栄養士ママが教える！さつまいもおすすめランキングTOP8

秋の味覚と言えば「さつまいも」と言う方も多いのではないでしょうか？
子供からお年寄りまで、幅広い世代に人気の秋の味覚でもあるさつまいも。

焼き芋・スイートポテト・大学芋…など、さつまいもを使った料理もたくさんあります。

今回は秋の味覚の定番。
さつまいもに注目し、様々な魅力をご紹介します。

こんなにもすごい！さつまいもの隠れた魅力と歴史
商品を購入する際のポイント3つ
焼き芋時、食感は大きく変わる！
家庭でのおすすめの焼き芋の作り方
スティック大学芋レシピ
さつまいも別おすすめの調理法
さつまいもおすすめランキングTOP8
さつまいもの売れ筋ランキングもチェック！
料理のバリエーション豊かなさつまいもで食卓をより豊かに

こんなにもすごい！さつまいもの隠れた魅力と歴史

ビタミンCが豊富

美肌には欠かすことのできないビタミンC。
実は、さつまいもにはイモ類の中では、一番含有量が多いのです。
本来熱に弱いとされるビタミンCですが、さつまいものビタミンCは、皮ごと調理することにより、他の野菜に比べ壊れにくくなります。

カリウムが豊富

カリウムには、ナトリウム排泄を促進し血圧の上昇を抑える働きがあります。
また、むくみを防ぐ働きもあります。

その他にも、糖質の代謝に関係するビタミンB1や血行を促進するビタミンEも豊富に含まれています。

このように栄養も豊富なさつまいもは、1600年頃、中国から日本にやってきました。
琉球（現在の沖縄県）から薩摩（現在の鹿児島県）に伝わったので、サツマイモとよばれています。
八代将軍、吉宗（よしむね）のころに、蘭学者の青木昆陽（こんよう）によって全国に広められたそうです。
(農林水産省HP参照)

商品を購入する際のポイント3つ

食感や料理の種類で選ぶ

さつまいもは加熱することで、食感や甘みが種類ごとに大きく異なります。
さつまいもをどのように調理するのか？焼き芋やデザートなど、料理の種類によって選ぶ事がおすすめです。

仕上がりの色で選ぶ。

さつまいもは品種も多く、スーパーでもよく見かける中が黄色のさつまいもや、紫芋のような紫色のさつまいもなど、様々な色があります。
ご飯のおかずやデザートで使う時などは、仕上がりの色も意識し、焼き芋の品種を選ぶと良いでしょう。
色も意識することで、目で見ても美しい料理の仕上がりになります。

有名な品種で選ぶ。

近年では、さつまいもを使った専門店が数多く出店するほど、さまざまな種類が私達の身近に販売されるようになりました。
近年では、安納芋やシルクスイート、鳴門金時など様々なブランドさつまいもが人気です。

焼き芋時、食感は大きく変わる！

さつまいもを焼き芋にした時、食感は大きく3つに分かれます。
糖度が高く、甘みを強く感じるねっとり系。

昔ながらの焼き芋の定番、ホクホク系。
その中間の品種がしっとり系です。

ねっとり系

安納芋(あんのういも)

鹿児島県種子島で作られていることで有名な安納芋。
日本一の糖度があるさつまいもです。
そのまま生の状態でも糖度が13〜14度ありますが、焼くことにより糖度は40度にもなると言います。
そのため、スイーツのように甘みが強く、しっとり・ねっとりとした味わいが楽しめることが特徴です。
安納芋もさたくさんの品種と名称があり、安納紅・安納黄金・安納紫(種子島ゴールド）の3つに大きく分かれます。
その中でも、一般的に安納芋とて発売されているのは安納紅という品種です。

シルクスイート

名前の通り「シルクのような食感」が最大の特徴のさつまいもです。
滑らかで上品な舌触りで、滑らかさは紅はるかや安納芋を勝ります。
通常のさつまいもより甘いですが、安納芋の味の濃さに飽きてきた、という方におすすめです。

ホクホク系

鳴門金時

一般的にさつまいも、と言われて想像するタイプが鳴門金時です。
焼き芋・天ぷらどんな料理でも使いやすい万能タイプのさつまいもです。

紅あずま

皮色が鮮やかで甘みが強く、やや粉質のため焼き芋にすると昔ながらのホクホクの食感が味わえます。
鳴門金時同様、焼き芋・天ぷらなどどんな料理にでも使いやすいさつまいもです。

しっとり系

紅はるか

ほくほく系とねっとり系の中間のさつまいもです。
ねっとり系も良いけど、ほくほく感も欲しい。ねっとり系は好きだけど、濃くて飽きてきた…というニーズに応えて登場した品種です。
しっとり甘くなめらかで、ほくほく感も一緒に楽しめるのが特徴です。

家庭でのおすすめの焼き芋の作り方

【材料】
・さつまいも　1本
・キッチンペーパー　2枚
・ラップ　さつまいもをきっちり包める大きさ
・アルミホイル

【作り方】

①さつまいもをよく洗ったら、濡らしたキッチンペーパーで包む。
②ラップでしっかり包み、600w約10分加熱する。
③アルミホイルで包み、さらに10分ほど加熱する。

アウトドアで作る場合は、さつまいもを洗ったらびちゃびちゃに濡らした新聞紙で包みます。さらにアルミホイルで全体を巻きます。
その後、焚き火や炭火の脇に置いておきます。大きさによりますが30分以上かかるので、炭に火が着いたら最初から入れておくことがおすすめです。

スティック大学芋レシピ

お弁当のおかずやおつまみにも、子供から大人まで食べやすいスティックタイプの大学芋です。

【材料】
・さつまいも　 1本 ・はちみつ大さじ2・醤油　大さじ1・みりん　大さじ1・黒ごま　適量

【作り方】
①さつまいもは皮付きのまま1cm幅の短冊切りにする。
水にさらしてよく水気をきります。
②フライパンに多めの油(大さじ3杯くらい)、さつまいもを入れたら火をつけ中までよく火を通します。
③火が通り油が残っていたら拭き取ります。黒ごま以外の調味料を全て入れ煮からめます。火を止め、黒ごまを入れたら完成です。

ポイントは、砂糖の代わりにはちみつで作ることです。
はちみつの方がミネラルが豊富に含まれており、栄養価も高く免疫力も高めてくれるのでおすすめです。(はちみつの代わりに砂糖でも作れます)
さらに皮付きで作ることで、栄養も余す事なくしっかり摂れますよ。
時間がない時は、水さらしした後に耐熱容器に入れ、ふんわりラップをし、一度レンジで軽く火を通しておけば調理時間がぐっと短縮できます。