仕事で一息つきたい時、おすすめしたいのが紅茶です。緑茶と違って、なぜかほっとするあの味、香りがたまりません。コーヒーほど苦くもないのでストレートでも良いですし、特に疲れた日はミルクティーの甘さもぴったり。
でも茶葉から逐一淹れるのは面倒なので、私はティーバッグ入りタイプを使うことが多いです。今回はそんなティーバッグの紅茶についてお話します。
目次
ペットボトルよりもお店よりもティーバッグ!
それぞれに魅力はありますが、今回はティーバッグのメリットをご紹介しましょう。簡単に言ってしまうと、ティーバッグはペットボトル紅茶やお店で頂く紅茶の良い所どり。
ティーバッグとはいえ茶葉の状態で入っていますから、出来立てがいつでも、自宅で楽しめます。また水は水道水で良いため、1杯あたりのコストも良いですね。
さらにお茶の濃さや茶葉の量・味・香りの変化も自分で自在に調整可能。お店では注文すればやってくれるところもあるかもしれませんが、ペットボトルも含め、完成品として提供されることが多いでしょう。
自分好みの味を作る際にも、茶葉の量など調節できるのでティーバッグは便利なんです。
ティーバッグ紅茶も茶葉にこだわりあり
ティーバッグでも、中に入っている茶葉は重要。特にブランド物ならば、茶葉そのものから作る紅茶と同等の味が楽しめます。中でも代表的なのが、
ダージリンにアッサム、そしてアールグレイです。
ダージリン
1つ目のダージリンは、インドにあるダージリンが産地。そのまま名前の由来になっています。
ぶどうのような独特の香りを持っていて、レモンなどの果物やミルクと合わせるよりも、ストレート向きの茶葉ですね。
アッサム
次のアッサムは、インドのアッサム地方で収穫されることからその名がつきました。紅茶にするとやや甘めで、香りもほのかに甘さを感じさせます。
濃さもあってか、ミルクティを好む人にはおすすめしたい茶葉ですね。
アールグレイ
そして最後のアールグレイですが、味よりも香りに特徴があります。茶葉そのものの香りではなく、ベルガモットの香りがつけられていのが特徴。
アロマとしても知られたベルガモットなので、より香りでほっこりしたい時におすすめです。
フレーバーって何?
紅茶におけるフレーバーは、味の種類というより香りの種類を指して言います。また茶葉そのものの香りよりも、果物などを使って別に香りづけした商品が多いですね。それらを総称して、フレーバーティーと呼ぶこともあります。
例えばアールグレイは、上でも触れたようにベルガモットを使っているフレーバーティー。ベルガモットはミカンのような柑橘系の果物で作られた香りです。
ティーバッグでもおいしく淹れるコツ
ティーバッグ紅茶を作るなら、ちょっと工夫してよりおいしさを深めましょう。例えばお湯を注いだ後はカップに蓋をするのがおすすめ。
特に香りがポイントとなる種類の紅茶は、ティーバッグを蒸らしている間に香りが逃げてしまうかも。ティーセットの皿でもなんでも良いので、カップを塞げるような日用品系の商品を用意しておきましょう。
またティーバッグを取り出す時は、カップの中で軽く回すか振るなどして、ティーバッグの中に残っている旨みを出すのもおすすめです。
ただおいしさを出そうと思って、指やスプーンなどでティーバッグを押すのはストップしたほうが良いかもしれません。過剰に押すことで、旨みだけでなく渋みが出てくることもあります。
紅茶は特に甘さが好きという方も多いと思いますから、仮に色が薄いかなと思ってもティーバッグを回して出る範囲に留めておきましょう。
ティーバッグ紅茶を選ぶならコスパで決める!
私は紅茶を選ぶ際、まず値段をチェックします。基本的に毎日飲み続けられる商品を探しているので、ティーバッグ1パックあたりの値段は安いに越したことはないんです。
もちろんたまには本格的な味をと思うこともありますが、それはその時選べばよい話。毎日高級ブランドばかりではお財布がピンチになってしまうので、続けられるかは重視します。
とはいえ、安くても飲み続けられるおいしさであることは大前提。あくまで自分が飲みたいと思った茶葉やお気に入りの味・ブランドの中で低コストを探しています。
ティーバッグ紅茶のおすすめランキング
では最後に、おすすめのティーバッグ紅茶をご紹介します。茶葉の種類が同じでも、ほかの部分でメーカーごとの違いが見られるので面白いですよ。
第8位 ばんどう紅茶 ノンカフェイン生姜紅茶
出典: Amazon.co.jp
まずはばんどう紅茶の生姜入りタイプ。冬など、体を芯から温めたい方にぴったりです。インド産のアッサムティーを使用。ティーバッグ部分は底がある立体的な形をしていて、中の茶葉が溶けやすくなっています。
ノンカフェインでもありますから、夜に飲んで眠れなくなる心配もありません。仕事や勉強で遅くなってしまった時でも飲みやすいですね。
ただストレートタイプの茶葉の紅茶と比べてしまうと、コスパがかかるのが欠点。
第7位 Janat アールグレイ
出典: Amazon.co.jp
続いてはジャンナッツのアールグレイ。スリランカ産の茶葉に、ベルガモットの香りをつけたティーバッグです。
香りもあってか、お茶系独特の渋みは少なく、甘めの味になっています。
やや割高ではありますが、味だけでなく香りもこだわりたい方におすすめです。
第6位 AHMAD TEA デカフェアールグレイ
こちらはノンカフェインのアールグレイ。実に96%ものカフェインカットに成功しており、本格紅茶を1日中楽しみたい方に最適です。
茶葉はケニア産の茶葉が使われています。
ノンカフェインにする過程では、味も香りもキープしやすい超臨界二酸化炭素抽出法を使っており、ブランド内での人気はトップ。ケースもおしゃれなので、紅茶好きのお友達へプレゼントとして贈るのもおすすめです。
こちらもやや値段が高めなので、自分で毎日継続するとなると難しいかもしれません。
第5位 日東紅茶 カフェインレスアールグレイ
出典: Amazon.co.jp
5位に選んだのは日東紅茶のカフェインレスタイプ。茶葉は6位と同じくケニア産の茶葉が使われていますが、価格が低めなので普段使いしやすいです。
ノンカフェインの割合は、ティーバッグ1パックあたり0.001g以下とこちらもかなり少なめ。夜に飲むことが多い方や、妊娠中など一時的にカフェインを避けて紅茶を楽しみたい方は使ってみてください。
第4位 リプトン イングリッシュブレンド
出典: Amazon.co.jp
お次はリプトンのブレンドタイプです。
イングリッシュブレンドは、ダージリンにセイロンやアッサム、ケニア茶などを組み合わせたもののこと。イングリッシュブレンドの場合は、ミルクティーにしてもおいしい組み合わせです。
どちらかといえば香りよりも味にこだわる方向け。ミルクティー以外にも、レモンなどのフルーツや砂糖などでの味調整が自由に行えます。ストレートだけでなく、色んな味を楽しめる紅茶ですね。
また100パックという大容量の割に、コストが低いので買いやすいのも魅力ですね。またパックの形状も立体的、座布団型と言われていて、紅茶がしっかり煮出せます。
第3位 リプトン イエローラベル
出典: Amazon.co.jp
そんなリプトンで知られているのがこのイエローラベル。ペットボトル飲料でもお馴染みなので、ペットボトルで愛飲している方には親しみやすい味と言えます。
リプトンでは自社栽培が行われており、産地からの輸入ではないのが特徴。さらに別途、ティーエッセンスと呼ばれる紅茶のおいしさの素のような成分をプラスしています。
このティーエッセンスはやはり自ら栽培した茶葉から搾り取ったもので、ただ茶葉を煮出すよりも濃い味わいに。
手軽に濃厚なストレートティーを楽しみたい方におすすめです。
第2位 日東紅茶 水出し紅茶ティーバッグ アールグレイ
出典: Amazon.co.jp
2位に選んだのは水出し紅茶です。逐一お湯で煮出すのが面倒、という方にはありがたいのではないでしょうか?
ちなみに8袋とティーバッグの個数が少なめなのは、1カップ用ではなく1l用だからです。1カップを200mlとすれば5杯作れる計算になりますから、コストも抑えられます。
保存用のボトルを用意しておく点、作って数日で飲みきる頻度の高さが条件となりますが、一旦作ってしまえばあとはコップに移して飲むだけなので便利です。
もちろんホットが良い時は、マグカップなどに移してレンジへ。
茶葉はアールグレイですが、アイスでもふんわりとしたベルガモットの香りが楽しめます。
第1位 日東紅茶 DAY&DAYティーバッグ
出典: Amazon.co.jp
ベストに推すのは日東紅茶のノーマルタイプです。
リプトンのように茶葉の製造までは行っていませんが、指定茶園という厳選された農園で収穫された茶葉を独自にブレンド。産地としてはインドやケニアが中心です。
アールグレイなどのような香り高さはない商品であるものの、ほっとする飲みやすい味が魅力です。シンプルな分、自分でミルクなどアレンジを加えてもおいしく仕上がります。自宅や勤務先などに常備して使うのにも向いていますね。
まとめ
ブレンドとしてはアールグレイが良いのですが、その日の気分でストレートだったり砂糖やミルクを足したりといったことを考えると、ブレンドティーが私の中ではベストでした。
基本はコストで選びつつも、ノンカフェインや水出しなど、いくつかの商品を時と場合で使い分けるのもおすすめ。たまには紅茶でほっこりして、緊張やストレスから解放されてみてはいかがですか?