サクサクした食感で、次から次へと手が伸びてしまうスナック菓子。
コンソメ味やバーベキュー味などのスパイシーな味から、チーズ味濃厚な味、ピザポテト味といった味まで、様々な味や食感を楽しめるお菓子が販売されていますよね。
メーカーごとに、同じようなお菓子であっても、微妙な味の違いや食感で人それぞれ好みが変わってきます。
スナック菓子のあの甘い味の中毒性はかなり強力(笑)で、今日気が付けばその食感や絶妙な塩加減の味にやられ、1袋完食してしまった……という人も多いでしょう。
わたしもおやつ時はもちろん、ご飯の時間にも食べてしまうほど好きです。同じ炭水化物だからいいですよね?なんて。
世の中にはたくさんのスナック菓子が出回っており、新商品の味付けや限定の味付けの商品なら、気になってついつい買ってしまうという人も多くいるのではないでしょうか。
そんなスナック菓子の中でも、特におすすめの人気商品をご紹介します。
スナック菓子ってどれを指す?
まずは簡単に、スナック菓子の定義についてご説明します。
デジタル大辞泉によると、スナック菓子とは食材としてジャガイモやトウモロコシなどを原料にして作られ、簡単につまめるお菓子のこと。
販売する場合は袋に梱包されていることや、甘味よりも塩気の強い商品が多い点も要素に含まれています。
代表的な商品にはポテトチップスやポップコーンがあります。
また際ほどご説明した食材であるジャガイモやトウモロコシ「など」としていることからもわかるように、厳密にはこの2種類以外にも原材料となる食材は多数存在しています。
他の食材としては、特にサツマイモや麦など、穀物であればスナック菓子に含まれやすいです。
スナック菓子の特徴や魅力
そんなスナック菓子、あなたはいつ、どんなタイミングで食べますか?
1人でスナック菓子を食べたいと思った時に食べるのも良いですが、いつもよりスナック菓子を美味しく感じるタイミングもありますよ。
併せてスナック菓子の美味しさの秘密も解説します。
大人数でワイワイ楽しむ時に便利
1袋に何枚も入っているのがスナック菓子の特徴です。
仮にスナック菓子を自宅で作る場合でも、1枚しか作れないということはありません。
使う食材の例をあげるならば、ジャガイモを使ったスナック菓子なら1個を薄くスライスしなくてはチップスになりませんし、ポップコーンはトウモロコシの1粒1粒が弾けてできるお菓子ですよね。
そのため、スナック菓子は常に家族や友人と、大人数で分け合うことができます。
多人数でも複数個ずつ分けられるので、大人数で開催するパーティにお菓子が必要という場合はスナック菓子がうってつけ。
食べるのも入手するのも簡単
スナック菓子は袋から開ければすぐに食べられます。
スナック菓子を食べる時は手づかみで良いため、食器を用意する手間も省けるのも魅力です。
脂っこいスナック菓子は紙ナプキンなどが必要ですが、食べ終わったらナプキンと袋を捨ててしまえばおしまい。皿洗いをする必要もありません。
またスナック菓子は1袋あたり100円前後で購入できるのも人気の理由です。
1人分を想定した小袋サイズや、値段は高めですが大容量の大人数サイズなど形態も様々。
場所や人数、シチュエーションに応じて選べる利点もあります。
ずっと食べ続けてしまう理由
頻繁に食べても、長時間食べ続けても飽きない。それがスナック菓子です。
しかしたくさん食べればいつかは満腹になりますし、時には他の味や食感も求めるもの。
スナック菓子はどうしてそうならないのでしょうか?
理由はスナック菓子の素材となっている穀物類と、製造に使われる油にありました。
穀物類は炭水化物、ひいては糖質を得やすい食材です。
油はそのまま脂質になり、いずれも人が生きるためのエネルギーとして使われます。
手足はもちろん、内蔵などを動かすために欠かせない成分であるためか、私たちはスナック菓子を食べた時に美味しいと感じやすいのです。
そして、何といってもスナック菓子の人気の秘密として外すことができないのがその食感。
しばらく時間がたっていても、美味しい食感をこれほどまでに保つことができるのはスナック菓子の大きな人気の秘訣と言えるでしょう。
揚げ物など、自分で調理した料理でここまでのからっとした食感を長時間保つことができるの商品や食品は他にありません。
またスナック菓子は強烈な味というより、チーズ味やチョコ味など、ややあっさりした風味が多いため、私たちは味が消えてしまうことを物足りないと感じてしまいます。
その結果、いつまでも食べ続けることを可能にしているのです。
食感、味、この二つがスナック菓子の人気の秘訣であると言えるでしょう。
種類で違う?スナック菓子の食べ方
スナック菓子はバリエーションも豊富ですが、個々に色んな食べ方ができ、様々な味を楽しむこともできるのもまた魅力と言えるでしょう。
もしそのまま食べる方法でしかスナック菓子と接してこなかったなら、以下の食べ方を試してみては?
新しい味、食感にさらにとりこになること間違いなしでしょう。
ジャガイモとトウモロコシはケチャップにつけると美味しい
主にジャガイモとトウモロコシが採用されるスナック菓子。そのためか、素材に合う味付けはお菓子になっても変わりません。
茹でたジャガイモやトウモロコシに、あなたは何をかけて食べますか?ケチャップ?マヨネーズ?それともドレッシングでしょうか。
スナック菓子に対しても、同じように行ってみましょう。
ただしスナック菓子にチーズ味やカレー味などの味が付いている場合は、それがケチャップなどとマッチするか考えてから試してくださいね。
また、食感も少し変わってきてこれがまた新鮮で最高ですよ!
甘めのスナックは牛乳と合う
クッキーなど甘い味のお菓子は牛乳にディップして食べる方法がありますが、スナック菓子にも適用されます。
スナック菓子にも少ないですが、甘めの味付けになっているお菓子があり、ディップはもちろん、完全に浸して食べても美味しいです。
また、甘いお菓子と同様に牛乳だけでなく、豆乳や練乳、コーヒーミルクを合わせることも可能なので、自分にはどれが合うか食べ比べてみるのも楽しいですよ。
しっとりとした食感になるので、人気スナック菓子の新たな魅力に気づけるかも。
おすすめの人気スナック菓子11つ
食べ方やスナック菓子そのものの味や食感などの観点を踏まえ、特におすすめの商品を7つピックアップしました。
そのまま食べても無論美味しいですし、アレンジが可能だと思ったら挑戦してみてください。
やおきん うまい棒チ-ズ味
出典: Amazon.co.jp
1商品目はやおきんのうまい棒から、もっともベーシックな味であるチーズ味。
こちらの商品は1本約10円という手軽さで、小さい頃からはまっていた人も多いのではないでしょうか。
うまい棒シリーズは日本人で知らない人はいないといっても過言ではないくらい人気の商品ですよね。
30本セットで販売されていることもありますが、買ったとしても300円ほどとコスパの面では最高峰のスナック菓子ですね。
それでいて今回ご紹介したチーズ味は、チーズということもあり濃厚さや大きさから、1本だけでもしっかり味わえます。
この食感も味わったことがある人が多いのではないでしょうか。また、チーズ味に関しては味だけでなく香りもかなり強いですよ。
大人買い初心者さんにも人気のこちらの商品。
個包装ということもあるので、毎日少しずつビールのおつまみにと買われることも多いようですね。
おやつカンパニー ベビースターラーメン チキン味
出典: Amazon.co.jp
こちらも長年親しまれている人気商品であるベビースターラーメン。
味はチキン味をおすすめします。
チキン味の他には、うましお味、ソース味、チーズ味、チーズカレー味などもあるようですよ!
ポリポリとした食感が何ともたまりません。ついつい手を伸ばしてしまいます。
そして最後はダイレクトに袋のまま口に運ぶのも人生の楽しみ!
また、最近では大きく食べやすいタイプの商品や、食べきりサイズの食品など、様々なサイズ展開がなされています。
自分の生活に合わせて選びたいですね。
また、アレンジとしてはそのまま食べても美味しいですし、お湯を注いでインスタントラーメンを食べるというのも美味しいです。
味が濃く、チキン味が強いので少しであればお湯に注いでも味が負けることはありません。
これはベビースターラーメンならではのアレンジと言えます。
食感はなくなるので少し物足りないと感じる人もいるかもしれませんのでその点に関しては注意。
ただそのまま食べてちょうど良い味の濃さを想定しているため、お湯を足しすぎて薄味にならないよう注意してくださいね。
ジャパンフリトレー ドリトスナチョ・チーズ味
出典: Amazon.co.jp
3つ目はジャパンフリトレーのドリトス。ドリトスの商品も非常に人気の高い商品ですよね。
分類はトルティーヤチップスですね。
海外の製品なので、国内外問わず多くに人から親しまれている味です。
チーズ味ということもあって、ケチャップをつける食べ方がよく合います。
もちろんそのまま食べても美味しいですし、本物のトルティーヤのように、様々な具材と併せて料理にするのもグッドです。
薄くて硬めなパリッとした食感、外国を思わせるスパイシーで濃厚な味わいは、様々なアレンジ方法で美味しく楽しむことができると思いますよ!
パンチのある味付けと、存在感ある食感がお好きだという人はぜひこちらの商品がおすすめです。
ジャパンフリトレー チートスBBQ味
出典: Amazon.co.jp
続いても同じくジャパンフリトレーからの人気商品であるチートスです。
チートス自体が小さなチーズという意味であり、チーズが入っています。
チーズ味でより濃厚さを楽しむのも良いですが、せっかくなのでほかの味(九州しょうゆ味など)も楽しみましょう。今回はバーベキュー味をセレクト。
焼肉やソースがチーズやベースのコーンスナックと相性抜群。ご飯のお供にするのもアリですよ。
Calbee かっぱえびせん
出典: Amazon.co.jp
次に紹介する商品は、その食感と絶妙な味付けに魅了され、ついつい食べてしまうスナック菓子といえばこれ、かっぱえびせんです。
「やめられないとまらない」のフレーズを知らない人はいないのではないかと思えるほどの人気ぶり。
日本問わず、海外の人からも人気の商品です。
ほかのスナック菓子と異なり、味付けはエビの味をはじめシンプルに抑えていますが、なぜか止まらないのですよね。
エビの風味と塩味が絶妙なんです。
そんなかっぱえびせん。エビは殻ごと取り入れており、カルシウムが得られるスナック菓子という一面も持っています。
栄養面でもほかのスナック菓子とは一味違いますよ。
こちらの商品に関しては、小さな子供にも食べてもらいたいということから、子供用のかっぱえびせんも販売されているんですよ。
普通の商品と比べても味が薄味で、塩分濃度も低い商品です。
また、サイズ感としては食べきりサイズの商品から、大きなサイズの商品まで販売されていますので、自分の必要に応じたサイズのお菓子を選びたいですね。
小さな子から、大人まで幅広く人気の国民的な商品であると言えるでしょう。
亀田製菓 ハッピーターン
出典: Amazon.co.jp
怪しい白い粉、魔法の粉と話題のハッピーターンも見逃せない人気スナック菓子の1つ。
数少ない甘めの商品でもありますね。
ベースとなる原材料は米ともち米なので、甘味も合うのは納得。
ハッピーターンも様々な味(やみつきコンソメ味、チーズ味など)がありますが、始めて食べるならば通常の味をおすすめします。
普通のせんべいにもあるパリッとした食感を残しつつ、他の商品にはない味を持っているのがハッピーターンと言えるでしょう。
こちらの商品は、個包装になっているので食べすぎを抑えることができるという点でうれしいですよね。
最近では一口サイズの商品も販売されているようですよ。そちらも非常に食べやすいのでぜひお試しください。
東ハト キャラメルコーン
出典: Amazon.co.jp
ラストも甘めな味付けのスナック菓子。東ハトの人気商品キャラメルコーンです。
こちらもスナック菓子としての歴史は長く、幼少期から知っている人も多い商品。
甘さに飽きてしまわないよう、ローストピーナッツが含まれているのも特徴ですね。
塩気を含んだピーナッツは、キャラメル味とも相性抜群。
塩キャラメル味なんて昨今のスイーツで見かけますが、塩スイーツだからというだけでなく、キャラメルコーンでかつて親しんだお菓子だから人気なのでは?とわたしはこっそり考えています。
1番はノーマルのキャラメル味ですが、ミルク味やチョコ味など、スイーツを基調にしているほかの味もおすすめ。
最近ではいちごミルク味や抹茶ミルク味、そしてなんとクリームソーダ味なんて珍しい味もあるようですよ。気になりますね。
いずれも甘めの味付けの商品が多いので牛乳と一緒に食べると美味しいです。
先ほどご紹介したアレンジ方法のように、浸して食べても本当においしいですよ!ぜひお試しください。
カルビー じゃがりこ サラダ味
出典: Amazon.co.jp
こちらも大人気の商品である、カルビーのじゃがりこです。
こちらの商品、小学生の遠足などでは必ずと言っていいほど持ってきている人がいたのではないでしょうか。
じゃがりこは、最も定番なサラダ味に加え、チーズ味、じゃがバター味など複数個の超人気の味があると思います。
複数人でじゃがりこの味について熱い議論を交わした経験があるという人もいるのではないでしょうか。笑
殿堂入りの人気のサラダ味、チーズ味、じゃがバター味のほかにも、期間限定の味付けの商品や、地域限定の味の商品など、
じゃがりこの味付けの幅広さは探せば探すほど出てくると思います。
皆さんも、王道の味だけではなくさまざまな味に挑戦してみて、あまり人気ではないけれど自分にとってのお気に入りの味を探してみてはいかがでしょうか。
カルビー 堅あげポテト ブラックペッパー
出典: Amazon.co.jp
スナック菓子を選ぶ際には、味よりもなによりも食感を重視するという人や、味が魅力的でも食感が物足りないと好きになれないという人!
そんな人に一度は絶対食べていただきたいのがこちらの堅あげポテトです。
こちらの商品ですが、私は初めて食べた時に本当に美味しくて初めてスナック菓子に感動を覚えました。
その「美味しい」、はこの商品の食感にあります。他の商品と比べて圧倒的にパリッパリの食感を感じることができるのです。
かみごたえがあって、そして噛めば噛むほどうまみを感じることができるのです!
ただし、食感が強すぎるので食べすぎには注意。
私はこれを夢中になって食べすぎた結果、次の日顎が筋肉痛になりました。
今回はブラックペッパー味をご紹介しています。
ノーマルの味としてはうす塩味があるのですが、私は断然ブラックペッパー味がおすすめです。
何より、ビールのおつまみに最適です。
ブラックペッパー味の堅あげポテトと一緒に飲むビールは本当に美味しいです。ぜひお試しください。
カルビー ピザポテト
出典: Amazon.co.jp
無性に食べたいと感じさせるのがこちらの大人気商品。ピザポテト味ですよね。
スナック菓子でピザ味といえば、どんな人でもピザポテト味だと答えるのではないでしょうか。
こちらの商品は、一時期生産を中止した時期があり、その際にはかなり話題になりました。
改めてピザポテト味の魅力を感じたという人も多くいるのではないでしょうか。
ちなみに、私もそのうちの一人です。
カルビーは様々な人気の味の商品を展開していますが、ピザポテト味というのはなかなか珍しいなと感じる人も多いはず。
(ただ、最近ではよりチーズの味を強くさせた濃厚チーズ味というのも販売されているようです。)
そしてピザポテト味のこのギザギザとした形によって、ざくっとしたたまらない食感が生まれるんですよね。
食感、味ともに感激ですよね。皆さんもピザポテト味が販売されていることに感謝しつつ、味わって食べていただきたいと思います。
東ハト あみじゃが うましお味
出典: Amazon.co.jp
最後にご紹介するのが東ハトでも非常に人気のこちらの商品。あみじゃがのうましお味です。
こちらのあみじゃがうま塩味の人気ポイントは何といってもその食感にあります。
ポテト系スナックにはめずらしく、かなり分厚く食べ応えのある食感となっています。
基本的にポテト系のスナックは、薄くパリッとした食感の商品が多いですよね。
新感覚の食感を楽しむなら、あみじゃが うま塩味でまちがいなし。
そして、新感覚なのは食感だけではありません。
風味にもかなりの特徴があります。
この商品自体、フライドポテトを目指しているそうで、ばりっと口に入れたときに鼻から抜ける香ばしいいもの風味が本当に病みつきになります。
味のバリエーションとしては、今回は定番のうま塩味をご紹介しましたが、他にもコンソメ味やのり塩味などがあります。
まずは定番で食感、風味を楽しんでから、他の味にもチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
手軽さゆえについ止まらなくなってしまうスナック菓子は、様々なメーカーがたくさんの人気商品を生み出しています。
個々に味の種類が複数あるため、迷ってしまうという人も多くいるのではないでしょうか。
そんな時は、今回触れたおすすめや、やってみたい食べ方を参考に探してみてください。
今日のおやつはスナック菓子で、家族や友人、大人数で盛り上がりましょう。