【使い方】業務用・家庭用ガス炊飯器おすすめランキング10選|人気製品を比較!

炊飯器は家電ですが、ガスで炊く製品もあるってご存じでしたか?業務用のガス炊飯器もあるので、定食屋さんなどで見かけたことがある方もいるかもしれません。お店でも使うだけあって、電気炊飯器とは異なるガス炊飯器ならではの味を楽しむことができます。言い換えれば、お店の味に近いごはんが堪能できるんです。

今回はそんなガス炊飯器に関して、業務用だけでなく家庭用サイズも含め、それぞれのおすすめをランキング形式でご紹介します。

 

ガス炊飯器とは?ガス炊飯器のメリット

ガス炊飯器

あまり聞き慣れないガス式炊飯器という存在。通常、一般家庭で使われている炊飯器は電気式のものが多く、コンセントに差し込むだけでどこでも簡単にご飯をたけるメリットがあります。

一方で、ガス式炊飯器はご飯をたく熱源として、ガスを使います。電気式のものより火力が高く、古来より行われきたかまど炊きにかなり近い状態で炊くことができるので、ご飯本来の美味しさを最大限に引き出すことができます。

ガス式炊飯器最大のメリットはここにあります。電気式のものよりも高火力でさらに美味しくご飯を炊き上げることができるのです。ガス式炊飯器で炊いたお米を食べると一瞬でわかるのが、お米の美味しさの違い。同じお米でも電気式炊飯器で炊き上げたものとガス式炊飯器で炊いたものでは、大きな差が生まれます。

お米のツヤ、甘み、ふっくら感・・・どれをとってもガス式炊飯器で炊いたお米の方に軍配があがります。ガス式炊飯器というと調理室にあるような業務用の大容量のものを想像しがちかもしれませんが、家庭用で使えるようなモデルを取り扱っているメーカー製品もあります。

また、電気式の炊飯器に比べて、ランニングコストを抑えられるというメリットも。ガスは高火力であるので、電気式の炊飯器よりも炊飯時間を短く抑えることができるので、同じ量のご飯を短時間で炊き上げられます。電気代の単価とガス代の単価は、地域や供給会社の単価によって細かく変わってしまうので、一概にいくらくらい安くなるということについてここで言及するのは避けますが、我が家の体感としては、炊飯の光熱費はガス式炊飯器の方が安くなっているように感じます。

ガス式炊飯器のデメリットとしては、市場規模が小さいので対応している製品がそこまで多くないことや、ガスを使うということで総合的に安全面で電気式に劣る点もあります。しかしながら、ガス式炊飯器で炊くメリットは大きく、毎日食べるご飯だからこそ、この炊飯器を活用して欲しいですね。

 

ガス炊飯器の使い方は?

ガス釜で炊き込みご飯

ガス炊飯器は、以下の手順で使います。ガス炊飯器は電気炊飯器とはまた違った風味になるのも特徴で、好みで選んでいる人も多いようす。また短時間で炊きがあることからガスを使い続けない=光熱費の節約を目的に使うのもおすすめです。

 

ガス栓との接続は専用器具で

ガス炊飯器は電気炊飯器のように、本体と熱源とただ繋げばよいわけではありません。方法を間違えるとガス漏れになり、火事の原因にもなりますので、コードなど専用機器を用いて行います。隙間なくつなぐために、接続直前には炊飯器・ガス栓・コードいずれにもホコリなどがないことを確認、カチッと音がしたらつなげた証です。

 

最低20分は加熱

研いだお米をセットしたら、スイッチを入れるだけですが、時短できると言っても20分は炊き続けているかチェックしましょう。もし20分より前に終わってしまう場合は、ガスの量を調節してみてください。火力が強すぎると中の釜が焦げるなどのデメリットもあります。

 

炊きあがり後はしばらく蒸らす

美味しさにこだわるなら、炊きあがってすぐには蓋を開けず、10分前後蒸らしましょう。あまり長すぎるとご飯がべちゃっとしてしまうので、炊飯器の前で待てない場合はスマホの目覚まし機能など、時間がわかるものを用意しておくと安心です。

 

保温機能に頼りすぎない

ご飯が余った場合、保温機能のあるガス炊飯器であれば釜の中に残しておくこともできますが、時間がたつといくら保温できると言ってもご飯が劣化しやすくなります。ガス炊飯器にもよりますが目安は4~5時間ほど。その間消費しきれない場合は、タッパーなどに移して冷凍保存しましょう。

 

あなたに合うのはどれ?ガス炊飯器の種類

ガス炊飯器

ガス炊飯器はいくつかのタイプで分類することができます。どのタイプが自分、あるいは家庭に見合うのかを知っておくと、選ぶ際も失敗しにくいです。

 

ガスは都市かプロパンか

ガスは都市ガスとプロパンガスの2通りがありますが、ガス炊飯器はどちらか専用に分けられています。ガスの性質が異なるためで、家で都市ガスを使っているならプロパンガス専用のガス炊飯器は使うことができません。逆を選んでしまわないように、きちんと確認しましょう。

 

内釜の素材で炊き方も変化

ガス炊飯器は内部の素材にも種類があります。例えばステンレスはやや高価なガス炊飯器に使われることが多いです。本体の耐久性がよく、高温で炊くことができます。マイコン式は、ヒーターで内釜を温めて加熱する方式で、素材はアルミを使っていることが多いです。

そして電子ジャーは電力を必要とするタイプで、マイコン式による省エネも可能としています。

 

保温のみか再加熱可能か

炊いた後保温が可能なガス炊飯器の中には、冷めてしまった後に再加熱できる機能を有した商品も。再加熱である程度おいしさを取り戻すこともできるので、保温時間が長く、かつ先に触れたような冷蔵保存はしたくないという方は再加熱機能を重視してもよいでしょう。

 

ガス炊飯器の選び方のポイント!

業務用炊飯器としゃもじ

ガス炊飯器は電気炊飯器ほど数はないものの、上記のようにいくつかの種類がありますし、また商品ごとの特徴も様々です。買ったのに使えなかったなんて事態にならないよう、以下のポイントも抑えておきましょう。

 

設置場所に見合うサイズか

これは逆に、ガス炊飯器を置ける場所があるか?という問題にも繋がるのですが、ガス炊飯器はその仕組み上、設置場所が限られています。例えば高熱を発することや火事防止のため、周囲から10~30cmは離さなくてはいけません。それができない場合は、別途防熱が可能な板や仕切りで壁を守る必要があります。

つまり40cm四方のスペースがあっても、炊飯器は30cm未満でなくてはいけないということになります。大きなガス炊飯器ほど、より広い設置場所が求められると覚えておきましょう。

 

炊く量や機能は選びすぎない

大は小を兼ねますし、利便性が高いことに越したことはありません。しかし1回に炊くことのできる量が多い炊飯器はサイズも大きくなりますし、できる機能の数も含めて価格も高くなりがちです。結局使わない機能があるとコストの無駄ですから、今の炊飯器で使っている機能を中心に、炊き込みモードやタイマーなど必要な項目をまとめてみましょう。

量については1人1合ですが、1回に2杯も3杯も食べる人ならその分だけ増やす。反対に小食なら0.5合など減らすことで無駄がなくなります。

 

メーカーはパロマかリンナイが主流

有名ブランドを重視する場合は、パロマあるいはリンナイ製のガス炊飯器がおすすめです。というよりこの2社以外ではあまりガス炊飯器を展開しているメーカーはなく、必然的にどちらかになる可能性が高いでしょう。

それぞれの機能から好みで選んでもよいですが、ガス関連の家電でどちらかのメーカー製品を使っているのなら、炊飯器も同じメーカーの方が使いやすいです。

 

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ごはん本来の美味しさを引き出してくれるのが、ガス炊飯器のメリット。ガス製品の大手であるリンナイの直火匠は、このメリットを最大限に実現してくれる炊飯器です。

かまどの電熱を再現する本焚白米モードでは、ガスの高火力で釜全体に熱を加え、強い熱対流を発生させることにより、釜の中にあるお米一粒一粒に命を吹き込むようにしっかりと加熱して炊き上げてくれます。

熱対流によりお米がまんべんなく加熱されるので、お米のツヤや甘みが際立ちます。実際に炊き上げたお米を見てもお米のツヤが輝いています。その炊きたてのお米を口に運び、ゆっくりとかみしめるとお米の甘みを存分に味わうことができます。

筆者の以前は電気式炊飯器を使用してお米を食べていましたが、このリンナイのガス炊飯器である直火匠に買い換え、同じお米であっても美味しさが全く違う次元に達したことを強く感じています。驚くほど差があるといっても過言でありません。

炊飯モードも豊富で、本焚白米・白米・白米急ぎ・炊き込み・おかゆ・玄米という6メニューから最適なものを選ぶ事ができます。もちろん、通常の炊飯器同じように予約タイマーの設定もでき、平日・休日・朝・夜といった使い分け機能も搭載されているので、各家庭のスケジュールに合わせた炊飯ができ便利です。

 

【業務用】ガス炊飯器おすすめランキング5選

ではガス炊飯器のおすすめランキングをご紹介してい行きましょう。まずはたっぷりのご飯が炊ける業務用です。お店や施設用に探している方や、大家族の方におすすめ。

 

5位 リンナイ 業務用ガス炊飯器RR-50S1-LP

最大級の5升サイズ

業務用5位は、リンナイの5升入るガス炊飯器をチョイスしました。お店の規模にもよりますが、かなり大きい分値段も最大レベルです。またどちらかというと横長の形なので、場所を広く確保する必要があることから5位としています。ただ大型ながら炊きムラはできにくく、端っこがべたべた、中央が硬いなどの差は作りにくいのが魅力。

ちなみにリンナイのガス炊飯器は、この商品を含め同じタイプでプロパンと都市ガス両方のタイプがあるようす。外見は同じなので、購入時は注意してください。

 

4位 リンナイ 業務用ガス炊飯器RR-20SF2-LP

省スペースにも役立つ2升サイズ

業務用といえどさほど大きくなくてもよいなら、リンナイの2升サイズもおすすめです。45シリーズと呼ばれる省スペースにこだわったガス炊飯器でもあり、最大幅は45cmほど。スペースの限られた店舗にも置くことができます。また内部の釜はフッ素加工が施されているため、炊いたご飯を釜にべたつかせることなくキレイに取れ、お手入れも楽です。

圧電点火方式を採用しているためか、単2電池が必要なので、使いはじめる時には用意しておきましょう。5位同様焼きムラの起こりにくい、ふっくらとした炊きあがりが楽しめます。

 

3位 リンナイ 業務用ガス炊飯器RR-30S1-13A

立方体に近い中間サイズのガス炊飯器

3位に選んだのはリンナイから3升サイズのガス炊飯器です。4位に比べると幅はさほど変わりませんが奥行や高さも幅に近いサイズになっており、細長さよりも立方体のようなどっしりとした印象を与えます。圧電点火方式、フッ素加工などはメーカー共通の特徴のようで、このガス炊飯器にも備わっています。

ただ場合によっては重ねてのコーティングが特徴のテフロン加工の方がよいと感じることも。ご飯のこびりつき防止はフッ素加工でも十分ですが、ご飯をよそる方がつい力を入れて釜をこすってしまう場合は、フッ素加工が取れやすいかもしれません。

 

2位 リンナイ 業務用ガス炊飯器RR-S100VL-13A

1升サイズはポット型

5位とは反対に、業務用の中で最小レベルと思われるのがこの1升サイズのガス炊飯器です。4位よりもさらに細長い形をしているので、量の少なさよりも省スペースにこだわる方におすすめ。ただ電源として電池ではなくACアダプターを使っているので、ガス栓だけでなくコンセントの確保もする必要があります。

AC電源を使うのは、メニューが充実しているためでしょう。保温や容量別のメニュー(2~11カップ対応)、白米だけでなく無洗米も炊くことができますし、研いですぐ炊くのではなくしばらく付け置くモードも存在。状況に応じて使い分けられるのも便利です。

 

1位 リンナイ 業務用ガス炊飯器RR-15VNS2-1-LP

省スペースかつ保温も可能!

業務用の1位に選んだのは、1.5升サイズのガス炊飯器です。全てリンナイになってしまいましたが、業務用ガス炊飯器ではさすが最大手と言えますね。今まで上げたガス炊飯器の中では少な目の容量ですが、コンパクト45シリーズの1つでもあり、場所の確保が容易。スマートタイプながら2位よりも容量が多くお店用には向いていることから1位にしました。

このガス炊飯器は炊くだけでなくジャー機能による保温も可能です。またスイッチなどの稼働には電源と電池を使うので用意しましょう。釜はフッ素加工済み、炊きムラの起こりにくい均一な炊飯もメーカー共通です。

 

【家庭用】ガス炊飯器おすすめランキング5選

続いては家庭用です。業務用に比べると炊ける量は少ないですが、自宅で使いやすい機能や設置しやすいコンパクトさなどのメリットを持っています。

 

5位 パロマ ガス炊飯器 炊きわざ PR-M09TR -13A

たくさんの機能が欲しい方に

家庭用5位は、パロマの炊きわざシリーズから PR-M09TR型を選びました。白米での炊飯はもとより、おかゆや炊き込みご飯、ただでさえ早いガス炊きをより時短で行える早炊きなど、メニューが豊富なガス炊飯器です。表面に液晶画面と各種キーがあるので、操作しやすいのも魅力。

しかしその分、業務用の大容量タイプにも匹敵する価格なので、機能面にこだわらない人には向かないでしょう。濃いピンクと黒など、デザインが炊飯器に見えないのも特徴です。パロマもまた、同型機器で都市ガスとプロパン両方があるので、間違えないように。

 

4位 リンナイ 直火の匠 タイマー・ジャー付きガス炊飯器

出典: Amazon.co.jp

リンナイ 直火の匠 タイマー・ジャー付きガス炊飯器
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電気炊飯器っぽい形が特徴

業務用のガス炊飯器を見ればわかりますが、電気炊飯器とはちょっと違う形が多いですよね。しかし4位に選んだリンナイの直火の匠は、一見すると電気で動きそうな形をしています。蓋にメニューや液晶画面がついているとことも電気炊飯器にそっくりですね。

ゆえに電気炊飯器からガス炊飯器への切り替えにはおすすめ。操作で慣れないという心配がありません。色はダークブラウンとシルバーの2色から選べます。ただ5位同様コスパは高いので、購入時には注意しましょう。

 

3位 パロマ ガス炊飯器PR-S10MT

持ち運びやすい炊飯器

3位は再びパロマのガス炊飯器です。重さが6.1kgとガス炊飯器にしては軽め。10kg近くするガス炊飯器も多いので、軽さにこだわる方におすすめします。大きな持ち手もついており、移動にも便利。基本ガス栓につなぎっぱなしのガス炊飯器ですが、使う時だけ接続して普段は別の場所に置いておきたいという方にも役立つでしょう。

マイコン制御されており、炊き分け、セパレート機能、タイマーと言ったメニューも充実しています。4位・5位に比べれば安くもあり、求めやすいガス炊飯器です。

 

2位 リンナイ こがまる

細長い安価炊飯器

コスパを徹底するなら、リンナイのこがまるがおすすめです。5.5合炊きをチョイスしていますが、3.5合で十分であればもっと安くすることもできます。本体も3.5kgとより小ぶり。操作がレバータイプのスイッチであり、液晶画面などもないのでコスパを抑えやすいのかもしれません。

その分目立った機能はないので、タイマーや保温を始め、機能で欲しいものがある方には不向きです。カラーにはシンプルなブラックのほか、ローズピンクも選べます。

 

1位 パロマ ガス炊飯器 PR-09EF

ご飯の柔らかさ調整が便利!

1位に選んだのはパロマの炊飯器からPR-09EF型です。外観は2位に近く、炊飯のスイッチなどもレバータイプで複雑なメニュー・機能は搭載していません。ただ内釜の水位線は単に量別で指示されているのではなく、炊き上がりの状態が柔らかめか硬めかでも分かれているのがポイント。

メニューでモード切替などを行わなくても、希望の硬さの水位線に合わせて水を入れるだけで好みのご飯ができあがります。コスパもよいので、炊き込みご飯やおかゆを作りたいのでなければイチオシです。

 

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