もともとお酒が大好きで、日本酒はたしなむ程度の私ですが、歴史好きが相まって、京都は格別特別な場所なんです。
だからこそ、京都で飲むお酒は特別に厳選しています。
日本酒って歴史を感じませんか？創業の古い酒蔵が京都にはたくさんあるんですよ。
その場で飲むお酒も格別ですが、「また京都に行きたいなぁ～！」と思う頃に酒屋で買ったり、ネットでお取り寄せしたりもします。
種類にもよるのですが、体をHOTにしたい時には熱燗を。心を落ち着かせたい時には冷酒を。私なりのこだわりの飲み方もあるんです。
みなさんは日本酒を飲むとき、どんな飲み方をしていますか？
京都というと、伏見のお酒がとても有名ですが、今回は色々な酒蔵のお酒をご紹介します。あなたにぴったりの日本酒が見つかると嬉しいです。
目次
そもそも京都産日本酒って？
古都京都。古い歴史と伝統を今なお守り続けている都。
小さな酒蔵から巨大企業にもなった酒造会社が集まるのが京都です。黄桜・月桂冠なんかは特に誰もが知る酒造会社ですよね。
中でも桃山丘陵が原泉で、良質で豊富な水を使った伏見の日本酒は、柔らかい口当たりで、きめ細かいまろやかな味わいになります。
酒は水で決まるというぐらいですから、いい水を使った京都のお酒はとても美味しいのです。
伏見の名水
日本百名水にも選ばれている伏見にある御香宮神社の境内から湧き出る御香水。ペットボトルで汲んで帰る人も多いみたいですよ！
伝承によると、貞観4年（862年） 境内に香り高い清泉が湧きだし、朝廷から「御香宮」の名を賜りました。その水を飲むと病が治ったと伝わっています。
伏見は、かつて「伏水」とも書かれていた事もあります。質の高い水が豊富な地なのです。
伏見の日本酒に使われる、この天然の良水を楽しみたいというマニアさんには、お酒を飲む前に、ここへ行ってみるのはいかがでしょうか？
京都産日本酒の魅力
京都の日本酒は生産量全国2位というほど、酒造りには盛んな地域です。
まずは日本酒初心者さんの為の講座です。京都に限らずですが、日本酒の味はおおまかに「甘口」「辛口」があり、酒蔵や種類によっても様々あります。
甘口か辛口、どちらが自分好みかを知っておくのが日本酒を選ぶ最初の一番重要なポイントです。
あとは、スッキリした軽いものがいいのか？独特なクセの重めのものを好むのか、お店の人に相談しながら試飲を繰り返して、自分にぴったりのお酒を探しましょう。
ちなみに私は辛口が好みで、スッキリした味も好きですが、たまにはクセの強い物もチャレンジしたいと思う事もあります。
そしてもう一つ特別な楽しみ方、京都の日本酒を楽しむには・・・
京都の古き良き街並みや、山や川の自然の美しさを堪能しながら飲む日本酒は、「倍！！！」美味しさを感じさせます。
雰囲気に酔えるのも、京都で日本酒を飲む魅力の一つです。
より京都産日本酒を楽しみたい！京都産日本酒の飲み方例
出典: Amazon.co.jp
京都の日本酒と合わせるのに一番最強のおつまみと言ったら、漬物！私のお気に入りは「西利」のあっさり漬です。
京都に行く時は必ず店舗で食べたり、お土産に買ったりします。東京でもデパートに入っている事もあるので、よく買いに行きます！
あっさりした漬物は何にでも合います。西利のお漬物の中でも私が大好きなのは丸なすです。
ふわっとした触感とあっさりとした味に、日本酒がとても合いますよ。他にも壬生菜や千枚漬なんかもおススメ。
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焼き魚は日本酒にぴったり、京都と言えば西京漬け！甘めの西京漬けに、キリっとした日本酒がおススメです。鯖漬け味噌・鰆漬け味噌・鰤漬け味噌・赤魚漬け味噌が入っています、贅沢ですね。
お刺身・寿司・京都のおばんざいなんかはどれも日本酒との組み合わせバッチリ。和食と日本酒は切っても切れない組み合わせです。
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ちりめん山椒をおつまみにいかがでしょう？ご飯にかけて食べるのもいいのですが、そのままでも美味しい！とてもふっくらしています。塩加減も丁度良く、ピリリと効いた山椒、京都らしい上品で爽やかな味わいです。
大人のおつまみとして日本酒と共にいかがですか？私は冷ややっこに乗せて食べたりしますよ。
京都産日本酒選びのポイント
灘の「男酒」、伏見の「女酒」と呼ばれるほど、京都伏見のお酒は女性でも飲みやすいソフトな日本酒です。
まずは代表的な伏見の日本酒を飲むのがおススメです。
そして、京都には他にも様々な地域の日本酒があります。宮津・丹波・福知山など。日本酒にこだわりがある方にはこちらがおススメです。
京都には酒蔵見学ができる所もあります、そして記念館なんかもあります。居酒屋でも日本酒の飲み比べが出来る所も多く、「何を選べばいいのかわからない」という方には、まずはこんな所から攻めてみるのもいいかもしれません。酒蔵見学や記念館では、おいしい日本酒だけでなく、日本酒の歴史や作り方などたくさんの知識が得られる事間違いなし。
その場でしか手に入らない日本酒や日本酒を使った商品が手に入るかもしれませんよ。
お酒好きライターが教える！京都産日本酒おすすめランキング！
英勲 純米大吟醸 古都千年 斎藤酒造
出典: Amazon.co.jp
京都産の酒造好適米「祝」で醸した純米大吟醸。口当たりがよくスッキリ辛口ですが、やわらかい味わいも感じる。
爽やかで豊かな香りがたまりません！！海外でも賞を受賞するなど、高評価の大人気日本酒です。
とっても美味しかったので、友人にプレゼントしたほどです。
澤屋まつもと 純米 守破離 五百万石 まつもと酒造
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友人に勧められて飲み、感動した日本酒。純米ですがかなり美味い！！
安くてコスパ最高。柑橘系の香りに、すっきりした酸味と甘み、ちょっぴりガスの発砲感も嫌な感じではない。POPな感じで爽やかで私は好きです。
ラベルもとてもかわいくて好き、普段軽く飲むにはぴったりの日本酒です。
京生粋 純米吟醸 佐々木酒造
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京都のとあるお店で飲んでお気に入りのひとつになった日本酒。キリっとしていて味もしっかり、バランスがとてもいい。
どんな食事にも合うこと間違いなし！京都の素材（米・水・麹）にこだわって作られており、京都を丸ごと味わうにはもってこいの商品。
蔵元である佐々木酒造さんは、俳優の佐々木蔵之介さんのご実家でもあります！
聚楽第 純米吟醸 佐々木酒造
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「聚楽第」跡地から湧き出る「銀明水」を仕込み水で使い、京都産の「祝」を原料にしたキレのいい日本酒。
口あたりがよく、とてもまろやか。酸味が感じられスッキリと端麗で、飲みやすい。
和食に合う日本酒です。
ヌーベル月桂冠 特別本醸造 月桂冠
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バランスが抜群の正統派。過去にはモンドセレクション3年連続金賞受賞。洗練されたお米のやわらかい香りと、すっきりとした軽い味わい。 冷でも燗でも美味しい。
瓶がかなりオシャレでかっこいい、確実に飲み終わったら使える！！テーブルに乗ってるだけでオシャレ感増し増しですw
比較的スーパーなんかでも手に入る普段使いの日本酒です。クセがないので日本酒初心者におススメ。
玉乃光 純米大吟醸備前雄町100% 玉及光
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酒米の元祖「雄町」のみで醸した、米の旨味がしっかり感じられる、ふっくら厚みのある味わい。
やわらかくフルーティーな香りにほっこり。ちょっぴり辛口が丁度よく、酸味も感じられるおススメの日本酒です。
飲み飽きしない誰にでも満足いただける一品です。
アイスブレーカー 木下酒造
出典: Amazon.co.jp
ロックで楽しむ純米吟醸。とてもスッキリとした味わいで、暑い夏に冷やして飲めば最高！
瓶も水色で涼し気で、ペンギンのラベルがとてもPOPでかわいい。
アイスブレーカーとは「お酒が入ることで緊張感をほぐし、座を和ませるもの」を英語で「Ice Breaker」と言います。
無濾過生原酒で、氷の解け具合で変化する味わいをお楽しみください。とても大人気な京丹後の日本酒です。
抱腹絶倒 月の桂
出典: Amazon.co.jp
ワイングラスで飲むのがおススメ、クラッシュアイスを加えてもOK。一口飲めば、「あれ？これ日本酒？」と思考がパニックになりますw
白ワインじゃないかと勘違いするほどフルーティーで甘めの日本酒です！多分言われなきゃ本当にワインだと思いますよ。私もびっくりしました。
フレッシュで香りもよく、日本酒が苦手な人にもこれはイケるのではないでしょうか？日本酒の概念が変わる事間違いなしの、ちょっと変わり種の日本酒。女性におススメのとっても面白いです。
実はこのラベル、36種類もあるようで、出会えたラベルによっても楽しめます。
桃の滴 五百万石 純米大吟醸 松本酒造
出典: Amazon.co.jp
原料の五百万石ならではの旨味が感じられます。スッキリとした酸味と、果実のような香りと甘み、とても調和のとれた日本酒です。そして自然なガス感も爽やかでいいです。
私はお店でお漬物と一緒に冷でいただいた事があります、とても美味しかったです。
京姫 匠 純米大吟醸 京姫酒造
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山田錦を100%使用し、45％まで磨きあげた贅沢な日本酒。調和がとれ、飲みやすく飽きない味。
フルーティーさが特徴で、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」金賞受賞。最近ワイングラスで飲む日本酒ってとても増えましたが、とにかく香りがふわっと感じられていいものですよ。
ボトルもキレイな青で涼し気ですね。
まとめ
今回は、味だけではなく値段や手に入りやすさも考えて選んでみました。
京都のお酒、興味を持っていただけましたでしょうか。京都と言えば和食、それに合う日本酒が見つかればいいなと思います。
私が京都へ行く時は、必ず日本酒を探してしまいます。
ゆったりと古都を楽しみながらお酒を飲むのもいいですが、錦市場や四条あたりで立ち飲みなんてのも賑やかで楽しいですよ！
京都を思い出しながら京都の日本酒を自宅で思い出に浸りながら飲むのも乙なものです。
この記事を書いていて、京都の酒蔵巡りに行こうと決めた私ですw