皆さんこんにちは。今年は本当に異常な暑さですね!
こんな毎日ですから、食欲がなくなっちゃってませんか?!
おなかはすいてるんだけど、食べたいものがない…なんて、ちょっとまいっちゃってるあなたにカレー!
美容や健康にもいい成分を含んだスパイスが数々使われているカレー、最近はイチローが「毎朝カレーを食べていた」という話から話題になった「朝カレー」なんてのもありましたね!
カレーを食べるとこういいことがあるかもしれない成分の話
カレーにはいろいろなスパイスが使われていますが、その中で体に良い成分があるものをご紹介したいと思います。
GABANのカレー粉セットに含まれているスパイスからご紹介したいと思います。
ターメリック(アキウコン)
クルクミンが含まれ、抗腫瘍作用や抗酸化作用、抗炎症作用、抗アミロイド作用(タンパク質の一種アミロイドが原因、あるいは関わるとされる病気にアルツハイマー型認知症、糖尿病、パーキンソン病、不整脈、動脈硬化症、関節リウマチなど多数)
カレーの黄色の主成分はターメリックによるものです。
クミン
カレーに特有の香りと辛味を加えている。クミンシード(種子)、粉にしたクミンパウダーがある。肌の劣化・老化に関わる抗糖化作用があり、糖化最終生成物AGEsを減らしたり、糖とタンパク質の結合の阻害、そもそもの糖の吸収を抑える効果がある。
コリアンダー
生食する葉を中華料理では「シャンツァイ(香菜)」、エスニック料理ではタイ語で「パクチー」といい、果実や葉を乾燥したものを香辛料として「コリアンダー」と呼ぶそう。
陳皮(チンピ)
漢方では食欲不振、嘔吐、咳止めの他、血圧降下作用などがある。
フェンネル
甘い香りと苦みが特徴で消化促進・消臭に効果。
シナモン
言わずと知れた、スパイスの王様。ニッキアメなどでもなじみの深いニッキ(肉桂)とは品種が違うだけで同種の木。
体を温める、発汗・発散、毛細血管の保護・修復、水分代謝を調節する作用がある。
ガーリック
ニンニクの成分の一つスコルジニンには、強力な酸化還元作用があり、民間療法の分野では体内の組織を若返らせ、新陳代謝を盛んにし、疲労回復に役立ち、強壮・強精作用があるとされている。他に強力な殺菌作用を持つ。
ジンジャー
ショウガ。冬にはショウガを使った食品や、食事メニューをよく見かけるショウガ。冷え性の方には嬉しい体を温め血行を良くする作用は有名。
カルダモン
ストレス改善効果を持つ。
セイジ(セージ)
際立って強い抗酸化作用を持つ。
ナツメグ
漢方では気管支炎、リウマチ、胃腸炎の薬として処方されるようです。
ブラックペッパー
黒胡椒。薬膳としても消化不良、嘔吐、下痢、腹痛に効果があるとされ、胡椒に含まれるピペリンという成分には抗菌、抗酸化作用がある。
そして、一緒に摂取した薬の作用を増強するとの研究報告があるとのこと。
ベイリーブス
月桂樹の一種の葉。厳密にはローリエ(フランス語/ローレルはスペイン語)とは別種なのか、スパイスを販売しているS&B食品さんのホームページによると、「月桂樹のうち、アメリカ産の葉の長いものをベイリーブスと呼んでいます」との記述があります。
月桂樹の葉には胃液分泌の亢進や胃液の出過ぎを抑制する作用があるとのことです。
GABAN 手作りのカレー粉セット
出典: Amazon.co.jp
こちら、今回参考にした各スパイスを分包してセットにした手造りルゥの素セットなのですが、フライパンで煎って作るんです。一般的な溶かすだけのいつものカレールゥとは一味違ったおいしさです。
こんなにあるよご当地カレー!(東日本編)
…なんて言うか、こうやって見るとカレーって生薬の塊みたいなものなんですねぇ…「薬膳カレー」と称してるカレーも見たことありますし。
まぁ、普段食べてるおうちのカレーでもいいんですけど、たまには変わった各地のカレーもいかがですか?というのが、今回の趣旨なんです☆
そこで、調べてみました全国のカレー!!予想以上に多くて、まさにインド人もびっくりの種類の多さ!
その中でも「名産品を使っている」、或いは「当地の有名店やホテルのレシピで作られている」とより味に信頼感のありそうなものを中心に集めてみました。
…というわけで、愛知やその近辺に在住の方、もしくは住んでいたことがある方なら15年くらい前から名古屋市で「にっぽんど真ん中祭り」が開催されている(正確には1999年~)ことをご存知でしょう。
通称「ど祭り」というらしいのですが、真ん中だと言っているのでここを基準に東西を分けていこうと思います。
東海(愛知以東)
静岡 伊豆高原ケニーズハウスの白いカレー 嘘と罠
いきなり、黄色とか茶色でないカレーから始まりましたが、こちら地元の人気店なんですって。パッケージに目を引かれます。
訪れた人のクチコミを見ると、他の食事もおいしいお店とのこと。行ってみたいですねー
甲信越
長野 軽井沢 幻の三笠ホテルカレー ビーフ
出典: Amazon.co.jp
三笠ホテルとは、1906年(明治39年)から1970年(昭和45年)まで軽井沢町で営業をしていた高級ホテル。文化人財界人に愛され、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれたそう。
日本人の設計による純西洋風建築であり、現在は国の重要文化財に指定され「旧三笠ホテル」として公開されています。
そんな伝統と格式のあるホテルの元シェフからレシピの提供を受け、現代風に改良されて蘇ったのがこのカレーです。
食べれば「軽井沢の鹿鳴館」の残り香が感じられるかも…!?ですね。
山梨 ぶどう園の葡萄カレー
出典: Amazon.co.jp
山梨と言ったら果物王国!その果物王国で採れたぶどうをゴロゴロさせちゃいました!
…ポークカレーの中で(笑)
リンゴを擦っていれるというのは昔からあるので、ぶどうがダメだとは言いませんが…絞ったり、刻んだりではなくゴロゴロ。
それを難なく受け入れるカレーのポテンシャル…恐ろしさすら感じますね(笑)
新潟 かんずり屋さんのゆずカレー
出典: Amazon.co.jp
「かんずり」とは、新潟の有限会社かんずりの販売する唐辛子味噌の一種。
かんずりについてはWikipediaに載っていました。
秋に塩漬けした唐辛子を翌年1月の大寒の時期に雪上に撒いて数日間晒し、黄柚子と米糀、塩などと混ぜて3年発酵させ、4年目に樽ごと気温が0度以下に下がる雪の屋外に出す「寒ざらし」工程を経て初めて完成だそうです。
普通のカレーの辛さとは違った辛さが味わえそうですね。
関東
神奈川 魚籃亭よこすか海軍カレー
出典: Amazon.co.jp
横須賀の商工会議所が海上自衛隊と協力して「カレーの街」を掲げたのが1999年。
以来、よこすか海軍カレーとして色々な店から出されていますが、その中でも公認第一号であり名店として名を馳せる魚籃亭(ぎょらんてい)のカレーです。
明治41年に作られた軍隊食のレシピ「海軍割烹術参考書」をもとにして再現されているそうです。
東京 銀座プラチナカレービーフ
出典: Amazon.co.jp
銀座「マキシム・ド・パリ」の元総料理長がその腕を振るう、「お手頃価格でフレンチを」がコンセプトのお店のカレーです。
実際の店舗でもカレーが提供されているので、お近くの方は是非店舗の方も味わいに行ってみてください。
栃木 いちごのカレー
出典: Amazon.co.jp
栃木のイチゴと言ったらブランドいちご「とちおとめ」。そのとちおとめをカレーに…ゴロゴロとはしていませんが、果汁をたっぷり使用。
食べた人のレビューによると「いちごジャムの味がするカレー」だそうです。
いちごカレーですから、いちごを感じるように作られている。お愛想程度に入れたのではない出来、その姿勢は誠実です。
茨城 奥久慈 しゃも伽哩
出典: Amazon.co.jp
全国特殊鶏(地鶏)味の求評会で1位に選ばれた「奥久慈しゃも」。
闘鶏として知られるシャモ(軍鶏)ですが、茨城県は古くからその生産地だそうです。普通の鶏肉とは一味違うシャモのカレーです。
このカレーは気になりますね。
群馬 足利マール牛ゴロゴロカレー
出典: Amazon.co.jp
マールとはワインを搾った後の葡萄の果皮や種のことで、元がぶどうですからポリフェノールやビタミンEが豊富に含まれています。
そのマールを腕利きの飼料屋さんが乳酸発酵させたものを食べて育った牛を使っています。
他にも大麦粉を使用したりと地元素材にこだわったカレーです。
埼玉 北本トマトカレー
出典: Amazon.co.jp
1925年(大正14年)からトマト栽培を続けてきた北本市のトマトを使ったカレーです。
なんとご当地カレーグランプリといったグルメコンテストで何度も優勝・準優勝している、ある意味本当に間違いのないカレーです。
千葉 房総 ポークカレー
出典: Amazon.co.jp
トウモロコシやキャッサバなどの穀類に海草粉末を加えた専用の餌を食べた豚です(ビタミンEを強化しているとのこと)
特徴としてはクセや臭みがなく旨味が強いマイルドなお肉になっているそうです。
東北
岩手 小岩井農場 厳選素材カレー
出典: Amazon.co.jp
岩手の美味しいものを挙げる時、小岩井農場ブランドのものって必ず上がってきますよね!
長い歴史を持つ小岩井農業産の牛バラ肉やヨーグルトといった厳選された素材を使用しています。
素材に関してはひょっとしたら最も信頼性の高いカレーかもしれませんね!
山形 やまがたの樹になるルビー 山形産さくらんぼカレー
出典: Amazon.co.jp
ピンクのカレー…しかも果実入り。
牛乳やクリームがふんだんに使用されているのでピンクベージュの色をしているのにスパイスの風味がしっかりしているという不思議なカレーです。これは一度食べてみたいです。
山形 やまがたのくだものの女王 山形産ら・ふらんすカレー
出典: Amazon.co.jp
同シリーズのラフランス版。こちらも果実が入っています…なんというか攻めた商品開発してますね…!
宮城 べこ政宗牛たんカレー
出典: Amazon.co.jp
やはり、宮城は杜の都仙台、ここは牛タンですよね!
べこ政宗の牛タンはスーパーのお肉売り場で売られていて食べた事があるので、こちらの味の信頼性は東北ピックアップの中ではピカイチです(笑)
青森 大間まぐろカレー
出典: Amazon.co.jp
青森は大間漁港で揚がるクロマグロは「黒いダイヤ」と呼ばれる程のブランドマグロ。
その大間のマグロを使用した贅沢なカレーです。
しかも青森と言ったらリンゴ!リンゴジュースとわかめも入れられています(笑)
わかめとまぐろとリンゴ…どのようにまとめられているのか気になるところですね。
秋田 UMAMY 牛すじと甘酒の秋田美人カレー
出典: Amazon.co.jp
東北というと、美人が多いことでも有名ですよね。
秋田のカレーはその秋田美人にちなんで、美容にいいコラーゲンと米どころでもあるところからか米から発酵を経て作られる甘酒を使った女性に嬉しいカレーとなっています。
北海道
五島軒 函館カレー 中辛
出典: Amazon.co.jp
函館のカレーは1879年(明治12年)創業の有名老舗西洋洋食店 五島軒のカレーです。
五島軒は天皇皇后両陛下もご公務で北海道へいらした際こちらでお食事をされたとのことで、味については折り紙付きとも言うべきお店です。
こちらは実際に食べてみました!どんなカレーだったかは次の項で。
北海道の星 大泉 洋プロデュース 本日のスープカレーのスープ
出典: Amazon.co.jp
「北海道の星」と言えば大泉洋さん!先日、ネットで「北海道150年で最も功績のあった人は」というアンケートで第9位にランクインされてました!
私自身も「水曜どうでしょう」のファンなのですが、「シェフ大泉」しか浮かばず…(笑)
視聴者の方ならご存知の「おみまいするぞー!」系のカレーなんでは…という気がしてなりません(笑)
しかし、これもファンとしては一度はチャレンジしてみたい…気になるカレーです(笑)
北海道の星 大泉 洋プロデュース 本日のスープカレーのスープ アジア
出典: Amazon.co.jp
なお、なんとまさかのバージョン違い、アジア風バージョンもあります(笑)
実際食べてみました!
岩手 小岩井農場 厳選素材カレー
出典: Amazon.co.jp
なんていうか、とても「いいカレー」です。質が高いというか…丁寧に作られていて、辛いだけではない。
奇をてらっていない、「これぞカレー!」って感じの正統派のカレーでした。
北海道 五島軒 函館カレー 中辛
出典: Amazon.co.jp
前の項でも少し紹介した、天皇陛下もお食事された函館の老舗洋食店のカレーです。
写真は撮り忘れてしまったのですが、こちらはゴロゴロ系のカレーでお肉も良かったですが、おいもが美味しかったんです!
そして、素朴な感じで優しい口当たりだけどちゃんと程よく辛さもあって…
個人的に私はこっちが好きだなと感じました。
五島軒 究極の函館カレー 中辛
出典: Amazon.co.jp
究極バ-ジョンもあって、こちらも気になりますね!
いつか、実際のお店にもお邪魔したいです!
もっと冒険してみたい!?他にもあるよ東日本のご当地カレー!
エースコック よこすか海軍カレーラーメン
出典: Amazon.co.jp
エースコック よこすか海軍カレーうどん
出典: Amazon.co.jp
このあたりはまぁ、お蕎麦屋さんうどん屋さんでも出している店がありそうですが…
よこすか海軍カレーラムネ
出典: Amazon.co.jp
カレーソーダ…こんなのもあるのですね…これこそまさに「カレーは飲み物」ですね(笑)
あ、でも以前、横浜の中華街で見たような…今度行くことがあったら探してみようと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?実際にはもっとたくさんあって、まさに紹介し切れない程の商品の量でした。
日本人のカレー好き、ここに極まれりといった感がありました!
この夏、実際に気に入ったカレーを産んだ土地を訪ねる旅なんてのもいかがでしょうか?