの高級ステンレスを使用し、ステンレス鋼製ながら切れ味が良く、切れ味の持続も良い、そして錆びにくい特徴もあります。

ツバは、刀身と一体になっているので洗いやすく衛生的に保つことができます。

価格は12300円ほどになります。性能に優れたステンレス牛刀をお探しの方にオススメになります。

 

第5位 グローバル 牛刀

オールステンレス

刃物の産地として有名な新潟県燕市に構える吉田金属工業の包丁ブランド、グローバルの牛刀になります。

刃渡り18cm、ステンレス鋼製、柄と刃身が一体型のオールステンレスです。刃先から柄までオールステンレスで作られています。スタイリッシュなデザインなこの牛刀は持ちやすいというだけでなく、鋭い切れ味と優れた耐久性の双方で定評のある包丁なんです。

握りやすい持ち手になっていることで調理がしやすい牛刀です。作業がしやすく、刃渡り18cmという長さは扱いやすいです。

価格は9900円ほどになります。値下げを一切しないブランドで、その価値に安心感があります。

 

第4位 Zwilling アーク シェフナイフ

オシャレで使いやすい!

ツヴィリングの牛刀で、刃渡り18cm、ステンレス鋼製、ツバ有りです。

最新鋼材のFC61ブレードを使用することで刃欠け・刃こぼれに強く、ツヴィリング関工場の職人が、切れ味とその持続性とのバランスを考慮して設定された絶妙な角度で刃付けを施されています。

柄の部分は全体に丸みがあり、どのような握り方をしても手に触れる面積が大きく取るように設計されているので、握った際に安定感があり、刃身と柄の重量バランスが考えられて調整してあるので作業がしやすい牛刀です。

価格は9700円ほどになります。西洋風のデザインがお好み方にオススメの牛刀です。

 

第3位 Henckels HIスタイル 洋包丁

低価格で使いやすい牛刀

ヘンケルスの牛刀で、刃渡り18cm、ステンレス鋼製、ツバ無しです。

特殊ステンレス鋼を使用している刃は切れ味に優れているだけでなく、切れ味の持ちもよくサビにも強いです。そして、持ち手の柄の部分人間工学に基づいた設計をされており、手にフィットし長時間握っていても疲れにくく使いやすくなっています。

熟練の職人による日本の料理環境に合わせた本刃付けなので、刃先を使ったって食材を切ったり、お刺身を引いたりすることも可能な牛刀です。

価格は2300円ほどになります。購入しやすい価格なので人気のある牛刀です。

 

第2位 藤次郎 DPコバルト合金鋼割込

切れ味が抜群!

藤次郎の牛刀で、刃渡り21cm、コバルト合金鋼製、ツバ有りです。

藤次郎の中でもプロ DPコバルト合金鋼割込シリーズは、職人による本刃付け仕上げなので切れ味がよく、切れ味の持ちも良く、そして研ぎ直しも簡単にできる、本格派ながら家庭でも使いやすい包丁として人気があります。また、柄の部分は、黒積層強化木を使用し、握りやすく滑りにくいので手が水で濡れていたりしても作業がしやすいです。

刃渡り21cmあるので家庭で使うには不便を感じることがないサイズ感だと思います。

価格は10500円ほどになります。切れ味にこだわる方にオススメの包丁になります。

 

第1位 堺孝行 槌目ダマスカス

出典: Amazon.co.jp

堺孝行 槌目ダマスカス
ブランド
カテゴリ

一生物の牛刀!

堺孝行の牛刀で、刃渡り21cm、ステンレス鋼製、ツバ有りです。

綺麗な模様がはいっている刃は、ステンレスダマスカスV金10号鋼割込でプロによる高硬度処理がされているので丈夫なだけでなく切れ味と切れ味の持ちに優れています。鋼製なのでこまめに手入れをしないとサビやすいですが、研ぎ直しもしやすく家庭でのお手入れは簡単なのではないかと思います。また、木製の柄は手になじみやすく持ちやすいので作業がしやすく疲れにくいです。

価格は15000円ほどになります。切れ味や持ちやすさなどを含めた作業のしやすさがとても優れているので料理人の方でも満足がいく牛刀だと思います。

 

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まな板

 

牛刀の売れ筋ランキングもチェック!

なおご参考までに、牛刀の売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

Amazon売れ筋ランキング 楽天売れ筋ランキング Yahoo!ショッピング売れ筋ランキング

 

牛刀でストレスから解放

果物と包丁

牛刀についてご紹介しました。どれか気になったものはありましたでしょうか。

牛刀はプロの料理人が使う業務向けの包丁と思われている方も多いと思いますが、西洋では昔から家庭で使う万能包丁です。日本は昔と今では食事が変わってきているので、和食ばかり作るというよりは和食・洋食関係なくご家庭で作っていると思います。それなので、食文化の変化に伴い日本でも家庭にあった方が便利な包丁だと思います。

キャベツやカボチャを丸のまま切るのに苦労していませんか?肉の塊は何度か包丁を入れ直して切っていませんか?それらの作業は多少なりにも時間のロスに繋がり、そしてストレスとなります。

牛刀があればそれらのストレスから解放されますので、ぜひご家庭に1本牛刀を揃えてみるとよいと思います。

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記事内で紹介されている商品

貝印 関孫六 茜 牛刀

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