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コーヒーといえば”香り”そしてすぐに飲めるのがうれしい
毎日の朝食で、会社のデスクで、友達と入ったカフェで・・・私たちの生活のあらゆるシーンに登場し、癒しと安らぎを与えてくれるコーヒー。みなさんはいつもどんなときにコーヒーを飲みますか?また、飲みたくなりますか?
わたしたちの暮らしに深く浸透しているコーヒーですが、ただ美味しいだけではなく色々な側面があります。まずはコーヒーといえば”香り”ですよね。
コーヒーの香りを嗅ぐと癒されるという方も多いと思います。
今ではドリップコーヒーからインスタントコーヒー、ポーションコーヒーなど様々な種類のコーヒーが発売されており飲みたいと思った時にすぐに飲めるのがうれしいですよね。
とはいえ、コーヒーを飲みすぎると胃酸が多く分泌されるので胃の荒れる原因になったり、口の中のバクテリアが発生しやすくなることから口臭の原因にもなるため飲みすぎには注意しましょう。
今日はわたしたちの暮らしに欠かせないコーヒーについてご紹介していきたいと思います。
ブレンドコーヒーとストレートコーヒーについて
まず、ブレンドコーヒーとは2種類以上、多くて5種類程度の豆を使用しており、その豆たちが持つ特徴をそれぞれ活かしながら全体のバランスを保っていブレンドされています。
癖が少なく、味わいやすいことから毎日飲むのに適したコーヒーといえるのでお店などで出されるホットコーヒーはブレンドコーヒーであることが多いんですよ。
もちろんお店ごとにブレンドしている豆や配合などが異なるので、一言でブレンドコーヒーと言ってもいろんな味を楽しむことができます。
ストレートコーヒーとはブルーマウンテンやキリマンジャロなど一つの産地の豆のみを使用し、その豆がもつ香りや風味などの特徴や個性を最大限に味わうことができます。
いつもと気分を変えたいとき、冒険してみたいとき、豆本来の味を楽しみたいときに飲むのに適したコーヒーです。
さっぱりとした味わい、コクのある味わいって?
コーヒーは酸味が強い商品、しっかりとしたコクのある商品、フルーティーな商品・・・などとそれぞれの豆や挽き方によって味や香り、感じ方がまったくと言っていいほど違ってきます。
コクのあるコーヒーにはチーズやメープル、重めの生地のパウンドケーキが、フルーティーなコーヒーにはカシスやレモンなど果実感のあるスイーツが・・・などとコーヒーの味によって合う食べ物も変わってくるのですよ。
さっぱりとした味わいのコーヒーは浅煎りで豆の色が薄い茶色の商品が多く、酸味があるのが特徴的です。キリマンジャロ、ブルーマウンテンが代表的な浅煎りに適した豆といわれています。
コクのあるコーヒーは深煎りで豆の色が濃く、艶があり、酸味が少なく苦みとコク、重みがあるのが特徴的です。
酸味のあるさっぱり軽いコーヒーが好きな方はライトボディを、程よい酸味とコクが好きな方はミディアムボディを、酸味が少なくしっかりとした味わいと重みの欲しい方はフルボディを選ぶと良いでしょう。ちなみに筆者は重量感のあるしっかりとしたコーヒーが好きなので豆を購入する際はフルボディ(深煎り)を選ぶようにしています。
その他にも「ロースト」でも浅煎りや深煎りが表されることがあり浅煎り順で
ライトロースト→シナモンロースト→ミディアムロースト→ハイロースト→シティロースト→フルシティロースト→フレンチロースト→イタリアンロースト
となります。
ミルクと割りたい場合はフレンチローストあたりの深煎りがおすすめです。
酸味のあるさっぱりとした味わい、その中間、コクのある味わい
酸味のあるさっぱり系
ブルーマウンテン:バランスの取れた万人受けすると言われているコーヒー。切れのある酸味とコクが特徴的です。
キリマンジャロ:強い酸味のあるコーヒー。軽い口当たりの中にしっかりとしたコクもあります。
コロンビア:まろやかなコクとフルーティーさ、ほどよい酸味のあるコーヒー。日本ではエメラルドマウンテンと言われています。
グァテマラ:やや強めだけど優しい酸味、甘い香りが特徴的なコーヒー。ブレンドはもちろんストレートでも美味しく飲める豆です。
モカ:強い酸味と果実感のあるコーヒー。日本での人気も高く、甘みやコクのバランスもとれています。
酸味と苦みの中間
ブラジル:クセがなく、安価なことからブレンドに用いられることが多いコーヒー。酸味・苦み・コクのバランスが取れたコーヒーです。
ハワイコナ:酸味と甘みの中にやわらかな苦みとコクのあるコーヒー。全世界のコーヒー生産量1%にも満たない希少価値の高いコーヒーです。
苦みとコク・深み系
マンデリン:ほとんど酸味がなくコクと苦み、独特の後味が特徴的なコーヒー。
キリマンジャロ:酸味系の方にも登場し、前述では浅煎りの代表的な豆とありますが深煎りをすると独特な苦みとコクが出ます。
トラジャ:コクと苦みが強く、酸味がないコーヒー。芳醇な香りと滑らかさ、深いコクから「幻のコーヒー」と言われていた時代もあります。
豆によっては焙煎具合によって味がまったく異なってくることもあるのでコーヒー豆を購入する際は酸味がある方が好きなのかコクはどうなのか、ぜひ自分の好みを伝えてみてくださいね。
ブレンドコーヒーおすすめ4選
小川珈琲店 珈琲鑑定士ブレンド 粉
出典: Amazon.co.jp
・価格:793円
・コク:【濃い】
・酸味:【普通】
コロンビアやブラジルなどの豆を使用した深みと苦みのあるブレンドコーヒー。ブラックはもちろん、味に厚みがあるのでミルクで割ってもそのコクを味わうことが出来ます。アイスカフェラテがおすすめ。
神戸上島義弘ブレンド クセのないオリジナル ABブレンド
出典: Amazon.co.jp
・価格:1000円
・コク:【普通】
・酸味:【弱い】
酸味が抑えられたマイルドなコーヒー。普段苦みのまったくないコーヒーを飲む方には少し苦く感じることがあるかもしれませんが全体のバランスも良くクセがないのが特徴。熟成コーヒーにもかかわらず手ごろな価格ということもあり毎日飲むコーヒーとしておすすめです。
UCC 職人の珈琲 ドリップコーヒー あまい香りのモカブレンド
出典: Amazon.co.jp
・価格:1382円
・コク:【普通】
・酸味:【強い】
モカの甘い香りの中にフルーティーな味わいがあり、すっきりしたいときにおすすめ。ドリップタイプなので職場などでも手軽に美味しいコーヒーが飲めますよ。ラズベリー入りのチョコレートとの相性も良いので午後のコーヒーブレイクに。
スターバックス オリガミ パーソナルドリップ コーヒー ハウス ブレンド
出典: Amazon.co.jp
・価格:2600円
・コク:【普通】
・酸味:【弱い】
ほどよいコクと酸味のバランスが取れたブレンドコーヒー。豊かな香りとふんわりとした優しい香ばしさが特徴的です。ブラックはもちろん、少量のミルクを加えるだけでも印象が変わるので気分に合わせて使い分けるのもおすすめ。こちらも職場や旅先などの持ち運びにも便利です。
ストレートコーヒーおすすめ3選
土居珈琲 人気銘柄セット
出典: Amazon.co.jp
・価格:2295円
・コク:【濃い】
・酸味:【強い】
すっきりとした味わいのグァテマラとまろやかで甘みのあるエルサルバドルの2種類。焙煎度合いは豆に合わせて焙煎士のおまかせで送られてきます。どちらも香り高く、豆本来の味を楽しむことができますよ。豆のままだけでなく、粗挽き、中挽き、細挽きの商品もあるのでコーヒーミルがない方にはそちらがおすすめです。
コピルアク ストレート 自家焙煎 中挽き
出典: Amazon.co.jp
・価格:3750円
・コク:【濃い】
・酸味:【弱い】
バンドン産、非常に人気であるアラビカ種のコピアルクのみを使用した贅沢なコーヒー豆。比較的安価なだけでなく、鮮度にこだわりを持ったショップが販売をしており、焙煎して1か月以内の豆のみを出荷しています。酸味や苦みが弱く、深いコクと旨味が広がります。中挽きなのでペーパードリップやコーヒーメーカーを使うのがおすすめ。
ブルックス ドリップバッグコーヒー 3種お試しセット
出典: Amazon.co.jp
・価格:2480円
・コク:【普通】
・酸味:【強い】
キリマンジャロ、グァテマラ、ブラジルの3種類が各15パックずつ入ったお試しセット。酸味のあるすっきり爽やかで軽めのコーヒーが好きな人におすすめのラインナップになっています。窒素充填なので挽きたて煎りたてのおいしさを味わうことができますよ。
まとめ
毎日の生活に深く浸透し、普段何気なく飲んでいるコーヒー。しかし豆それぞれの特徴だけでなく、浅煎りか深煎りかなどによっても味わいが変わり、合わせる食べ物によっても後味や香りの感じ方がまったく変わってくる、そんな多くが深く歴史の長いコーヒー。
知れば知るほどいろんな種類を飲みたくなりますよね。
今度カフェに入ったときや、家でコーヒータイムを楽しむときには酸味の強いコーヒーにはオレンジのパウンドケーキやタルトなどフルーツ系のスイーツを、
苦みの強いコーヒーにはダークチョコやチーズケーキなどのバターや生クリーム系の甘いスイーツを合わせてよりリラックスした素敵な時間を過ごしてみてください。
きっと自分好みの組み合わせを見つけることができるはずですよ☆